羽根木公園パンフレット その1 歴史 羽根木公園のなりたち 羽根木公園は東京都により昭和31年1956年に開設され、昭和40年1965年に世田谷区の管理になりました。公園名の由来は、現在の代田四丁目に編入される前はトビハネギと呼ばれて、北に位置する羽根木町の飛び地だったことからきています。 この場所は小高い丘になっており、1700年頃、ロクロウジという農具を造る鍛冶屋が住んでいたことからロクロウジヤマと呼ばれていました。公園になる前は、実業家で茶人であるネヅ カイチロウの所有だったことからネヅヤマと呼ばれた雑木林でした。梅丘図書館うらの樹林地に面影を見ることができます。 みどころ バイリン 世田谷に春を呼ぶバイリンは、昭和42年1967年区議会議員選出記念として、55本の梅を植樹したのを始まりに、10回ほどの植樹により紅白あわせて約650本の、みごとなバイリンとなりました。品種は60種類ほどあり、実のなる品種も多く、6月上旬には障害児学級や福祉作業所による梅もぎも行われます。2月上旬より3月上旬まで「せたがや梅まつり」が開催されます。期間中は売店や園芸市などが出て、多くの人で賑わいます。詳しい日程は区のお知らせをご覧ください。 茶室 バイリンには茶室ニチゲツアンと和室・休憩所セイシンドウがあります。茶道などの席として利用されています。 ニチゲツアンは、昭和58年1983年竣工 面積49.09平方メートル 間取りは、一畳なかいた三畳の席とこしかけまちあいとたてみずやです。柱は栗、天井は、すぎもくかがみいた、じいたは、やまかりん、なかいたは、松が使われています。 セイシンドウは、平成4年1992年竣工 面積261.09平方メートル 間取りは、有料のかみざしき八畳、しもざしき十畳、こま四畳半と、無料休憩所の土間です。ほかにみずやと台所があります。古民家の部材を活かし、檜や杉を主体に作られています。 庭 ニチゲツアン路地は、飛び石づたいの腰掛けまちあい、オリベドウロウやフセンガタミズバチのツクバイの組み合わせ、そしてコマ路地は、セイシンドウ玄関の横手の飛び石づたいの腰掛けまちあい、クラマイシのツクバイやハッカクイケコミドウロウをそれぞれ組み合わせ、構成されています。 ひろま路地は、しばふの庭を主に、あおいしの自然掘れのミズバチによるオリツクバイがあります。 開館時間は午前9時より午後5時まです。 休館日は毎週月曜日です。祝日・振替休日の場合は翌日となります。年末年始とそのほかに臨時休館日があります。 利用申込は、けやきネットでの申込み、抽選になります。 羽根木公園への交通のご案内 電車では、小田急線うめがおか駅より徒歩5分、京王井の頭線ひがしまつばら駅より徒歩7分です。 バスでは、東急バス 代田4丁目バス停より徒歩7分、小田急バス うめがおか駅バス停より徒歩5分です。 駐車場は32台分あり、30分100円です。台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関でおいでください。 ご利用のルール ・ タバコは受動喫煙防止のため、ご遠慮ください。 ・ 犬は、リードを付け、フンは持ち帰りましょう。 ・ 火の使用はできません。ただし、開園時間内のプレーパークは除きます。 ・ 早朝、夜間は静かにしましょう。 ・ 団体利用や撮影には、事前の届出が必要です。 ・ ほかの利用者や近隣に迷惑となる行為はやめましょう。   所在地 世田谷区代田4丁目38番52号 総面積 79,650.71平方メートル 問い合わせ先  北沢公園管理事務所  電話03-5431-1822 羽根木公園管理事務所 電話03-3322-0415 プレーパーク 電話03-3324-9284