玉川総合支所庁舎および区民会館 改築だより第6号 平成28年8月30日発行 玉川総合支所地域施設整備担当課 電話03(3702)2153 FAX03(3702)0942 ●玉川総合支所庁舎及び区民会館改築工事「基本設計報告会」及び「条例に基づく説明会」を開催しました。 玉川総合支所庁舎・区民会館は、平成 32 年度開設をめざして、平成 26 年度に基本構想を策定し、平成 27 年度から新庁舎等改築工事の基本設計を進めてまいりました。 このたび、玉川総合支所庁舎・区民会館改築工事の基本設計報告会を、6月23日(木)、6月25日(土)に開催し、延べ35名の参加をいただきました。また平成28年度からは実施設計を進めており、条例に基づく説明会を同時に開催しました。 ●説明会の質疑及び説明会後にいただいたご意見の一部をご紹介します。 【Qご質問・A回答】 Qケヤキについては、できれば移植せずそのままにしてもらいたい。Aケヤキの樹木診断結果では、度重なる剪定や地面がタイルに囲まれた環境で、地中に雨水が入らず、かなり弱った状態との診断です。環境を変えることで元気になる可能性があるということで、ポケットパークへの移植を考えております。 Q コミュニティ広場やパサージュについて、夜間の防犯対策は照明やカメラ等で何かされているのか。 A 広場は原則24時間通り抜け可能な状態で検討しておりますが、状況によって管理用シャッターで管理可能な計画としております。防犯カメラは設置の予定ですが、配置等は外部の照明計画と併せ実施設計で検討します。 Q 現状、北側の道路は夜とても暗い。今回照明等の防犯上の対策はどのように考えているのか。A北側道路は住環境の整備に関する条例に基づき、歩道部分が広くなりますので、照明等についても今後の実施設計の中で検討します。Q建物の西側外壁は、道路からどの程度セットバックされるのか。A歩道状空地が約2メートル、さらに緑地部分が1メートルなど、合わせて約4メートルほど道路境界線から後退した計画を予定しております。 Q 西側の屋上の機械室の高さは地上からどのくらいになるのか、日影の関係で教えてもらいたい。A地上から約21メートルの高さとなります。Q「工事費60万/u」は高すぎるのではないか。工事費が高いことがわかっていて、なぜオリンピックの前に工事を行うのか。 A 東日本大震災の影響や、オリンピック関連施設の建設等により工事費が高くなってきておりますが、公共施設整備については、区の財政中長期計画の中で定めて、計画的に整備を進めております。また事務室のレイアウトを工夫するなど、経費の削減に努めております。Q庁舎建替えよりも待機児童対策のほうが優先するのではないか。 A 待機児童対策については、区の重要課題と認識しており、全庁をあげて取り組んでおります。Q防災倉庫は何名分備蓄可能なのか。また避難の受入れ場所は確保されているのか。 A 玉川総合支所は災害時は地域対策本部となるため、備蓄物品は職員用の3日分と、帰宅困難者分としてプラス10%を想定しております。防災倉庫は今後の備蓄物品増を見込み、100uを計画しております。避難者の受入れ場所については、コミュニティ広場や区民会館ホール等で一時的な待機が可能な計画となっております。 Q 駅側の公衆トイレが今回の計画でなくなっているが、代わりになるようなものがあるのか。 A 支所の解体が始まる前までに、東急電鉄において等々力駅改札近くにトイレを設置する方向で調整しております。Q旧玉川高校跡地の仮庁舎は、現在の都税事務所を解体して、新しく建てるのか。費用対効果について検討したのか。 A 仮設建築物は、法律上1つの目的のためにしか利用できず、現在の都税事務所の仮庁舎は、建替え工事を行う期間中のみ、仮設建築物として存続することができます。そのため、玉川庁舎の建替え工事を行う際には、新たに仮設建築の許可が必要となり、東京都が建物を解体後、改めて区で仮庁舎を建設します。 Q 仮庁舎に移転後の、改築工事に関する窓口はどこになるのか。 A 工事事務所が工事現場にできる予定で、施設営繕担当部とともに地域施設整備担当課が窓口となります。Q区民会館ホールの移転先はないのか。 A 仮設のホールをつくるということは難しく、現在の砧の成城ホールや上用賀アートホールなどの利用をお願いします。Q仮庁舎の集会室は何部屋で、現状の規模とどの程度違うのか。料金、申込方法などはいつごろわかるのか。 A広さは現状よりも若干広く、定員54名の集会室が2部屋、定員24名が1部屋、定員18名が1部屋の合計4部屋を予定しております。大きな部屋を2つ合わせると約130名収容できる部屋を計画しております。運営方法は現在検討中で、少なくとも6ヶ月以上前にはお知らせします。 Q 解体工事の騒音対策はどのように考えているのか。A敷地境界線上に高さ3メートルほどの仮囲いを行い、建物を解体するに当たっては、建物そのものに防音パネルを、建物の高さ、全周に回すような形で工事を進めていきたいと考えております。Q解体の工事と説明会がほぼ同時期になっていて、対応してくれるのか。 A 解体工事の着手前に、仮設や家屋調査等の準備期間が、1ヶ月程度掛かる予定です。解体説明会については、解体工事実施前に開催します。 ●今後のスケジュール(予定) 平成28年度 新庁舎の実施設計、仮庁舎建設 平成29年度 仮庁舎への移転、現庁舎の解体工事、新庁舎の建設工事 平成30・31年度 新庁舎の建設工事 平成32年度 新庁舎での業務開始