平成29年度 世田谷区基金運用状況審査意見書 第1 審査の概要 1 審査の実施方針 地方自治法第241条第5項の規定に基づく基金運用状況審査については、平成30年度監査基本計画を踏まえ、基金運用の状況を示す調書の計数等を確認するとともに、基金がその目的に従って確実かつ効率的に運用されているかを審査した。 2 審査の対象事項 審査の対象とする事項は、平成29年度基金運用の状況とした。 3 審査の実施期間 審査は、平成30年6月から平成30年8月までの間に実施した。 4 審査の実施方法 審査は、監査委員と事務局により、次の方法で実施した。 (1)監査委員による審査 基金運用状況関係資料及び事務局からの報告等をもとに、各部長等関係職員から事情聴取を行った。 (2)事務局による審査 基金運用状況関係資料に基づき、平成29年度基金運用の特徴や問題点を検出するとともに、必要に応じて関係職員からの事情聴取等の方法により確認した。 5 審査の対象書類 審査の対象書類は、基金運用状況調書とした。 第2 審査の結果 1 基金運用状況の総括 平成29年度における運用基金は、高額療養費等資金貸付基金、美術品、文学資料等取得基金の2基金であり、各基金の状況は次のとおりである。 金額は、千円未満を四捨五入した。 高額療養費等資金貸付基金 28年度末現在高  4000万円 29年度中増減高  増分  0 減分  0 29年度末現在高   4000万円 美術品、文学資料等取得基金 28年度末現在高 1億円 29年度中増減高  増分  0 減分  0 29年度末現在高  1億円 合計 28年度末現在高  1億4000万円 29年度中増減高  増分  0 減分  0 29年度末現在高  1億4000万円 2 審査の結果 (1)様式及び計数の確認について 審査に付された平成29年度の基金運用状況調書の様式は関係法令に準拠しており、また、計数は証拠書類と照合した結果、正確であることを確認した。 (2)基金の運用について 平成29年度の各基金の原資となる資金は金融機関に保管されており、関係諸帳簿を照合し審査した結果、基金運用の計数は正確であり、適正に処理されているものと認められた。 詳細な内容については、次の担当部署へご連絡ください。 監査事務局 電話 03 5 4 3 2 2 7 6 3 ファクシミリ 03 5 4 3 2 3 0 5 6