令和3年度 区政モニターアンケート報告書(概要版) 令和3年5月 世田谷区 1 区政モニターアンケートについて  区政モニターアンケートは、各所管課からの依頼に基づき、広報広聴課において区政モニター(定員200人・公募・任期2年)に対して、概ね年4回、アンケート調査を実施するものである。調査結果は各所管課において事業の計画立案や業務改善等に活用している。 2 令和3年度実施状況  令和3年度は、4回にわたり10のテーマについて調査を実施しました。 調査項目 調査期間 第1回 路上ベンチについて、世田谷区の文化・芸術振興施策について、広報事業について 5月28日〜6月11日 第2回 世田谷区のグリーンインフラについて、オンラインサービスについて、世田谷区公式ホームページについて 7月15日〜7月29日 第3回 世田谷のみどりについて、生涯スポーツ社会の実現に向けて 9月15日〜9月29日 第4回 成年後見制度の認知度について、世田谷区の文化財について 11月15日〜11月29日 3 質問  質問は次の通りです。★印のある質問をこの概要版に掲載しました。 第1回  「路上ベンチについて」 ★(1)どういう時にベンチに座りたいか  (2)ベンチを設置する間隔  (3)ベンチの設置場所  (4)ベンチ設置場所検索マップの利用希望  (5)ベンチ設置場所検索マップの活用方法(記述回答)   (6)ベンチ設置費用の補助制度の認知度  (7)ベンチ設置費用の補助制度を何で知ったか  (8)自宅近くへのベンチ設置をどう思うか  (9)自宅近くにベンチを設置しないでほしい理由(記述回答)  「世田谷区の文化・芸術振興施策について」   (10)身近に感じる文化・芸術 ★(11)区の文化施策として重視すること  (12)文化・芸術に関する情報の入手方法  (13)参加している文化・芸術の鑑賞活動  (14)参加している文化・芸術の創作活動  (15)文化施設に行きやすくなる方法  (16)「せたがやらしい文化・芸術」と聞いて連想すること(記述回答)  (17)区の文化・芸術に対する取り組みについての意見・要望(記述回答) 「広報事業について」  ★(18)区に関する情報の入手方法  (19)区のおしらせ「せたがや」の入手方法 第2回 「世田谷区のグリーンインフラについて」  ★(1)SDGs(持続可能な開発目標)の認知度  (2)SDGsの17の目標の認知度  (3)グリーンインフラの認知度  (4)グリーンインフラに対するイメージ  (5)グリーンインフラに期待するもの  (6)グリーンインフラで今後取り入れたいもの  (7)雨水浸透ます・雨水タンクの認知度  (8)雨水浸透施設・雨水タンク設置助成制度の認知度  (9)世田谷区雨水浸透施設・雨水タンク設置助成制度を何で知ったか  (10)グリーンインフラのあり方への意見や提案(記述回答) 「オンラインサービスについて」  ★(11)利用したことのあるオンラインサービス  (12)拡充してほしい・利用したいサービス  (13)オンラインサービスを利用した感想・今後期待するサービス(記述回答) 「世田谷区公式ホームページについて」  (14)ホームページの検索しやすさ  (15)探しにくい点・改善点(記述回答)  (16)区のホームページを利用しない理由(記述回答) ★(17)区のホームページをどのようなとき利用するか  (18)情報の検索方法  (19)区のホームページを閲覧する際、使用する機器  (20)区のホームページについての意見(記述回答) 第3回 「世田谷のみどりについて」  ★(1)世田谷のみどりに関する満足度  (2)地域のみどりについてどう感じるか  (3)新型コロナウイルス感染症の流行によるみどりへの関心度の変化  (4)みどりに対して評価している点や不満に思っている点(記述回答)  (5)「世田谷みどり33」の認知度  (6)身近なみどりで困っていること  (7)民有地のみどりを守り増やしていくために区が積極的に取り組む事業  (8)みどりを守り増やしていくために行っていること、今後行いたいこと  (9)みどりを守る活動の内容(記述回答)  (10)今後、参加したいみどりに関連する活動 「生涯スポーツ社会の実現に向けて」   (11)スポーツを行う頻度  (12)スポーツをしない理由  (13)より充実した方がよいと思う区の取り組み ★(14)より充実した方がよいと思う区立のスポーツ施設や設備  (15)必要だと思うスポーツ振興施策  (16)東京2020大会後も継続して必要だと思う区の取り組み  (17)拡充が必要なパラスポーツ推進施策  (18)スポーツ活動を通じた障害のある人とない人の交流を促進するために必要なこと  (19)区のスポーツ行政全般に対する意見(記述回答) 第4回 「成年後見制度の認知度について」  ★(1)成年後見制度の認知度  (2)成年後見制度の内容の認知度  (3)成年後見制度を利用したいか  (4)成年後見制度を利用したい理由  (5)誰に成年後見人になってほしいか  (6)成年後継制度を利用したくない理由  (7)家族のために成年後見制度を利用したいか  (8)誰に家族のための成年後見人になってほしいか  (9)成年後見制度を利用促進のために必要なこと(記述回答) 「世田谷区の文化財について」   (10)区にある主な文化財の認知度 ★(11)区内文化財の認知度向上・次世代への継承に必要な取り組み  (12)今後、区立郷土資料館で力を入れるべき取り組み  (13)今後、区立岡本民家園・次大夫掘公園で力を入れるべき取り組み  (14)「世田谷デジタルミュージアム」の認知度  (15)「世田谷デジタルミュージアム」の良かった点や悪かった点(記述回答)  (16)文化財の保存・活用についての意見や提案(記述回答) ◆第1回(1)路上ベンチについてn=197 【どういう時にベンチに座りたいか(複数回答)】 @歩いていて疲れた時79.2% A待ち合わせ45.2% B信号待ち6.6% Cバスが来るのを待つ59.9% Dまちを眺めたい22.8% E座って会話を楽しみたい35.5% F子どもと遊ぶ16.2% G座りたいと思わない4.6% Hその他7.6% I無回答0.0% まちを歩いていて、どういう時にベンチに座りたいと思うか聞いたところ、「歩いていて疲れた時」(79.2%)がほぼ8割と最も高いことが分かった。 ◆第1回(2)「世田谷区の文化・芸術振興施策について」 【区の文化施策として重視すること (複数回答)】 @身近な所で気軽に文化・芸術に触れられる機会を充実すること69.5% A世界水準で一流の文化・芸術に触れられる機会を企画開催すること26.9% B先進的、先端的な新しい文化・芸術に触れられる機会を充実すること24.9% C特に、子どもがもっと文化・芸術に触れ合える機会を充実すること58.9% D特に、障害のある方がもっと文化・芸術に触れ合える機会を充実すること26.4% E区民が発表したり、表現したりできる機会を充実すること29.4% F区民や芸術家が参加し、交流することができる機会を充実すること43.1% G区民文化団体の活動や運営に関する支援の充実を図ること22.3% H世田谷の文化・芸術についての広域的な広報、宣伝の充実を図ること36.5% I文化財や史跡、歴史的に継承されてきた行事等の区の伝統文化を紹介、継承していくこと50.8% J彫刻のある街角や史跡を活かした街並みなど景観を整備すること21.3% K若い芸術家などこれから活躍が期待される人材の発掘や支援をすること37.6% Lホール、ギャラリー、練習の場などの施設の充実を図ること40.1% M文化施設への交通、アクセスの改善をすること27.4% N無回答0.0% 世田谷区の文化施策として、どのような内容を重視することが良いと思うか聞いたところ、「身近な所で気軽に文化・芸術に触れられる機会を充実すること」(69.5%)が7割と最も高い。 ◆第1回(3)「広報事業について」 【区に関する情報の入手方法 (複数回答)】 @区のおしらせ「せたがや」71.6% A区のホームページ38.6% B区公式ツイッター11.7% C区公式フェイスブックページ2.5% D区公式LINE(ライン)アカウント2.0% Eメール配信サービス(メールマガジン)3.0% F区のスマートフォン用アプリ1.5% Gエフエム世田谷1.5% Hせたがや便利帳15.2% Iせたがやコール(お問い合わせセンター)1.5% J区広報板(区が設置している掲示板)41.1% K区作成のチラシ・パンフレット22.3% L町会・自治会の回覧板20.3% Mその他3.6% N特に入手していない7.1% O無回答0.0% 区に関する情報をどこから得ているか聞いたところ、「区のおしらせ「せたがや」」(71.6%)が7割を超え最も高い結果となった。 ◆第2回(1)「世田谷区のグリーンインフラについて」 【SDGs(持続可能な開発目標 )※の認知度】 ※SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月の国連総会において採択された国際社会共通の17の目標です。 例えば、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土づくりや地域づくりを進めるグリーンインフラの推進は、SDGsの目標達成に貢献するものと期待されています。 @知っている63.9% A言葉は聞いたことがある23.0% B知らない12.6% C無回答0.5% SDGs(持続可能な開発目標)は知っていますかと聞いたところ、「知っている」(63.9%)が6割を超え最も高い。 ◆第2回(2)「オンラインサービスについて」 【利用したことのあるオンラインサービス(複数回答)】 @図書検索・予約システム53.9% A粗大ごみインターネット受付システム51.3% Bけやきネット(公共施設予約)22.0% Cオンライン申請(検診・講座・イベントの申し込み、寄附申し込み、飼い犬の死亡届、職員採用試験申し込み、児童手当現況届)27.7% D区公式スマートフォン用アプリ(防災マップ、高齢・介護応援、子育て応援)11.5% E区公式LINE5.8% F区公式ツイッター・フェイスブック14.1% G区メール配信サービス(メールマガジン)7.3% Hいずれも利用したことがない18.3% I無回答 世田谷区のオンラインサービスのうち、以下の中で利用したことがあるものを選択してくださいと聞いたところ、「図書検索・予約システム」(53.9%)が5割を超え最も高く、「粗大ごみインターネット受付システム」(51.3%)などと続いた。 ◆第2回(3)「世田谷区公式ホームページについて」 【区のホームページをどのようなとき利用するか(複数回答)】 @手続きや届出方法、ごみの出し方などを知りたいとき73.3% A暮らしの困りごとや相談ごとについて知りたいとき37.2% B講座やイベントなどの催し物に参加したいとき35.1% C施設や窓口の場所を知りたいとき54.5% D区の施策や条例、統計などについて調べたいとき15.7% E災害関連、気象警報等の情報を知りたいとき23.6% Fその他4.2% G無回答1.6% 区のホームページは、どのようなときに利用していますか。利用したいと思いますかと聞いたところ、「手続きや届出方法、ごみの出し方などを知りたいとき」(73.3%)が7割を超え最も高く、以下、「施設や窓口の場所を知りたいとき」(54.5%)、「暮らしの困りごとや相談ごとについて知りたいとき」(37.2%)などと続く。 ◆第3回(1)「世田谷のみどりについて」 【世田谷のみどりに関する満足度】 ※本アンケートでは、「みどり」という言葉を次のように使っています。  みどり:土、植物、生物、水など自然を構成する要素と、人とのかかわりによる、文化や歴史的な要素も含む。 @大変満足している16.3% Aどちらかというと満足している53.2% Bどちらともいえない18.4% Cどちらかというと不満である7.4% D不満である1.1% E分からない2.6% F無回答1.1% 世田谷のみどりの状況について、どのように感じていますかと聞いたところ、「どちらかというと満足している」(53.2%)が5割を超え最も高く、以下、「どちらともいえない」(18.4%)、「大変満足している」(16.3%)などと続く。 ◆第3回(2)「生涯スポーツ社会の実現に向けて」 【より充実した方がよいと思う区立のスポーツ施設や設備(複数回答)】 @トレーニングジム46.3% A温水プール42.1% Bエアロビクス・体操等ができる運動室、スタジオ35.3% C柔道、剣道等ができる武道場5.8% D健康器具等が備わっている公園施設24.2% Eジョギング、ウォーキング、サイクリングなどのコース48.4% Fボッチャなど障害者スポーツがいつでも体験できる施設12.1% Gスケートボード、BMXなどストリートスポーツができる施設11.6% H自身が参加する競技大会が開催できる体育館、グラウンドなど7.4% I全国大会やプロスポーツなど、トップレベルの競技を間近で観戦できる、大規模な スポーツ施設(アリーナ・スタジアムなど)8.9% Jその他の施設6.8% K不足している施設はない4.7% Lわからない1.6% M無回答0.5% ご自身がスポーツを楽しむために、より充実した方がよいと思う区立のスポーツ施設や設備はどれですかと聞いたところ、「ジョギング、ウォーキング、サイクリングなどのコース」(48.4%)が5割近くと最も高く、以下、「トレーニングジム」(46.3%)、「温水プール」(42.1%)などと続く。 ◆第4回(1)成年後見制度の認知度について」 【成年後見制度の認知度】 @よく知っている11.1% A少し知っている50.3% Bよく知らないが聞いたことがある28.0% C全く知らない10.1% D無回答0.5% 成年後見制度という制度を知っていますかと聞いたところ、「少し知っている」(50.3%)が5割と最も高く、以下、「よく知らないが聞いたことがある」(28.0%)、「よく知っている」(11.1%)などと続く。 ◆第4回(2)「世田谷区の文化財について」 【区内文化財の認知度向上・次世代への継承に必要な取り組み】 @歴史・文化を学ぶ講演会やワークショップ52.9% A世田谷の歴史・文化を体験する事業 例:土器・勾玉づくり、かやぶき体験など46.0% B大場家住宅等での日本文化(茶道・香道など)を知る、体験できるイベント48.1% C世田谷の歴史・文化を巡りながら学ぶ事業 例:世田谷の歴史をみんなで歩こう(野毛大塚古墳周辺にある古墳見学会)49.7% D「世田谷デジタルミュージアム」を活用した動画による文化財解説講座25.4% E出張授業等の学校授業での歴史文化体験事業45.5% F区内文化財の紹介動画(2〜3分程度のプロモーションビデオ)の制作28.6% G無回答2.1% 区内文化財の認知度向上および世田谷区の歴史・文化財を次世代に継承するためにどのような取り組みが必要ですかと聞いたところ、「歴史・文化を学ぶ講演会やワークショップ」(52.9%)が5割を超え最も高く、以下、「世田谷の歴史・文化を巡りながら学ぶ事業 例:世田谷の歴史をみんなで歩こう(野毛大塚古墳周辺にある古墳見学会)」(49.7%)、「大場家住宅等での日本文化(茶道・香道など)を知る、体験できるイベント」(48.1%)などと続く。