世田谷区みん意識調査2021 (概要版) 区民意識調査概要版は、令和3年5月に実施した「世田谷区みん意識調査2021」を要約したもので、広く区民の方にその内容を知っていただくために作成しました。 今回の調査は、「定住性」「職員応対」など経年的な変化を把握するための調査項目に加え、地域行政制度、気候危機、新型コロナウイルス感染症に伴う生活への影響などに関する項目を調査対象といたしました。 これらの調査結果については、くせいを推進するための基礎資料として活用してまいります。 また、詳しく知りたい方は、世田谷区のくせい情報センター、くせい情報コーナー、区立図書館、区のホームページで「世田谷区みん意識調査2021」をご覧ください。 調査の概要 対象者 世田谷区在住のまん18歳以上の男女 対象数 4,000人(内訳/日本国籍3,913人、がい国籍87人) 抽出方法 層化二段無作為抽出法 調査方法 郵送配布・回収またはインターネットによる回答 調査期間 令和3年5月25日〜6月4日 有効回収数 2,086人(内訳/日本国籍2,056人、がい国籍30人) 有効回収率 52.2%(内訳/郵送回収1,525通・73.1%、インターネット回収561通・26.9%) 世田谷区みん意識調査の読み方 1 複数回答と記述されたもの以外は、選択肢を1つだけ選ぶ設問です。 2 小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100.0%にならないものがあります。 3 複数回答の設問については、合計が100.0%を超えることがあります。 回答者の属性 (1)性別 回答者 2,086人    男性  38.4%    女性  59.6%    その他 0.1%    無回答 1.8% (2)家族構成 回答者 2,086人    夫婦だけ、一世代家族  26.7%    親と子どもだけ、二世代家族 42.1%    親と子どもと孫、三世代家族  5.1%    一人暮らし  18.2%    その他            5.7%    無回答            2.2% (3)居住地区 回答者 2,086人    世田谷東部 15.0%    世田谷西部 12.8%    北沢東部  7.2%   北沢西部  8.5%   玉川北部   8.8%   玉川南部  9.4%   玉川西部  6.3%   砧北部  13.3%   砧南部  5.4%   からす山  12.6%    無回答 0.7% (4)年齢 回答者 2,086人    18〜19歳  1.4%    20〜24歳  3.8%    25〜29歳  4.5%   30〜34歳  5.8%   35〜39歳  6.5%   40〜44歳   8.8%  45〜49歳   9.5%   50〜54歳 10.0%   55〜59歳  9.4%   60〜64歳  7.6%   65〜69歳  6.4%   70〜74歳  8.1%   75〜79歳  6.3%   80〜84歳  5.2%   85歳以上  5.0%   無回答  1.6% 1.定住性 (1)暮らしの満足度  回答者2,086人のうち、満足していると感じているかたは86.4%となっています。 (2)住みやすさ  回答者2,086人のうち、住みやすいと感じているかたは85.2%となっています。 (3)定住意向  回答者2,086人のうち、今後も世田谷区に住みたいと思うかたは81.5%となっています。 (4)地域における日常生活での困りごと 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 道路が狭くて危険 が24.4%、第2位 住宅が密集しすぎている が17.2%、第3位 カラス等の鳥獣による被害 が14.1%などと続いています。 2.区政 (1)区が積極的に取り組むべき事業 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 災害に強いまちづくりが29.8%、第2位 防犯・地域安全の対策 が21.3%、第3位 高齢者福祉の充実 が19.4%などと続いています。 3.職員応対 (1)窓口応対の評価と印象が良かった点・悪かった点  回答者2,086人のうち、窓口応対は64.4%の方が良いと感じています。  親切・丁寧な応対だったかどうかが、評価のポイントになっています。  印象が良かった点 複数回答、は、回答者1,344人のうち、第1位 親切・丁寧な対応だった が60.9%、第2位 対応が正確・迅速だった が37.0%、第3位 説明がわかりやすかった が28.7%などと続いています。  印象が悪かった点 複数回答、は、回答者82人のうち、第1位 不親切な対応だった が57.3%、第2位 対応で待たされた が28.0%、第3位 説明がわかりにくい が23.2%などと続いています。 (2)職員応対での注意点 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 待たせない事務処理の工夫 が53.6%、第2位 わかりやすい説明 が45.9%、第3位、親切・丁寧な対応 が43.1%などと続いています。 4.地域行政制度 (1)行政拠点の認知度  回答者2,086人のうち、本庁、総合支所、まちづくりセンターでどのようなことを行っているか知っている が7.6%、本庁、総合支所、まちづくりセンターがあることは知っている が46.0%で、知っているの合計 が53.6%となっています。 (2)条例制定に向けての検討の認知度  回答者2,086人のうち、地域行政制度の条例制定に向けての検討状況について、知らない が86.1%となっています。   (3)地域行政制度の条例に期待すること 複数回答   回答者2,086人のうち、第1位 行政のデジタル化を進め、来庁せずにできる行政手続きが増えること が44.1%、第2位 多様な区民の意見や提案がよりくせいに反映されること が34.5%、第3位 まちの将来像や課題が明確になること が28.7%、第4位 総合支所やまちづくりセンターで取り扱う業務が増えること が25.0%、第5位 地域コミュニティや地域活動が活発になること が24.6%などと続いています。    (4)まちづくりセンターに期待すること 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 行政手続きに関する窓口サービス が59.9%、第2位 防災訓練や災害への備えに関する相談や情報・物品の提供 が38.5%、第3位 日常生活の困りごとの相談 が38.0%、第4位 地区の見どころやイベントなど地区の魅力発信・紹介 が18.6%などと続いています。    (5)まちづくりセンターでできるとよい行政手続き 複数回答  回答者1,249人のうち、第1位 住民票の写しや印鑑登録証明書等の各種証明書の交付 が76.0%、第2位 マイナンバーカード(個人番号カード)に関する手続き が52.8%、第3位 戸籍(婚姻・出生・死亡等)に関する届出 が42.8%、第4位 国民健康保険や年金、介護保険の申請や支払いが41.2%などと続いています。 5.福祉と医療 (1)「福祉の相談窓口」の認知度  回答者2,086人のうち、名称は知っている が24.0%、利用したことがある が11.7%、名称は知らないがこういった取り組みを行っていることは知っている が9.3%で、知っているの合計 が45.0%、知らない が54.0%となっています。   6.悩みや不安の相談先 (1)相談できる医療機関や行政窓口の認知度  回答者2,086人のうち、知っているが32.6%、知らないが66.4%となっています。   7.高齢者の居場所 (1)高齢者が自宅以外で過ごす居場所に求めるもの 複数回答   回答者2,086人のうち、第1位 困ったときに専門的なサポートが受けられる が64.8%、第2位 心地よくゆっくり寛げる が53.5%、第3位 あまり人に干渉されずに自由に過ごせる が37.8%、第4位 知り合いなどに会えて安心して過ごせる が33.6%などと続いています。 8.障害者を支える取り組み (1)障害者差別解消法の認知度  回答者2,086人のうち、内容まで知っている が4.9%、名称は知っている が21.5%で、知っているの合計 が26.4%、知らないが 72.2%となっています。    9.子育て・子どもを取り巻く環境 (1)区の子育て環境  回答者2,086人のうち、子育てしやすいと感じるの合計 が51.0%、子育てしやすいと感じないの合計 が15.5%となっています。 10.地域コミュニティ (1)地域活動への参加経験・参加意向  回答者2,086人のうち、参加している が12.9%、今は参加していないが、今後参加してみたい が12.8%で、参加していない が71.8%となっています。    11.公共施設 (1)地区会館や区民集会所の認知度  回答者2,086人のうち、知っている が71.6%、知らない が27.1%となっています。 (2)体を動かすために利用したいと思う距離  回答者2,086人のうち、小学校通学区域程度 が26.6%、現在と同程度 が22.1%となっています。    (3)会議・学習会のために利用したいと思う距離  回答者2,086人のうち、小学校通学区域程度 が24.6%、現在と同程度 が22.4%となっています。    (4)芸術活動のために利用したいと思う距離  回答者2,086人のうち、小学校通学区域程度が24.0%、現在と同程度 が21.3%となっている。   12.災害時の備え (1)地区防災計画の認知度  回答者2,086人のうち、名称は知っている が45.1%、内容まで知っている が3.5%で、知っているの合計 が48.6%、知らない が50.4%となっています。    13.男女共同参画の推進 (1)「男は仕事、女は家庭」という考え方について  回答者2,086人のうち、そう思うの合計 が16.4%、そう思わないの合計 が83.1%となっています。   (2)「ドメスティック・バイオレンス」に対する考え方  回答者2,086人のうち、暴力は加害者に責任があり、いかなる理由があっても許せないものである が67.4%、暴力は加害者に責任があるとしても、被害者側にも原因の一端があると思う が21.8%となっています。    14.犯罪被害者支援 (1)犯罪被害者支援の相談窓口の認知状況 複数回答   回答者2,086人のうち、第1位 警視庁(警察署)の相談窓口 が66.0%、第2位 児童相談所 が60.2%などと続いています。    15.多文化共生 (1)区の多文化共生社会の実現に向けた施策の充実度  回答者2,086人のうち、充実していると思うの合計 が36.9%、充実しているとは思わないの合計 が57.7%となっています。    16.文化活動 (1)区内の文化資源環境への満足度  回答者2,086人のうち、満足しているの合計 が50.2%、満足していないの合計 が21.2%となっています。    17.スポーツ (1)この1年間に行ったスポーツや運動の回数  回答者2,086人のうち、週に1〜2回 が25.6%、週に3回以上が19.9%、月に1〜3回 が14.8%などと続いています。    (2)ホストタウン・共生社会ホストタウンの認知度  回答者2,086人のうち、ホストタウン・共生社会ホストタウン及びロゴ、どちらも知らなかった が71.7%、ホストタウン・共生社会ホストタウンであることは知っているが、ロゴは知らなかった(見たことがない)が15.5%となっています。    18.たばこマナー (1)居住地域におけるたばこマナーの満足度  回答者2,086人のうち、満足していないの合計 が48.2%、満足しているの合計 が43.0%となっています。 19.農業 (1)農業公園の認知度  回答者2,086人のうち、喜多見農業公園、瀬田農業公園分園について、知らない が81.2%、行ったことはないが名称は両方知っているが9.0%となっています。    20.産業 (1)せたがやPayの認知度  回答者2,086人のうち、知らないが77.0%、利用したことがある1.2%、知っているが、利用したことはない が20.9%で、知っているの合計が 22.1%となっています。    (2)せたがやPayの活用できる機能の希望 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 チャージ方法(現在はセブン銀行のみ)の充実(クレジットカード、銀行口座からのチャージ)が38.9%、第2位 住民票の写しや戸籍の証明などの発行手数料の支払い が37.2%、第3位 税金や保険料などの支払い が31.2%などと続いています。    21.気候危機 (1)気候非常事態宣言の認知度  回答者2,086人のうち、知らない が84.6%、知っている が14.6%となっています。 (2)重点的に取り組むべき気候危機への対策 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 風水害(台風や短時間豪雨)や猛暑などの災害への対策 が70.9%、第2位 省エネルギー行動・環境教育の推進、海洋プラスチックごみ問題への対応、食品ロスの削減など環境にやさしく暮らすことの普及啓発 が51.2%、第3位 樹木の保全や新たな公園緑地整備などみどりの保全や創出 が50.3%などと続いています。    22.広報 (1)区に関する情報の入手先 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 区のおしらせ「せたがや」 が53.6%、第2位 区のホームページ 28.9%、第3位 町会・自治会の回覧板 が21.0%、第4い せたがや便利ちょうが12.7%、第5位 区広報ばん(区が設置している掲示板)が10.3%、第6位 区作成のチラシ・パンフレット 10.1%などと続いています。    23.新型コロナウイルス感染症に伴う生活への影響 (1)目的ごとの各交通手段の利用頻度の変化  回答者2,086人のうち、利用頻度は変わらないが、通勤・通学 50.8%、買い物 45.5%、通院 66.4%となっています。  利用頻度は減った は、買い物 43.0%となっています。    (2)新型コロナウイルス感染拡大による生活の優先度の変化 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位「家庭生活」を優先する割合が増えた が50.9%、第2位「地域・個人の生活」を優先する割合が増えた が15.1%、第3位「仕事」を優先する割合が増えた が9.1%となっています。  わからない が28.1%となっています。   (3)新型コロナウイルス感染拡大による仕事や生活への影響 複数回答  回答者2,086人のうち、第1位 友人・知人との交流、旅行などで外出する機会が減った が81.0%、第2位 帰省ができないなどのため家族や親戚と会う機会が減った が52.5%、第3位 外出自粛による運動不足を感じるようになった 50.5%、第4位 感染への懸念や不安によるストレスを感じるようになった46.4%、第5位 日常の買い物(食料品等)のための外出の機会を減らした 39.9%などと続いています。    世田谷区みん意識調査2021(概要版) 令和3年9月発行(広報印刷物登録番号ナンバー1968) 発行 世田谷区政策経営部広報広聴課 東京都世田谷区世田谷4丁目21番27号 電話:03(5432)2014 ファクシミリ:03(5432)3001 実施 株式会社名ほう 愛知県名古屋市中区松原2丁目2番33号 電話:052(322)0071(代表) ファクシミリ:052(322)0130