世田谷区制施行90周年記念式典・記念イベントを開催~100周年に向けて、より一層発展していくスタートアップの年に~
最終更新日 令和4年10月19日
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昭和7年(1932年)10月1日、東京市(当時)の区域拡張により世田谷区が誕生し、令和4年10月1日に90周年を迎えました。
10年後の区制施行100周年に向けてより一層発展していくスタートアップの年として、10月16日(月曜日)「世田谷区制施行90周年記念式典・記念イベント」を昭和女子大学人見記念講堂(太子堂1-7-57)にて開催しました。
記念式典(午後1時~午後2時)
90周年の節目にあわせて、区民の生活・文化に貢献され、また区民の方々から敬愛されている、石川さゆりさん、永井多惠子さん、中川李枝子さん、美輪明宏さんの4名を名誉区民として顕彰しました。
石川さゆりさんは、「世田谷区東日本大震災復興支援事業」の募金の呼びかけ、啓発ポスターにご協力いただくなど区政に多大な貢献をされ、ステージ上では「世田谷区に長く暮らしていますが、いつも活性化して楽しい街に住んでいることをうれしく思います。」と語っていました。
永井多惠子さんは、日本放送協会(NHK)のアナウンサーとして長年ご活躍された後、平成25年から公益財団法人せたがや文化財団理事長に就任。令和3年までの在任中、文化の振興と心豊かな地域社会の形成に貢献され、式典では「せたがや文化財団の職員とともに挑戦してきました。職員を代表しての受賞と思っています。」と受賞の喜びを話されました。
中川李枝子さんは、戦後の混乱期から高度経済成長期にかけて、当時駒沢にあったみどり保育園で保育士として勤務され、昭和37年に児童文学作家としてデビューし、「いやいやえん」、「ぐりとぐら」、「くじらぐも」等の作品を発表。日本を代表する児童文学作家、作詞家であり、世田谷区の児童文学の発展及び子どもの健全な育成に大きく寄与され、「子どもたちが本当に大好きで、駒沢・世田谷から子どもたちと関わってきて今回このような賞をいただけて大変うれしい。」とステージ上で語られました。
美輪明宏さんは、歌手、俳優、演出家、声優、タレント等の様々な活動により、広く区民の方々に認知され、ジェンダーを超えた自らの生き方を発信し続け、ファッション、文化の進展に寄与されました。この日は残念ながら欠席されたため、「世田谷には今でも広い畑や緑が残っていて、散歩をする際には幸せを感じています。今回このような賞をいただき、ますます世田谷が好きになりました。」とお手紙によるメッセージを送られました。
記念イベント~世田谷の夢を奏でよう~(午後2時20分~午後4時)
名誉区民として顕彰された石川さゆりさんのほか、「カシオペアP4」より鳴瀬喜博さんと今井義頼さん、ダンスサークル「STREET DANCE COMMUNITY PROPS」、「世田谷ジュニア合唱団」、ゴスペル団体「GOSMACクワイア」、「駒澤大学高等学校吹奏楽部」など世田谷ゆかりの音楽団体が出演し会場を大いに盛り上げ、約1,500人の来場者とともに記念すべき一日を祝福しました。
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