令和4年5月の「区長の談話室」(ゲスト:和田義明氏)

最終更新日 令和4年6月13日

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令和4年5月の「区長の談話室」

令和4年5月1日・8日放送 区長の談話室「新型コロナウイルス感染症は後遺症にもご注意を!」

※5月8日は5月1日の再放送です。

新型コロナウイルス感染症の第6波が続いています。まん延防止等重点措置は3月21日に解除されましたが、新年度を迎え、また大型連休を前にして、感染の今後が心配されています。医療の第一線で活躍されたゲストをお迎えし、感染症の現状とこの2年余りを振り返ります。また世田谷区では、3月末に第2回新型コロナウイルス感染症後遺症アンケート結果を発表しました。引き続きの感染予防と、あまり知られていない後遺症について訴求していきます。 

ゲストとテーマ紹介

  • パーソナリティ:それでは保坂区長、今日もよろしくお願い致します。
  • 区長:よろしくお願いします。
  • パーソナリティ:今日のテーマは、新型コロナウイルス感染症と、世田谷区が調査したコロナ後遺症のアンケート結果についてお送りしていきます。早速ゲストをご紹介しましょう。公益財団法人日産厚生会玉川病院院長の和田義明さんです。よろしくお願い致します。
  • 和田氏:よろしくお願い致します。
  • 区長:和田院長の日産玉川病院は、コロナの本当に最初の時期から意欲的に治療に取り組まれてきて、色々電話で連絡を取ったり、コロナに取り組む医療機関連携会議とかでいつもお話を頂いて、ちょうど2年間を振り返る、後遺症についてコメントを頂くには一番皆さんに聞いて頂きたいなという方でございます。
  • パーソナリティ:よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の現状について

  • パーソナリティ:最初に、区長にお伺いしたいのですが、最近の新型コロナウイルスの感染状況、どのようにご覧になっていらっしゃいますでしょうか。
  • 区長:そうですね。第6波、昨年の8月オリンピック・パラリンピックのころのデルタ株を中心とした感染、これが凄かったわけですが、その後しばらく静かになって、1月、2月これはもう途方もない数で感染が拡がりました。オミクロン株ですね。しかしながらオミクロン株のピークも段々下がってきて、なかなか下がりきらないで今足踏みをしている状態。世田谷区はですね、累計で、ちょっと驚いてしまうんですが、96,877人の方が、この中には2回という方もいらっしゃるかもしれないのですが、4月20日現在で、トータルで罹患された方の総数がこれだけ多いという事になります。619人の方が入院していて、ホテルで静養されている方が119人、自宅療養の方が4,300人という事になります。ですから、かなりの規模で、このオミクロン株で大きく広がったという事です。しかし幸い軽症の方、無症状の方も含めて多いんですが、和田先生、中にはオミクロン株でも症状が重く出る方もいらっしゃるんですね。
  • 和田氏:そうですね。現状は保坂区長がおっしゃったとおりで軽症者が多いんですけれども、やはり感染力が強いので、今、当院で入院している人がある程度いますけれども、大体は高齢者で施設で感染したとか、あるいは病院で広がってしまったとか、そういった方が多くなっています。その前は、デルタ株の頃は若い方で、本当に肺炎になって大変だとかそういった方達が多かったんですけれども、ちょっと様相は変わってきています。ただ数に関してはやはりコンスタントにある一定の数はずっとなかなか下げ切らないような感じは受けております。
  • パーソナリティ:もうコロナ始まってから2年以上ということになりますけれども、今のお話のようにどんどんと、和田先生、変わってきているという状況ですか、今のこの状況は。
  • 和田氏:そうですね。うちの病院は先ほどもお話にありましたけれども、一番最初の頃、クルーザー船の患者さんから受け入れ始めて、それからいわゆる帰国者接触者外来というのもやり始めて、それからずっとやっているんですけれども、最初はとにかく色んな病院さんがコロナを受けてくださらなかったので、そっちの方の働きかけからはじまって、世田谷の方は区長さん中心に色んな病院さんが協力してやるようになってきて、今はもう定期的に会合等持っていますけれども、かなり大きな病院さんはほとんどコロナを受けているという状況になっています。そういった意味ではこの2年、世田谷の中で上手くチームワークを取りながらやってこれたかなというふうに思っています。

ワクチン接種の進捗状況

  • パーソナリティ:本当に和田先生は第一線で医療現場で働いてくださっていて、私たちの方を向いてくださって本当にありがとうございますと言いたい立場の方です。今、この現状で3回目ワクチンというのが問題になっていると思うんですけれども、今現在、区長、3回目のワクチン、世田谷区はどうなっていますか。
  • 区長:世田谷区で3回目まで打たれた方が54.8%になっています。4月20日の時点ですね。65歳以上の方は76%になっていて、逆に言うと一番低いのは20代の方ですかね。29.2%、3割くらいということで、ちょっと差が大きいという事が言えますね。
  • パーソナリティ:和田先生、このワクチン接種の3回目の進み具合という事が今お話にあったんですけれども、これをどのようにご覧になっていらっしゃいますか。
  • 和田氏:病院は一番最初に打つような格好になっていますので、我々のところは12月にはもう打っていたんですけれども、その後高齢者を中心に打っていって、ある程度の所まではいったと思うんですけれども、先ほどお話があったとおり、若い人たちの接種は、2回目までよりは少しペースが落ちているのかなと思います。そこは一つは、やはり若い方は副反応とかも多いので、熱が出たり、腕が腫れたりっていうのを経験されると少し躊躇される方もいらっしゃるのかなとも思って。それはまた新しい別の生ワクチンとかが出来てきたりしますんで、そういった意味ではちょっと違ってくるのかもしれませんけど。はっきりしているのは、ワクチンを打った方と、打たない方でいくと、やはり打ってない方は重症化する方が多いっていうのは、これはもう間違いないことです。今でもたまに肺炎になったりして入院されてくる方いますけれども、よくよく聞いてみるとやはりワクチンを打っていないという方がいらっしゃるので、ワクチンによる重症化を防ぐっていう効果に関しては間違いなくあるというふうに思います。
  • パーソナリティ:これは3回目っていう事に関してもそういう事ですか。2回まで終わっているから大丈夫っていう事ではないと。
  • 和田氏:実は、うちの病院は定期的に職員の抗体を測っているんですけれども、やっぱりある時間が経つと確実に抗体価は落ちていくんですね。落ちていくとやはり罹りやすくなるっていう状況があって、3回目である程度上がったままになるんじゃないかっていう考えもあるんで。2回だけだと確実に落ちちゃうんですよね。ですからそこは、3回目をやる意味っていうのは、そういった検討していても、僕らとしてはあるんじゃないかと思っています。
  • 区長:世田谷区でも、和田先生をはじめ、色々なアドバイザーからですね、とにかく高齢施設だけは早くやった方がいいという事を聞いていたので、本当は11月からやらせてくださいっていう事で、厚生労働省に何回も掛け合ったんですが、その当時は何故か8か月っていう事に拘っていて。結局はじめられたのは12月のクリスマスのちょっと前位からだったんですね。統計を見ますと、結局オミクロン株に間に合わなかったことによって、高齢者施設でもクラスターが1月、2月と起きてくるんですが、段々と2月で3分の2くらいのワクチンが、高齢者施設に医療スタッフが行って、その場の高齢者とスタッフに打っていくという事が、段々進めば進むほどですね、クラスターなどの発生が少なくなると。これは歴然と効果が確認できましたね。
  • パーソナリティ:ということはやっぱり、まだ3回目考えているとか、ちょっと3回目は考えようかなという方が、結構私の周りにも多いんですけれども、やはり打つ意味はあるという事ですよね。
  • 和田氏:そうですよね。私どもの所で3回目に打つ時に抗体価とか測っていたので、下がった人とか高齢の人から打ちましょうみたいな事をやっていたんですね。ですから、できるだけリスクを下げるっていう意味ではそうですし、3回目打った後の抗体価とかみてますけども、やっぱりかなり上がったまま維持できる人も多いように思います。
  • パーソナリティ:わかりました。ワクチンを打つことも大事ですし、それから改めて感染対策をしていくっていう事も大事だとは思います。ではこの後、後半は後遺症アンケートについてお話を伺っていきます。

後遺症アンケート結果について

  • パーソナリティ:今日の「区長の談話室」は、新型コロナウイルス感染症と、世田谷区が調査したコロナ後遺症のアンケート結果についてお送りしています。ゲストは公益財団法人日産厚生会玉川病院院長の和田義明さんです。引き続きよろしくお願い致します。まず区長にお伺いしたいのですが、世田谷区では3月末にコロナの後遺症アンケート結果というのを発表しました。こちらについて詳しく教えてください。
  • 区長:そうですね。最近テレビ番組とかでも後遺症の問題が取り上げられるようになってきましたよね。世田谷区でやはり後遺症がどのような広がりをもっているのか、傾向があるのかということについて、実は保健所から発生届といって、今日何人と毎日ニュースで発表がありますが、これは東京都に報告している数なんですが、その皆さん全員にアンケート用紙を送って答えて頂きました。お答えを頂いたのが約1万人です。かなり大勢の方にご協力頂きました。これを見ると、後遺症がありますよと答えた方が昨年の4月15日までの第1期と、それ以降の9月30日までの第2期と2回やっているんですが、1回目の方はですね、48.1%、2回目になると増えてですね、54.2%。約半分以上の方が後遺症があるというふうにお答えになっています。それから特に、昨年7月、8月と大変脅威を与えたデルタ株。自宅で医療になかなか繋がれなかったというところで社会問題にもなりました。この時に罹患をされた方ですね、昨年の7月から9月まで。この場合57.2%の方が後遺症があるというふうに答えられています。ただオミクロン株はまた全然違うので、ここはまだ調査していません。次に、男女ではどうだったのかというと、これは2回目の調査、昨年の4月15日から9月30日までですが、男性が46%後遺症がありますと。女性になるとですね、62.2%。だからかなり女性がですね、後遺症があるというふうに訴えて。それともうひとつですね、これはよくニュースに取り上げられたんですけれども、世田谷区では高齢者施設で、例えば2人の方が感染出ましたよというと、社会的検査と言ってですね、その施設の入居者スタッフの働いている方、例えば100人いても100人全員に検査するんですね。ということで、無症状だけど陽性として判明したという方が相当いらっしゃるんですね、陽性者の中に。実はこれ私達も驚いたのは、無症状で、感染した時には症状は感じなかったが、後遺症というふうに思える症状が出ましたという人が3割ですね。それとですね、やはり多くの方がちょうど罹患されて2週間くらいで後遺症の症状がひどくなって、段々なだらかな曲線で、段々段々、後遺症の例えば味覚障害だとか、嗅覚障害だとかだるさとかですね、倦怠感っていいますかね、そういったものが段々なくなっていくんですが、中には極めて長く尾を引いていく、つまり1年を超えてもまだ症状が残っているっていう方も少ないですけれども、やはりいらっしゃいます。あとはですね、後遺症になってまず世田谷保健所で相談窓口の特設電話を作りました。まだこれは和田先生にも伺いたいんですが、治療っていうとこではね、はっきりした窓口とか色々な後遺症も複合して出ますんで、どこ行ったらいいんだろうっていうところですごく迷いがあるとか、情報が足らないっていうところで、大体症状をお聞きしてこういった病院がよろしいんじゃないですかとアドバイスを差し上げているというところです。その相談の窓口と。もうひとつですね、やはり後遺症で働くことが難しくなって仕事を退職せざるを得なかったという事で、生活が厳しくなったとか。あるいは健康保険の傷病給付っていうんですが、そういう手続きをしてなかったとか、あるいはできないような立場とか、色々治療とか医療的な所以外で生活面、社会保障面での労働相談、生活相談、こちらの窓口も設けました。
  • パーソナリティ:和田先生、今回の、今区長がご説明頂きました後遺症アンケートの調査結果、これをお聞きになって今、どのような感想をお持ちでしょうか。
  • 和田氏:後遺障害に関しては当初から、COVIDが発生した頃から結構言われていて、ロングCOVIDとか言われる、長くCOVIDが続くとかいう事があったんですけれども、最近はポストコビット症候群というように言われていますけれども、そういったものはかなり初期から言われていました。こういった調査をするっていうのはなかなかやっている所はなくてですね、本当に世田谷区はすごいなと思うんですけれども。やはり今日お話しされたような嗅覚障害とか味覚障害とかは、一見大したことなさそうに見えても、やっぱり食事をする時に全く味が違ってくるとか、味がしないだけではなくて、他の味に感じてしまうとかという事があったり。それから色んな香水とか含めても全く臭いがわからないので、なんだかよくわからないみたいな形になってしまったりすることもあるので、かなり生活面では障害を受ける場合が多いです。良くなっていく人たちも結構いますけれども、長く続く人たちも結構いて、それは問題になります。それからもう一つは先ほど言われた倦怠感とかだるさとか、こういったものがずっと続く人達がいて、それが仕事ができなくなる一つの要因になったりしますし、肺がやられることによって、咳がずっと続くとか息切れが続く人達もいます。ただオミクロンになると、そこまで肺がやられることはないので、そういった息苦しさがずっと続くっていう人は少ないんですけれども、やはり咳が続くとかっていう人がいるようです。
  • パーソナリティ:コロナ自体が無症状だった人でも3割くらいの方が、後遺症があるということですが。
  • 和田氏:そうですね。元々脱毛っていうのがですね、コロナになってすぐに起きるのではなくてちょっと経ってから起きるんですね。ですから退院されたりコロナが良くなったというあたりから抜け毛が出てくるっていう人達もいるので、最初から全部あるわけではないんですね。オミクロンなんかでも、やはり最初は無症状の人が多いんですけれども、途中から熱が出たり、ちょっと咳が出たり、それから色んな症状が出てきたりする人がいますんで。決してあまり軽いから全部大丈夫っていう訳ではないということですね。
  • パーソナリティ:風邪みたいにちょっと考えがち、軽いっていうふうに思ってしまうような報道とかもあったりするんですけれども、それは違うと。
  • 和田氏:ただ元々風邪でもですね、他のものでも味覚障害とか嗅覚障害とか起きる場合ももちろんあるんです。COVIDだけの話ではないんですけれども。特徴的なものっていうのは一番最初に、野球選手とかそういったことで発症して言われましたし。ただオミクロンに限って言えば、かなり嗅覚障害、味覚障害に関しては、たぶん10分の1くらいの頻度かなっていうふうに報告もあるように思いますけれども。
  • パーソナリティ:先ほど区長の方からもお話があったんですけれども、後遺症に対しての治療っていうのは、今まだやっぱり、なかなか難しい状況なんですか。
  • 和田氏:結局、対処療法みたいになってきて、咳が続けば咳止めみたいになりますし、味覚、嗅覚障害に関しては幾つか色んなことを試されてはいますけれども、決定的にこれを飲めば1週間で治るっていうものは今のところないですね。時間の経過の中と、どれくらい最初にそういった神経に関して障害が起きているかによって回復の度合いが変わってくるということになると思います。
  • 区長:世田谷区で後遺症の調査をしたのもですね、特にお話にあっただるさとか、気力がなかなか起きてこないというか、継続して以前のように働くのがかなり難しいということで、やはり仕事に出て来れない。出たとしても、少し休まないといけない。そういう事で、後遺症が原因なんだけれども、後遺症を抱えながら仕事に戻ると、その人があんまり真面目にやらないんじゃないか、みたいなね、評価になってしまうと。
  • パーソナリティ:わかってもらえないっていう事ですね。
  • 区長:ですからこれが大事なのは、後遺症の中でそういう症状もあるんですよと。それは事業者、雇用する側はちゃんとわかってあげて、その事でハラスメントをしたりする事はしないようにしましょうねと。社会的合意を作っていくことも大事なんじゃないかなと思っています。
  • パーソナリティ:無症状で自分が罹ったことを知らなくて、後遺症になるっていう方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれないので、おかしいなと思った時には疑ってみるっていう事も必要ですね。
  • 和田氏:そうですね。そういう事があり得るんだっていう事を知っていれば、ひょっとしたらというふうに思われるかもしれませんし、昔からこのCOVIDとはまた別にですね、慢性疲労症候群っていう病気があって、最初の頃はやはり認知がなかなか難しくてですね。たださぼっているだけじゃないかとか、ただだるいって言ってるんじゃないかって言われたんですけれども、今はひとつの病気として認められているんですね。それは脳の中でなんらかの炎症が続いているんじゃないかという事もわかってきていますし。COVIDでも同じような事が起きているんじゃないかというふうに言われていますし。そういったものの研究が進めば治療にも繋がってくるのかもしれませんけれども。

後遺症相談窓口などについて

  • 区長:番組を聴いていらっしゃる皆さんの中でも、やっぱり自分のこの症状は後遺症なのかもしれないなと、あるいは後遺症だと思うけれども相談の仕方がわからないという方は、ぜひ世田谷保健所で世田谷区の後遺症相談窓口がありますので、ぜひ電話で相談してみて欲しいなっていうふうに思います。
  • パーソナリティ:そうですね。今お聴きの皆さんの中で、もしかしたらというふうに思われた方、ぜひ相談してみてください。世田谷区コロナ後遺症相談窓口というのがあります。電話番号が03-5432-2910、03-5432-2910番。こちらは平日の午前8時30分から午後5時15分までとなっています。症状が続くとか、後遺症なのかなとか、受診した方がいいのかなとか、どこへ受診したらいいのかわからないとか、どんな事でも結構ですので、ご連絡してみてください。世田谷区コロナ後遺症相談窓口という所があります。
  • 区長:はい。こういった事をやってきてですね、先日も東京都の黒沼副知事にこの報告を持って行ったし、それ以前は厚生労働省の医系技官のトップの方に報告書を提出していますけれども、特にまず発生してそれをどう抑えるかってすごく大事なんですけれども、罹患された方がこれだけ増えているんでね、後遺症で悩んでいる方も相当たくさんになってきている割には、なかなか治療法とか、どこに行けばいいんだろうとか、あるいは何が有効なのかっていう事を、できればもっと分析して、後遺症に罹患をされてかなり困っていらっしゃる方、そして何か改善がないだろうかと探っていらっしゃる方に、より効果的な治療の方法が見つけられるといいなという願いからですね、やってきているんですが、和田先生、その辺りはいかがでしょうか。
  • 和田氏:窓口がわからないっていうのは当然だと思います。多岐にわたりますし。味覚とか臭いがわからないってなれば耳鼻科に行くしかないって話になりますし。咳が続けば内科の方って話になるんですけれども、なかなか総合的に診るっていうことが、なかなか難しい部分もあります。色んなご相談をしながら色んな薬を使いながら試していくっていう事になるんじゃないかなと思います。
  • パーソナリティ:先ほど、ワクチンが大事だっていうお話を先生の方からもして頂いたんですけれども、ワクチンを打っていて、もしもコロナに罹患してしまった場合っていうのは、後遺症っていうのはちょっとは抑えられるっていうことはあるんですか。
  • 和田氏:ワクチンに関して言えば、重症化を防ぐっていうことはもう、間違いないっていう事は言われています。ただその発症した人が、絶対後遺症として出ないかっていうと、これはまたちょっと違う部分があって。ただ頻度的には少なくなるんじゃないかとは、当然考えています。元の病気が重症であれば、やはり後遺症としては多いですから。そこは間違いないと思いますけれども。
  • パーソナリティ:先生、最後にこの状態っていうのは、あとどのくらいでちょっともう少し前のような状態に戻れるというふうにお考えですか。
  • 和田氏:いつ減るかっていうのは、なかなか難しいと思うんですね。だからしばらくウィズコロナで行かなくちゃいけないんじゃないかというふうに思います。ただ色々と慣れてきたっていう部分には、背景にはやはり重症化する人が周りに少ないっていう事だと思うんですよね。ですけど、決して安心することなく、3密を避けながらやっていくということは、必要になってくると思います。自分は良くても、他の人にうつった場合、他の人は重症化になったり、後遺症を残す人がいるって事をお考えになりながらいった方がいいと思っています。
  • 区長:この2年間、本当に何回も波があって、日産玉川病院も大変な状態でコロナと向かい合った時期が何度もありましたよね。
  • 和田氏:そうですね。
  • 区長:本当に医療スタッフの方には頭が下がるんですが。
  • 和田氏:本当に、一番最前線にいるのは看護師さんたちなんですけれども。看護師さんとか、ヘルパーさんたちなんですけれども。この人達は本当にいつも頑張っていらっしゃいますし、エッセンシャルワーカーっていう形で持ち上げられてはいますけれども、色んな形で今少し世の中的にはなんとなく解除されたみたいな形で、やれ旅行だみたいになっていますけれども、こういった方々は自粛して生活されています。その辺のこともわかって頂いてですね、とにかく皆が罹らないようにしていくことで、このコロナと戦っていくことが大事かなと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
  • パーソナリティ:わかりました。ありがとうございます。では最後に区長、一言リスナーの皆さんに。
  • 区長:そうですね。世田谷区でもお休み返上、お正月返上で500人の保健所スタッフがフル回転でやってきました。しばらくその体制は維持しながら少しでも重症化し、亡くなる人を減らすという事で頑張っていきたいと思います。
  • パーソナリティ:わかりました。今日ご紹介した後遺症のアンケートの結果についてですが、詳しくお知りになりたい方は世田谷区のホームページをご覧ください。メイン画面から「区長の部屋」を開いて「区長記者会見」3月28日、こちらの方に掲載されています。よろしくお願いします。今日はコロナの現状と後遺症アンケート結果についてお送りしてきました。保坂区長、そして和田先生、どうもありがとうございました。
  • 区長・和田氏:ありがとうございました。

写真R4年5月放送

左よりパーソナリティ、保坂区長、和田氏

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