令和4年3月の「区長の談話室」

最終更新日 令和4年4月11日

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令和4年3月の「区長の談話室」

令和4年3月6日・13日放送
区長の談話室「感染拡大防止とワクチン追加接種!」

※3月13日は3月6日の再放送です。

新型コロナウイルス感染症は、感染力の強いオミクロン変異株のまん延で、第6波が心配されています。世田谷区ではこれまでも感染予防の観点から2回の接種を進めてきました。2回目修了者は80%以上となっています。しかし感染状況を受け、ワクチンの追加(3回目)接種の必要性から、国の指針にもとづき、区では新たな取組みが始まっています。ワクチン追加(3回目)接種の必要性、見通しについて説明します。

現在の世田谷区の状況など

  • パーソナリティ:それでは保坂区長、今日もよろしくお願いします。
  • 区長:よろしくお願いします。
  • パーソナリティ:今日は、まず始めに、コロナのニュース以外にも今、世界中が大変なことになっています。区長からそのことについて一言お願い致します。
  • 区長:そうですね。2月24日にロシア軍がウクライナ国内に入り、市街地、そして市民に対する攻撃もかなり強くあって、日々犠牲者が増えているような状況です。とりわけプーチン大統領が、核兵器の使用という事も何度か口にしている事、そして現にヨーロッパ最大の原発を、その周辺を攻撃、そして制圧と大変心配ですし、唯一の被爆国として、世田谷区として、非核平和を願う立場から抗議するという声明を3月4日に出しました。一日も早くこの戦闘を停止して、そして市民の殺傷、市街戦を直ちにやめて欲しい。無条件に撤退し平和を取り戻してほしいという思いを込めて声明を出しました。一日も早い戦争の終結を願うばかりです。
  • パーソナリティ:本当に、一日も早く平和な毎日が戻ってくることを願いたいと思います。さて、では今日のテーマ、コロナについてお話を伺っていきたいと思います。区長、最初は3月6日までだったまん延防止等重点措置が、東京を含め18の都道府県で今月21日まで延長となりました。この背景には、感染者の高止まりというのがあると思うのですが、まずは、現在の世田谷区の状況から教えてください。
  • 区長:そうですね、オミクロン株自体は急激な勢いで1月2月と広がり、ただピークは打ったと言われています。しかし、ピークは打ったものの、東京都全体の動向とほぼ世田谷区も同じ傾向ですが、減り方のカーブが非常に緩やかです。世田谷区では現在763人が入院をしている。ホテルで164人の人が療養。自宅にいらっしゃる方が7,200人いらっしゃる。一番多いときは12,000人という大変な数になっていました。気になるのは、今年に入る時に大体160人がこの2年間で亡くなってしまっていた。3月3日現在で189人の方が亡くなっているので、流行より少し遅れて高齢の方を中心に亡くなる方が増えているというのは気になります。
  • パーソナリティ:そうですね。以前と比べて亡くなる方が本当に増えているという状況は皆さん感じていらっしゃると思うのですが、医療の逼迫度というのは今現在どうでしょうか。
  • 区長:救急の受け入れができないとか、ほとんど病院に入れない状況が、確かに感染のピークの時にはありました。ただ、今は、入院ができないという状況ではなくなっていると聞いています。と同時に、まん延防止等重点措置もだいぶ長く続いて、これから桜のシーズンなどに向かっていくので、オミクロンの亜種と言われているオミクロンBの感染力が強く、それに置き換わっていくかどうか、底を打つ前に、そうならないといいなという事を心配しています。
  • パーソナリティ:その置き換わりっていうのも、もちろん心配ですが、そうなるとやっぱり高齢の方々がそこで感染してしまうとまた大変という事で、今、高齢者の重症化も問題になっていますよね。
  • 区長:そうですね。ですから世田谷区では、高齢者施設のPCR検査を定期的にやることであったり、ワクチンも一番最優先で施設を回ったりもしています。ただ、子どもさんの、例えば保育園とか幼稚園学校で感染してきて家の中で広がってしまう。これはなかなか防ぐのが難しいので、やっぱり対策をもっと強化していかなければいけないと思っています。

検査体制の強化など

  • パーソナリティ:その対策として、世田谷区では社会的検査というのを大変重視してきたと思うのですが、区長が2月28日に発表された区民の皆さんに向けたメッセージ、この中でも検査体制の強化というのが強調されていました。その内容を、ここでリスナーの皆さんに詳しく教えて頂きたいのですが。
  • 区長:はい。まず熱が出ていたり喉が痛かったり咳が止まらない、こういった有症状の方はかかりつけ医や医療機関になるべく早く診てもらって欲しいという事です。問題は無症状の方でパターンを三つほど作っています。ひとつは、上用賀にある関東中央病院の道一つ隔てた大きな公園の中の一角で、臨時PCR検査場を開きました。抗原定性検査キットで陽性の疑いが出た方など、そして今、保育園や幼稚園、学校、高齢者施設などで感染が繰り返しまだ出ているので、ここで濃厚接触者になった方はどうぞ来て下さいと。そしてその結果、周りの方で感染をしていましたと。そうすると、ご家族に感染している事が多いので、陽性の方と同居しているご家族もどうぞと。最後に医療機関で検査を受けてくださいと、ただ区内のクリニックでは混みあっているので、お勧めがあった場合は受けられますと。ただ保険診療でやっていますので、1,000円から2,000円の費用がかかります。
  • パーソナリティ:これ重要なのは、抗原検査キットで陽性疑いとか、医療機関で行くようにというお話があったのですが、症状がなくてという事ですね。症状がある方はすぐにお医者さんに行かなくてはいけないけれども。
  • 区長:そうですね。症状がある場合には。
  • パーソナリティ:お医者さんで、症状が無いけれども、抗原検査キットなどで陽性になった方が上用賀の検査場に行けるという事ですね。
  • 区長:そうですね。やはり現在多いのは保育園の関係などで濃厚接触になった方が数多く利用されていると聞いています。
  • パーソナリティ:今現在はそういう方が上用賀の検査場にという事になります。
  • 区長:はい。一方で、濃厚接触者まではいかないけれども、身近な所とか、知り合いとか、もしかしたらとか、やはり不安があるという方、症状がなくてPCR検査を受けたいっていう方は、東京都のPCR等検査無料化事業があるので、これを使って頂きたいと思います。
  • パーソナリティ:なかなか今、私の周りでもそうですが、一緒にお仕事されていた方が例えば陽性になりましたと。だけれども、濃厚接触者に当たらないっていう事が非常に多いですよね。
  • 区長:そうですね。今、保健所も濃厚接触者をすべからく見ていく、それだけの人手もないという事で、かなり絞られてきているので。
  • パーソナリティ:そうですよね。
  • 区長:思い当たる方とか、不安な方は、実は東京都のPCR等検査無料化事業で代田区民センター、宮坂区民センターの二か所で検査を実施していたのですが、実施場所が変わりました。大蔵第二運動場のプールハウス内。そして、玉川の高島屋方面で、駅から歩いて5分くらいの所、玉川3丁目27-1、旧保育施設。そして、松原まちづくりセンター、移転したばかりですが、移転する前の松原まちづくりセンターの旧施設、松原2丁目の17-36。3月いっぱいまで、この3か所で検査を受け付けています。これは東京都の事業なので、この事業の概要と申し込み方ですね、完全予約制で、今だと翌日にはもう結果が来るそうなので、詳しくは受託されている川崎重工業のホームページを見て頂いて、活用して頂きたいと思います。
  • パーソナリティ:こちらは川崎重工業のホームページで見て頂くということですね。わかりました。こちらが東京都のPCR等検査の会場という事になります。そしてもう一つありますね、区長。
  • 区長:はい。最後に、いつ誰がどのように罹患するかわからない。今累計でこの2年で7万人を超える区民の方が一旦は陽性になっている。なので、抗原検査キットをとりわけこのオミクロン株では重症化の危険が大きいと言われている65歳以上の人と、基礎疾患がある人、この皆さんを対象に抗原検査キットを3月1日から配布をしています。区内222か所の薬局で開始して、現在3か所はもうキットが無くなったという事で、218の薬局で配布しています。本人証明の書類を見せて、原則一人1個ですが、同居するご家族などの利用ということで、本人の方含めて最大3個までという事でお渡しをしています。
  • パーソナリティ:これは65歳以上か、もしくは基礎疾患のある方に限られるという事ですね。
  • 区長:そうです。
  • パーソナリティ:以前区で無料配布を行いましたけれども、その時とはまた違って配布対象が絞られてという事ですね。
  • 区長:はい、その時は世田谷区の在住在勤の方も含めて幅広くやったんですけれども、今回だいぶキットが市場に出回ってきました。薬局等にもだんだん入り始めているので、ここではぜひ、高齢か基礎疾患のある方、そこに絞ってですね、備えて頂くというふうにしたいと思います。
  • パーソナリティ:区内の薬局、現在のところ218か所ですが、これ気を付けて頂きたいのは、本人証明などの確認がいるという事ですね。
  • 区長:そうですね、健康保険証とか運転免許証とかあれば持ってきて頂きたいと。
  • パーソナリティ:ひとりにつき1個で、本人を含め家族、対象者がいる場合には最大3個までという事ですね。
  • 区長:そうですね。
  • パーソナリティ:わかりました。抗原定性検査キットの配布など、今までのお話のなかでもたくさんキーワードは出てきましたが、抗原定性検査キットで陽性になった方は、やっぱりそれでもPCR検査を受けなくちゃいけないと。
  • 区長:そうですね。これは、抗原定性検査キットはウィルスが割りと多い人達を捉えるという意味では有効ですが、ウィルス量がまだ多くないときには陰性と出てしまうんですね。ですから逆に陽性という結果がキットで出たら陽性である確率がかなり高いです。ただし陰性という結果が出ても必ずしも陰性であることを証明していないことに気を付けて使って頂ければと思います。
  • パーソナリティ:なるほど。抗原定性検査キットで陽性の結果が出ても、PCR検査は受けるべきという。
  • 区長:もちろん。この陽性の疑いがある人、例えば上用賀の検査場ではそれを受け付けていますよということになります。
  • パーソナリティ:抗原定性検査キットで陰性だったとしても、それは100%信じてはいけないと。
  • 区長:注意して検査してくださいという事になります。
  • パーソナリティ:なるほど、わかりました。先月の放送の中で試薬がだいぶ足りないという区長のお話ですが、今はだいぶ解消されてきていると思ってよろしいでしょうか。
  • 区長:そうですね。上用賀の検査場も、いわゆる検査能力をどこまで高めればいいだろうかという事で用意はしていたんですが、今の所それほどキャパシティーを超えるような申し込みがあるわけではないので、例えば抗原検査キットでもし陰性でも、体調が大丈夫だろうかと、本当に自分は症状ないけれど不安だっていう人はやはりぜひPCRで確定して欲しいと思います。上用賀の検査場は診療所なので確定です。東京都の無料検査も同じPCRですが、これは確定ではないので、ここで陽性になった方はもう一回上用賀の検査場に来て欲しいというような仕組みになっています。
  • パーソナリティ:わかりました。まずはホームページなど確認して頂いて、自分がどこに当てはまるのか確認して頂きたいと思います。今お話を聞いていると、本当に検査の重要性っていうのは非常に大切だなと改めて思いますね。
  • 区長:そうですね。やはりご家族の中で誰かが罹患したけれども、他の方にうつさないような配慮をしながらいくのか、わからないまま特段の防御をせずに全員が罹ってしまうのか、やっぱりだいぶ違うと思いますので。
  • パーソナリティ:そうですね、無症状であっても、感染の有無が全て検査でわかっていくという事は、やはり、ちょっとでもおかしいなと思ったらまずは検査をするという事が重要ですね。
  • 区長:そうですね。そして今は早くわかれば、経口薬、お薬ですね、これが幾つか出てきています。いずれもすぐに飲まないと効果がないものです。だからそういう治療にも繋がるという事になります。
  • パーソナリティ:周りの為にも自分の為にもという事で、検査は大事という事です。
  • 区長:はい。
  • パーソナリティ:わかりました。この後はブレイクを一旦挟みまして、ワクチンの追加接種について詳しくお話を伺っていきます。よろしくお願いします。

ワクチンの追加接種、小児接種などについて

  • パーソナリティ:今日の区長の談話室は「3回目のワクチン接種と検査体制の強化」と題してお送りしています。保坂区長、引き続きよろしくお願いいたします。
  • 区長:よろしくお願いします。
  • パーソナリティ:続いて3回目のワクチン追加接種について伺っていきたいと思います。追加接種、前倒しによってだいぶ進んできていると思ってよいのでしょうか。
  • 区長:そうですね、これから本格化すると言っていいかと思います。接種券については、ほぼ大半の世田谷区民の方、2回目の接種が6か月経った方には全員に行き届いているはずですし。
  • パーソナリティ:はい。私の家にも来ました。
  • 区長:残りは5万枚くらいですかね。これも順次送られていく予定です。会場が世田谷区で当初1月から2会場、これをだんだん増やしていきまして、3月本格的にフル稼働で受け付けています。ところがやはり区民が多いので予約がいっぱいになっているという声もあり、いくつかご紹介しておきたいのは、お隣の目黒区から申し出がありまして、3会場これはホームページで見て頂きたいんですが、目黒区の接種会場で世田谷区の方を接種しますよと、こういう申し出がありました。
  • パーソナリティ:会場の場所、3か所ありますので、私の方からご紹介させて頂きます。めぐろ学校サポートセンター、目黒区防災センター3階、イオンスタイル碑文谷7階、この3会場で3回目の接種を実施ということ。世田谷区民を対象に行ってくださっているという事ですね。
  • 区長:はい。いずれもモデルナのワクチンです。モデルナのワクチンでもう一つは、3月7日から3月いっぱいまで楽天ですね、楽天グループの本社で、昨年もやりましたけれども、世田谷区民対象に予約を受けて頂いています。こちらは19,000の予定なので、こちらも世田谷区の会場の予約が取れないという方は活用して頂きたいと思います。
  • パーソナリティ:はい。楽天グループ株式会社の楽天クリムゾンハウス4階、受け付けは3階となりますけれども、こちらモデルナのワクチンという事ですね。
  • 区:はい。
  • パーソナリティ:私の所にも接種券が届いたんですが、届いてわりとすぐにホームページで予約をしようと思ったら、やはりモデルナもファイザーも結構予約が取れづらい状況でした。でも毎日見ているとわりとちょこちょこと空きが出たりとかもあるので、まだ取れていないっていう方もね。
  • 区長:集団接種会場がいっぱいだった場合でも、地域のクリニックで接種体制を組んで頂いているので、そちらも見て頂きたいと思います。
  • パーソナリティ:そうですね。あとは今おっしゃって頂いた目黒区の会場、そして楽天グループの会場という事で、自分の打てる日とか、そういった事を確認して、色々な場所でやっていますのでぜひ確認して頂きたいと思います。
  • 区長:はい。
  • パーソナリティ:そして今、区長がおっしゃったように目黒区や楽天は前回もでしたけれども、色々周辺の地域で助け合うっていうのも、コロナのワクチンについては色々行われているというのはいいことですよね。
  • 区長:そうですね。世田谷区も隣接している区の方に、3月の上旬にどうしても足りないという事で、じゃあ2~3週間お貸ししましょうということで、お互いが助け合いながらやっていければと思います。
  • パーソナリティ:わかりました。そして区長、5歳から11歳のお子さんの接種というのがあると思うのですが。
  • 区長:そうですね。接種券も世田谷区では同時にお送りしています。いくつか注意点があるのですが、これ厚生労働省のホームページからですが、重症化するリスクが高いお子さんにはぜひ接種の機会を提供することが望ましいと。これはかかりつけ医の方とぜひご相談下さいという事です。副反応が心配ですが、現在安全性に重大な懸念は認められていませんという事です。ただし、この小児接種のワクチンが現在流行しているオミクロン株に対してどれだけ効果があるのか、これはまだ裏付けが十分でないという事があります。したがって予防接種法上の努力義務ですね、接種を受けなければならないという規定が今回外れているという事なので、保護者の皆さんで最新の情報をしっかりバランス良く見ながらご判断いただきたいという事になります。
  • パーソナリティ:わかりました。予約の開始は3月8日で、接種の開始は3月12日という事になっています。厚生労働省のホームページの方に5歳から11歳のお子さんのワクチン接種について詳しく載っていますので、こちらをご覧いただいて話し合って決めて頂ければと思います。
  • 区長:はい。
  • パーソナリティ:なかなかこの第6波が収まらない状況ですが、春になってまた人出が増えてということで気を付けなければいけない時期がもう少し続きそうですね。
  • 区長:そうですね。12月から世田谷区では高齢者施設で大量のクラスターを生まないようにという事で、施設の接種を強化しているんですが、3月3日までに約8割の施設で1万人の方に接種を実施して、今10チームで施設を回っているところです。そういった努力と、あとはやはり高齢者の方がそれだけリスクがあることで、ご家族の方やご本人も気を付けて頂くこともなお必要かなとも思います。
  • パーソナリティ:そうですね。みんなで気を付けていく日々がもうちょっと続くかなという事だと思います。今日ご紹介した内容、ワクチン接種などについて詳しくは世田谷区のホームページのご確認をお願い致します。ではそろそろお時間になりました。最後に区長、区民の皆さんへメッセージをお願いします。
  • 区長:そうですね、この新型コロナウイルス感染症が上陸してから丸2年になります。大変大きな影響を受けた方も多いと思います。今、ワクチンの3回目やっていますけれども、だんだんと、このコロナを的確に検査して、診断、診療して、つまり悪くしないようにしながらですね、社会経済を回していくと。お互いの仕事をしっかりやっていくという事を、なんとか両立をさせていかなければいけない時期に入ってきていると思います。なので、大きな山を今後作らないように気を付けつつ、それぞれのお仕事、あるいは社会活動ですね、コミュニティの活動もずっと中止が多くてなかなかやれていない、この状況を今年は感染状況を見ながらですが、やはり人と人が出会って力を合わせるという事の大切さがしみじみ確認できるような、そんな機会が作れればいいなって強く願っています。
  • パーソナリティ:わかりました。今日は、新型コロナウイルス感染症に関して「3回目のワクチン接種と検査体制の強化」を中心にお送りしました。保坂区長、今日もありがとうございました。
  • 区長:ありがとうございました。

写真3月放送

左より保坂区長、パーソナリティ

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