令和4年2月の「区長の談話室」

最終更新日 令和4年3月14日

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「令和4年2月の「区長の談話室」

令和4年2月6日・13日放送
区長の談話室「感染拡大防止とワクチン追加接種!」

※2月13日は2月6日の再放送です。

新型コロナウイルス感染症は、感染力の強いオミクロン変異株のまん延で、第6波が心配されています。世田谷区ではこれまでも感染予防の観点から2回の接種を進めてきました。2回目修了者は80%以上となっています。しかし感染状況を受け、ワクチンの追加(3回目)接種の必要性から、国の指針にもとづき、区では新たな取組みが始まっています。ワクチン追加(3回目)接種の必要性、見通しについて説明します。

最新の感染状況など

  • パーソナリティ:それでは保坂区長、今日もよろしくお願い致します。
  • 区長:はい、よろしくお願い致します。
  • パーソナリティ:新型コロナウイルス、オミクロン株ということで再拡大、感染者も増えています。東京では現在「まん延防止等重点措置」の適用もされているのですが、まずは区の最新状況から教えて頂けますか。
  • 区長:はい。このところ、毎日夕方に東京都の感染者数が、どんどん右肩上がりに上がってきて、ついに2万人を超えたという状況で、これはちょうど世田谷区も同様に同じ曲線で上がってきています。直近だと1,600人の方が検査で陽性だったというのが最高です。現在入院されている方が380人、ホテル等で療養されている方203人、そして自宅で療養されている方が11,794人と大変な数に及んでいます。オミクロン株は非常に感染しやすいという事で、以前であれば飲食だとか、カラオケだとか、感染の心当たりみたいなことがあって、そういったことを少し控えましょうという事でやってきた。ですが、今はほとんどそういう心当たりがないけれども感染してしまったという方が多いですよね。
  • パーソナリティ:本当に数か月前、ちょっと前は世田谷区でも感染者0という日もあったりしましたが、本当にやはり区でも急激に感染者が増えてきて、今おっしゃったように、数的にもものすごいことになっていますけれども。
  • 区長:そうですね。10月11月12月は、このコロナ問題が起きてから2年になりますけど、最も穏やかな、最も静かな落ち着いた日々でした。やはり感染症対策はそういう時期にこそ、検査の機能を充実し、そして、陽性の方がすぐ診断を受けて治療ができる体制を作っていくことが一番大事だと考えて、世田谷区でも、確かに世間的な感染はずっと下がっているんですが、酸素ステーションを新たに16ベッド、酸素を必要な方が入れるように区の施設を作りましたし、検査キットなどを感染が心配な所にどんどん配布をしていくということもしました。
  • パーソナリティ:わかりました。検査キットのお話も後ほどお伺いしたいと思うのですが、先ほど区長が自宅で療養している方もすごく増えてきているという事ですが、医療の逼迫度に関しては区内ではどうなんでしょうか。
  • 区長:そうですね。やはり医療の逼迫は、感染者が多いということで一定程度、中等症以上の方について入院して頂くことの広がりもありますが、同時に、これだけ広がってくると今、保育園とか小学校とか、子どもをめぐる感染が多いんですね。そうすると看護師さんとか医師とか、やはり家庭でお子さんがいる方が多いので、濃厚接触者になって出勤できないことで、医療のキャパが縮むという問題、それからコロナ病床をかなり拡大して開けていますけれども、一般の病床がそれだけ少なくなっていることで、心筋梗塞とか、コロナ以外で倒れた方の救急搬送先の病院がなかなか見つからないと、この問題はやはり起き始めていますよね。
  • パーソナリティ:区内でもそういった状況になりつつあるということですね。今、学校とかというお話がありましたけれども、学校とか保育所とかも今やはり学級閉鎖とか増えてきていますよね。
  • 区長:そうですね。オミクロン株になって最高で保育園は30を超える園が休園したこともありました。学校は学級閉鎖ですが、先週のある日は80を超える学級の閉鎖がありました。デルタ株まではお子さんが感染するのは、お父さんお母さんお兄さん等に家庭の中でうつされるケースが多かったんですが、今回は子どもから子どもへ、子どもから家庭へと。このケースが目立っていますね。
  • パーソナリティ:なるほど。

検査体制についてなど

  • パーソナリティ:先ほどおっしゃった検査というお話ですけれども、検査キットの無料配布を世田谷区では行いました。今は一時停止中ということですが、この経緯について教えて頂けますか。
  • 区長:そうですね。一昨年から世田谷区では高齢者施設や障害者施設ですね、重症化するとリスクが高い方々が多いので、そちらにPCR検査を定期的に入れていこうとか、もし陽性か発生したら全員を検査するチームを作って、これを社会的検査と呼んできました。この定期的な検査を9月末で一旦切り替えているんですね。何に切り替えているかっていうと、これは大体1年間で41,000回のPCR検査をやったんですが、PCR検査から抗原検査キットに切り替えていこうと、高齢者施設には大体14万キット予定で配布をしていくと。それから学校の活動で、修学旅行や川場村などの校外学習がずっと中止になっていました。学校の行事の前に抗原検査キットを使ってチェックして学校活動に参加していこうということで、10万キット配布しました。それから、その延長で保育園幼稚園ですね、これについては園とお子さんたちと、そして、その保護者の方ご家庭に2キットずつ配って、これは7万キットでしたね。なので、高齢者施設、小中学校、保育園と、相当数のキットを配って、そして、1月には区民に直接、区内3か所で4万キット予定で配布を致しました。本来は2月22日くらいまでを予定していたんですが、大変希望される方が多く、4万キットは1週間で配布が終わってしまった。そのあと薬局でさらに配っていこうという計画でしたが、この1週間世田谷区で配布をしている最中に、抗原検査キットが例えば医療現場で足りないと。全国的に足りないという報道はかなり出てきました。それで区でも緊急に見直して、医療現場、クリニック等に全部調査をして、やはり足りないと、入ってこないという声が多かったので、急遽切り替えてですね、医療現場の方には5万キットをさらに割り当てましょうと。それと介護やあるいは保育の現場で一旦配布しているものの、かなり使ってですね、足らなくなっているというお話がありました。そちらの方にも手当てをしていこうと。そして、今、買えない、供給がないっていう状況がありますよね。そこの様子を見ながら、一般の区民に配布をすることも今後考えていきたいと思っています。
  • パーソナリティ:わかりました。そして、区内の抗原検査キットを持っていないけれども、ちょっと怪しいなとか、自分がコロナじゃないかなと思ったり、不安になるという方もたくさんいらっしゃると思うのですが、そういった方たちのために、都の検査のところと、あとは区ではバスで検査ができるっていうのを作られたということですが、これはどういうすみ分けになっているんでしょうか。
  • 区長:はい、まず東京都のPCR無料検査の事業があります。これは東京都の企画で実際に川崎重工の自動PCRロボットシステムで、1日最高12万まで検査できるという大変優秀なシステムですが、このシステムを使用した川崎重工による検査を世田谷区内、代田区民センター、宮坂区民センターの2か所で、それぞれ1月から開始しています。1日、大体200件以上検査していますので、多い日は2か所で500件にもなっているんですが、これは完全予約制で、例えば一緒にいた方が陽性になった、自分はどうだろうか、でも保健所の調査等が間に合っていない、自分で感染の有無を確かめたい、こういう方も含めて、不安があるという方は申し込んで下さいっていうことで、一応2月13日までは現在の場所で、それ以降は別の場所に。ここがワクチン接種の会場になるものですから、別の場所で実施できないか、今、相談させて頂いているという事になります。
  • パーソナリティ:これは自分がちょっとおかしいなと思った方も予約して行けるということですね。濃厚接触じゃなくても。
  • 区長:もちろんそうです。
  • パーソナリティ:そして区の方ですけれども。
  • 区長:そうですね。区では抗原検査キットをかなり大量に、直接お配りする以前の年末から先ほど説明したように、高齢者施設や学校や保育園、幼稚園等で配っていますので、抗原検査で陽性になった場合にどこで確認をしたらいいのか。この皆さんがとりあえずクリニックなどに行くという事になると、今かなり医療が逼迫していますので、医療機関以外でPCR検査をできるようにしようという事で、世田谷通り沿いにある上用賀公園の拡張用地、旧財務省の宿舎跡なんですが、そこに5台のPCR検査用の特注バスを設置しました。片面4つの部屋があって反対側に4つ、計1台に8つの部屋があるんですね。ここは陰圧装置がかけられて、空気が外に出ないブースの仕組みになっているので、そこに入ってですね、検査を受けたい方は小窓を開けて、外側から看護師さんが検体を採取するという形になっています。これを5台準備し1台8ブース×5=40なので、相当の検査能力がここで発揮できるんですが、ただ今試薬の不足というのもあり、とりあえず2月7日から開始をしていくんですが、当面は検査キット、無料PCR検査等で陽性ではないかという反応が出た方が確認して陽性ですと確定診断をすると。そこから初めて行こうと。そして試薬などがもっと手に入ってくれば、能力はさらにありますので、例えば保育園とか、学校等で濃厚接触者がたくさん出たっていう場合に、一斉に来ていただいてっていうような使い方も考えています。
  • パーソナリティ:となると、最終的には都と同じように、ちょっと不安だっていう方も行けるように、最終的には区の方もなっていくという事でいいですか。
  • 区長:そうですね。これはPCR検査の試薬がどこまで確保できるかっていう事なので、とりあえず抗原検査キットの配布自体は続けてきましたし、これをしっかり受け止めると。そして試薬不足も解消するように、ぜひして欲しいわけで。やっぱり検査ができないってことはですね、感染者が野放しってことになります。検査ができないでいると、オミクロン株は症状が軽いというような事がよく言われますけれども、これから我々が心配しているのは感染が若い方から高齢者の方にだんだんシフトしてきているんですね。高齢者の方は元々基礎疾患がある方が多いし、やはりだんだんと重症になっていくという流れが非常に心配です。だから検査はしっかりできるような体制を再建したいと。今保健所や医師会でやって頂いているPCR検査、もうフル稼働でやって頂いています。ところが、やはりこれだけ感染疑いの方が多くなると、なかなかスムーズに、検査会社もかなり渋滞しているような状態なので、検査の規模をさらにスムーズに拡大をしながらできるようにしていこうと思っています。
  • パーソナリティ:わかりました。ではこの後、一旦ブレイクを挟みまして、今度はワクチンの追加接種についてお伺いしていきます。

ワクチンの追加接種について

  • パーソナリティ:今日の「区長の談話室」は「感染拡大防止とワクチン追加接種!」と題して、変異株がまん延している新型コロナウイルス感染症の防止と、3回目のワクチン接種についてお送りしています。ということで区長、3回目のワクチン接種ですが、追加接種が前倒しで進んでいるという事で、今現在の状況というのはどんな風になっていますか。
  • 区長:世田谷区ではいの一番に12月の末から高齢施設に訪問して接種をするという事を始めています。一般の65歳以上の高齢者の接種については、1月7日からスタートしているんですが、1月の段階ではまだ接種会場が少なくて、ファイザー、モデルナともフルに予約をして頂いていますが、本格的には2月になってから接種会場もたくさん出てくるという事になります。
  • パーソナリティ:接種券は順次、今届いている状況ですよね。
  • 区長:そうですね。接種券も当初予定よりはずっと早くして、65歳以上の人たちに関しては2月9日に全部お送りするようにしようと。それから、それ以外の方ですね、9月30日までに2回目を終えられた方、366,900人いらっしゃるんですが、3月のうちには接種券を送っていくという事で。これは考え方としては高齢の方を優先して高齢者が3回目を終わっていく中で、次の世代の方にしていくっていうような考え方になります。ただワクチンの3回目接種もかなり加速をしていかなければならないと思っております。
  • パーソナリティ:接種券が届いて、今の段階だと高齢者の方に届いていると思うのですが、前回の時に予約がすごく大変だった、また3回目に大変な思いをするのは嫌だとおっしゃる方もいらっしゃると思うのですが、またそういう方に対してもまちづくりセンターで予約のお手伝いもされているということですね。
  • 区長:そうですね。前回1万5千人の方に利用して頂いたのですが、今回も28か所ある身近なまちづくりセンターで職員が待機していますので、予約の手続きを代わってサポートしますよという体制を取っています。あと電話も前回20回線で始まったのを、今回は、100回線と非常に多くしていますので、かかりやすくなっています。なので、予約のストレスは1回目2回目の教訓でだいぶ低くなったと思っています。
  • パーソナリティ:接種券が入っている封筒の中にまちづくりセンターの予約のお手伝いのご案内も一緒に入っていますよね。
  • 区長:そうですね。チラシが入っていますので、それを見て頂けたらと思います。
  • パーソナリティ:それを持って行って頂ければ、職員の方がお手伝いして一緒に予約を取って下さるという事ですね。
  • 区長:あとですね、やっぱり大勢の方に感染が拡がるっていう傾向を見ていると、やはり子ども達を媒介としている学校や保育園幼稚園という所が多いですね。じゃあそこで働いている先生、保育士などの皆さんに優先して早く3回目をやっていこうという事で、これは大規模接種で楽天グループの会場が昨年も大活躍してくれたんですが、ここを3月の予定でエッセンシャルワーカーと言われる皆さんについて先行接種も行っていきたいと思っております。
  • パーソナリティ:これは区民の方への接種も行ってくださるっていう事ですかね。楽天でも。
  • 区長:まず、エッセンシャルワーカーの接種をしてからになると思います。それから高齢者の施設接種が終わっていくあたりでだんだん年代が若くなっていく、ほとんど働いている方が中心になりますので、都心から便のいい5会場において、特に週末ですね、やっぱり副反応があるので金曜日とかが人気があるんですね。
  • パーソナリティ:そうですよね。
  • 区長:なので週末に夜間接種という事で時間をかなり延ばしてですね、夜にも打てるように考えています。
  • パーソナリティ:それからまだこれはなかなか決まりきっていないと思うのですが、お子さんの感染が今ひどいんですけれども、こちらのワクチン接種というのはどんな風になりますか。
  • 区長:そうですね。今回5歳から11歳まで、これまでは12歳以上の人たちがワクチンを1回目2回目と打ってきたわけですが、いよいよ5歳から11歳までの小児接種の方がはじまります。3月に開始をしていきます。
  • パーソナリティ:そうなんですね。
  • 区長:3月から6月末位までを目途に53,000人対象者がいるんですね。この皆さんに接種券を送り、約6割が受けられるという事が可能な体制を確保していきたいと思っています。一応集団接種会場も設けます。それからクリニックで打ってもらうっていう形もあります。集団接種会場では、土曜日曜日にお子さんが打って頂いたら、3週間後にまた同じ会場でという事で、区内をまんべんなく、地域偏在が生じないように、会場を週ごとに交代していくという風な、そういうやり方を考えています。
  • パーソナリティ:わかりました。区長自身ももう3回目の追加接種受けられたという事だったのですが、どちらを打たれたんですか。
  • 区長:モデルナを打ちました。実はですね、皆さんはやりファイザーで打っていますから、ファイザーの方が安心かなという事が言われています。
  • パーソナリティ:1、2回目ファイザーですか。
  • 区長:私も1、2回目はファイザーです。ただモデルナ、今回は量が半分なんですね。
  • パーソナリティ:そうなんですね。
  • 区長:それから抗体値、出来上がった抗体値の高さで言っても、モデルナ半分でも効果があるということなので。2月は今、ファイザー、モデルナともにいっぱいになっているんですが、モデルナもぜひ活用して。ファイザーがまずは埋まっていきながらモデルナっていう形になっていますので、ぜひ効果を上げるためにですね、これは交互接種というんですが、世界中で行われていますのでトライしてみて頂けたらなと思います。
  • パーソナリティ:わかりました。接種券が届いた方は、区の会場、クリニック色々な所がありますけれども、そういう所で選んで頂いてということですね。
  • 区長:はい。
  • パーソナリティ:そろそろお時間になりました。最後に皆さんにメッセージをお願いできますでしょうか。
  • 区長:2年間ですね、本当にこの新型コロナウイルスで大変な時期が続いています。ただ多くの人の努力で、少しずつ、この厄介なウィルスとの戦いも、出口をどうしても開いていかなければいけない今年だと思っています。3回目接種、そして検査、診断、治療、この体制の確立。この両面で区も頑張っていきますので、ぜひ細心の注意をしながら暮らして頂きたいと思います。情報ですが、住民税非課税世帯の方、家計が急変した世帯の方に臨時特別給付金を支給しますという号外を各戸全家庭にポスティングしますので、こちらの方をご覧いただければと思います。
  • パーソナリティ:はい、わかりました。区の情報など詳しくはホームページをご覧になって下さい。今日は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止とワクチン追加接種についてお送りしてきました。保坂区長、どうもありがとうございました。
  • 区長:ありがとうございました。

写真2月放送

左より保坂区長、パーソナリティ

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