令和3年8月の「区長の談話室」

最終更新日 令和3年9月13日

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令和3年8月の「区長の談話室」

8月1日・8日放送 区長の談話室 「夏の感染防止とワクチン接種!」

※8月8日は8月1日の再放送です。

新型コロナウイルス感染症は、感染力の強い変異株のまん延で、東京都では7月12日より8月22日まで、4回目の緊急事態宣言が発令されています。夏休みやお盆の時期で人の移動が活発になり、感染増が心配され、区民の感染予防の努力がさらに必要となります。また、ワクチン接種を精力的に進め、区内の多くの医療機関の協力もあり、接種者の数は増えてきましたが国からのワクチン供給の遅れで予約が取りにくい状況が続いています。ワクチン接種の進捗状況と今後の見通しについて説明します。

はじめに

  • パーソナリティ:それでは保坂区長、今日もよろしくお願いします。
  • 区長:はい、よろしくお願いします。
  • パーソナリティ:さて今日から8月ということで、まずは本題に入る前に、毎年8月というと平和を考えるという、そんな季節でもありますよね。
  • 区長:そうですね。もう戦争を体験されている方が本当に少なくなってきました。それでも1945年8月6日広島、8月9日長崎に原子爆弾が投下され原爆の日、被爆の日としてもう一度我々は振り返るわけですね。国連では核兵器禁止条約が、これは早期批准を日本はまだしていないんですが、どんどん世界の国々が加盟をしていると、ここは大事にしたいなと思います。で、実は第二次世界大戦以来の世界的な危機が戦争ではありませんがパンデミック、現在の感染症危機だと思います。今日はその辺りを話してみたいなと思います。

感染症の現状とワクチン接種、リスナーからの質問

パーソナリティ:はい、ということで、早速今日のテーマ「夏の感染防止とワクチン接種」についてお話進めていきます。現在、東京では4回目の緊急事態宣言が発令されていてということで、この後コロナについてお話を伺っていこうと思うのですが、本当に今、これまでにない感染の拡大というのが続いていますが、区長まずは今の現状を教えて頂けますか。

  • 区長:そうですね。世田谷区内でも今まで一番大変だったのが年末年始だったんですね。ところがそれを超える勢いになってきました。昨日なども400人を超える届けがあり、東京全体がもう4,000人を超えたと。少し前に3,000人を超えたばかりですね。これで留まるのかというと、どうも人の流れは止まっていない。オリンピックの熱戦は大変素晴らしいですが、一方で、どこかこのコロナのことはもう慣れたよという雰囲気もあって、どんどんこれから感染者数が増えていくと。確かに65歳以上の高齢者の方は7月の末で1回目の方が85%、2回目の方が7割のちょっと手前というところで、ほとんどの方がもうワクチンを打たれている、なので感染する人が少ない。従って重症化がしにくいということはありますが、でもこれだけ増えてくると、中には30代、40代でも重症化する人、もちろん50代でも現在出てきています。世田谷区は累計で症状がない方も含めて感染された方16,000人を超えました。7月29日現在で入院中の方が361人、ホテル等で宿泊療養中の方が64人、そして自宅療養の方これが1,711人もいるんですね。亡くなってしまわれた方が103人。この103人はここのところ増えていませんがこれから心配ですね。
  • パーソナリティ:そうですね。明らかに今までとは状況が違うなということを、おそらく皆さんも同じように感じていらっしゃると思うんですが、クラスター的なことは今どうなんですか。
  • 区長:はい、高齢者施設では、PCR検査とワクチンの先行接種。高齢者施設は8月に一部かかりますが、ほぼ2回目もかなりの確率で8割9割もう打っていますのでクラスターは5月末から起きてないんですよ。
  • パーソナリティ:そうなんですね。
  • 区長:はい。一方で保育園、やはり密着しますよね。それで今回従来のアルファ株と違って、このデルタ株、こちらの方は子ども同士の感染がしやすいという事で、保育園で子どもたち、そして保育士さん、子どもといえば家に帰りますので家族ということで、保育園クラスターがいくつか続いています。明日8月2日から登園自粛のお願いのレベルを少し上げ、なるべく保育園を利用しなくてなんとかできる環境の方はぜひ協力して欲しいという事にも取り組みます。
  • パーソナリティ:わかりました。皆さんこれまでもきっちりと予防されてきたと思うんですが、それでもこの感染状況をみると暑い中ですけれども、やっぱりもう一段階気を付けるっていう事をやっていかなくちゃいけないんでしょうか。
  • 区長:そうですね。これまで励行してきた手洗いとかうがい、そしてマスク、これはもう当然なんですが、やっぱり会食の機会で感染が広がった、バーベキューやって感染が広がったっていう例もまだまだあります。ただ今ですね、統計を取ってみると半数の人が同居している家族から感染したケースが多いんですね。飲食店からの人は15%位いらっしゃいますけれども、圧倒的に多いのは何処でうつったかわからない、どうして自分は罹患したんだろう、これがわからないという事で、会社だったり、街中だったり、色んな所で感染の機会があるのかもしれない。特に今ワクチンを2回打ったから無敵だ、もう大丈夫だって思っていらっしゃる方もいると思うんですが、しかしワクチンを2回打っても、感染している事例が世田谷区内でも出てきています。もちろん意味がないんじゃなくて、重症化しないっていう立派なメリットがあるんです。ですからワクチンを打った方も感染して、また人にうつすというような事もあるので、マスクも含めてまだまだ警戒モードでいかないといけないなと。
  • パーソナリティ:そうですね。夏休みでもありますし、お盆も近いですしね。今、ワクチンのお話がありましたけれども、実はリスナーさんからのメッセージで、ロックリバーさんから「65歳以上の高齢者への2回接種を7月末までに完了できる見通しを区長が会見で示されていたんですが実際結果がどうなったのか」と、「区民全体への接種が12月末までかかるという事でしたが、それはそのあたり大丈夫なのか」という事です。
  • 区長:そうですね、先ほど触れましたけれども65歳以上の人の1回目84.5%、2回目が66.1%。ほぼ7割に近いので8月に少しかかってしまいますが、概ね目標は遂げつつあると思います。一方で、国から示されているワクチンの配給量、これが実はかなり大きく減ったんですね。これが7月に入って大問題になって、テレビ新聞でも何度も取り上げられていると思いますが、ワクチン不足という事。この影響を受けて、世田谷区でも7月8月はたくさん予約を頂いて、予約を頂いた方は今日もワクチンを打って頂いています。この予約をされた方は、60代前半、50代、40代の一部で。実はその下の世代ですね、30代、20代、10代。この皆さんに関して接種券は届いているんですが、いわゆる予約サイトを開いても予約の空きがないという事が続いてしまっているんですね。
  • パーソナリティ:そうですね。先ほどのロックリバーさんもそうですし、それから猫の茶碗さんからもメッセージ頂いていて、「区のホームページを確認しても、ずっと予約可能な枠がありません、という表示のままで先の見通しがすごく心配だ」というメッセージもたくさん頂いています。
  • 区長:はい。23区の区長で作る区長会というのがあるんですけれども、ここにZoomを使って河野太郎大臣に来てもらって説明をしてもらいました。私が聞いたのは、よく皆さんもテレビでお聞きになっていると思うんですが、9月末までに2億2千万回のワクチンがちゃんと来ますからと。そういう計画になっている、契約になっているというお話があると思うんですね。もしそれが本当だとすると、本当であって欲しいんですが、国が今世田谷区とか他の区に示している計画だと、もう当然12月1月になっちゃうんですね。菅首相が言っているように10月11月に終わるなんてことは無理なんですよ。8月は非常に低い数字しか出てない。箱数でいうと58箱ですかね、59箱。こんな箱数でぎりぎりのところで継続しているけれども、そこにやっぱり例えば90箱とか。1箱に1,170人分のワクチンが入っているんですが、そのくらいの加算ですね、いわゆる上積みがあれば。この見通しが8月2日の週で国から示されると聞いていますので、これが示されて、例えば5万人分がとりあえず上積みになったねっていうことになれば、すぐさま5万人分の予約の枠を作ることが可能になるんですね。今、その見通しがずっと足踏みしていて示されていないという事で、予約枠を停止している期間が長引いてしまっているんで、大変申し訳ないと。早く国からの見通しをしっかりキャッチして、間を開けずに予約枠を作りたいと思っています。
  • パーソナリティ:そうですね。いずれは希望の方全員、接種は受けられる見通しという事でよろしいですか。
  • 区長:そうですね、国の方はですね、河野大臣は12歳以上の8割の人口に対応するワクチンを配給しますとおっしゃっているので、それを世田谷区の人口割で計算していけば、相当の数になります。一方で6月から7月にかけてずっとワクチンの予約が入らないという期間が続いている中、楽天グループの三木谷さんからご連絡があり、楽天グループの大規模接種会場見学のご案内を受けました。行ってみてですね、地域貢献ということで、世田谷区の例えば保育園で働いている方であるとか、そういった早く接種した方がいい人達、その人達に対して7月に先行的に楽天グループの大規模接種会場で接種してもらいました。実は今日発行の世田谷区広報紙おしらせには「楽天グループによるワクチン接種を行います」と書いてあって、8時半から予約を受け付けていました。しかし、この生放送が始まった時には12,000人の予約が全部入ってしまったという事なんですね。
  • パーソナリティ:埋まってしまったということなんですね。
  • 区長:これは1回で終わるという予定ではなくですね、8月9月と続けて頂くと。
  • パーソナリティ:なるほど。
  • 区長:前の週に次の週の予約をできるような仕組みでいこうと。今度いつになるのかはホームページで発表していく予定です。
  • パーソナリティ:わかりました。今日で終わりという事じゃなくて今後も続いていくので。
  • 区長:そうですね。
  • パーソナリティ:じゃあ、今日予約が取れなかったという方、今初めて知ったという区民の方も今後そちらの方もチェックして頂くと予約の枠がまた広がっていくという。
  • 区長:そうですね。12,000人っていう枠があっという間に2時間位で無くなるわけですから、区の方でも、早く情報を取って数万人でも枠をなるべくあける努力を今指示しているところです。
  • パーソナリティ:キャンセルもあるかもしれないですね。
  • 区長:キャンセルもね。ただ区の方の接種会場ではファイザー、楽天の会場ではモデルナです。
  • パーソナリティ:モデルナ製ですね。
  • 区長:はい。1回目にモデルナを接種したら2回目もモデルナ。1回目にファイザーを接種したら2回目もファイザーというふうに、そこを間違えないで頂きたいなと思います。
  • パーソナリティ:はい。あと、今日から始まった楽天の接種はモデルナを使ってという事なので、12歳から17歳の方たちは、ちょっとまだ国からの通知が。
  • 区長:これまでモデルナだと18歳以上だったんですね。ファイザーが16歳以上で、ファイザーの方が早く12歳以上になりました。モデルナの方も今後の予約では12歳以上になりますので、12歳以上の方に対応ができるかと思います。
  • パーソナリティ:わかりました。
  • 区長:ただ今日のところはまだ18歳以上で。
  • パーソナリティ:という事なんですね。国の通知の後という事になるという事ですね。
  • 区長:はい。
  • パーソナリティ:わかりました。とにかく区のホームページをチェックして頂くことをお願いしたいと思います。それから区長、1回目の予約は取れたけれども、2回目が取れていないという方もいらっしゃるんですが、そんな方たちのために、今2回目の予約ができるという事なんですよね。
  • 区長:そうなんですね。どうしてこうなったのかというと、実は今9月21日まで予約枠をあけているんですね。そうすると8月末に予約を取った方、31日とかに取った方は、3週間後の予約枠がないわけですね。そういう事で、あるいはいろんな事情で2回目の予約が取れてないという方について、1回目の予約を取った方については区の方でなんとかワクチンを確保してですね、2回目を接種できるように受け付けますと。これはワクチンコールに電話で申し込んで頂ければ、その日と会場をセットしますという事で、現在8月12日までの1回目の接種日の方について2回目の予約を受け付けています。それ以降ですね、時間をずらしながら2回目が打てないっていう方がないように取り組んでいます。
  • パーソナリティ:そうですね。2回目難民っていう事が起きないようにという事で。今回こちらに関しては、お電話でのみの受付となります。ホームページに詳しく書いてありますので、区のホームページをまずはチェックして頂きたいなと思います。実は私も先週1回目をかかりつけの先生の所で打ってきて、本当に奇跡的にキャンセル枠があって、そこに入れたという事だったので。本当に今なかなか予約が取りづらいですけれども、細かくチェックしていると、もしかしたらチャンスはあるかもしれないという状況ではあるかなと思うんですけれど。
  • 区長:特に職域接種がはじまって、自分の職場が意外と早くやるらしいということで、職域接種の方に切り替えて、区の予約をキャンセルする方がずいぶんいらっしゃいました。
  • パーソナリティ:そうですね。
  • 区長:ですからずっと見ていると時々キャンセルになるという所に入り込むという事ができるかと思います。
  • パーソナリティ:そうですね。この後どんどん打てるようになっていくといいなと思います。ではここでワクチン接種、予約やお問い合わせの専用ダイヤルをご案内します。「世田谷区新型コロナワクチンコール」電話番号は0120-136-652、0120-136-652番となっています。平日は午前8時30分から午後8時まで。土曜、日曜、祝日は午前8時30分から午後5時30分までです。このコールは外国語でもお問い合わせいただけます。ではこの後もまだまだお話伺っていきます。

リスナーからの質問、皆さんへのお願い、まとめ

  • パーソナリティ:今日の区長の談話室は「夏の感染防止とワクチン接種」と題しまして、保坂区長とともに生放送でお送りしています。リスナーさんから頂いたメッセージ、区長にお答えして頂こうと思うんですが、こちらはカンパチアメリカ村さんから頂いたメッセージです。「国からのワクチン供給が不透明な状況ですが、医療従事者の皆さん、集団接種会場を運営するスタッフの皆さんのご苦労もあって、世田谷区では比較的順調にワクチン接種が進められているという印象があります。今後の心配としては、ワクチン接種に消極的な20代以下の若い世代の方たちに、どれだけワクチンを打ってもらえるかだと思います。そこで保坂区長に質問です。世田谷区では、何か「ニンジンをぶら下げる」ような計画は予定されていますか?」という事なんですが。
  • 区長:はい、世田谷区ではですね、5月から始めて8月の末までに、大体48万回、1回目だけの方が30万人ぐらい、2回目を終えられた方が17万人ちょっととですね、比較的自治体の中での数としては、人口が25万の区であればもうほぼ終わったという事になるわけですが、92万人の皆さんがいらっしゃるんで。私はちょっと申し訳ないなと思うのは、若い世代に接種券が届いた。これまで高齢者、あるいは60代50代の方は接種券が届いた日にですね、予約サイトをあければたくさん選べたんですね。ところがワクチン不足でクリニックも絞り込む、そして9月の予約枠も接種会場の数は変わらないんですが、実は少し絞ってあります。そうすると全てがソールドアウトの状態になってしまっていて、何回見てもだめだからもういいかっていうふうに思った方がいらっしゃるかと思います。そういう事もあって、楽天の大規模接種会場のご協力を頂いたり、区の方でもこれから頑張りますけれども、本当に希望する方にまず打つっていう事が大事だと思いますので、ワクチンを確保して枠を作るっていう事が、8月の第1週ですね、大仕事になるかと思います。で、ある程度接種が進んでくると、若い世代で副反応が怖いから打たないよというような方が相当出てくるはずなんですが、デルタ株自体の広がり方が猛烈なので、やはりメッセンジャーRNAワクチンという、ワクチンの特性ですね、ファイザー社とモデルナ社のワクチンというのは確かに新しい技術ですけれども、抗体をちゃんと作り出して、体の中で溶けてしまうという事で、副反応も他のワクチンに比べて非常に低いと言われているのと、感染防御もこれまでは非常に高い数字を示してきたんですね。なのでこのワクチンをとりあえず2回打ち、もしかすると今検討されているのは3回目も来年っていう事もあるかもしれないというので。このコロナ禍の中でもう本当に大きな制約を受けて、外出できなかったり、あるいは人と会って、例えば音楽をやるとか、お芝居をやるとか、あるいは仕事でもですね、旅行関係の方とか通訳の方とかもう何も仕事がない状態が続いてしまって困り果てている方多いですよね。そこから脱出していく為にやはりワクチンは大きなツールになると思います。
  • パーソナリティ:そうですね。正しい情報をしっかりと受け止めて頂いて、きちっと自分で考えて頂くっていう事を、20代の世代の方たちにもして頂けるように、そういう発信もしていくっていう事も大事ですよね。
  • 区長:そうですね。
  • パーソナリティ:わかりました。それではそろそろお別れの時間が近づいてきました。区長、最後に改めて区民の皆さんへメッセージをお願いできますでしょうか。
  • 区長:不思議なことにですね、去年は皆さん本当に緊張して外出も少なかった。ただその時の感染者数っていうのは本当に世田谷区内でも数人とかですね、昨年の5月とか0ってこともあったりもしました。ところが今ですね、300人400人です。今一番危険な状態に残念ながら来てしまったんで、ここでもう一度気を付けて、そして感染を広げるようなリスクのある行動、例えば旅行に行く、田舎に帰るのも含めて、ちょっとここは立ち止まって欲しいなと思います。必ずですね、ピークはやがて来て、それから感染率は下がっていくはずで、そこに向けてワクチンの接種を我々も一生懸命頑張りますから、区民の皆さんにもご協力をお願いしたいと思います。
  • パーソナリティ:はい、わかりました。保坂区長、今日はどうもありがとうございました。
  • 区長:ありがとうございました。

写真令和3年8月放送

左より保坂区長、パーソナリティ

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