区とその関連団体をひとつの行政サービス主体としてとらえ、関連団体も含めた財政状態等を総合的に明らかにするため、 区の一般会計・特別会計の財務諸表に区の関連団体の財務諸表を合算した、連結財務諸表を作成しています。 令和2年度連結財務諸表 1.連結貸借対照表 2.連結行政コスト計算書 3.連結キャッシュ・フロー計算書 4.連結正味資産変動計算書 (1)連結方法 連結対象団体が作成した個別の財務諸表等の金額を基礎とし、表示科目の異なる連結対象団体の財務諸表等の勘定科目を、 世田谷区会計基準による勘定科目に組替えた後の金額を、世田谷区会計基準に基づき作成した各会計合算財務諸表と全部連結(財務諸表等に計上された金額のすべてを合算する連結方法) または一部連結(財務諸表等に計上された金額を出資割合等に応じて合算する連結方法)して、作成しています。 (2)連結修正 世田谷区と連結対象団体及び連結対象団体間の取引等については、同じ集団内の内部取引とみなし、その取引等がなかったものとして扱います。 したがって、財務諸表等の金額を単純合算した後に、当該取引等について相殺消去等を行う、連結修正の処理を行っています。 主な連結修正の内容は次のとおりです。 @出納整理期間中の現金の受払い等の調整 地方自治法第235条の5に基づく出納整理期間を設けている世田谷区と、出納整理期間を設けていない連結対象団体との間に、 出納整理期間中に現金の受払い等があった場合には、現金の受払い等が終了したものとして扱うこととし、収入未済や未払金などの残高を消去しています。 A投資と資本及び債権債務の相殺消去 世田谷区と連結対象団体間の出資(受入)や貸付(借入)については、連結修正の処理により、貸借対照表の当該勘定科目の残高から相殺消去しています。 B支出と収入の相殺消去 世田谷区の各会計間の繰入と繰出や、世田谷区と連結対象団体及び連結対象団体間の補助金の支出と収入、委託料の支出と収入などの取引については、 連結修正の処理により、行政コスト計算書及びキャッシュ・フロー計算書の当該勘定科目の金額から相殺消去しています。 (3)組替え及び相殺消去の科目について 勘定科目の組替え及び連結修正の相殺消去等においては、金額的に重要性が無いと認められる一部の処理では、行政コスト計算書の行政収入については 「使用料及手数料」、行政支出については「物件費」など、その区分における代表的な勘定科目等で一括して組替え及び相殺消去等を行う、便宜的な処理を行っています。 このファイルについての問合せ先 世田谷区会計室 東京都世田谷区世田谷4丁目21番27号 電話番号 03-5432-2638 ファクシミリ 03-5432-3053