世田谷区でEBPMを推進しデータ利活用を進めるために 田中 陽子 (せたがや自治政策研究所研究員) [概要] このレポートは世田谷区で根拠に基づく政策立案(以下EBPM)を推進し、データ利活用を進めるためには「まず何が必要なのか」を整理し、 何をすべきかを論考することで、今後の世田谷区のEBPMの推進に資することを目的としている。 EBPMを進めることの背景を示し、政府でのEBPMの進め方や先進自治体での事例を参考に世田谷区の状況をとらえ、 今後EBPMを推進していくために解決すべき課題として「推進体制の整備」「人材育成」「オープンデータの質の向上」を提案する。