28世防街第706号 平成29年3月 世田谷区耐震改修促進計画・アクションプログラム                               【目 的】  平成28年4月の熊本地震を受けて、平成29年度までの時限措置として、 国から補正予算による住宅・建築物の耐震化促進の拡充策が示された。 これを受け、住宅の耐震化を促進するため、耐震診断及び耐震改修等の耐震対策を重点的に実施し、 耐震化を促進することを目的にアクションプログラムを策定する。 【位置づけ】 世田谷区耐震改修促進計画(平成28年3月改定)における重点的に取り組む施策の 具体的な行動計画として、この「アクションプログラム」に示す。 【対象建物】  「対象区域」内のマンションを含む全ての住宅 【実施期間】 平成29年4月1日から平成30年3月31日まで 【取組内容】 ○戸別訪問 耐震診断・耐震改修工事・不燃化建替えをより一層推進するため、 不燃化特区エリア内の旧耐震基準の建物所有者を戸別に訪問し、 安全・安心のまちづくりのための不燃化建替えや耐震化について、説明を行う。 ○訪問戸数   平成28年度 1,500棟   平成29年度 3,000棟 ○公表 各年度末に訪問戸数、診断・改修の実績を、ホームページにて公表する。 【助成制度】  ○木造住宅の耐震改修工事・不燃化耐震改修工事・不燃化建替え(100万円の助成)に対し、 平成29年度のみ、30万円の上乗せ助成を行う。? 【対象区域】 木造住宅密集地域では、大地震が発生した場合、 同時多発火災により大規模な市街地災害が発生する恐れがある。 木造住宅密集地域のうち特に危険度が高い、不燃化特区エリアを、 緊急耐震重点区域(耐震化・不燃化を特に促進すべき区域)とする。 緊急耐震重点区域 地区名 住 所 太子堂・三宿地区   池尻四丁目24〜39番、太子堂二・三丁目全域、三宿一・二丁目全域 太子堂・若林地区   太子堂四・五丁目全域、若林一丁目全域、若林二丁目1〜36番 区役所周辺地区       世田谷三丁目20〜26番、世田谷四丁目全域               宮坂二丁目1番の一部、2〜9番、26・27番、若林三・四・五丁目全域           赤堤一丁目1〜5番、赤堤二丁目1〜6番、梅丘二・三丁目全域               豪徳寺一丁目全域、豪徳寺二丁目2〜10番、25〜31番               松原六丁目42番、43番 北沢三・四丁目地区   北沢三・四丁目全域 北沢五丁目・大原一丁目地区 北沢五丁目全域、大原一丁目全域