平成28年性的マイノリティ支援のための暮らしと意識に関する実態調査報告書 平成28年11月 世田谷区生活文化部人権・男女共同参画担当課 目次 T 調査概要 (1) 調査目的 3ページ (2) 実施期間 3ページ (3) 調査対象 3ページ (4) 回収数 3ページ (5) 調査主体 3ページ (6) 調査協力 3ページ (7) 備考 3ページ U 調査結果 (1) 年齢について 4ページ (2) 居住地について 4ページ (3) セクシュアリティについて 5ページ (4) カミングアウトについて 7ページ (5) パートナーシップについて 8ページ (6) 雇用形態について 10ページ (7) 行政の取り組みについて 10ページ (8) 生活する上で直面する困難について 15ページ (9) 補足 19ページ (10) 用語解説 23ページ T 調査概要 (1) 調査目的 世田谷区では、「世田谷区第二次男女共同参画プラン」の策定準備を進めています。 本調査は、次期プランの策定に活かすとともに、その後の具体的な取り組みの検討に用いるために実施しました。 (2) 実施期間 2016年8月22日から2016年9月11日の21日間 (3) 調査対象 性的マイノリティ当事者 (4) 回収数 1036票(うち有効回答965票) (5) 調査主体 世田谷区生活文化部人権・男女共同参画担当課 (6) 調査協力 特定非営利活動法人ReBit (7) 備考 1 各パーセンテージは、小数点第二位以下を四捨五入した数値を記載しています。 2 複数回答可の項目では、割合の累計が100%にならない場合があります。 3 「LGBT」という単語は、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとった言葉です。本調査で「LGBT」を性的指向および性自認等により困難を抱えているひと(セクシュアルマイノリティまたは性的マイノリティ、性的少数者)と同じ意味で便宜上、使用しています。 U 調査結果 (1) 年齢について Q1. あなたの年齢をお答えください。 (補足)回答必須 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 10代 73 7.6パーセント b 20代 443 45.9パーセント c 30代 220 22.8パーセント d 40代 159 16.5パーセント e 50代 60 6.2パーセント f 60代 10 1.0パーセント g 70代以上 0 0.0パーセント 回答者数965(100.0パーセント) (2) 居住地について Q2. あなたが現在お住まいの地域をお答えください。 (補足)回答必須 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 東京都内 450 46.6パーセント b 東京都外 515 53.4パーセント 回答者数965(100.0パーセント) (3) セクシュアリティについて 1 出生時の性 Q3. あなたの出生時に届け出られた性別をお答えください。 (補足)回答必須 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 男性 388 40.2パーセント b 女性 575 59.6パーセント c その他 2 0.2パーセント 回答者数965(100.0パーセント) 2 戸籍上の性 Q4. あなたの現在の戸籍上の性別をお答えください。 (補足)回答必須 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 男性 391 40.5パーセント b 女性 574 59.5パーセント 回答者数965(100.0パーセント) 3 自認している性 Q5. あなたが現在自認している性別をお答えください。 (補足)回答必須 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 男性 364 37.7パーセント b 女性 414 42.9パーセント c どちらともいえない 141 14.6パーセント d その他 46 4.8パーセント 回答者数965(100.0パーセント) 4 好きになる性 Q6. あなたが好きになる相手の性別をお答えください。 (補足)回答必須 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 男性 278 28.8パーセント b 女性 276 28.6パーセント c 男性、女性 95 9.8パーセント d 人を好きになる際に性別は問わない 236 24.5パーセント e 人を好きにならない(恋愛感情や性的欲求を抱かない) 43 4.5パーセント f その他 37 3.8パーセント 回答者数965(100.0パーセント) (4) カミングアウトについて 1 カミングアウトした人数 Q7. あなたがこれまでにカミングアウトした(性的少数者だと伝えた)人数をお答えください。 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 0人(誰にもしていない) 88 9.1パーセント b 1から4人 223 23.1パーセント c 5から9人 121 12.5パーセント d 10から19人 118 12.2パーセント e 20から49人 83 8.6パーセント f 50人以上 164 17.0パーセント g 人数は不明だがカミングアウトしている 162 16.8パーセント 回答者数959(99.4パーセント) 無回答6(0.6パーセント) 計965(100.0パーセント) 2 カミングアウトした相手 Q8. Q7でbからgを選択した方に伺います。あなたがこれまでにカミングアウトした相手をお答えください。(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 友人(LGBTの当事者) 653 75.0パーセント b 友人(LGBTの当事者ではない) 760 87.3パーセント c 家族(親、兄弟姉妹、配偶者) 484 55.6パーセント d 職場・学校 421 48.3パーセント e 医療・援助職関係者 233 26.8パーセント f 親戚(親、兄弟姉妹、配偶者以外) 168 19.3パーセント g 近隣・地域 80 9.2パーセント h その他 88 10.1パーセント 回答者数587(67.4パーセント) 無回答284(32.6パーセント) 計871(100.0パーセント) (5) パートナーシップについて 1 パートナーの有無 Q9. あなたが現在パートナーと認識している人物(以下、パートナーと記載)の有無をお答えください。 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a いる(現在の戸籍上、同性) 356 36.9パーセント b いる(現在の戸籍上、異性) 102 10.6パーセント c いない 483 50.1パーセント 回答者数941(97.5パーセント) 無回答24(2.5パーセント) 計965(100.0パーセント) 2-1 パートナーとの同居 Q10. Q9で「a いる(現在の戸籍上同性)」「b いる(現在の戸籍上異性)」を選択された方に伺います。パートナーとの同居についてお答えください。 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 同居している 210 45.9パーセント b 同居していない 248 54.1パーセント 回答者数458(100.0パーセント) 2-2 現在の住まい Q11. Q10で「a 同居している」を選択された方に伺います。現在のお住いについてお答えください。 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 民間賃貸住宅(シェアハウスを除く) 105 50.0パーセント b 公共賃貸住宅 12 5.7パーセント c 持ち家(パートナーの持ち家を含む) 72 34.3パーセント d 実家で親と同居 6 2.9パーセント e 社宅や官舎 2 1.0パーセント f シェアハウス 1 0.5パーセント g その他 6 2.9パーセント 回答者数204(97.1パーセント) 無回答6(2.9パーセント) 計210(100.0パーセント) 2-3 将来的な同居 Q12. Q10で「b 同居していない」を選択された方に伺います。将来的に同居することを考えているかお答えください。 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 将来的には同居したい 220 88.7パーセント b 将来的にも同居したくない 22 8.9パーセント 回答者数242(97.6パーセント) 無回答6(2.4パーセント) 計248(100.0パーセント) (6) 雇用形態について Q13. あなたの現在の雇用形態をお答えください。 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 正規の職員・従業員(無期契約) 394 40.8パーセント b 派遣・契約・嘱託(有期契約) 80 8.3パーセント c パート・アルバイト 85 8.8パーセント d 会社役員 13 1.3パーセント e 自営業 52 5.4パーセント f 学生 207 21.5パーセント g 休業中(育児・介護・病気等) 19 2.0パーセント h 家事 16 1.7パーセント i 無職 40 4.1パーセント j その他 22 2.3パーセント 回答者数928(96.2パーセント) 無回答37(3.8パーセント) 計965(100.0パーセント) (7) 行政の取り組みについて 1 世田谷区パートナーシップの宣誓の認知度 Q14. あなたは「世田谷区パートナーシップの宣誓」という取組みがあることを知っていますか。 ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 知っていた 781 80.9パーセント b 知らなかった 147 15.2パーセント 回答者数928(96.2パーセント) 無回答37(3.8パーセント) 計965(100.0パーセント) 2-1世田谷区パートナーシップの宣誓と同様の制度の利用意思 Q15. あなたがお住いの自治体で「世田谷区パートナーシップの宣誓」と同様の制度があれば利用したいと思いますか。条件は次のようなものです。 (1) 双方が20歳以上 (2) 双方が区内(市内)に同一の住所を有する、または、一方が区内(市内)に住所を有し、かつ他の一方が区内(市内)への転入を予定していること (3) 双方が親きょうだいでないこと (4) 手続き時、他の人と婚姻していないこと ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 現在の条件で宣誓したい 489 50.7パーセント b 条件が変更されれば宣誓したい 255 26.4パーセント c 宣誓したくない 164 17.0パーセント 回答者数908(94.1パーセント) 無回答57(5.9パーセント) 計965(100.0パーセント) 2-2世田谷区パートナーシップの宣誓と同様の制度の活用手段 Q16. Q15で「a 現在の条件で宣誓したい」「b 条件が変更されれば宣誓したい」を選択された方に伺います。「パートナーシップの宣誓」(と同様の制度)の活用手段としてあなたが期待することをお答えください。(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 家族やパートナーとして認められたい 587 78.9パーセント b 医療や福祉で、法律上の夫婦・家族と同等のサービスや扱いを受けたい 666 89.5パーセント c 職場の福利厚生で夫婦・家族と同等の扱いを受けたい(家族手当・慶弔休暇・介護休暇等) 582 78.2パーセント d 生命保険会社・携帯電話会社等の企業による夫婦・家族を対象としたサービスを受けたい 583 78.4パーセント e 遺族年金や扶養控除など国による夫婦・家族を対象としたサービスを受けたい 566 76.1パーセント f 子どもを育てる上で必要性を感じる 228 30.6パーセント g 民間の賃貸住宅や公共住宅に家族やパートナーとして住みたい 500 67.2パーセント h 外国籍のパートナーと日本に住み続けられるようにしてほしい 178 23.9パーセント i その他 34 4.6パーセント 回答者数716(96.2パーセント) 無回答28(3.8パーセント) 計744(100.0パーセント) 3 市区町村に望むこと Q17. あなたが区市町村に望むことを教えてください(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a LGBTが抱える困難を相談できる窓口をつくってほしい 448 46.4パーセント b 法律や条令で、LGBTに対する差別を禁じてほしい 495 51.3パーセント c 人権侵害にあった際、支援が受けられる苦情調整機関がほしい 504 52.2パーセント d 戸籍上、同性同士のパートナーやその家族も、法律上のパートナー、家族であると認めてほしい 697 72.2パーセント e 宣誓書などのパートナーシップの証明が活用できる場を増やしてほしい 497 51.5パーセント f 公共住宅に同性パートナーと住めるようにしてほしい 544 56.4パーセント g 民間賃貸住宅へ円滑に入居できるように支援してほしい 560 58.0パーセント h 医療や福祉のサービスを受ける際、法律上の家族や婚姻関係と同等の扱いを受けられるようにしてほしい 650 67.4パーセント i 就労においてLGBTを理由に差別されないよう企業に働きかけてほしい 565 58.5パーセント J 医療機関・介護施設等の職員へLGBTについて啓発をしてほしい 542 56.2パーセント K 行政職員や教職員へLGBTについて啓発をしてほしい 603 62.5パーセント l LGBTの子どもたちが差別されない、また将来に希望を抱ける教育に取り組んでほしい 721 74.7パーセント m LGBT当事者も居ることを前提に災害時の対応を考えてほしい 531 55.0パーセント n LGBT当事者やその周囲の人たちが気持ちや情報を共有できる居場所づくりをしてほしい 421 43.6パーセント o LGBT当事者と行政の職員が意見交換できる場を設けてほしい 375 38.9パーセント p 地域住民に理解が広がるよう啓発してほしい 507 52.5パーセント q その他 47 4.9パーセント 回答者数859(89.0パーセント) 無回答106(11.0パーセント) 計965(100.0パーセント) 4 国に望むこと Q18. あなたが国に望むことを教えてください(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 戸籍上、同性同士でも結婚できるようにしてほしい 707 73.3パーセント b 遺族年金や扶養控除など国による家族や婚姻関係を対象としたサービスが受けられるようにしてほしい 702 72.7パーセント c 法律で、LGBTに対する差別を禁じてほしい 494 51.2パーセント d その他 96 9.9パーセント 回答者数850(88.1パーセント) 無回答115(11.9パーセント) 計965(100.0パーセント) (8) 生活する上で直面する困難について 1 子どもの頃に困ったこと Q19. あなたが、子どもの頃にジェンダーやセクシュアリティに由来し(LGBT当事者であることで)困ったことを教えてください。(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 学校でのいじめや暴力 241 25.0パーセント b 不登校 93 9.6パーセント c 保護者からの無理解 346 35.9パーセント d 教職員の無理解 310 32.1パーセント e ジェンダーやセクシュアリティに関する正しい情報の不足 643 66.6パーセント f その他 133 13.8パーセント 回答者数775(80.3パーセント) 無回答190(19.7パーセント) 計965(100.0パーセント) 2 求職・就労時に困ったこと Q20. あなたが求職・就労時ジェンダーやセクシュアリティに由来し(LGBT当事者であることで)困ったことを教えてください。(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 求職(就活、転職)時の採用選考における差別やハラスメント 128 13.3パーセント b 求職(就活、転職)時の就労支援機関での差別やハラスメント 80 8.3パーセント c 職場での差別やハラスメント 288 29.8パーセント d 同性パートナーに対し福利厚生がない 284 29.4パーセント e 職場での性別移行にサポートがない 103 10.7パーセント f 就労の困難に伴う貧困や低所得 138 14.3パーセント g その他 129 13.4パーセント 回答者数608(63.0パーセント) 無回答357(37.0パーセント) 計965(100.0パーセント) 3 同性パートナーと暮らす上で困ったこと Q21. あなたが、同性パートナーと暮らす上で困ったことを教えてください。(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 医療や福祉で、法律上の家族と同等のサービスや扱いを受けられないことによる困難 295 30.6パーセント b 遺族年金や扶養控除など家族を対象としたサービスを受けられないことに対する困難 252 26.1パーセント c 子育てをする上での困難 86 8.9パーセント d 民間の賃貸住宅や公共住宅に家族と住む際の困難 216 22.4パーセント e 外国籍のパートナーと日本に住む上での困難 62 6.4パーセント f 地域で同性パートナーと暮らすことに対する無理解による差別やハラスメント 202 20.9パーセント g その他 89 9.2パーセント 回答者数477(49.4パーセント) 無回答488(50.6パーセント) 計965(100.0パーセント) 4 地域生活の上で困ったこと Q22. あなたが、地域で暮らす上でジェンダーやセクシュアリティに由来し(LGBT当事者であることで)困ったことや不安なことを教えてください。(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a 地域に相談できる場所がない 334 34.6パーセント b 地域住民の無理解やハラスメント 343 35.5パーセント c 身近な医療機関の無理解やハラスメント 279 28.9パーセント d 身近な公共機関(施設)の無理解やハラスメント 279 28.9パーセント e 地域の災害対策に自分たちのことが想定されていない 263 27.3パーセント f 地域の介護者等の無理解やハラスメント 119 12.3パーセント g その他 49 5.1パーセント 回答者数642(66.5パーセント) 無回答323(33.5パーセント) 計965(100.0パーセント) 5-1 その他 Q23. あなたが経験したことのあるものを教えてください。(複数回答可) ここからは選択肢、回答数、割合の順で掲載します。 a DV被害 87 9.0パーセント b 性暴力被害 100 10.4パーセント c 性感染症 87 9.0パーセント d 自殺したいと思った 480 49.7パーセント e 自殺未遂 182 18.9パーセント 回答者数572(59.3パーセント) 無回答393(40.7パーセント) 計965(100.0パーセント) 5-2 困難や不安についての具体例 Q24. 困難や不安についての具体例がありましたらご記入ください。 (9) 補足 1 回答者のセクシュアリティ分類 ここからは出生時の性、戸籍上の性、自認する性、好きになる性、人数、割合、集計上の分類の順で掲載します。 男性 男性 男性 男性 234 24.2パーセント レズビアンまたはゲイ 男性 男性 男性 男性、女性 17 1.8パーセント バイセクシュアルまたはパンセクシュアル 男性 男性 男性 性別は問わない 17 1.8パーセント バイセクシュアルまたはパンセクシュアル 男性 男性 男性 好きにならない 5 0.5パーセント 他 男性 男性 男性 その他 2 0.2パーセント 他 男性 男性 女性 男性 9 0.9パーセント トランスジェンダー 男性 男性 女性 女性 13 1.3パーセント トランスジェンダー 男性 男性 女性 男性、女性 7 0.7パーセント トランスジェンダー 男性 男性 女性 性別は問わない 21 2.2パーセント トランスジェンダー 男性 男性 女性 好きにならない 2 0.2パーセント トランスジェンダー 男性 男性 女性 その他 1 0.1パーセント トランスジェンダー 男性 男性 どちらともいえない 男性 14 1.5パーセント トランスジェンダー 男性 男性 どちらともいえない 女性 1 0.1パーセント トランスジェンダー 男性 男性 どちらともいえない 男性、女性 2 0.2パーセント トランスジェンダー 男性 男性 どちらともいえない 性別は問わない 14 1.5パーセント トランスジェンダー 男性 男性 どちらともいえない 好きにならない 5 0.5パーセント トランスジェンダー 男性 男性 どちらともいえない その他 2 0.2パーセント トランスジェンダー 男性 男性 その他 男性 3 0.3パーセント トランスジェンダー 男性 男性 その他 性別は問わない 3 0.3パーセント トランスジェンダー 男性 男性 その他 その他 2 0.2パーセント トランスジェンダー 男性 女性 女性 男性 5 0.5パーセント トランスジェンダー 男性 女性 女性 女性 1 0.1パーセント トランスジェンダー 男性 女性 女性 男性、女性 1 0.1パーセント トランスジェンダー 男性 女性 女性 性別は問わない 2 0.2パーセント トランスジェンダー 男性 女性 女性 好きにならない 2 0.2パーセント トランスジェンダー 男性 女性 女性 その他 1 0.1パーセント トランスジェンダー 男性 女性 どちらともいえない 性別は問わない 1 0.1パーセント トランスジェンダー 男性 女性 その他 女性 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 男性 男性 男性 2 0.2パーセント トランスジェンダー 女性 男性 男性 女性 8 0.8パーセント トランスジェンダー 女性 男性 男性 性別は問わない 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 男性 男性 その他 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 男性 女性 女性 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 男性 女性 性別は問わない 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 男性 どちらともいえない 男性、女性 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 男性 どちらともいえない 性別は問わない 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 男性 その他 性別は問わない 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 女性 男性 男性 3 0.3パーセント トランスジェンダー 女性 女性 男性 女性 57 5.9パーセント トランスジェンダー 女性 女性 男性 男性、女性 3 0.3パーセント トランスジェンダー 女性 女性 男性 性別は問わない 13 1.3パーセント トランスジェンダー 女性 女性 男性 その他 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 女性 女性 女性 148 15.3パーセント レズビアンまたはゲイ 女性 女性 女性 男性、女性 54 5.6パーセント バイセクシュアルまたはパンセクシュアル 女性 女性 女性 性別は問わない 114 11.8パーセント バイセクシュアルまたはパンセクシュアル 女性 女性 女性 好きにならない 15 1.6パーセント 他 女性 女性 女性 その他 15 1.6パーセント 他 女性 女性 どちらともいえない 男性 7 0.7パーセント トランスジェンダー 女性 女性 どちらともいえない 女性 40 4.1パーセント トランスジェンダー 女性 女性 どちらともいえない 男性、女性 10 1.0パーセント トランスジェンダー 女性 女性 どちらともいえない 性別は問わない 28 2.9パーセント トランスジェンダー 女性 女性 どちらともいえない 好きにならない 9 0.9パーセント トランスジェンダー 女性 女性 どちらともいえない その他 6 0.6パーセント トランスジェンダー 女性 女性 その他 男性 1 0.1パーセント トランスジェンダー 女性 女性 その他 女性 5 0.5パーセント トランスジェンダー 女性 女性 その他 性別は問わない 19 2.0パーセント トランスジェンダー 女性 女性 その他 好きにならない 5 0.5パーセント トランスジェンダー 女性 女性 その他 その他 5 0.5パーセント トランスジェンダー その他 女性 女性 女性 1 0.1パーセント 他 その他 女性 その他 その他 1 0.1パーセント 他 ここからは集計上の分類、人数の順で掲載します。 トランスジェンダー 342人 レズビアンまたはゲイ 382人 バイセクシュアルまたはパンセクシュアル 202人 他 39人 補足)一部の設問においてセクシュアリティによる傾向があるという仮定から、集計分析にあたって上記のような分類を行いました。 補足)パーセンテージは、該当人数や各セクシュアリティ分類ごとの合計人数で計算した際の数です。 2 就労について(Q13、Q20) Q13 あなたの現在の雇用形態をお答えください。 ここからは項目、トランスジェンダーの人数(割合)、レズビアンまたはゲイの人数(割合)、バイセクシュアルまたはパンセクシュアルの人数(割合)、他の人数(割合)、計の人数(割合) a 正規の職員・従業員(無期契約) 109(31.9パーセント) 200(52.4パーセント) 71(35.1パーセント) 14(35.9パーセント) 394(40.8パーセント) b 派遣・契約・嘱託(有期契約) 13(3.8パーセント) 42(11.0パーセント) 23(11.4パーセント) 2(5.1パーセント) 80(8.3パーセント) c パート・アルバイト 38(11.1パーセント) 20(5.2パーセント) 25(12.4パーセント) 2(5.1パーセント) 85(8.8パーセント) d 会社役員 5(1.5パーセント) 5(1.3パーセント) 3(1.5パーセント) 0(0.0パーセント) 13(1.3パーセント) e 自営業 17(5.0パーセント) 26(6.8パーセント) 7(3.5パーセント) 2(5.1パーセント) 52(5.4パーセント) f 学生 100(29.2パーセント) 51(13.4パーセント) 50(24.8パーセント) 6(15.4パーセント) 207(21.5パーセント) g 休業中(育児・介護・病気等) 9(2.6パーセント) 5(1.3パーセント) 2(1.0パーセント) 3(7.7パーセント) 19(2.0パーセント) h 家事 8(2.3パーセント) 2(0.5パーセント) 5(2.5パーセント) 1(2.6パーセント) 16(1.7パーセント) i 無職 16(4.7パーセント) 16(4.2パーセント) 5(2.5パーセント) 3(7.7パーセント) 40(4.1パーセント) j その他 15(4.4パーセント) 5(1.3パーセント) 0(0.0パーセント) 2(5.1パーセント) 22(2.3パーセント) 回答者数 330(96.5パーセント) 372(97.4パーセント) 191(94.6パーセント) 35(89.7パーセント) 928(96.2パーセント) 無回答 12(3.5パーセント) 10(2.6パーセント) 11(5.4パーセント) 4(10.3パーセント) 37(3.8パーセント) 計 トランスジェンダー342人 レズビアンまたはゲイ382人 バイセクシュアルまたはパンセクシュアル202人 他39人 合計965人 「正規の職員・従業員(無期契約)」として働く人による回答が多く、次いで「学生」による回答が多く確認されました。各セクシュアリティ分類のうち、「正規の職員・従業員(無期契約)」として働く人の割合は「トランスジェンダー」が31.9%と最も低く、「休業中」「無職」を選択した人の割合は「他」が7.7%と最も高い値で確認されました。 Q20. あなたが求職・就労時ジェンダーやセクシュアリティに由来し(LGBT当事者であることで)困ったことを教えてください。(複数回答可) ここからは項目、トランスジェンダーの人数(割合)、レズビアンまたはゲイの人数(割合)、バイセクシュアルまたはパンセクシュアルの人数(割合)、他の人数(割合)、計の人数(割合) a 求職(就活、転職)時の採用選考における差別やハラスメント 75(21.9パーセント) 37(9.7パーセント) 15(7.4パーセント) 1(2.6パーセント) 128(13.3パーセント) b 求職(就活、転職)時の就労支援機関での差別やハラスメント 47(13.7パーセント) 25(6.5パーセント) 7(3.5パーセント) 1(2.6パーセント) 80(8.3パーセント) c 職場での差別やハラスメント 106(31.0パーセント) 138(36.1パーセント) 38(18.8パーセント) 6(15.4パーセント) 288(29.8パーセント) d 同性パートナーに対し福利厚生がない 74(21.6パーセント) 160(41.9パーセント) 48(23.8パーセント) 2(5.1パーセント) 284(29.4パーセント) e 職場での性別移行にサポートがない 83(24.3パーセント) 15(3.9パーセント) 5(2.5パーセント) 0(0.0パーセント) 103(10.7パーセント) f 就労の困難に伴う貧困や低所得 86(25.1パーセント) 36(9.4パーセント) 15(7.4パーセント) 1(2.6パーセント) 138(14.3パーセント) g その他 64(18.7パーセント) 37(9.7パーセント) 20(9.9パーセント) 8(20.5パーセント) 129(13.4パーセント) 回答者数 235(68.7パーセント) 261(68.3パーセント) 95(47.0パーセント) 17(43.6パーセント) 608(63.0パーセント) 無回答 107(31.3パーセント) 121(31.7パーセント) 107(53.0パーセント) 22(56.4パーセント) 357(37.0パーセント) 計 トランスジェンダー342人 レズビアンまたはゲイ382人 バイセクシュアルまたはパンセクシュアル202人 他39人 合計965人 全体では「職場での差別やハラスメント」が29.8%と最も高く、次いで「同性パートナーに対し福利厚生がない」が29.4%と高く、こちらは「レズビアンまたはゲイ」「バイセクシュアルまたはパンセクシュアル」において最も高い数値となっています。 3 困難について Q19. あなたが、子どもの頃にジェンダーやセクシュアリティに由来し(LGBT当事者であることで)困ったことを教えてください。(複数回答可) ここからは項目、トランスジェンダーの人数(割合)、レズビアンまたはゲイの人数(割合)、バイセクシュアルまたはパンセクシュアルの人数(割合)、他の人数(割合)、計の人数(割合) a 学校でのいじめや暴力 98(28.9パーセント) 124(32.5パーセント) 16(7.9パーセント) 2(5.1パーセント) 241(25.0パーセント) b 不登校 51(14.9パーセント) 32(8.4パーセント) 8(4.0パーセント) 2(5.1パーセント) 93(9.6パーセント) c 保護者からの無理解 146(42.7パーセント) 135(35.3パーセント) 58(28.7パーセント) 7(17.9パーセント) 346(35.9パーセント) d 教職員からの無理解 136(39.8パーセント) 129(33.8パーセント) 39(19.3パーセント) 6(15.4パーセント) 310(32.1パーセント) e ジェンダーやセクシュアリティに関する正しい情報の不足 256(74.9パーセント) 255(66.8パーセント) 114(56.4パーセント) 18(46.2パーセント) 643(66.6パーセント) f その他 58(17.0パーセント) 46(12.0パーセント) 23(11.4パーセント) 6(15.4パーセント) 133(13.8パーセント) 回答者数 293(85.7パーセント) 316(82.7パーセント) 144(71.3パーセント) 22(56.4パーセント) 775(80.3パーセント) 無回答 49(14.3パーセント) 66(17.3パーセント) 58(28.7パーセント) 17(43.6パーセント) 190(19.7パーセント) 計 トランスジェンダー342人 レズビアンまたはゲイ382人 バイセクシュアルまたはパンセクシュアル202人 他39人 合計965人 全体では、「ジェンダーやセクシュアリティに関する正しい情報の不足」が66.6%と最も高い値となりました。全体では25.0%と約4人に1人が、「レズビアンまたはゲイ」においては32.5%と約3人に1人が「学校でのいじめや暴力」を、また「トランスジェンダー」において14.9%と約7人に1人が「不登校」を経験していたことが分かります。背景には「教職員の無理解」や「ジェンダーやセクシュアリティに関する正しい情報の不足」があった可能性があります。 Q23. あなたが経験したことのあるものを教えてください。(複数回答可) ここからは項目、トランスジェンダーの人数(割合)、レズビアンまたはゲイの人数(割合)、バイセクシュアルまたはパンセクシュアルの人数(割合)、他の人数(割合)、計の人数(割合) a DV被害 38(11.1パーセント) 31(8.1パーセント) 13(6.4パーセント) 5(12.8パーセント) 87(9.0パーセント) b 性暴力被害 46(13.5パーセント) 20(5.2パーセント) 26(12.9パーセント) 8(20.5パーセント) 100(10.4パーセント) c 性感染症 11(3.2パーセント) 63(16.5パーセント) 11(5.4パーセント) 2(5.1パーセント) 87(9.0パーセント) d 自殺したいと思った 229(67.0パーセント) 171(44.8パーセント) 68(33.7パーセント) 12(30.8パーセント) 480(49.7パーセント) e 自殺未遂 103(30.1パーセント) 57(14.9パーセント) 16(7.9パーセント) 6(15.4パーセント) 182(18.9パーセント) 回答者数 246(71.9パーセント) 226(59.2パーセント) 83(41.1パーセント) 17(43.6パーセント) 572(59.3パーセント) 無回答 96(28.1パーセント) 156(40.8パーセント) 119(58.9パーセント) 22(56.4パーセント) 393(40.7パーセント) 計 トランスジェンダー342人 レズビアンまたはゲイ382人 バイセクシュアルまたはパンセクシュアル202人 他39人 合計965人 「自殺したいと思った」は、「トランスジェンダー」において67.0%、「レズビアンまたはゲイ」において44.8%と経験割合の高さが確認されます。また、「トランスジェンダー」の約3人に1人が「自殺未遂」を経験しています。 (10)用語解説 LGBT   レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとった言葉 レズビアン   こころの性が女性の人が、同じくこころの性が女性の人を好きになること(同性愛)、またその人。女性同性愛者。 ゲイ  こころの性が男性の人が、同じくこころの性が男性の人を好きになること(同性愛)、またその人。男性同性愛者。 バイセクシュアル   男性も女性も好きになること(両性愛)、またその人。両性愛者。 トランスジェンダー   からだの性とこころの性が一致しない状態、またその人。 パンセクシュアル   すべてのセクシュアリティを恋愛の対象とする状態、またその人。 性自認   自身の性別の認識の持ち様を表す性。 性的指向   どの性別を恋愛の対象とするかを表す性。 セクシュアリティ   性自認や性的指向を含めた性のあり方。 カミングアウト  自身のセクシュアリティを他者に伝えること。 性同一性障害   からだの性とこころの性が一致しないために、自らのからだの性に持続的な違和感を持ち、こころの性に一致する性を求め、時にはからだの性をこころの性に近づけるために性の適合を望むことさえある状態を指す医学的な疾患名。 問い合わせ先 生活文化部人権・男女共同参画担当課 電話 03-5432-2259 ファクシミリ 03-5432-3005