烏山地区ミニコミ紙 ふれあい第105号 平成30年7月18日発行 発行者 烏山地区ミニコミ紙編集委員会 事務局 世田谷区烏山まちづくりセンター 電話番号03-3300-5420 見出し 烏山地区イベントカレンダー 2018-2019・烏山地区防災訓練を行いました 京王線の連続立体交差事業における工事がいよいよ始まります! 烏山地区身近なまちづくり推進協議会のご紹介・烏山歴史探訪 新任校長先生のご紹介 1.烏山地区イベントカレンダー 2018-2019・烏山地区防災訓練のご報告 7月21日(土)10時から 千駄山ふれあい祭り 烏山公園 7月27日(金)19時〜21時 芦花公園駅前盆踊り大会 駅前広場(芦花公園駅南口) 8月 2日(木)〜8月4日(土)16時〜21時 からすやま夏まつり 烏山区民センター前広場 8月 9日(木)〜10日(金)19時〜21時30分 給田納涼盆踊り大会 普門院千手観音堂境内 8月24日(金)〜25日(土)18時〜21時 お笑い夏まつり 南烏山りんれい広場 8月26日(日)10時〜15時 親子木工まつり 烏山区民センター前広場 9月23日(日・祝)、24日(月) 烏山神社例大祭 烏山神社ほか 烏山地区防災訓練を行いました!   6月17日(日)に烏山中学校で烏山地区の防災訓練が行われ、520名の参加者が各種訓練を体験しました。翌日、大阪市北部で震度6弱を記録する大きな地震があり、被害が出ました。思いを新たにされた方も多いかと思います。今回、新たな試みとして、二つの集合住宅(マンション)での効率的な安否確認の方法として「黄色いハンカチ作戦」という実験的訓練が行われました。これは、お住まいの方が発災後、無事であることを明確に表示するために訓練時はベランダに黄色またはオレンジのハンカチ、タオルを掲出するというものでした。 結果、集合住宅での安否確認の効率が格段に上がりました。訓練当日、ベランダにかけられたオレンジ色のタオルを見かけた方も多いと思います。今後、この実験の検証を行い、地域に根差す手段として有効かどうかを検討していきます。烏山地域のローカル防災ルールとして定着していけたらいいですね。 2.京王線の連続立体交差事業における工事がいよいよ始まります!  京王線の笹塚と仙川の間、およそ7・2キロの区間について、道路と鉄道を連続的に立体交差化することにより25か所の踏切をなくしていく事業。この事業は、東京都が事業主体の都市計画事業です。計画が立ってから久しいですが、いよいよ今年度下半期から鉄道部分の工事が始まります。この記事を書くにあたり京王電鉄の連続立体交差工事事務所と世田谷区烏山総合支所街づくり課、そして世田谷区道路事業推進課に話を聞いてきました。意外だったのは、この連続立体の事業は実際には鉄道の工事ではあるのですが、名目は道路事業ということ。踏切などによる道の流れの滞留を解決することが主な目的なのだそうです。地域としては、線路によって分断されていた地域の一体化が期待できます。列車を利用する方へのバリアフリー化が進み、利用しやすい駅に生まれ変わる。そして、それに合わせてまちづくりも同時進行し、駅によっては、アクセスしやすい道路や広場が設けられることになっているようです。  この工事における費用の85%は、国、東京都、渋谷区、杉並区、世田谷区がそれぞれの応分に従って負担し、残りを鉄道会社が負担することが基本的なルールです。計画では、今の駅の規模をそのまま高架にするということです。(明大前と千歳烏山は駅の規模が大きくなります)  鉄道にかかわる工事はいよいよ今年度下半期から始まります。いっぺんに全箇所でということではなく、用地が取得でき、工事準備が整ったところから順次ということでした。 工事はまず、南側の下り線の高架化から始まり、そのあと上り線が高架化されます。京王電鉄は、実際に鉄道工事が始まる前には、丁寧な工事に関する説明を行うとのことでした。 駅が変わると利便性も変わります。世田谷区では駅前の利便性をさらに良くするためにいろいろな計画を立てているそうです。例えば千歳烏山駅は、バス、タクシー、一般車などがアクセスしやすい駅前広場を整備する予定。具体的には千歳烏山駅の南側の芦花公園よりに計画されています。  また、駅前広場に行くための道路も新たに作られるということです。 将来的には南北に離れているバス停の集約が想定されているそうです。バス停が駅に近くなるのは、雨の日や荷物が多いときなども含めて助かりますよね。  気になるのは工事期間。鉄道は、2022年度に完成の予定となっています。千歳烏山駅の駅前広場や道路も同じ時期を目指しているということです。ちなみに2022年(予定)に笹塚と仙川の高架化工事が終わると、計画では笹塚とつつじが丘の間の地下に新たな線を作る複々線工事が行われることになっています。これについて、京王電鉄に聞いてみると、京王電鉄の費用負担で作るもので、途中の駅の設置はなく、高架線路の真下を通るということです。  今までは、駅前の看板などでしか工事のことを意識していませんでしたが、いよいよ工事が始まると街の様子も変わっていきます。より良い、利用しやすい駅とその周辺にするためには、地域住民の理解が大切になってきます。世田谷区内では、南側から東急田園都市線(実質東急玉川線の地下化)、小田急線の連続立体交差および複々線化が終了していて、京王線が次の大きな連続立体交差事業です。 今までの駅の作り方や、駅前のアクセス整備などの経験を生かして、よりよい地域の駅にしていただきたいものです。 3.烏山地区身近なまちづくり推進協議会のご紹介・烏山歴史探訪 烏山地区身近なまちづくり推進協議会のご紹介  身近なまちづくり推進協議会は、世田谷区と協働した自主的なまちづくり活動を推進するため、各まちづくりセンター単位(27地区)に設置されています。 烏山地区では、健康、環境、文化の3つの部会に分かれて活動しています。それぞれの部会の主な活動を紹介します! @健康部会  烏山地区在住の方を優先に、6月には健康講演会・健康講座、11月、3月には健歩会を開催しています。講演会・講座の参加者からは、健康について改めて考えるきっかけになった、自宅で簡単にできる運動を教えてもらえたと好評です。また、健歩会は、5キロほどのコースを歩き、区内外の神社等を訪れ、歴史や文化を感じながら、楽しく健康づくりをしています。ぜひ、一度、参加してみませんか? A環境部会  4月、10月に京王線千歳烏山駅と芦花公園駅周辺で、駅前放置自転車クリーンキャンペーンを行っています。また、2月に世田谷区の花「さぎ草」の栽培講習会を行っています。2月の講習会から育て始めた鉢を翌年の8月には烏山区民センターホワイエで展示します。皆さんも区の花「さぎ草」を育ててみませんか? B文化部会  10月に行われる烏山区民センター文化祭では、身近なまちづくり推進協議会の展示コーナーを設け、各部会や町会・自治会の活動を紹介しています。他にも、烏山地区在住の方を対象に学習会(講演会)を開催しています。(今年度は11月の予定) ぜひ、ご参加ください! 〜烏山歴史探訪〜  「温知学舎」とは?? 烏山小学校の歴史を知ろう  烏山小学校の歴史を時代の変遷とともにみてみましょう。 明治 6年 神奈川県多摩郡烏山村鎮守白山神社傍の念仏堂を校舎として「温知学舎」と称し開校。 明治 8年 烏山学校に改称。 昭和11年 千歳村の東京市編入、東京市烏山尋常高等小学校に改称。 昭和16年 国民学校令により、東京市烏山国民学校に改称。 昭和18年 東京都制により、東京都烏山国民学校に改称。 昭和22年 学校教育法により、世田谷区立烏山小学校に改称。 昭和35年 世田谷区立芦花小学校を分離。 昭和39年 3月に現在の給田の地に移す。 千歳烏山駅周辺が、その昔神奈川県下にあったとはちょっと驚きですね。学校の名称だけでも時代を反映しています。明治の初めはまさに変革の時だったと言えます。迎える新時代にもっとも必要なことは教育であるという息吹を感じますね。では、温知学舎とはなんでしょう。「温」はたずね求める意。「知」は知識と考えれば、今でいう学校(教育の場)ではないでしょうか。新潟県長岡藩の「米百俵」の心意気と何か共通点があるような気がします。 4.新任校長先生のご紹介 芦花小学校 中里 慎太郎 校長  4月に八王子市より、芦花小学校の校長として着任しました中里慎太郎です。芦花小学校の子どもたちは、挨拶がしっかりできるとても素直な子どもたちです。保護者の皆様、地域の皆様と共に、子どもたちの健やかな成長をめざし、一生懸命努めてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。 給田小学校 飴家 純 校長  今年度、町田市から給田小学校に着任しました。世田谷区では、教員での経験も無く、とても新鮮な気持ちで働いています。今は早くこの地域に慣れ、貢献できればと思っています。今後とも、本校の教育活動にご支援・ご協力宜しくお願いします。 烏山中学校 榎本 圭志 校長  4月に烏山中学校長として赴任して参りました榎本圭志(えのもとけいじ)です。初めて世田谷区の学校に勤務します。体育大会、修学旅行等で、生徒が主体的に活動している姿を見て烏山中学校の校長になれて良かったと思います。 生徒の瞳がキラキラ光る中学校にしたいと思います。よろしくお願いします。 上祖師谷中学校 宇野 亮 校長  今年度、上祖師谷中学校に赴任しました。 上祖師谷中学校は明るく笑顔で挨拶ができる子どもたちが、さらに明るい学校、子どもたちの可能性を伸ばす学校づくりに励んでいきます。よろしくお願いいたします。 ご報告とお礼 日赤活動資金募集  総額150万2,331円が集まりました。今後とも、日赤の活動にご協力をお願いいたします。 古着・古布回収  6月14日、烏山地区ごみ減量・リサイクル推進委員会主催で実施しました。回収場所は、烏山区民センター前広場、都営烏山アパート、給田西住宅、芦花公園団地12号棟前広場の四拠点です。回収量は合計3,210sでした。たくさんのご協力ありがとうございました。次回の回収は、11月21日の予定です。次回も、よろしくお願いいたします。 各小・中学校はまもなく、夏休みに入ります。地域のみなさんで、子どもたちが安全に安心して過ごせるように見守りましょう!