ちとせ「多世代が交流する笑顔あふれるまちへ」 第103号 平成27年11月発行 発行・編集ミニコミ編集委員会 責任者古我照彦 事務局船橋まちづくりセンター 電話番号 03-3482-0341 1面 このまちで体力づくり歩く・動く・楽しむ! ふだんの暮らしに「運動」をプラスしませんか? ほら、笑顔がこぼれます! 区内でも珍しい中学生向け「親子スポーツ」 船橋希望中学校おやじの会 船橋希望中学校おやじの会では、毎月1回中学校体育館と格技室を使って「親子スポーツ」を開いています。第1土曜日午後6時から8時を基本として、在校生とその家族にお便りで呼びかけています。 種目はバドミントン・卓球・バスケットボールなどで、毎回20から60人ほどがやってきて、地域のおじさんおばさんと中学生達とが楽しく汗を流す貴重な機会です。弟妹の小学生もやってきて、打ち方を教わっている姿も見られます。旧船橋中学校のおやじの会から引き継いで、通算10年程の実績とのこと。 現在参加する中学生が大幅に増えて、世話役の大人が人手不足だそうです。 外遊び(ともあそび)と朝ランニングで体力づくり 船橋小学校 船橋小学校は、東京都の「オリンピック・パラリンピック教育推進校」並びに世田谷区の「心と体の元気アップ(体力向上)実践モデル校A(5年間)」に指定されています。特色ある取り組みは“共遊び”。子どもたちと先生が、中休み・昼休み、一緒に汗を流して遊びます。もう一つは“朝ランニング”。登校したら校庭を走り、授業前の朝学習に取り組みます。2年半続け、持久力は全国平均以上になり、“健康・体力・集中力”が伸びました。積極的になった子どもたちは、駅前広場ラジオ体操や地域の行事にたくさん参加するようになり、地域づくりにも一役買っています。 「外遊びは健康・体力づくりの原点。運動が苦手なお子さんも、親子で“共遊び”を始めてみましょう。一緒に外遊びを楽しんでください」と臼井校長。 元気な子どもたちは、地域全体の心と体の元気も、大いにアップしてくれています。 多彩な活動を楽しむ高齢者クラブ 千歳廻(かい)寿会(じゅかい) 廻沢地区で40年の歴史を持つ千歳廻寿会、会員数約120名。地域にしっかり根を張って、千歳台地区会館を拠点とし多彩な活動を繰り広げています。その活動範囲は、健康体操、筋力トレーニング、輪投げ、グランドゴルフ、ウォーキング、舞踊、絵手紙、新書芸、コーラス、千歳台小学校の児童達と楽しむ昔あそびなど。 会長の中山さんは「私たちは各種のイベントなどで多くの方々と交流し、『また逢いましょう』『来年も頑張ろうね』を繰り返し、いつも目標を持つことにより若さを保っています。高齢者クラブ活動を拡大して健康年齢を引き上げて参りましょう! どうぞ多くの方々に入会していただき、楽しんでいただきたいと思います。」とお話し下さいました。 お問い合わせは千歳廻寿会中山会長 (電話番号 03-3484-0629)まで。 活用してください 世田谷区スポーツ推進委員 現在世田谷区では45名が活動しています。幼児から高齢者までが元気に過ごせるよう、健康づくりのお手伝いをしています。船橋まちづくりセンター管内では、飯田栄一郎・深井秀樹・和久井直美の3名が様々な依頼を受けて、小・中学生や地域の大人などにスポーツに親しんでいただける催しや、「体力測定」「健康づくりアドバイス」などを行ないます。年に一度「生涯スポーツセミナー」を主催したり、区のスポーツ行事の支援もしています。 また、この砧地域では、「総合型スポーツクラブ」という組織を将来的に立ち上げるという目標があります。 ご質問・ご相談はスポーツ振興財団(電話番号 03-3417−2811)まで。 かっこいい!男性だけの体操クラブ ふなばし体操サークル 午前10時、船橋地区会館の大広間に20人程のメンバーがさっと集合。CDから流れるピアノ曲に合わせて、首や膝を動かします。「せたがや100歳体操」では、おなじみ「汽笛一声新橋を」に合わせてゆっくりと心拍数を上げていきます。そして、腰痛・肩こり改善の運動、有酸素運動、体幹を鍛えるバランス体操。指導者が「エアロビクスを一曲踊りますか?」ときくと「はい、なんでも!」との返事があり、一同爆笑。経堂や成城からの参加者もあり、最高齢は92歳。この日は月一回の「茶会」があり、次回の鶴川ハイキングの打ち合わせも。 茶会の支度も、話し合いも、掃除も、テキパキ。 時間どおりに終わり、退出。世話役の方は「この会、いいでしょ? 無駄話がなくて、それでいて仲がいいんです。」と話してくださいました。 第1・第2水曜日、第3木曜日、第4水曜日の午前10時から11時30分。お問い合わせは小野代表(電話番号 03-3482-1436)まで。 測れる・つくれる・知識を得られる、健康講座 船橋地区身近なまちづくり推進協議会(通称「みぢまち」) 年間7回の健康講座を開催しています。どなたでも参加できるヨガ・健康体操・体力測定・講演会など、豊富なメニューです。今年度は残り3回、1月と3月の「健康体操」と2月の「講演会」です。なお、来年度も健康講座は実施予定。  また「みぢまち」では、様々な年代のかたがたが楽しく健康づくりをする「歩こう会」などのイベントを企画しています。 詳しくは回覧板・掲示板をご覧いただくか、船橋まちづくりセンターにお問い合わせください。 はつらつ介護予防講座 船橋あんしんすこやかセンター(通称「あんすこ」) 月に2回程度65歳以上を対象に、船橋まちづくりセンターの活動フロアーで行っています。人気が高くキャンセル待ちの方も多いそうです。 介護予防のヒントのお話、座ったままできる筋力アップ体操、老化のサインを見つけるチェック等、楽しく無理なく取り組むことができます。 指導員2名の他、スタッフが多く、参加者をきめ細やかにサポート。 今年度はほぼ満杯ですが、開催日時によってはまだ空きがあるので、船橋あんしんすこやかセンター(電話番号 03-3482-3276)へお問い合わせください。 2面 地区の行事予定 11月29日(日曜日)めばえまつり(千歳台小学校) 12月13日(日曜日)希望ヶ丘団地もちつき(希望ヶ丘団地広場) 12月16日(水曜日)青少年地区委員会中学生研修会(船橋希望中学校) 12月20日(日曜日)子どもぶんか村音楽くらぶコンサート成城ホール 12月20日(日曜日)ちとふなまつり冬千歳船橋駅前広場 12月24日(木曜日)キャンドルライトフェスタ千歳船橋駅前広場 2月17日(水曜日)さぎ草植え込み講習会活動フロアー 2月20日(土曜日)船橋希望中学校避難所運営訓練船橋希望中学校 3月11日(金曜日)から12(土曜日)3.11を忘れない!千歳船橋駅前広場 第15回音楽くらぶコンサート 子どもぶんか村 コンサートを何度か経験している子も初めての子も、小学生も中学生も、舞台袖では緊張して出番を待っています。いざ舞台に繰り出す顔は少し勇ましい。真剣な演奏を見守る中、戻ってきた時のホッとした顔、嬉しそうな顔、満足げな顔に安堵します。今年も成城ホールでお待ちしています。 日時12月20日(日曜日)午後2時開演(開場午後1時30分) 会場成城ホール(入場無料・直接会場へ) 出演ジュニアコーラス、ジュニアオーケストラ 友情出演船橋希望中学校吹奏楽部 千歳台小学校の「めばえまつり」があります 11月29日(日曜日)10時から午後2時に、千歳台小学校校庭(雨天は体育館他)に模擬店・遊びのコーナーなどが並びます。(食器・ゴミ袋をご持参ください。)目玉は、校外委員会が防災鍋で作る豚汁と、千歳台青壮年会がお手伝いくださる餅つき(両方無料)。廻沢囃子保存会のお囃子や、千歳台小学校の児童、先生、保護者、そして地域が力を合わせて開催するイベントです。川場村特産品のお店もあります。ぜひ遊びに来てください。 世田谷福祉専門学校介護福祉学科20周年記念式典開催 環八近く、船橋7丁目の緑の校舎が学校法人大東学園世田谷福祉専門学校。10月10日(土曜日)、20周年記念式典が開催されました。学校創立は1984年。87年の「社会福祉士および介護福祉法制定・施行」により96年に介護福祉学科が開設され、今年20年を迎えられました。 介護福祉学科長小林結美先生は挨拶の中で、「ここ数年30代から40代の方の入学が増えています。介護の世界はたいへん奥深く介護福祉士の必要性と本当の姿を知っていただきたい。」と話されました。世田谷区内で唯一の介護福祉学科のある学校です。益々の発展を願います。 日赤船橋分団より日赤社資募金のお礼 平成27年度は、2,337件 1,500,214円の日赤社資募金が集まりました。 ご協力ありがとうございました。 大盛況!第26回船橋ふれあいまつり開催 前日の激しい雨が嘘のような秋晴の下、絶好のお祭り日和。希望丘公園の改修工事が始まって、藤棚の下のベンチや机が真新しくなり、気持ちがよい。 船橋まちづくりセンター管内の町会、自治会、各団体が、この日のために趣向を凝らした出店やイベントに参加しています。仮設の舞台で演者たちが日ごろの練習の成果を披露して会場を大いに盛り上げています。各売場も楽しみにしているお客様で大盛況。早々に売り切れた売場も出てきました。 今年もお天気に恵まれ、乳幼児連れの若い人や高齢の方々も大勢来場し、ふれあいまつりを楽しんだようです。 都立千歳丘高校建て替え説明会開催 千歳丘高校は、今後4年かけて建て替えられるため、9月に近隣説明会が開催されました。 計画の概要は以下のとおり。28年3月頃から現テニスコート位置に仮設校舎を建設開始。28年の夏休み以降に1年かけ現校舎を解体後、31年夏まで2年かけて現在地に新校舎を建築。平成32年に仮設校舎解体と並行してグラウンド工事が実施されます。 仮設校舎はプレハブ3階、新校舎は地上4階地下1階、体育館は改修されます。今後、施工業者決定後にあらためて説明会を開催するそうです。 「歩行者専用道」の船橋小径に隣り合う風景・環境や、地域と同校との協力関係が、建て替えを機にいっそう充実するよう注目していきたいと思います。 登下校を見守るガソリンスタンドのあたたかい目 希望丘小学校 今も昔も通学路の安全は保護者の関心の高いところです。道路事情はその時々の社会情勢によっても変化していきますね。 希望丘小学校PTA校外委員さんから耳寄りなお話しを伺いました。 船橋交番交差点前のガソリンスタンド(コスモ石油販売株式会社)は、車の出入り時に歩道を車が横切ります。校外委員会がガソリンスタンドに安全登校への配慮を相談したところ、登校時間に子どもの誘導をしてくださることになったそうです。 PTAの持ち回りの旗振りも継続中、向かい側からは交番のおまわりさん。子どもの安全のためには、やり過ぎということはないですね。 地域ぐるみでちょっと子どもに目をむける。ステキだな。そんなことまで思わせた温かい情報でした。 保坂区長との「車座集会」開催 11月22日(日曜日)、船橋小学校で船橋地区「車座集会」が開かれました。参加者は区民29名、区議2名、傍聴2名、区側は保坂区長、寺林砧支所長他。テーマを「地区におけるまちづくり『ご近所力によるまちづくり』などについて」とし、冒頭に施策説明がありました。続いて意見交換会。住民の意見の一部を紹介します。 障害者福祉の相談窓口機能が他に比べて遅れているのでは。 小学生以下の子どもの数が急激に増えている。船橋中学校と希望丘中学校が統合され、船橋希望中学校は満杯なので、子どもたちが中学生になった時の対応を考えてほしい。 船橋まちづくりセンターの建て替えが決まった。ここで全ての手続きができるようにしてほしい。 旧希望丘中学校跡地に特養ができるが、出入り口を東側の狭い区道に作るのは危険。都道を出入口にしてほしい。 雨水対策は重要なテーマ。みどりを生かして防災力を高めてほしい。駐車場の緑化助成制度を拡充してほしい。 (仮称)希望丘青少年交流センター青少年建設構想委員です。大人とも意見交換できる機会(会議)がほしい。 希望丘小学校の児童数が増加、防災上からも老朽化した校舎の建て替えをしてほしい。危険な通学路の相談窓口がほしい。 マンションなどの新住民に町会への加入を促してほしい。他。 「車座集会」で、住民の意見を区長に直接伝えることができました。今後のまちづくりに期待していきたいと思います。 旧希望丘中学校跡地計画のその後 旧希望丘中学校跡地計画が進捗しています。(1)高齢者施設の事業者が公募により決定、(2)複合施設内に入る青少年交流センターについて区内の若者が参加して内容検討をおこない、(3)複合施設全体の計画が基本設計へと進んでいます。それぞれについて下記の通り説明会等が開催されました。その後の動きを次号にて詳報する予定です。 (1)7月28日・30日「特別養護老人ホーム 希望丘ホーム」 説明会 (2)8月19日「希望丘青少年交流センター 青少年建設構想委員会」発表会 (3)9月26・28日「希望丘複合施設」基本設計 中間報告会 注釈施設名称の(仮称)は省略しています。 能勢公園 池の現在(いま) 船橋小径の会 洗剤の混入で直後はトンボ一匹すら来なくなった池に、少しずつですが生きものが戻っています。秋には、しきりに訪れるシオカラトンボ、多種類の蝶、水中の貝などがみられました。自然の危うさと逞しさに改めて気付かされます。 近隣の住民を中心に、中に入らず柵外から観察すると決めた公園なので、見通しを良くするように、会の手入れを変えました。 水が入れ替わるよう毎日、井戸を漕ぐ大人達や子ども達の姿に地域みんなの自然に寄せる思いが伝わってきます。 編集後記 十月の夜、船橋まちづくりセンター二階で編集会議。そこへ、見知らぬ20歳位の女性が来訪し「アノ、下北沢、自転車」と片言の日本語で。「中国の方ですか?」とお尋ねすると「ハイ!」とニッコリ。それなら、わが編集部には素晴らしい人材が。「Aさん、助けて!」とバトンタッチ。Aさんは中国語が堪能です。下北沢の駅前に駐輪した自転車が撤去され、船橋の放置自転車集積所を尋ねて来て、迷子に。真っ暗で不安だったことでしょう。明かりを見て聞きに来られたようでした。ガッツがありますね!残業をされていた区職員のBさんが自転車集積所まで案内してくださり、無事自転車を引き取ることができたそうです。それを聞いて編集部員は思わず拍手。晩秋の編集会議での一コマです。