等々力地区ミニコミ紙 玉の清流 第146号 平成31年4月1日発行 発行者 等々力地区身近なまちづくり推進協議会広報部会 事務局 世田谷区等々力まちづくりセンター 電話番号03−3702−2143 ファクシミリ03−3702−0942 待望の新バス停も開設されてますます便利に タマリバーバス20周年 等々力駅前を起点として、等々力、玉堤、尾山台、等々力を 循環しているタマリバーバスの運行が始まったのは平成10年10月のことで、昨年20周年を迎えました。 実は、タマリバーバスは、世田谷区内を走るコミュニティバスの先駆けとなったもので、 現在10の路線が区内に設定されています。 タマリバーバスの運行はどんなものでしょう。 平日の7時、8時台は10分に1本のダイヤとなっていて、昼間は20分に1本。 始発の時刻は6時27分、最終は21時30分で、意外と早い時間の終バスになっています。 停留所の数は17で、バスが循環する時間は26分。 年間の利用人数は26万人で推移しています。 タマリバーバスの運行経路は、玉の清流の配布地域と完全に重なっているところだけを走っているので、 あえてバスに乗って一巡りしてみることとしました。 去年新設された尾山台中学校の停留所から7時30分にバスに乗り込みました。 お客さんの数はざっと15人ほど。料金は220円。 この停留所ができたのは、大井町線の踏切の待ち時間が長いために、通学する学生さんが、 踏切前で降りて、尾山台や九品仏まで走っていきたいからということが理由の一つと聞いています。 バスのお客さんのうち、10人ほどが「尾山台駅」で降り、残りは等々力駅で降りました。 ここで時間調整のために5分ほど停車。7時40分に発車。 バスの一番前の席に座って車窓を眺めていると、普段感じたことのない目線の高さのせいか、 等々力不動の前の坂を下るときのスピード感がちょっとジェットコースターの下りの気分と似ています。 ここで期待したのは、多摩川の向こうに富士山が見えるかと思ったのですが、 残念ながら方向が違って見えませんでした。 玉堤地域から各停留所で2、3人の乗客があり、寮の坂を上る時は10名を超えるお客さんとなっていました。 寮の坂は急な上に蛇行していて、エンジンのうなり音から、バスもがんばっているという感じがします。 世田谷区内のバス路線で、国分寺崖線の坂を上下して運行しているのは、タマリバーバスだけの特徴です。 20m以上の高低差を解消するための交通手段としてのコミュニティバスのありがたみは、 この坂の上りに真価を発揮してくれています。 再び尾山台中学校の停留所に着いたのが7時55分。 わずか25分の小さなバスの旅でしたが、地域の高低差を実感するとともに、多くの停留所が配置されて、 沿線に住む方の足の便になっていることを実感しました。 タマリバーバスを知らない方は、一度乗ってみると、この地域の再発見ができるかもしれませんよ。 等々力児童館50年の歩みと未来に向けて 児童館はどんなところ? 世田谷区内に25館あり、遊びを通して子どもたちの健やかな成長と生きる力を育むための施設です。 児童館というと小学生というイメージもあるかもしれませんが、実は赤ちゃんから中高生、 お年寄りまで多くの人々が集うふれあいの場でもあります。 幅広い世代が関わることで、子育ての悩みや経験したことを話し合ったり、子どものよりよい環境づくりのために、 力を合わせたりするよい機会ともなっています。 また、町会、青少年地区委員会、学校、民生児童委員等と協力し、地域の子育てや子どもの育ちを応援しています。 とどろき おどろき みんなげんき 等々力児童館は、昭和43年旧玉川福祉事務所跡を改修し、現在の地 等々力3丁目25番地16号に開館しました。 児童館には広いグランドがあり、ドッジボール等で体を存分に動かし元気に遊ぶ子どもたちがいます。 月1回のハイキングでは等々力渓谷散策など地域を知る活動も取り入れています。 また、館内には工作室、図書室などもあり、工作や伝承遊び、クッキング等日常活動が充実して活気があります。 午前中は乳幼児親子、週末は父親も来館し、たくさんの方で賑わっています。 開館50周年と児童館こどもまつりあそべ村 昨年は、児童館開館50周年の節目になりました。 その歩みの中でも代表的な行事に毎年秋に実施するこどもまつりあそべ村があります。 当日は子どもたちが考えたお店を作り上げ、お客さんをおもてなしします。 開設当時から青少年委員、近隣小学校PTA・おやじの会等地域の方々のご協力をいただき、 盛大な子どもまつりとなっています。 昨年の「あそべ村」では、30年程前に子どもとして児童館を利用していた仲間たちが集まり、 地域の大人として子どもたちのためにゲームコーナーを出してくれました。 あそべ村終了後の50周年のお祝い会では、幼少の頃から見ていた地域の方々との再会があり、 昔話に花をさかせる場面もあり、とても盛り上がりました。 未来へ続く児童館活動 これからも等々力児童館は、この等々力地域に住む方々と共に、 子育てや子どもの育ちを見守れるよう活動をしていきます。 世田谷区の未来の宝である子どもたちの成長に、ご協力いただける方はお気軽にお立ち寄りください。 街角スクープ 玉川神社 屋根葺き替えが完成 玉川神社の屋根の葺き替えが完成しました。 真新しい銅の屋根が、金色に輝き、荘厳な空間をつくりだしています。 表彰おめでとうございます 等々力地区功労者表彰 表彰式は、2月8日の等々力地区各種団体協議会 橋勝義会長の新年会で行われました。 豊田 勇さん 豊田さんは、尾山台地域体育館のスポーツ教室指導者として、 子どもから大人まで幅広い世代に剣道の技術指導をされています。 また、礼儀作法も含め道場外での日常生活にもその精神を生かせるよう指導するなど、 等々力地区の地域・スポーツ振興に貢献されています。 募金ありがとうございました 平成30年度に行われた各募金額は下表のとおりです。 ご協力ありがとうございました。 日本赤十字社社資募集 1,915,320 円 社会福祉協議会会員会費 1,939,700 円 共  同  募  金 1,845,960 円 歳末たすけあい募金 1,890,870 円 古着・古布回収 ご協力ありがとうございました 実施日 2月23日 土曜日  回収量 約8.55トン 前回9.03トン 等々力地区町会連合会 これからの行事 たけのこ掘り体験  等々力渓谷保存会 4月13日 土曜日 等々力渓谷公園 世田谷区議会議員・区長選挙 4月21日 日曜日 古着・古布の回収 6月15日 土曜日 尾山台中学校 等々力小学校 等々力農振会朝市 6月22日 土曜日予定 玉川神社 卒業おめでとう 玉 川 小 学 校 110名 尾山台小学校 80名 九品仏小学校 46名 等々力小学校 109名 玉 堤 小 学 校 80名 八 幡 中 学 校 72名 尾山台中学校 102名 東深沢中学校 117名