松ざわニュース153号 1面 在宅避難のすすめ 令和5年9月1日で関東大震災から100年が経ちました。 この機会に在宅避難について説明いたします。 まず、避難所は自宅への被害により自宅での生活ができなくなった方が一時的に身を寄せて生活する場所です。 避難所に入れたとしても、プライバシーが守られないことや 備蓄されている食料や物資はわずかであることなど生活環境は快適ではありません。 そのため、「在宅避難」が必要なのです。 【 在宅避難の準備 】 1 自宅の安全対策(自宅の耐震化、家具の転倒防止・配置) 2 正しい情報の入手方法の確認(エフエム世田谷などのラジオ、災害・防犯情報メール配信サービス等) 3 備蓄品の準備 ・生活物資(最低限3日分、可能であれば7日分の水・食料・日用品の準備) ・インフラ代替品(トイレ→携帯トイレ)(電気→懐中電灯・予備電池)など ・個別用品(支援物資として入手しづらい「世帯ならではのもの」を準備) (例)乳幼児のいる家庭…ミルクや哺乳瓶・離乳食等 持病のある方がいる家庭…常用薬やお薬手帳等    避難方法は基本的には次の手順で行動します。 1 一時(いっとき)集合所へ行く。 ・危険回避のために一時的に集合して様子を見る、または避難する場所 2 広域避難場所へ行く。 ・火災の延焼等で自宅・一時集合所が危険な状態になった場合に避難する場所 3 余震が収まり火災などの危険がないことを十分確認して自宅の安全確認をする。 4 指定避難所(火災や倒壊により自宅で過ごすことができない方)へ行く。 又は自宅に戻り在宅避難(自宅が安全である方)をする。 ◎避難所運営訓練へご参加ください 大規模災害等が発生し、自宅に住むことができなくなった時のために 避難所運営訓練を実施しています。 お住まいの地域の訓練に参加してみましょう。 詳しくは町会回覧や広報板で確認してください。 ○赤堤小学校  9月9日(土曜日)午前(実施済) 赤堤小学校の授業内で実施 当日は、学年ごとに初期消火や公衆電話など体験項目を分けて実施しました。 煙中訓練や応急救護のほか、消防署による応急救護など盛りだくさんの内容で行いました。 ○松沢中学校 11月19日(日曜日)午前 赤堤5丁目・桜上水3丁目・4丁目にお住まいの方 【訓練内容】避難者受付・誘導・地震体験車・水消火器訓練・AED操作・在宅避難物品紹介等 ○緑丘中学校 11月25日(土曜日)午前 桜上水1丁目・2丁目・5丁目にお住まいの方 【訓練内容】車いす体験・災害時特設公衆電話訓練・マンホールトイレ訓練・生活スペース紹介等 ○松沢小学校 12月2日(土曜日)午前 赤堤4丁目・松原3丁目・4丁目にお住まいの方 【訓練内容】避難者受付・誘導・地震体験車・生活スペース紹介・水消火器訓練等  注意 各避難所とも雨天の場合、訓練内容が変更になることがございます。ご了承ください。 世田谷消防団副団長 高橋昭彦 関東大震災から100年の節目にあたります。 首都直下地震被害想定が昨年見直しされ東京都は建物の消失19万棟。 消失建物は23区のうち世田谷区が最多の2万棟におよぶと発表されました。 世田谷消防団では消防力強化を重点目標に、消防団の確保と消防団活動の充実をすすめています。 松沢地区には、2つの分団があります。 赤堤全域を担当する第11分団(内藤善彦分団長、団員数37名) 桜上水全域と上北沢1丁目を担当する第17分団(杉山利明分団長、団員数23名) 日頃から消防ポンプなど資機材の整備点検、放水訓練を重ねています。 また、各町会・自治会と連携し防災訓練や火災予防警戒を実施し地域防災力の向上をめざし活動しています。 お問合せは、世田谷消防署 03-3412-0119 世田谷消防署上北沢出張所から 電気火災に注意! 松沢地区では、令和元年から令和4年までの4年間で15件の火災が発生しており、 最も多い火災原因は電気火災(5件)となっています。 東京消防庁の調査では、電気火災は使用者の取り扱いに起因して発生する割合が高いとされています。 自宅のコンセントに綿埃がたまっている箇所はないですか? 電気器具を使用する際は、取扱扱説明書を読んでから使用していますか? 電気による火災を予防するため、電気器具は普段から点検・清掃を適切に行うとともに、 正しく使用することを心掛けましょう。 令和元年から令和4年の松沢地区(赤堤、桜上水)の火災件数、死者数、負傷者数の一覧表 火災件数は令和元年が3件、令和2年が0件、令和3年が9件、令和4年が3件、合計15件 死者数は令和元年から令和4年まで0名 負傷者数は令和元年が0名、令和2年が0名、令和3年が2名、令和4年が1名、合計3名 火災原因についての表 火災原因が電気火災の場合は5件 火災原因がたばこの場合は4件 火災原因がガステーブル等の場合は3件 火災原因がその他の場合は3件 「電気火災」は、発火源を「電気を使用する装置・道具」と判定した火災を表し、 「ガステーブル等」はガスこんろ、ガステーブル、ガスレンジ及び簡易型ガスこんろ、を表します。 社会福祉協議会のご紹介 社会福祉協議会では、住民・団体等の皆様からご協力いただいた社協会費を活用して、地域福祉活動を推進しています。 松沢地区社会福祉協議会では、町会・自治会をはじめ地区の皆様のご協力を頂き、「支えあいのまちづくり」に取り組んでいます。 地域の交流会事業、生活にお困りの方へ食材等をお渡しする「生活応援広場」、 外出中に一息つけるベンチの設置などを行っています。 また、地域団体の福祉活動にも協力しています。 10月以降主な事業予定 ●映画のつどい「雨に唄えば」10月14日(土曜日)午後1時から日本大学文理学部オーバルホールにて ●松沢シニア講座 ・「脳トレ教室」10月19日(木曜日)午後2時からむつみ会館にて ・「音楽療法」12月6日(水曜日)午後2時から松沢区民集会所体育室にて ●生活応援広場 12月2日(土曜日)午前10時から松沢まちづくりセンター3階会議室にて 世田谷区社会福祉協議会では、サロン・ミニデイの活動支援、有償ボランティアによる家事・子育てのお手伝い、 地域のボランティア活動の開発・取り組み支援などを行っています。 このほかにも、生活上の様々なお困りごとのご相談をお受けいたします。 お気軽に、左記事務局までお問い合わせください。 社会福祉協議会松沢地区事務局 電話番号は090-9818-2907 Fax番号は03-4330-1890 日本大学文理学部 桜麗祭 令和5年11月3日(金曜日)から5日(日曜日)の3日間、日本大学文理学部で第31回桜麗祭を 4年ぶりに完全対面形式にて開催いたします! 桜麗祭では、多くのサークルやゼミが参加する展示・ステージ発表に加え、 飲食・特産物販売を行う模擬店と、9つの実行委員会企画を行います。 多くの情報や企画をお届けするラジオ番組「SAKURAdio」、毎年お子様に大人気の「縁日」 今話題の芸能人・アーティストによるライブ「SAKURASONIC」とトークショー「サクラトーーク」を開催します。 また、毎年下高井戸商店街の方にご協力いただいている「福引き」では豪華賞品が当たる!? 今年度も幅広い年代の方々に楽しんでいただける企画をご用意しております! 詳しくは、HP(https://ohrei31.ohreifes.net/), Twitter(@ohrei_fes),Instagram(@ohreifes)を、ぜひご覧ください。 まつざわふれあいリサイクルフェア 松沢地区ごみ減量・リサイクル推進委員会では、今年もリサイクルフェアを開催します。 ご家族で楽しみながらリサイクルについて考えてみてはいかがですか。 日時は10月21日(土曜日)午前10時から午後3時(雨天決行) 会場は松沢まちづくりセンター 内容は子どもの服や本、陶器の頒布。小型家具の頒布抽選会。おもちゃ・傘修理、包丁研ぎ。ポンポン船の工作、模擬店等。 第22回しもたか音楽祭 ○10月28日(土曜日)「まちかどライブ」午後1時30分 会場は松沢小学校正門前 「ブラスの響き」 午後6時 会場は松沢小学校アリーナ ○10月29日(日) 「まちかどライブ」午後1時30分 会場は松沢小学校正門前 「クラシックの夕べ」午後6時 会場は松沢小学校アリーナ 4年ぶりの通常開催となります。皆様お誘い合わせのうえご来場ください。 第37回 六所の森クラッシックコンサート かがり火が照らす森の神社で「小さな喫茶店(歌)」や「リベルタンゴ」等の名曲をお届けします。 【第一部】バンドネオンの秘密 【第二部】アルゼンチンタンゴの世界 八丈太鼓六人会による演奏も行います。 休憩時間にワイン・パッションフルーツジュース等のサービスを行います。 日時は10月8日(日曜日) 開場は午後4時 開演…午後4時40分 会場は六所神社境内神楽殿前 入場無料 雨天実行(雨天の場合は、あかつつみ幼稚園ホールにて) 問合先 赤堤に文化を!六所の森の会 窪田 稔 電話番号090-3248-9802 募金のお願い 「赤い羽根共同募金」「歳末たすけあい・地域支えあい募金」へのご協力をお願い申し上げます。 歩こう会 日程は11月15日(水曜日) 内容は調布市にある深大寺と都立神代植物公園とその周辺を巡ります。 費用は交通費・昼食代・植物公園入場料は自己負担 詳しくは回覧や区のお知らせで 理事長が替わられました 桜上水ガーデンズ団地管理組合法人 理事長に 渡邊 剛 氏 編集後記 静かだった世の中に、急に海外からの来客が増え、抑圧されていた人々が外国へ出たり、 毎夜踊りまくり、夜空を花火が色どっています。 その上、命の危険にかかわる暑さが襲い、コロナウイルスはまた徐々に増し、どうなってしまうのだろうと思っていました。 そんな事は忘れ心機一転、編集部員一同、松ざわニュースの紙面を充実すべく、努力をしていきます。 どうぞよろしくお願い致します。 次号は令和6年1月発行です