13ひろば 第77号 発行日は令和2年3月。 発行は「13ひろば」編集委員会。 事務局は上馬まちづくりセンターです。 ご意見、ご感想やお問合せは電話番号34227415 ファックスは54867668までお問合せください。 以下は表面の記事の内容です。 ・特集「東京2020オリンピックパラリンピック競技大会」 7月24日から開催される東京2020オリンピックパラリンピック競技大会、56年ぶりに東京で開催される大会とあって皆さんの期待も高まっています。そこで、上馬駒沢地区とゆかりのある場所に取材に行きました! ・駒沢オリンピック公園総合運動場東京オリンピックメモリアルギャラリー職員インタビュー  管理運営されている公益財団法人東京都スポーツ文化事業団の方にお話を伺いました。(特別な許可を得て撮影しています。)  (質問)ギャラリーの設立趣旨や成り立ちは何ですか。  (答え)東京オリンピックメモリアルギャラリーは、東京1964大会で実際に使われたものや、作られたもの等を展示する施設です。1993年に設立。2013年のリニューアルオープンに際し、競技に使われた用具に直接触れてその重さや大きさを体感出来るように、展示内容を強化しました。展示を通じて東京1964大会の記憶を後世に伝え残していくこと、スポーツのすばらしさや普及振興を図ることを目的として設立された施設です。  (質問)お勧めの展示は何ですか。  (答え)東京1964大会で使用された色々なものをレプリカではなく本物で展示しています。これは他の施設ではあまり無いことです。日本選手団が着用された、国旗を模した赤のブレザーと白のズボン、選手の皆さんが競技の時に着用された、ユニフォームやランニングシャツ、金銀銅メダルも展示しています。メダルもすべて本物です。お年を召した方には懐かしく、若い方には新鮮に映ることと思います。 特に東京1964大会の聖火リレーで使用された本物の聖火トーチ(重さ約1.2キログラム)や競技で使われた用具に直接手で触れて、その重さや大きさを体感できるのはこの施設だけです。  (質問)読者に一言お願いします!  (答え)東京1964大会当時の記録や現在の世界トップ選手の記録などを身近に感じることもできます。感動的なパネル写真やポスター等たくさんの貴重な資料がありますので是非お越し下さい!  東京オリンピックメモリアルギャラリー  開館時間は、9時30分から17時まで。  場所は、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館地下。  入館料は無料。  定休日は第1第3月曜。祝日の場合は翌火曜。 ・リレー随筆「駒沢での新しい生活」(米良友嘉さん)  わたしはずっと中央線沿線に住んでいることがアイデンティティなサブカル女でした。  音楽、マンガ、アニメ、クラブ。これが生活の中心でスポーツは見ることもやることもほぼ無し、自分とは縁のないもの、そんな感じで三十代半ばまですごして、友達もそんな感じの人ばかりでした。  結婚を機に駒沢に引っ越してから、一、二か月は環境の変化に精神状態が不安定になり、この心の落ち込みをどう解消したらいいか分からなくなったときに夫に誘われて行った早朝の駒沢公園でのランニングがとっても気持ちよかった!  今まで感じたことのない清々しい風、木や草の香り、汗をかいて走る気持ちよさ!  この感動が、駒沢公園を走る、鉄棒で懸垂をする、筋トレをする、という生き方に変えてくれました。  中央線沿線から世田谷区に引っ越しただけでこんなに人間って変わるのですね。  土地の持つパワーでわたしが変わったのか、駒沢っていう地域は運動の神様でもいるのじゃないか。わたしの生活がここに住むようになってから、運動の方に引っ張られている。駒沢にお住いのみなさまは、ずっとこんな感じなのですか?他所から来たものには駒沢ってこんな気持ちのいいことを教えてくれた地場のいいところだと感じています。 ・おもしろ川柳 最優秀賞  会いたいね 実現しない 年賀状(作者 ナンテン) 優秀賞  福袋 開けるまでが 夢袋(作者 歩く総合病院)  新米に 太る理由を なすりつけ(作者 ビスコ) 安藤紀楽先生(駒沢親和会所属/全日本川柳協会理事/NHK学園川柳講師)に選句のご協力をいただいています。 ・歳末たすけあい募金・地域ささえあい募金の報告  1,789,575円 ご協力ありがとうございました。 ・編集後記  東京1964大会から56年。楽しみにしていた東京2020オリンピックパラリンピック競技大会まで、あと数ヶ月となりました。  ということで、今回はオリンピックのことを中心に紙面を作成しましたが、いかがでしたでしょうか?  56年前の東京1964大会の時は「小学生だったわ!」「中学生よ!」「高校生だ!」と昔話に花を咲かせながらの編集会議は楽しいものでした。編集委員の年齢が分かってしまいますね(笑)  今後も地域の情報を皆様に興味を持って読んで頂けるような紙面を目指して参ります。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。(編集委員M)