あおぞら第66号(令和3年12月発行) 発行:下馬地区町会自治会連合会 事務局:下馬まちづくりセンター(電話番号 03-3424-1781) この「あおぞら」は下馬・野沢地区各町会・自治会の活動内容や地域の話題などを取り上げ、地域のネットワークづくりに役立てることを目的とした地域情報紙、いわゆるミニコミ紙です。 皆様方に親しまれるミニコミ紙になりますよう、各町会・自治会から選出された編集委員一同努力してまいります。 これからも皆様方のより一層のご支援をお願い申し上げます。 1面 お久しぶりです!! 本紙は、第63号から第65号までを新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休刊としておりましたが、この度、第66号から再開いたします。 本紙はこれからも、親しみやすくわかりやすく、地域の様々な情報をお届けします。 新編集長よりご挨拶 令和3年度から編集長になりました、下馬地区町会自治会連合会長の田嶋です。編集委員はやる気満々のメンバー揃いです。 編集会議を開き、掲載記事について打ち合わせに入ると急に元気が出てきて、発行が楽しみになりました。 一昨年までは「30年以内に70%の確率で発生すると予測されている首都直下地震」に対する準備で大忙しでした。 しかし、昨年から新型コロナ対策が緊急課題になり、社会全体の多くの活動が一時休止状態に陥りました。 交通安全、地域安全、火災予防のパトロールや町会・自治会の役員会、歩こう会、防災塾等々早く活動を充実し、楽しく住み慣れた、大切な我らが町の安全安心を取り戻したいと思っています。 今号は、町会回覧・町会掲示板・各戸ポスティングなど、町会・自治会ごとの方法でお届けしています。お手元に届かない場合は、下馬まちづくりセンターでも配布しています。 また、世田谷区ホームページ、せたがや地域参加・生涯現役サイトにも掲載しております。ぜひご覧ください。 世田谷区ホームページ ホーム>目次から探す>くらし・手続き>まちづくり活動>ミニコミ紙>世田谷地域>下馬地区 URL:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/007/005/001/006/d00037221.html せたがや地域参加・生涯現役サイト トップページ>町会・自治会>世田谷区回覧チラシ(地域限定版)>世田谷 URL:https://www.fureai-cloud.jp/setagaya-chi-kisanka/home/index/localresident/setagaya 2面・3面記事テーマ「コロナ禍での生活」 2面、3面 いかがお過ごしですか?コロナ禍での生活あんなこと、こんなこと コロナ禍で私たちの生活は大きく変わりました。その生活の中で思ったこと、気づいたこと、見聞きしたこと、変わったことなどはありませんか? 今号2面・3面では、あおぞら編集委員が感じた「コロナ禍での自分自身のこと・周囲のこと」をお届けします。 私の身近で認知症の診断を受けた人がいます。元気な人でしたが心配性で、コロナ禍で人と会うのを怖がりました。 メールや電話もありますが、やはり、人と会い話をすること、一緒に食事をすることがとても大事なことですね。 人という字は人に寄り添うという形で出来ていることを実感したコロナ禍でした。感染対策をしながら、適度に人に会い話をする機会をもち、元気に過ごしてゆきましょう。 コロナ巣ごもりが始まって20か月、これまで携わってきた自治会やボランティアの仕事がほとんど中止となり、対面での会話もできなくなってしまった。 連絡は電話やラインでできるのだが、細かなニュアンスや感情は伝わりにくい。人と直接会って、対面で話をすることの大切さを改めて感じている。(脳の活性化のためにも) ・自粛して外出を控える日々、外出着を2着くらいで着まわして、あとはホームウエアで過ごしている。なあんだこんなもので暮らせるんだと気づきました。 ・庭やプランターで野菜を育てる日々です。いつもより手をかけるせいか収穫量が多い。 ・この際だからと家の片づけをしようと思うけど、どうせ暇だからと、先へ先へと延ばして結局ダラダラ過ごしている。 ・コロナ禍の自粛中、無くても困らない多くの事や物に気づいた。 ・自粛する日々、道で出会うと、うれしくて、立ち話が長くなる。 世間では在宅勤務が進んでいたようですが、自分はずっと変わりなく出勤していました。 ただ、相変わらずの満員電車でしたので、在宅はごく一部だったのではと思います。 正直、仕事の無駄な付き合いがなくなったのは楽でしたが、それでも居酒屋でわいわい飲んで、料理をつつきあっていたころが、懐かしく思っていました。 日常の生活を送れることのありがたさ コロナ禍で、今までに見えにくいモノが見えるようになってきたと思います。私の地区では、月・火・木・金の朝週4回ごみ収集があります。 雨の日も暑い盛りにも、加えてこのコロナ禍の間でも途切れることなく、ごみ収集をされる方たちに私たちの日常を支えていただいていました。 日頃はあまり気にしていませんでしたが、このごみ収集をされる方たちをはじめ、医療従事者や保健所職員の皆さんエッセンシャル・ワーカーがいて、「私たちの普段の暮らし」を支えていただいている。 これら「社会的共通資本」の重要さを、そしてこの有難さをコロナ禍の生活の中で日々実感しています。 子どもの学校生活が心配でした。出席停止の期間は確かに大変でしたが、家族で出来ることを楽しめたし、安心でした。 ただ、学校もいろいろな対策を考えてくれていて、リモート授業、分散登校、給食の時間は前をむきおしゃべりは絶対にしないなど指導がありました。 学校行事も中止を考えるのではなく、どうすれば安全にできるのかを考えるようにしているとおっしゃっていました。 ・写真の整理をしながら、過ぎし日の思い出にふけり、懐かしい人たちに手紙を書いて楽しんだ。 ・リモートで話す便利さを知り、会えない人たちと頻繁にお喋りなどして遊んだ。気持ちがなごむ時間だった。 ・外出が減り、美容院や服飾などでオシャレをすることもなく、その分お金が貯まったので嬉しい。 ・外食に行けない分、食材のランクを上げて家族に感動された。 ・マスクに慣れたけど、言葉が聞き取れず「エッ?」と二度三度。分かりもしないのにハイと頷いてしまう。 ・生活の質が落ちると病気が増え悪化することを体験してしまった。でも、早く気付いてよかった。 ・運動不足に食べ過ぎetc。体調不良の連鎖が始まった。ドキリ? ・一人暮らしには慣れているけど、自粛生活とは違うものね。とポツリ。 人は人と交わってなんぼの生き物 家に閉じこもること一年半、ストレスがたまる毎日で、妻との夫婦喧嘩と近くの公園などを散策することが数少ない息抜きです。 その散歩の途中などで2〜3人の知り合いに会い、「お久しぶり」、「元気!」などと短く声を掛け合うだけで、妙に元気が湧いてくることに気が付きました。 これはコロナ以前に人といつも会っている時は気が付かなかったことで、人は人と交わって活力を得る生き物であることを痛感しました。 地域には一人暮らしで身体も思うように動かず、ひっそりと暮らしている高齢者の方も少なくはありませんが、コロナ禍で以前にも増して孤立化が進んでいることが心配です。 お正月も来られなかった曾孫(男の子)がやってきた。すこしもじっとしていないのです。 でもすごく嬉しそうで、私も同じように自然と目をあわせて元気をもらいました。このエネルギーには見ているだけで疲れました。思い返しては心安らいでいます。 リビングのレースのカーテンを一新しました。巣ごもりの中の癒しの空間に大変気持ちの良い日々を過ごしています。気分転換はこんな事でも効果的です。 また、コロナ禍の自粛生活で新習慣が出来ました。 ・朝のウォーキング 朝のテレビ体操をしたら6時50分からウォーキングに出ます。足腰の鍛錬のみならず四季折々の木々の変化も感じられ、心を健やかに保つのに役立っています。 ・新しい料理に挑戦する 外食も減り家で料理をする時間が増えたので、料理の本を見ながら新しい料理に挑戦しています。いつもの味でない思いがけない美味に感激します。 最後に 感染症は、新型コロナウイルス以外にも様々なものがあります。これからも、マスクの着用・手洗い・うがい・換気など、基本的な対策を大切にしましょう。 4面 一町一席(俳句・短歌投稿コーナー) ・どんぐりのコマに遊びて秋深し(田中喜久子) ・人生はあっという間に幾星霜毎日何か探す日日となり(草薙小夜子) ・ひとり占め一ト日の華や春の月(齋藤久代) ・独り居の炬燵の中にいつも猫(亀井歌子) ・立冬や星の数ほど寒かわず(金子二郎) ありがとうございました 社会福祉協議会会員募集中間報告 下馬地区57件273,000円 野沢地区※652件735,100円※野沢地区は下馬5・6丁目を含む 皆様の会費は高齢者や障害のある方、子どもなど地域福祉の活動資金として使われます。(令和3年11月1日現在) 共同募金の結果(下馬・野沢地区) 372件433,625円 皆様の募金は、民間の社会福祉施設や団体へ配分されます。また、地域福祉推進の為にも配分されます。(令和3年11月10日現在) ご協力をお願いします 歳末たすけあい・地域支えあい募金活動が11月17日から12月17日まで行われています。 皆様の善意は、支援を必要とする世帯等へのお見舞金、世田谷区内の地域福祉活動費等として活用されます。 世田谷地域社協事務所(電話番号 03-3419-2311) 行事案内 青少年地区委員会行事 ・中学生ボウリング大会 3月6日(日曜日)午前9時〜(予定) オークラボウル(桜3丁目24番1号)   伝統行事 ・どんと焼き(駒繋神社)1月14日(金曜日)午前10時〜 ・初午(野沢稲荷神社)2月10日(木曜日)午後1時〜 ・節分(駒繋神社)2月3日(木曜日)午後4時〜 編集後記 コロナ禍の緊張が続く中での自粛生活は人々の生き方に大きく影響を及ぼしています。 その一方でも自然災害や犯罪や事故などが多発しています。いつ何処で何が起きるか分かりません。自分の身は自分で守る備えをしておきましょう。 もし困った事があれば一人で悩みや苦しみや不安を抱え込まずに助けを求めてください。あなたの近くには温かく手をさしのべてくれる人達やさまざまな相談窓口があります。 人と繋がることの大切さを忘れないでください。S.T 今号は「青色の用紙に青色の文字の印刷は読みにくい」という区民の方からの意見を受け、用紙の色を明るくし、全面黒色の文字で印刷しています。