防災せたがや  世田谷地域版 25号 地震体験車が新しくなりました 平成29年11月に地震体験車「なまず号」の買い替えを行いました。今回の買い替えを機に、呼称を今までの「起震車」から、幅広い年齢の方に伝わりやすい「地震体験車」に変更しました。新しい地震体験車では、震度2〜7の地震に加えて、過去に発生した9種類の大地震を再現した「再現地震」、将来発生することが想定される3種類の「想定地震」、緊急地震速報の音を鳴らしてから地震を体感する2種類の「緊急地震速報連動地震」を体験できます。防災訓練の際に、ぜひご活用ください。 地震体験訓練申込み時の注意事項 ◇訓練には10m四方の固くて水平な場所が必要です。また、地震体験車のサイズが買い替え前の車より    大きくなっています.。場所によっては、従前の訓練場所でも実施できないことがありますので、事前  にご相談ください。  【通常時】高さ3.0m×長さ6.9m×幅2.2m     【訓練時】高さ3.5m×長さ6.9m×幅3.7m ◇地震体験車の最低地上高が約10cmとなっているため、進入経路に段差がある場合は車が入れないこ  とがあります。 ◇雨天時は、装置が故障いたしますので、小雨の場合でも運行できません。屋根のある場所等、地震体験   車が濡れない場所であれば、訓練できます。 ◇雨などにより、地面のぬかるみがひどい場合、安全上の問題により、運行ができません。 ◇例年9月から11月は訓練が集中します。お早めにお住まいの地域の地域振興課地域振興・防災担当あ  て電話にて空き状況の確認、仮予約のお手続きをお願いいたします。訓練実施日の1年前より申込みを  受け付けています。(先着順になります。)   世田谷区・第三消防方面合同水防訓練を実施しました   平成29年6月10日(土)駒沢オリンピック公園 中央広場において、平成29年度世田谷区・第三消防方面合同水防訓練を実施しました。  合同訓練は、台風や集中豪雨等による被害を軽減するために、各関係機関が連携して、水防活動能力を高めることを目的として、毎年実施しています。  当日は、区・消防署・関係機関から合わせて約500名の参加があり、道路冠水、多数の家屋への浸水、地下駅構内への浸水等を想定し、浸水防止のための各種水防工法と、事故車両からの救出訓練等を実施しました。  また、多くの近隣住民の方が会場に訪れ、降雨体験車や自然災害体験車等の体験コーナーと企業による啓発コーナーで、水害への備えの重要性を学びました。 防災視察研修会を実施しました  平成30年2月9日(金)に東京都大田区にある「羽田クロノゲート」を視察しました。  羽田クロノゲートは、ヤマト運輸株式会社の物流ターミナルで、世田谷区の地域内輸送拠点の第1順位に指定されております。(世田谷区地域防災計画〔平成29年度修正〕)  震災時、世田谷区へ緊急物資を輸送するネットワークの中で、東京都や協定自治体及び他自治体等から提供される物資は、地域内輸送拠点第1順位の羽田クロノゲートで集積し、直接避難所等に輸送することが想定している流れになっております。  当日は、防災区民組織からご参加いただいた32名の方々と、巨大な施設の中で大量の荷物の仕分けや配送を行う最新鋭の物流機器を見学してきました。 防災研修会を実施しました  平成29年11月17日(金)にブライトホールにて防災研修会を開催しました。  講師としてNPO法人 日本防災士会世田谷支部から砂田紀子氏をお招きし、「熊本地震・東日本大震災の教訓と地域の防災 」というテーマで、避難所における要配慮者や女性の視点等についてご講演いただきました。  防災区民組織及び防災リーダーから計41名ご参加いただき、実りのある研修会になりました。 救急救命講習会を実施しました  平成29年9月19日(火)に上級救命再講習会、10月10日(火)に上級救命講習会を世田谷消防署にて開催しました。  防災区民組織及び区立小中学校のPTAの方々を対象に実施し、心肺蘇生やAEDの使い方、けがの手当てなどの応急手当を学んでいただきました。  受講者の方々は、いざという時に最善の救急措置や応急手当を行えるよう、真剣に取り組んでいました。 せたがや災害ボランティアセンターのお知らせ 災害ボランティアをつなぐしくみ  首都直下地震の際に「せたがや災害ボランティアセンター」では、全国から駆けつけるボランティアをスムースに受け入れる体制を整備して復旧復興に向けた活動を行います。 災害ボランティアマッチングセンター 支援を必要とする人と災害ボランティアをつなぐマッチング活動の拠点として、各地域に1カ所ずつ大学施設をお借りして「マッチングセンター」を開設します。  世田谷地域のマッチングセンターは、昭和女子大学です。同大学と世田谷区及び世田谷ボランティア協会の3者が協定を結んでいます。  更に、区内の指定避難所となります91カ所の区立小中学校などの敷地内には、避難所とは別にボランティアの活動拠点を設置します。  この拠点を「サテライト」と呼びます。  マッチングセンターで受付が済んだボランティアは、各サテライトに分かれて移動し、サテライトで活動の紹介を受けます 講座の開催 世田谷区と世田谷ボランティア協会では、マッチングセンターやサテライトで活躍する災害ボランティアマッチングコーディネーターの養成講座を開催しています。 講座を受講し、希望される方はマッチングコーディネーターとして登録ができます。基礎講座を修了された方には、その後に開催されるリーダー養成のスキルアップ講座、専修講座のご案内をいたします。  平成30年6月2日(土)13::30〜昭和女子大学で講座を開催します。受講を希望される方は下記にお問い合わせください。 社会福祉法人 世田谷ボランティア協会 災害担当  電話 03−5712−5101 メール saigai@otagaisama.or.jp