粗大ごみのリユースを促進するための実証実験を実施しています
最終更新日 令和3年9月22日
ページ番号 193583
実証実験延長に関するお知らせ
リユースに適する品物、適さない品物の精査やより効果的なリユース手法の試行など、さらに事業精度を高める検証を行うため、実証実験期間を令和4年度末まで延長しました。
実証実験に至る背景
コロナ禍において、家の片づけやインターネットショッピング、テイクアウト商品の利用などにより、家庭から排出されるごみ量が増加しており、特に、粗大ごみ収集の申し込み件数の増加が顕著になっています。
一方で、排出される粗大ごみの中には、新品もしくはそれに近い状態で使用可能なものが排出されている現状があります。
また、粗大ごみとして排出される家具や家電などを、リサイクルするために費用をかけたとしても素材自体をリサイクルすることが困難であり、結果としてほとんど焼却するなどの廃棄処理しかできない現状もあります。
こうした状況を受け、ごみの減量及び収集運搬経費削減等の効果を検証するため、株式会社ジモティーとの連携により、不要になったものでも他の方が気持ち良く使えるものは、粗大ごみとして廃棄する前に、リユース品として持ち込んでいただける「世田谷区不要品持ち込みスポット」を設置し、粗大ごみのリユースを促進させる仕組みの実証実験を行います。
※本実証実験は、リユース品として持ち込み可能なもの、価格設定(有償譲渡の場合)、譲渡方法などを試行しながら実施させていただきます。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
協力事業者
「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、地域情報サイトジモティーを運営。現在、月間1000万人以上の方にご利用されており、ここ数年で注目を集めているリユース分野においても、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供。また、現在28箇所の自治体とリユースに関する協定を締結し、リユースの啓発や収集した粗大ごみの一部をジモティーに出品し譲渡する取り組みを通して、地域内の資源循環を促進している。
実験の内容
ご家庭で不要になったもので、本来の使用に支障がなく、譲ったとしても次の方が気持ちよく使えるものについては粗大ごみでお出しされる前に、リユース品としてお持ち込みください。持ち込まれた品物は、ジモティーを通じてリユース品として次に必要とされる方に有償または無償で譲渡いたします。
実証実験の実績
これまでのリユース実績はこちらから
リユース品の在庫を確認する
リユース品は以下のサイトに掲載しております。
※会場の場所はこちらから
※火曜定休日
リユース品を持ち込む
以下の「不要品持ち込み受付ページに行く」から事前予約をお願いします。
●リユース品として取り扱うことが困難だったものの一部を紹介してます
※インターネットのみでの受付になります。
※事前受付がない場合はお断りする場合がございます。ご了承ください。
【ご注意】
事業開始当初、お車以外の方については「事前予約不要でお持ち込みが可能」とご案内しておりましたが、非常に多くの方にたくさんの品物をお持ち込みをいただき、場内でのご案内や引き取りに来られた方への対応が満足にできていない現状にあります。
近隣での路上駐車防止等への対応や今後に向けた分析も含め、スポット運営の適正化を図るため、お車以外でのお持ち込みも事前予約制とさせていただきます。
事業をつづけていくためにご理解いただきたいこと
(1)粗大ごみを早く処分するために実施している事業ではございませんので、粗大ごみを廃棄する目的でのご利用はご遠慮ください。
(2)破損や目立つ汚れのあるもの、においのあるもの、家電リサイクル法対象製品、パソコン、寝具等はリユースできないため、お持ち込みできません。詳しくは受付ページをご覧ください。
リユースができるものとは?
本来の使用に支障がなく、譲ったとしても次に使う方が気持ちよく使えるもの
リユース品として受け付けられないもの
●状態
破損や目立つ汚れのあるもの、においのあるもの、劣化が激しい状態のもの
●リユースにできない種類
- 3辺の合計が180cmを超える大きな家具
- 寝具
- 家電リサイクル法対象家電4品目 など
詳しくはこちらをご確認ください。
リユース品として取り扱うことが困難だったもの
他の方にお譲りできるかどうかの判断基準の設定は、個々の価値観によるところがあるため、非常に難しいのが現状です。
そこで、これまで「世田谷区不要品持ち込みスポット」にて持ち込んでいただいた品物のうち、リユース品として取り扱うことが困難と判断させていただいたものや、譲り受ける希望者がいなかったものの一部を参考にお示しいたします。
リユースが困難と判断されたものの一部は こちら
よくある問い合わせ
Q キャンセルはどうすればいいの?
A 世田谷区不要品持ち込みスポットにご一報お願いいたします。
setagayaspot@jmty.jp ※火曜日定休日
Q 予約をしたいのだがどうやって予約すればいいの?
A こちらから日付、時間を選択し、持ち込み品を入力してください。
Q どのようなものが持ち込めるの?
これまでであれば粗大ごみとして廃棄していたもののうち、譲ったとしても次の方が気持ちよく使えるものをお持ち込みください。
これまでリユース品が困難と判断されたものはこちら
各種お問い合わせ先
■ スポットに関する問い合わせ
サービスの予約方法、持ち込み方法などの詳細は下記の説明ページをご確認ください。
不明点は下記より、お問い合わせください。
世田谷区不要品持ち込みスポット(株)ジモティー
080-5915-9330 ※火曜日定休日
■実証実験の内容全般のことについての問い合わせ
世田谷区清掃・リサイクル部事業課 事業計画担当
03-6304-3297
■粗大ごみの収集に関する問い合わせ
粗大ごみに関するお問い合わせは「粗大ごみ受付センター」へ
スポットについて
住所:世田谷区喜多見1-4-2(1階)
「世田谷区不要品持ち込みスポット powered by ジモティー」
バスを利用される場合
利用対象
持ち込み対象者:世田谷区在住者
譲り受けの対象者:制限なし
運営時間
午前9:00~午後5:00
休館日
火曜日 ※土曜日・日曜日・祝日は運営
電話番号
実証実験の全体像
(1)区民の皆様によるリユース品の直接持ち込み
粗大ごみとして家庭から排出される品物のうち、まだ使用できる品物を区民の皆様がリユース品として「世田谷区不要品持ち込みスポット」へ持ち込む。
(2)区によるリユース品の回収
粗大ごみとして収集の申し込みがあったものから、区がリユースできるものを回収し「世田谷区不要品持ち込みスポット」に搬送する。
(3)区がリユース品を株式会社ジモティーに依頼し、不要品売買・交換の掲示板サイト「ジモティー」を通じてPR
(4)希望者にリユース品を譲渡
(5)リユースできないものは粗大ごみとして区が廃棄
持ち込まれた品物がリユース品として取り扱うことが難しい場合は、粗大ごみ処理券を購入していただいた上で、お預かりします。
※現在、お持ち込みを希望される方が非常に多く、倉庫に保管できる量も限られているため、通常の粗大ごみ収集の申し込みをされている方との公正性にも鑑みて、リユースできないものは、お持ち帰りいただくようご協力をお願いいたします。
実証実験の期間
令和3年10月1日(金曜日)~令和5年3月31日(金曜日)
関連リンク
このページについてのお問い合わせ先
清掃・リサイクル部事業課事業計画担当
電話番号 03-6304-3297
ファクシミリ 03-6304-3341