資料3−@ 世田谷区子ども計画(第3期)策定ひとり親家庭調査 調査概要 1 調査の目的  「世田谷区子ども計画(第3期)」の策定にあたり、世田谷区のひとり親家庭の実態を把握し、今後の区のひとり親家庭支援等の検討に資することを目的とする。 調査のポイントは以下の通りである。 Point1 コロナ禍を経たひとり親家庭の実態及びニーズの変化を把握する ○ 平成 30 年度調査からコロナ禍や社会状況の変化等を経たひとり親家庭の実態及びニーズを把握します。 Point2 ひとり親家庭の悩みや困難な状況を把握し、施策展開の参考とする ○ 悩みや困難な状況を抱えるひとり親家庭の実態を把握し、潜在的な課題の発見・分析をし、ひとり親家庭支援のあり方の検討材料とします。また、ひとり親家庭に寄り添った相談支援や効果的な情報提供の手段を検討します。 Point3 子どもの生活安定に向けた課題を把握し、支援を検討する ○ 子どもの多様な経験の機会の有無や学習環境の実態などを把握し、子どもの将来が生まれ育った家庭の状況に左右されることがないよう、子どもの最善の利益を重視した支援を検討します。 2 調査対象  児童育成手当受給世帯のうち、申請理由が離婚、死亡、生死不明、遺棄、未婚である世帯の保護者 約 4,400 人 3 調査方法 郵送配布 郵送・インターネットによる回収 4 調査時期 令和 5 年 11 月1日(水)〜11 月 22 日(水) 5 調査の大項目におけるねらい 大項目 ねらい A 回答者について 回答者の属性などの基本情報について把握し、分析軸とする。 B 住居について 住居に関する困りごとや希望を把握し、今後の居住支援施策検討の参考とする。 C ふだんの生活について ひとり親になったときの状況をはじめ、養育費や面会交流の状況について把握し、施策検討に役立てる。 D 仕事について 仕事の現状及び今後の希望を把握する。また、新型コロナウイルス感染症の拡大など、前回調査時とは回答者を取り巻く環境が変化しているため、前回調査との比較を通し、働き方の変化について分析し、就労支援施策の検討の参考とする。 E 経済状況について ひとり親家庭の経済状況の現状を把握する。 世帯収入については、分析軸として用いることも検討する。 F 子育てについて 子どもの状況や子育ての悩みや困難な状況を把握し、前回調査との比較をしながら新たな子育て支援施策を検討する。また、子どもの多様な経験の状況や学習環境の実態などを把握し、今後の施策検討の参考とする。 G 相談支援について 相談窓口や公的制度・施設等がどのくらい認知されているか、現状を把握する。また、新たに、ひとり親家庭になる前に知りたかったことや便利だと思う情報収集方法などを把握し、今後の相談支援事業の方向性の検討や事業の充実に向けた参考とする。 6 調査項目案の表 調査項目案の表