資料2 令和5年2月14日 子ども・若者部子ども家庭課 令和5年度子どもの生活実態調査(高校生世代アンケート調査)について 1 調査目的 令和7年度から令和11年度までを計画期間とする「子ども計画(第3期)」に内包する次期子どもの貧困対策計画の策定に向け、前回調査対象でなかった高校生世代の子どもの実態を把握し、重点的に取り組むべき施策を講じていくために、高校生世代の子どもと保護者に対するアンケート調査を行う。 2 アンケート調査の実施概要 子どもの貧困の実態を正確に捉えるために、貧困を測定する指標である「生活困難度」を用い、1低所得に加え、剥奪指標である2家計の逼迫、3子どもの体験や所有物の欠如という3つの要素から、子どもの貧困を把握する調査とする。 (1)主な調査項目 平成30年度に小学5年生及び中学2年生の子どもと保護者を対象に実施した子どもの生活実態調査の調査項目ならびに都が平成28年度に実施した調査項目等を参考に実施予定。(詳細は裏面を参照) (2)調査対象 令和5年度高校2年生世代のすべての子ども本人とその保護者 (子どもは平成18年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた者。) (3)調査対象数 約7,000世帯 (4)抽出方法 住民基本台帳により、対象年齢層の者すべてを抽出 (5)調査方法 各世帯に子ども用・保護者用の依頼文およびアンケートを郵送配布し、子ども・保護者それぞれ自記式にて任意回答の上、インターネットもしくは郵送で回収 (6)分析 同一世帯の子ども票と保護者票をひも付けし、単純集計、世帯タイプ(ひとり親、ふたり親等)、生活困難度それぞれに対するクロス集計による分析を行う。 3 今後のスケジュール(予定) 令和5年7月調査実施 12月速報 令和6年3月調査結果報告書 令和6年4月以降 子ども計画(第3期)検討 (子どもの貧困対策計画含む) 令和7年4月子ども計画(第3期)開始 令和5年度子どもの生活実態調査(高校生世代アンケート調査) 主な調査項目(案) ※いずれも50問程度。 原則として選択式とするが2問程度は記述式を予定。 ◆子ども票 子ども自身のこと 性別、外国ルーツの有無、所有物 普段の生活 友人関係、平日・休日の過ごし方や活動、他者との会話の頻度、相談相手の有無、食生活、睡眠時間、 学校や勉強 授業の理解度、勉強時間、塾等の利用状況、進学希望、部活動の参加状況、不登校やいじめの経験 アルバイトなどの仕事 就労状況、雇用形態、収入、就労時間、収入の使途、職場環境(ハラスメント経験含む) 健康 健康状態、医療機関での受診状況 気持ち 自己肯定感、抑うつ傾向 支援・サービス 利用状況、利用意向、要望したいこと(自由記述)、困りごと・悩みごと(自由記述) ◆保護者票 保護者自身のこと 年齢、婚姻状況、同居家族、外国ルーツの有無、住居の状況 職業 就労状況、就労時間、収入、新型コロナウイルス感染症による影響 子どものこと 健康状態、医療機関での受診状況、教育期待、体験活動、子どものための支出、子どもの所有物 健康・気持ち 健康状態、抑うつ傾向、相談相手の有無 家計 公的年金・各種手当の受給状況、子どもの奨学金の受給状況、世帯の年間収入 暮らし向き 家計状況、食料・衣類が買えなかった経験、公共料金等が払えなかった経験 成育環境 最終学歴、保護者が15歳の頃の暮らし向き、成人するまでに体験した困難 支援・サービス 利用状況、利用意向、要望したいこと(自由記述)、困りごと・悩みごと(自由記述) ※平成30年度世田谷区子どもの生活実態調査のURL https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/010/d00165614.html