資料4(別紙1) 子どもの放課後をより豊かにするためのアンケート結果【概要】 1.概要 (1)目的 新ボップ学童クラブにおいては、活動場所の不足や登録児童数の増加による狭隘化、大規模化、また多様化する子どもと保護者ニーズへの対応の課題がある。 「子どもの放課後の過ごし方に関するアンケート」を実施することで、民間事業者の活用も視野に入れた区の放課後児童健全育成事業の質の確保の方策や課題解決につなげていく。 (2)視点 ・運営方針に世田谷オリジナル(自立、児童が楽しく・自由に意見が言える、行きたいと思える等)を反映するための現状を把握する。 ・新ボップ学童クラブを、児童にとって楽しく・意見が自由に言え・行きたいと思える場所とするために何が必要か。 ・区が課題として捉えていること(狭隘化・大規模化)と、児童・保護者が新ボップ学童クラブに求めるものは、合致しているかを確認する。 ・子どもの生活全体のリズムや発達面を考慮した、保護者の多様な働き方等にも対応した運営時間を把握する。 ・民間の放課後児童健全育成事業所の利用ニーズを把握する。 (3)実施時期 2022(令和4)年3月10日(木曜日)〜3月31日(木曜日) 2.アンケート調査結果 ・回答は各質問の回答者数(n)を基数とした百分率(%)で示してある。 また、小数点以下第2位を四捨五入しているため、内訳の合計が100%にならない場合がある。 ・複数回答が可能な設問の場合、回答者が全体に対してどのくらいの比率であるかという見方になるため、回答比率の合計が100%を超える場合がある。 ・一部コロナ禍による影響あり。 (1)保護者アンケート 調査対象 ・区立小学校に通学している低学年児童(1〜3年生)の保護者 ・新ボップ学童クラブに登録している高学年児童(4〜6年生) の保護者 調査方法 ウェブ上に回答画面を構築し、回答者は自身の通信端末より回答 ※調査画面のURL、二次元コードを区から各家庭に配布 回収状況 配布数 19,219人 (2021年5月1日現在の区立小学校への在籍児童数に基づき、各家庭へ配布) 有効回答数 7,038人 回収率 36.6% (2)児童アンケート 1新ボップ学童クラブ登録者 調査対象 新ボップ学童クラブに登録している児童(1〜6年生) 調査方法 新ボップ学童クラブにてアンケート用紙に回答 ※記入が難しい児童は職員が補助 回収状況 配布数 7,444人 (2022年2月1日現在の新ボップ学童クラブ登録児童数に基づき、各新ボップへ配布) 有効回答数 3,394人 回収率 45.6% 2新ボップ学童クラブ未登録者 調査対象 ・ボップ利用児童(1〜6年生) ・プレーパーク利用児童(1〜6年生) ・児童館利用児童(1〜6年生) ・青少年交流センター(アップス)利用児童(1〜6年生) 調査方法 調査対象施設にてアンケート用紙に回答 ※記入が難しい児童は職員が補助 回収状況 有効回答数 1,007人 3.結果概要(抜粋) ※1.概要(2)視点に関するアンケート結果を一部抜粋。 運営方針に世田谷オリジナル(自立、児童が楽しく・自由に意見が言える、行きたいと思える等)を反映するための現状を把握する。 新ボップ学童クラブを、児童にとって楽しく・意見が自由に言え・行きたいと思える場所とするために何が必要か。 1新ボップ学童クラブで児童が楽しく過ごせているか。 保護者アンケートにおいて「1.はい」と回答する割合は76.7%、新ボップ学童クラブ登録者の児童アンケートにおいて「1とても楽しい」「2楽しい」と回答する合計割合は95.3%、新ボップ学童クラブ未登録者の児童アンケート回答者のうち以前新ボップ学童クラブに行っていた児童においても「1楽しかった」と回答する割合は76.7%であり、概ねの児童が楽しいと感じていることがわかった。 新ボップ学童クラブ登録者の児童アンケートにおいて、「1とても楽しい、2楽しい」と回答した理由としては、色々なおもちゃがある、友達といっぱい遊べる、校庭で遊べるなどの回答がみられた。 「3あまり楽しくない、4楽しくない」と回答した理由としては、友達がいない、おもちゃに飽きたなどの意見がみられた。 2楽しく過ごせている理由 保護者アンケートより、新ボップ学童クラブで楽しく過ごせていると回答した理由は、「1.友達と遊べるから(94.4%)」、「3.校庭や体育館で遊べるから(66.9%)」、「2.友達とお話できて楽しいから(53.7%)」の回答が多かった。 新ボップ学童クラブで楽しく過ごせていないと回答した理由は、「3.やりたいことができないから(54.3%)」が多く、次いで「1.親しいお友達と遊べないから(41.9%)」が多かった。 新ボップ学童クラブ登録者の児童アンケートにおいては、新ボップ学童クラブが楽しいと回答している児童の方が、「たくさん遊べる(83.8%)」、「おやつが楽しみ(75.5%)」、「やりたいことができる(73.9%)」と答えている。 また、「5.新ボップ学童クラブでは、やりたいことができているか?」の問に対しては、新ボップ学童クラブが楽しくないと回答している児童のうち38.9% が「2いいえ」と回答しており、「1はい」の32.5%を上回っている。 3放課後における自立に向けての支援についてどう思うか。 保護者アンケートにおいて「1.より充実させてほしい」と回答する割合は51.0%、「2.今のままでよい」と回答する割合は38.0%であった一方、その他のご意見では、子どもの性格や成長にあわせた支援をしてほしい、今回初耳だった、子どもだけで留守番させることに災害や防犯上の不安を感じるなどの声があった。 区が課題として捉えていること(狭隘化・大規模化)と、児童・保護者が新ボップ学童クラブに求めるものは、合致しているかを確認する。 4保護者アンケートにおいて、大規模校とそれ以外の新ボップについて、新ボップ学童クラブを楽しめているかに差はみられなかった。 しかしながら、「2.いいえ」と回答した理由のその他意見には、人数が多くあまり心地よくない、大規模すぎて落ち着かない、物理的にスペースが狭く窮屈との声が見られた。 新ボップ学童クラブ登録者の児童アンケートにおいても、大規模校とそれ以外の新Bボップについて、新ボップ学童クラブを楽しめているかに差はみられなかった。 しかしながら、新ボップ学童クラブが楽しいと回答している児童に比べて、楽しくないと回答している児童の方が、新ボップ学童クラブはせまくて遊びにくい、「約束」や「きまり」が多いと感じている傾向がある。 5新ボップ学童クラブの運営時間で困ったことがあるか。 保護者アンケートにおいて「1.ほぼ毎日」「2.週に数日程度」「3.月に数日程度」と回答する合計割合は23.9%、「4.ほとんどなかった」「5.なかった」と回答する合計割合は76.0%であった。 困った理由(問8−2)としては、「1.仕事で遅くなったとき」が86.7%であり突出していた。 その時の対応(問8−3)としては、「1.仕事を断った又は調整した」が42.7%と多く、次いで「2.子どもだけで留守番した」が28.7% と多い。 また、困ったことがあると回答した23.9%のうち、午後7時まで運営時間があればよかったと回答した合計割合は73.5%(内訳「1.〜午後6:30」9.4%、「2.〜午後6:45」10.6%、「3.〜午後7:00」53.5%)であった。 6子どもは何時まで新ボップ学童クラブにいたいか。 7新ボップ学童クラブの代わりに、民間事業者が学校外で運営する放課後児童健全育成事業所(学童クラブ)を利用したいか。(ボップは併用可) ※放課後児童健全育成事業とは、放課後の預かりサービスとは異なり、児童福祉法に基づき運営している学童クラブ(新ボップ学童クラブも該当)である。 「1.利用したい(すでに利用している人も含む)」と回答する割合は43.0%、「2.利用したくない」と回答した割合は16.8%、「3.わからない」と回答した割合は40.2%であった。 民間事業者を選択する際に求めるものとしては、「3.保護者の帰宅まで子どもが居られること(留守番させずにすむため)(65.8%)」が多く、次いで「4.様々な教育や習い事のサービスがあること(53.7%)」「6.スタッフの子どもとの関わり方に共感できること(スタッフの専門性が高いこと)(47.0%)」「8.日常活動や行事が楽しいこと(43.7%)」「7.遊びを豊かにする設備・備品があること(41.8%)」「5.家庭との連携を密にしてくれること(38.7%)」「2.他の習い事で一時的に抜けることができること(32.7%)」、「11.送迎があること(27.2%)」の回答が多かった。 一方で、その他のご意見として、安全性やスタッフの質、感染症対策、利用料に不安があるとの声もあった。 世田谷区放課後児童健全育成事業の運営方針 素案 2022.4.27 時点 はじめに 1 運営方針とは この運営方針は、区で定める放課後児童健全育成事業の支援の質を確保し、事業の安定及び継続性の確保を図り、且つ、子どもの視点に立ち、子どもにとって安心して過ごせる場となるよう、放課後児童健全育成事業を望ましい方向に導くものである。 運営方針の策定にあたっては、地方自治法に基づく技術的助言である国の「放課後児童クラブ運営指針」(平成27年3月31日 雇児発第0331第34厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)及び「新・放課後子ども総合プラン」を踏まえ、世田谷区子ども計画(第2期)後期計画に準拠したものとした。 表記にあたっては、基本的な項目について、子どもにわかりやすい表現を併記するなど、子どもにも大人にもわかりやすい内容となるよう努める。 2 策定にあたっての方向性 1子どもの視点(子どもの最善の利益の視点)に立ち、子どもにとって楽しく安心して過ごせる場となるよう、区で定める支援の質やより良い環境を示す。 2子どもが自分の気持ち(意向)や意見を表現することができるように援助し、子ども自身が放課後の遊びや生活に主体的に関わることができるよう、子どもの意見表明とその受け止めについて示す。 3さまざまな家庭環境にある子どもたちや、障害のある子どもたちが、互いを尊重し、ともに過ごすインクルーシブな放課後の環境づくりと、そのための支援について示す。 4事業の安定性及び継続性の確保を図り、かつ、放課後児童健全育成事業の運営の望ましい方向を示す。 5世田谷区の地域性や関係機関の状況等を反映した世田谷らしい連携・協働を示す。 6子どもたちの緊急時の支援体制の構築や保護者支援の強化を示す。 7職員の専門性の維持・向上と人材育成を示す。 8運営方針では、子どもが成長し発達(成育)する力を尊重し、それを保護者や社会が支援することの必要性を重視する立場を明確にするため成育支援という言葉を使うこととする。 職員に求められる姿 「子どもが何を求めているか」を知ろうとしている。 子どもの権利について職員全体で確認し、十分配慮している。 職員は、一人ひとりの子どもの行動や欲求に、わかりやすい言葉で穏やかに個々の子どもに語りかけ、応答的に関わっている。 一人ひとりの子どもの生活習慣や文化などの違いを知り、それを認めあう心を育てるよう努めている。 地域社会との交流及び連携を図り、子どもの保護者及び地域社会に対し協働に努めている。 職員会議、研修、他の放課後児童クラブ等との交流等を通して、自身の育成の課題や不足している専門知識・技術について「気づき」の機会を多く持とうとしている。 理念 子どもが安心できる環境のもとで、 生きる力と主体性を伸ばし、成育を支えます 学校が終わってからと、春・夏・冬休みは、こんな場所にいたいな 根拠説明 【楽しく・安全安心】 ・遊び等に自由に参加する権利と、そのための平等な参加機会と条件提供の保障 (児童の権利に関する条約第31条) ・生命、生存及び発達に関する権利 (児童の権利に関する条約第6条) ・生命・自由及び幸福追求権(憲法第13条) ・保育所保育指針の養護の定義 【生きる力と主体性】 ・子どもの意向把握・意見表明と、意見を聴かれる権利の保障 (児童の権利に関する条約第12条) 【情緒の安定】 ・保育所保育指針の養護の定義 【その他指針の該当部分に盛り込むべき理念】 ・団体のメンバーになることの選択権(児童の権利に関する条約第15条) ・障害のある子どもたちにとってのインクルーシブな環境 (児童の権利に関する条約第23条) ・困難な生活環境下の子どもたちへの遊ぶ権利の保障 (児童の権利に関する条約第27条) ・子どもの人格、才能ならびに精神的・身体的能力を可能な限り最大に発達させることのための必要な「刺激」の提供 (児童の権利に関する条約第28/29条) 児童の権利に関する条約(子どもの権利条約) 児童の権利に関する条約は、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約である。 18歳未満の児童を権利をもつ主体と位置づけ、大人と同様一人の人間としての人権を認めるとともに、成長の過程で特別な保護や配慮が必要な子どもならではの権利も定める。 前文と本文54条からなり、子どもの生存、発達、保護、参加という包括的な権利を実現・確保するために必要となる具体的な事項を規定する。 1989 年の第44 回国連総会において採択され、1990年に発効し、1994年に批准した。 ユニセフ子どもの権利条約より 第1章 総則 1 趣旨 放課後児童健全育成事業の支援の質の向上に資することを目的とし、世田谷区が目指す放課後児童健全育成事業の望ましい方針を示す。 この運営指針は、世田谷区放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例(平成26年9月世田谷区条例第39号。以下、「基準」という。)に基づき、放課後児童健全育成事業を行う場所(以下「放課後児童クラブ」という。)における、子どもの健全な成育と遊び及び生活の支援(以下「成育支援」という。)の内容に関する事項及びこれに関連する事項を定めるものである。 また、児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下、「法」という。)第34条の8の3第3項の規定に基づき措置を命じる場合の処分基準、基準第9条第1項の規定により勧告を行う場合における指導基準の性格を有するものとする。 2 世田谷区放課後児童健全育成事業について 1子どもの権利 子どもの最善の利益を考慮して成育支援を推進することに努める。 2事業の内容 遊びと生活の場の提供及び遊びを通した生活支援 3対象児童 小学校1年生から3年生までの児童。 心身の発達等により個別的配慮が必要な児童は6年生までとする。 3 世田谷区放課後児童健全育成事業における成育支援の基本 1放課後児童健全育成事業における成育支援 子どもが楽しく安心して過ごせる生活の場としての環境を整え、安全面に配慮しながら、生きる力と主体性を伸ばし、成育を支える。 2放課後児童健全育成事業の社会的責任 子どもへの意見・意向支援をし、子どもの意見・意向を聴き、受け止め、子どもが参加することを保障する。 3放課後健全育成事業における自立支援の取り組み 子どもが自主的に放課後の居場所を選択し、主体的に過ごすことができるように、さまざまなかたちで成長に応じた支援を行う。 目標 候補例 →子どもの視点の導入 (1)全ての子どもが楽しく過ごせる場所 (2)全ての子どもが自由に発言できる場所 (3)全ての子どもが行きたいと思える場所 (4)全ての子どもが安全で安心して過ごせる場所 (5)全ての子どもが健やかに成長できる場所 全ての子どもが、相互に人格と個性を尊重し合いながら、健やかに成長し、社会との関りを自覚しつつ、自立した個人としての自己を確立し、他者とともに社会の構成員として自分らしく尊厳をもって社会生活が営むことができるように、その成長を支えつつ、伴走する。 (6)全ての子どもが様々な学びや体験ができる場所 全ての子どもが、様々な学びや、社会で生き抜く力を得るための糧となる多様な体験活動や外遊びの機会に接することができ、それにより自己肯定感や自己有用感を高め、幸せな状態で成長できるよう支える。 (7)家庭における子育てをしっかり支えられる場所 子育てに対する負担や不安、孤立感を和らげることを通じて、保護者が自己肯定感を持ちながら子どもと向き合える環境を整え、親としての成長を支援することが、子どものより良い成長の実現につながる。 遊びを通じて育みたい資質・能力(育ってほしい姿) →広い意味での自立の観点の導入 (1)社会性 (2)創造性 (3)自主性 第2章 子どもの成育支援 1 子ども支援における基本的事項 (1)子どもの権利と意見表明権 子どもの自由を保障するとともに、日常の過ごし方や行事等の活動において、子どもの意見を反映させる機会を設け、様々な過程にある子どもが、それぞれに主体的に運営にかかわることができるように工夫する。 (2)子どもの意見の受け止め 子どもが職員に悩みや相談事も話せるような信頼関係を築く。 子ども一人ひとりの放課後児童クラブでの過ごし方を把握しながら、子どもの情緒や子ども同士の関係に配慮し、子どもの意見を尊重する。 2 事業の対象となる子どもの発達及びねらい 放課後等に子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるように、子どもの発達の特徴や発達過程を理解し、一人ひとりの心身の状態を把握しながら成育支援を行う。 子どもの様子を把握し、変化に気がつくことができる。 3 放課後児童健全育成事業における成育支援の内容 (1)成育支援の内容 1保護者と連携した成育支援を行う。 2多様な子どもが過ごす場として、子どもが安心して過ごし、一人ひとりと集団全体の生活を豊かにする。 3さまざまな状況や状態の子どもが互いを尊重し、ともに過ごすことを通じて、自分と他者、一人と集団、それぞれを豊かにするインクルーシブな環境をつくる。 4固有の援助が必要な場合は、援助を適切に行う。 5安心して過ごせる場と信頼できる職員の存在。(相談援助) 子どもが気軽に相談できるような工夫をする。 6敏感期ごとの支援 7間食 発達過程にある子どもの成長にあわせて、放課後の時間帯に必要とされる栄養面や活力面を考慮して、おやつを適切に提供する。 おやつの提供にあたっては、補食としての役割もあることから、昼食と夕食の時間帯等を考慮して提供時間や内容、量等を工夫する。 おやつの提供に際しては、安全及び衛生に考慮するとともに、子どもが落ちついて食を楽しめるようにする。 食物アレルギーのある子どもについては、配慮すべきことや緊急時の対応等について事前に保護者と丁寧に連絡を取り合い、安全に配慮して提供する。 子どもにとって放課後の時間帯に 自由度や内容を工夫する。 8放課後における自立にむけて、学年や発達段階に応じた支援を適切に行うよう努める。 子どもへの伝え方を工夫する。 高圧的、指導的にならないよう注意する。 卒所後の放課後の過ごし方や過ごせる場所について、子どもや保護者へ情報を提供する。 9豊かな遊び 家庭や学校ではできない遊びや経験ができる。 友人関係にとらわれない遊びを取り入れ、一人でも集団でも楽しめる工夫をする。 10異学年交流 学年の異なる子ども同士が安心して楽しく過ごし、自主的に支援(サポート)し合える工夫をする。 (2)障害のある子どもへの支援 障害のある子どもや医療的ケアのある子どもなど、さまざまな状況や状態の子どもの活動の場として、居場所や放課後の過ごし方について関係機関と連携し、児童成育のために専門性の高い人材の確保と成育に取り組む。 障害のある子どもも楽しく過ごせるインクルーシブな居場所であること。 (3)特に配慮を必要とする子どもへの支援 1児童虐待への対応 2特別な配慮を必要とする子どもへの対応 家庭環境に配慮し、養育に特別な支援を必要とすると把握した場合、適切な支援につなげる。 関係機関と連携し、適切な対応を図る。 (4)緊急時の支援 帰宅後や卒所後に、子どもだけでは解決できない問題が生じた場合、緊急避難場所として子どもを受け入れる。 必要に応じて保護者や関係機関と連携し、子どもの安全を確保する。 4 支援計画及び評価 放課後等に子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるように、子どもの発達の特徴や発達過程を理解し、一人ひとりの心身の状態を把握しながら成育支援を行う。 子どもの様子を把握し、変化に気がつくことができる。 5 子どもの自立支援 (1)世田谷区が目指す放課後の居場所づくりの方向性 (2)子ども計画に基づく自立支援とは 第3章 保護者支援 保護者支援における基本的事項 (1)相談支援強化 保護者との信頼関係を築くことに努めるとともに、子育てのこと等について保護者が相談しやすい雰囲気づくりを心がける。 (2)保護者との連携 1保護者との連絡 連絡帳や電話、個人面談などにより、放課後児童クラブにおける子どもの過ごし方や様子を共有する。 2保護者および保護者組織との連携 協力関係を築き、保護者同士が互いに協力して子育ての責任を果たせるように支援する。 3放課後における自立にむけて、保護者と連携しながら支援するよう努める。 放課後児童クラブにおける支援の方法について保護者へお知らせし、保護者と連携しながら子どもを支援する。 卒所後の放課後の過ごし方や過ごせる場所について、子どもや保護者へ情報を提供する。 第4章 世田谷区放課後児童健全育成事業の運営 1 職員体制 (1)放課後児童クラブには、年齢や発達の状況が異なる子どもを同時にかつ継続的 に成育支援を行う必要があること、安全面での管理が必要であること等から、区条例に基づき支援の単位ごと2人以上の放課後児童支援員を配置する。 (2)放課後児童支援員等は、支援の単位ごとに成育支援を行わなければならない。 (3)子どもとの安定的、継続的な関わりが重要であるため、放課後児童支援員の雇用に当たっては、長期的に安定した形態とすること。 (4)放課後児童支援員等の勤務時間については、子どもの受入れ準備や打合せ、成育支援の記録作成等、開所時間の前後に必要となる時間を前提として設定されることが求められる。 2 子ども集団の規模(支援の単位) (1)放課後児童クラブの適切な生活環境と成育支援の内容が確保されるように、施 設設備、職員体制等の状況を総合的に勘案し、適正な子ども数の規模の範囲で運営することが必要である。 (2)子ども集団の規模(支援の単位)は、子どもが相互に関係性を構築したり、1つの集団としてまとまりをもって共に生活したり、放課後児童支援員等が個々の子どもと信頼関係を築いたりできる規模として、おおむね40人以下とすること。 1か所の事業所では2支援までとすることが望ましい。 3 開所時間及び開所日 (1)開所時間及び開所日は、保護者の就労時間、学校の授業の終了時刻その他の地域の実情等を考慮した設定に努めるものとする。 (2)開所時間は、学校の授業の休業日は1日につき8時間以上、学校の授業の休業日以外の日は1日につき3時間以上の開所を原則とする。 なお、子どもの健全育成上の観点にも配慮した開所時間とする。 (3)開所する日数は、1年につき250 日以上を原則として、保護者の就労日数、学 校の授業の休業日その他の地域の実情等を考慮して設定する。 (4)新1年生については、保育所との連続性を考慮し、4月1日より受け入れを可能にすること。 4 利用の開始等に関わる留意事項 (1)運営主体は、入所の募集に当たり、適切な時期に様々な機会を活用して広く周知を図ることが必要である。 その際には、利用に当たっての留意事項の明文化、入所承認の方法の公平性の担保等に努める必要がある。 (2)入所を希望する保護者等に対しては、必要な情報を提供すること。 (3)利用の開始に当たっては、説明会等を開催し、利用に際しての決まり等について説明すること。 (4)特に新1年生の環境変化に配慮して、利用の開始の前に、子どもや家庭の状況、保護者のニーズ及び放課後児童クラブでの過ごし方について、十分に保護者等と情報交換すること。 (5)子どもが放課後児童クラブを退所する場合には、その子どもの生活の連続性や家庭の状況に配慮し、保護者等からの相談に応じて適切な支援への引き継ぎを行う。 5 運営主体 (1)放課後児童健全育成事業の実施主体は区が行うこととし、区が適切と認めた者に委託等を行うことができるものとする。 放課後児童クラブの運営については、成育支援の継続性という観点からも、安定した経営基盤と運営体制を有し、子どもの健全育成や地域の実情についての理解を十分に有する主体が、継続的、安定的に運営することが求められる。 (2)放課後児童クラブの運営主体は、次の点に留意して運営する必要がある。 1子どもの人権に十分配慮するとともに、一人ひとりの人格を尊重して、その運営を行う。 2地域社会との交流及び連携を図り、子どもの保護者及び地域社会に対し、放課後児童クラブの運営の内容を適切に説明するように努める。 3放課後児童クラブの運営の内容について、自ら評価を行い、その結果を公表するように努める。 4子どもや保護者の国籍、信条又は社会的身分による差別的な扱いをしない。 5放課後児童クラブごとに事業の運営について、以下1)〜11)の重要事項に関する運営規程を定め、また、職員、財産、収支及び利用者の処遇の状況を明らかにする帳簿を整備すること。 1)事業の目的及び運営の方針 2)職員の職種、職員数及び職務の内容 3)開所時間及び開所日 4)成育支援の内容及び利用料 5)定員 6)事業の実施地域 7)事業の利用に当たっての留意事項 8)緊急時等における対応方法 9)非常時、災害時対策、ボップ(非常時の事業継続計画)の作成 10)虐待の防止のための措置に関する事項 11)その他事業の運営に関する重要事項 6放課後児童クラブの運営主体に変更が生じる場合には、成育支援の継続性が保障され、子どもへの影響が最小限に抑えられるように努めるとともに、保護者の理解が得られるように努める必要がある。 第5章 学校及び地域との連携 1 連絡協議会及び関連機関との連携 1学校との連携 日常的・定例的に、子どもの生活の連続性の保障のため、情報交換・情報共有等による連携を図る。 2地域の様々な大人との関わりの重要性 3保育所、幼稚園等との連携 新1年生の発達と生活の連続性の保障のため、情報交換・情報共有等を行う。 4ボップとの連携 5児童館との連携(ソーシャルワークの実践) 児童館の有するネットワークに参加し、情報交換・情報共有・交流を図る。 2 要保護児童支援協議会及び関連機関との連携 1児童相談所や子ども家庭支援センターとの連携 3 その他の関係機関との連携 1新ボップ連絡協議会等への出席 第6章 施設及び設備、衛生管理及び安全対策 1 施設及び設備 「生活の場」、「遊び等の活動拠点」としての機能を備え、専用区画を確保する。 使いやすいトイレやシャワーの設置などの設備の充実 2 衛生管理及び安全対策 (1)衛生管理 (2)事故やけが防止と対応 (3)防災及び防犯対策 第7章 職員の資質向上 職場における研修 放課後児童健全育成事業の運営主体は、職員が自発的、継続的に研修に参加できるよ うに、研修受講計画を策定し、管理するなどの環境を整備していくとともに、職員の自 己研鑽、自己啓発への時間的、経済的な支援や情報提供も含めて取り組んでいく。 (1)ソーシャルワーク (2)プレイワーク (3)虐待防止に関する研修 (4)アレルギー児童への対応に関する研修 (5)配慮を要する児童の支援に関する研修 (6)人権・マイノリティに関する研修 第8章 職場倫理及び事業内容の向上 1 世田谷区放課後児童健全育成事業の社会的責任と職場倫理 放課後児童支援員等は、仕事を進める上での倫理を自覚し、成育支援の内容の向上に努め、運営主体は全ての放課後児童支援員等が職場倫理を自覚して職務に当たるように組織的に取り組む。 2 要望及び苦情への対応 要望や苦情を受け付ける窓口を設置し、子どもや保護者に周知するとともに、苦情対応には、迅速かつ適切に、誠意を持って対応する。 3 事業内容向上への取り組み (1)職員集団のあり方 会議の開催や記録の作成等を通じ、情報交換・情報共有を図り、事例検討等により相互に協力し自己研鑽し、事業内容の向上を目指す職員集団を形成する。 (2)運営内容の評価と改善 自己評価及び第三者評価を行い、その結果を公表するように努め、評価結果は改善の方向性を検討して事業内容の向上に生かす。 子どもの放課後をより豊かにするためのアンケート結果【全体】 令和4年3月10日〜31日実施 T 結果の見方 ・回答は各質問の回答者数(n)を基数とした百分率(%)で示してある。 また、小数点以下第2位を四捨五入しているため、内訳の合計が100%にならない場合がある。 ・複数回答が可能な設問の場合、回答者が全体に対してどのくらいの比率であるかという見方になるため、回答比率の合計が100%を超える場合がある。 ・自由記載については、基本的に回答者が記載した文書をそのまま表記する。 U アンケート結果の詳細 1.保護者アンケート ・調査対象 区立小学校に通学している低学年児童(1〜3年生)の保護者 新ボップ学童クラブに登録している高学年児童(4〜6年生)の保護者 ・回収状況 配布数 19,219人、有効回答数 7,038人、回収率 36.6% (1)回答者の属性 1学年 回答者全体のうち、1年生が37.6%、2年生が31.2%、3年生が22.5%、4年生が4.3%、5年生が3.4%、6年生が1.0%であった。 (4〜5年生については調査対象以外の回答も含む) (2)新ボップ学童クラブへの利用状況 1登録有無 回答者全体のうち、「1.登録している」と回答した割合は61.4%、「2.登録していない」と回答した割合は38.6%であった。 (「1.登録している」と回答した61.4%には、学童クラブ登録者だけでなくボップ登録者が含まれている可能性あり) 2利用頻度 新ボップ学童クラブに登録していると回答した61.4%のうち、週に平均1〜2回利用していると回答した割合は21.2%であった。 同じく、「2.週に3〜4回」と回答した割合は27.4%、「3.週に5〜6回」と回答した割合は25.3%、「4.利用していない」と回答した割合は26.1%であった。 (3)放課後の預かりサービスの利用状況 ※放課後の預かりサービスとは、民間事業者が、学校外で独自に運営するサービスである。 1利用有無 回答者全体のうち、「1.現在利用している」「2.以前、利用したことがある」と回答した合計割合は14.5%、「3.利用したことはない」と回答した割合は83.8%であった。 【新ボップ学童クラブと放課後の預かりサービスの併用者】 新ボップ学童クラブと放課後の預かりサービスを併せて利用している割合は11.1%であった。 2利用理由 13.その他(一部抜粋) ※4−2の選択肢に含まれる記述も、より詳細な理由が読み取れるため再掲する。 ■英語や宿題などの学習ができるから ・英語が学べるため ・宿題をきちんとやらせてくれるため。 ■子どもにとっての居場所、関わる友人や大人を増やすため ・子供の人間関係を分散させたかったため ・学校以外の場所(学童は学校敷地内)で気分転換をはかるため ・新ボップだけだと飽きてしまうので気晴らしのため ■新ボップ学童クラブが子どもに馴染めなかった場合の保険、または馴染めなかった ・学校の学童と民間学童どちらが子供に合うかまだわからなかったので、まずはどちらも利用してみた。 ・学校の学童が古く、トイレに子供が入れない。 生理的に無理だとか ・ボップの施設は古くて狭いため ■長期休暇中に昼食提供やイベントや遠足などのアクティビティがあるため ・夏休みの預かりサービスに昼食提供サービスがあったから。 長期休暇中の預かり先とイベント参加が確保できたため。 ・長期休暇中にイベントや遠足などのアクティビティがあるため。 ・夏休みなど長期休みに昼食提供やイベントのオプションも選択できる。 ■運営が柔軟 ・育休中でも預かって貰える為。 ・コロナ渦でも利用できる。仕事が休みでも利用できる。 ・学校や学童以外の居場所を設けるため。学童の預かり時間が18:15 までと早く、仕事の調 整が困難なことがあるため。学級閉鎖の際なども、フレキシブルに対応してもらえるため。 ■質がよい ・ソファなどでゴロゴロして、リラックスすることができる。放課後なので、ゆったり過ご せるのも大事だと思っています。 ・生活リズムをつけるための声かけなど、細やかな見守り・サポートを受けられるため。 ・親の味方でいてくれるため ・様々なイベントがあり、楽しめる為 ・スタッフさんが、子どもをよく見てくれているため (4)放課後等デイサービスとの利用状況 ※放課後等デイサービスとは、発達に特別な配慮や課題のあるお子さん、障害のあるお子さんが、社会生活や生活のためのスキル等を学ぶための通所事業所である。 1利用有無 回答者全体のうち、「現在、利用している」「2.以前利用したことがある」と回答した合計割合は2.8%、「3.利用したことはない」と回答した割合は96.8%であった。 2利用理由 8.その他(一部抜粋) ※5−2の選択肢に含まれる記述も、より詳細な理由が読み取れるため再掲する。 ・放課後デイでは常に大人の目があるので、安心して通っている。 ・家庭や学校、学童以外の居場所づくり。 ・人との関わりや失敗しても大丈夫だという環境で過ごさせたい。 ・子供の特性に合わせて過ごす放課後の時間も必要だと感じているため。 ・19時まで営業しているため ・個々に合った対応をしてくださるため ・個別指導があるため。 (5)放課後の過ごし方 【学年別】 どの学年も「1.自宅」と回答する割合が一番高くなっている。 学年上がるごとに、「2.新ボップ学童クラブ」「3.ボップ」「12.放課後の預かりサービス」で過ごす割合が下がり、「4.塾や習い事」「5.児童館」「6.プレーパーク」「7. 青少年交流センター」「8.お友達の家」「11.公園」で過ごす割合が増えている。 15.その他(一部抜粋) ※6の選択肢に含まれる居場所は省略 ■自宅周辺 ・マンション敷地内の広場 ・自宅前 ・お友達のマンションの共用スペース ■区立施設 ・図書館 ・きたっこ ・区民センター ・世田谷区スポーツ振興財団に登録されている体育館 ・守山テラス ■親の職場 ・親の勤め先 ・父母の職場 ・自営業につき職場にいます ■その他 ・地域共生の家 ・古本屋 ・ないので困っています。 学校にそのまま残って、遊んで帰れる様に早く戻ってほしいです。 ・家の前。 コロナでボップが全く使えず、遊び場がなくて非常に困りました。 ・放課後デイに空きがない ■シッター、ファミリー・サポートを利用 ・ファミサポさん ・シッターさん (6)相談相手 7.その他(一部抜粋) ※7の選択肢に含まれる場合は省略 ■親族、職場の同僚、同級生の保護者 ・仲の良いお友達の保護者 ・配偶者 ・同級生の保護者 ・職場の人間 ・親族 ・学童時代の親グループ。習い事の親グループ。 ■友人 ・ママ友 ・友達 ■主治医 ・学校に関与しないカウンセラー ・小児科 ・かかりつけ医院のカウンセラー ・カウンセラー、専門医 ・かかりつけ医 ・発達障害で通院しているクリニックの主治医 ■放課後デイサービス等のスタッフ ・訪問支援や放課後デイサービスの指導員 ・放課後等デイサービスの担当 ・放課後等デイサービスの職員。 相談支援事業者の方。 ■発達相談室の職員やすまいるルームの先生など ・療育センターの先生、発達支援保育士の先生。 ・地区のこども家庭支援センターの相談員 ・区の発達相談員 ・児童相談所、教育相談室、発達障がい対応病院の医師 ・療育スタッフ ・教育相談室の分室の先生 ・世田谷区相談室の先生 ・すまいるルームの先生 ・発達コーディネーター ■相談する人がいない ・相談できる適任者がいない ・「相談しない」と決めているのではなく、相談できる人がいない。 ・相談できる人がいなくて困っている ■その他 ・近所の人 ・教育相談員 ・学校で困った事があれば、担任の先生、学童で困った事があれば、学童の先生、 習い事で困った事があれば、習い事の先生。 それぞれで相談しますが、基本は家族や友達に相談します。 ・困ったことの内容により相談者が変わる。 ・話が広がってしまう可能性があるところにはあまり相談しないかも。 相談するなら家族くらい。 ・ファミサポのサポーターさん ・プレーワーカーやプレーパーク運営している世話人さんやそこに来る他のお母さんたち。 ・都や区の相談機関や相談電話 ・世田谷区こども相談 ・プレーパークを通じて知り合った人たち ・幼稚園時代の先生 ここからは新ボップ学童クラブ登録者のみ回答〜 (7)新ボップ学童クラブの運営時間 1運営時間で困ったことがあったか 「1.ほぼ毎日」「2.週に数日程度」「3.月に数日程度」と回答する合計割合は23.9%、「4.ほとんどなかった」「5.なかった」と回答する合計割合は76.0%であった。 1どんなときに困ったか 4.その他(一部抜粋) ※8−2の選択肢に含まれる場合は省略 ■定時時間まで仕事すると18:15 までに学童につけない ・そもそもフルタイムで仕事が出来ない。(通勤時間を考えると無理) ・そもそも業務終了時間まで仕事すると18:15 までに学童につけない ・就業時間までいるとお留守番必須 ・仕事定時が18 時のため学校学童利用だけでは間に合わない ・職場の定時が18 時で、リモートワークができないため。 ■兄弟、姉妹のお迎え時間との兼ね合い ・1 年生の時は毎日学童に迎えに行っていたので、弟の保育園の迎えの後だと間に合わない 時もありました。 ・電車遅延、下の子の保育園のお迎え時間との兼ね合い等 ・区外(電車使用)の特別支援学校に通っている兄弟のお迎えの時 ・仕事が遅くなり、下の兄弟のお迎えと重なってしまった時。 ・保育園と新ボップ 両方とも18:15 お迎えなので、悪天候の時など遅れてしまいそうになった。 仕事で少し時間が押してしまうと間に合わない。 ・18:15 だと下の子の保育園のお迎えと一緒なので、18:30 迄にしていただけると15 分ズラせて有難い。 ■電車遅延 ■その他 ・夏、冬などの長期の休みの場合、朝、学童の開門時間が学校より遅いため子供が一番最後にカギを閉めて登校する事になるため、とても心配になります。 出来れば学校と同じ開門時間にして欲しい。 ・長期休暇期間中について、もう少し早い時間から受け入れをしていただけるとありがたいです。 ・土曜や長期休みは新ボップは8時15分からなので、両親とも朝出勤が早くて、子供を一人にしてしまうため、調整が大変だった。朝8 時から開くと大変助かります。 ・夏期、冬期、春期休業日など、学校がない日に8:15 開門で、その時間だと仕事に間に合 わないため、門で15分ほど待たせるしかなかった。 夏はまだよかったのですが、冬は寒くてかわいそうでした。 もう少し早く(せめて学校と同じ8時頃に)預かりを開始していただけると助かります。 3その時の対応 7.その他(一部抜粋) ■民間の放課後預かりサービスで対応した ・遅くなる曜日が決まっていたため、その曜日だけ送迎のある放課後の民間学童へ通わせた。 ・18時15分に間に合わない日について、民間の預かりサービスを利用している民間学童を利用。 ただ金額が高いため、度々は利用できず、その際は仕事を調整することで対応。 ・民間の放課後預かりサービスで対応した ・民間の預かりサービスを利用した ・初めから放課後の預かりサービス(民間学童)も登録(利用)している。 ・民間学童との併用 ■新ボップ学童クラブの職員が待ってくれた ・実際にお迎えに遅れて、待たせていただいたことが数回あります ・門のところで学童の先生と子供で待ってもらった。 ・間に合わず時間に遅れてしまった時、新ボップ職員の方が残って下さっていました。 ・6:15過ぎに学童に迎えに行き謝った。 ・どうしても間に合わず学童にご迷惑をかけた。 ■子どもを外で待たせた ・子供が家が寂しいとの理由で、ずっと屋外で待っていた。(毎回) ・暗くて一人で帰れない為学校の前で待たせていた。 ・校門の前で待ち合わせした。 ・マンションのエントランスで待たせた。 ・図書館や街中で待たせた。 ■その他 ・下の子の保育園を延長に切り替えて、先に学童にお迎えに行った。 ・一度帰宅してから再度送っていった。 ・ボップに迎えに行き、仕事場に一緒に連れていった。 ・夫婦間で仕事の調整をしてお迎え(在宅)担当を交代した ・子供だけで留守番と、都外に住んでいる祖母にわざわざ来てもらっていた ・ファミサポさんは週3日までなので、留守番しなくていいように習い事をさせている。 ファミサポさんが都合のつかない時は遠方(横浜市)より、1時間以上かけて祖母にきてもらっている。 ・どうしても難しい場合は、自宅に留守番か勤務先の休憩室で待たせる。 ・生活がなりたたないので転職した。 ・昇進を諦めたり、人事考課で評価が下がりました。 4必要な開所時間 (8)民間事業者が学校外で運営する放課後児童健全育成事業所の利用意向 ※放課後児童健全育成事業とは、放課後の預かりサービスとは異なり、児童福祉法に基づき運営している学童クラブ(新ボップ学童クラブも該当)である。 「1.利用したい(すでに利用している人も含む)」と回答する割合は43.0%、「2.利用したくない」と回答した割合は16.8%、「3.わからない」と回答した割合は40.2%であった。 【民間事業者に求めるもの】 13.その他(一部抜粋) ※9−2の選択肢に含まれる記述も、より詳細な理由が読み取れるため再掲 ■・安全性、スタッフの質、感染症対策 ・安全面に気を配ってほしいです。 怪我など、また、今犯罪などが多いので、知らない人の出入りなど、治安強化してほしいです。 ・清潔である。 きちんと目が行き届くこと。 ・防犯対策がきちんとされているか。 送迎に無理のない距離か。 利用料が高くないか。 ・信頼できる事業者であること信頼できる確かなスキルのある職員を有していること。 猥褻事件など多く目にするので、心配に思う人は多いのではないでしょうか。 ・子供と向き合って、きちんと対応してくれること。 単なる預かり場ではなく、安全性の確保、子供の尊重を大切にしてくれる場所でなければ預けられない。 ■学校や家に近いこと ・自分で通えて、自分で帰って来れる距離感。 もしくは送迎あり。 ・自宅の最寄り駅や自宅から近いこと。 ・学校から近くないと不安がある。 ■料金的にリーズナブル ・新BOP と変わらない利用料であれば利用してみたい。 ・費用が高すぎないこと。 ・低料金であること。 ■配慮が必要な子どもについても対応してくれること。 ・発達に遅れのある子供にも、対応出来る。 ・発達障害児への理解があること。 ■子どもが自由にのんびり、楽しく遊べる場所 ・ボーっとできる場所があったり、のんびり好きなことをして過ごすことが許されること。 ・本人らしく自由に過ごせること、自力で通うのに無理がない場所なこと。 ・新ボップは、窮屈に感じ、行きたくない様です。 子供がのびのびと、安心して過ごせる場所を探しています。 ・塾などではないので、勉強する場ではなく、子どもが楽しく安心して他の子ども達や大人と関わりを持って遊べる環境であることを望みます。 ■長期休みの際の昼食の提供など、柔軟な運営 ・宿題がオンライン配布のものもあるので、ワイファイ対応の環境が必要。 ・時間単位の利用や不定期での利用ができるとありがたい。 ・朝早くから対応してくれるところ。 ・長期休み中に昼食の提供いただくこと。おやつを充実させていただくこと。 ■運営時間 ・新ボップは6:15 以降預けられなかったため、民間施設も利用したが、これまで利用した民 間事業者は、事業者側のスタッフ人員の不足から、放課後すぐの預け入れが困難で、前半 新ポップを利用し、途中から民間へ移るという運用を余儀なくされた。子供の疲労、負担 が大きかった。最初から民間施設を使え、遅い時間まで対応してもらいたい ・預かり時間の延長が行える。 ■小学4年生以降も利用可 ・4年生以降の居場所 ・四年生ごろまでは預かってほしいです。 ■宿題をやる時間をとってほしい ・宿題や持参したドリルをやる時間をしっかり取っていること。(複数あり) ・夕食はなくてもよいが、遅くまでの時は補食だけでもあると助かります。(複数あり) 【利用したくない理由】 6.その他(一部抜粋) ※9−3の選択肢に含まれる記載も、より詳細な理由が読み取れるため再掲 ■民間業者は不安 ・職員の質に不安があります。 ・民間事業者は、一定程度、過度な営利目的で参入する者も多いとの報道をよく見聞きするから。 ・職員の方が、信頼できる人かどうか分からないから ・他自治体の民営の学童の話を聞くと、運営に責任感が乏しいところが多く、コスト削減のための導入に思え、預けるのが不安 ・信用できる施設なのか、信用出来るスタッフなのか、民間は見えてこないから。 ■新ボップ学童クラブで十分 ・世田谷区の職員の指導員の先生がいてくださり、子どもを気にかけていただけて安心だから。 ・新ボップ学童クラブで十分だから。 ・本人が学童がいいといっているので。 ・職員の先生方は大変一生懸命やってくださっていて、子供の社会とのつながりを小学校内から友人間(新ボップや児童館)、そこから地域へと広げていってくれている。 うちは兄の方が特に地域の手助けを必要とする子のため特に、新ボップからボップ、児童館での活動の流れを通し、職員の方の継続的な支援のもと成長していることを痛感している。 民間学童や放デイも利用したがその場での活動で外に広がらなかったり、そのような施設はキャンセル待ちで入れなかったりした。 ■送迎が大変そう ・送り迎えの負担 ・お迎えが大変だから ■その他 ・習い事などは、各家庭で判断するものと思います。 事業所内での習い事?は、経済的に受 けられない家庭の子どもにとっては、厳しい環境にならないか心配です。 ・車椅子ユーザーなので、送迎などを始め、受け入れの面で難しそう。 また、色々と交渉したりと大変なのは簡単に想像できるので、利用しようという気にならない。 ・利用料が、高額になりそうだから。 ・習い事が忙しい為 ・家で1人で過ごせる。 ・広い活動場所が無いため。 (民間の施設をいくつか見学しましたが、営利目的のため非常に狭いです) (9)新ボップ学童クラブについて 1楽しめているか 回答者全体のうち、「1.はい」と回答した割合が76.7%、「2.いいえ」と回答した割合は5.9%であった。 【放課後等デイサービス利用状況別】 放課後等デイサービスを「1.現在利用している」と回答した人のうち65.4%、「2.以前利用している」と回答した人のうち88.2%が、新ボップ学童クラブを楽しく過ごしていると回答している。 【大規模校との比較】 保護者アンケートにおいて、大規模校とそれ以外の新ボップについて、新ボップ学童クラブを楽しめているかに差はみられなかった。 2楽しめている理由 【放課後等デイサービス利用者との比較】 全体と比べると、「1.友達と遊べるから」「2.友達とお話できて楽しいから」「4.やりたいことができるから」と回答した割合が低く、「7.先生と遊べるから」「8.先生とお話できて楽しいから」と回答した割合が高くなっている。 9.その他(一部抜粋) ※10−2の選択肢に含まれる記述も、より詳細な理由が読み取れるため再掲する。 ■自宅にない本やマンガ、おもちゃがある ・映画・漫画で楽しめる ・自宅にない本を読むことができるから ・自宅にはないマンガやおもちゃがあるから ・漫画、ビデオ、本等、家に無い物にも触れられる機会を得られるのでとても楽しんでおります。 ■校庭や体育館で遊べる ・体育館での球技、校庭での鬼ごっこのような遊びなど、体を動かす遊びをたくさん取り入れていただき、毎日とても楽しく遊んでいます。 先生方も皆様温かく、感謝しております。 ・体を動かすことが大好きなので広い校庭で遊べるのはストレス発散ができているため。 工作も好きなのでメンコやメダル作りが楽しいと言ってるため。 ・サッカー、ドッチボールなど外で遊ぶ機会が多くあり大変助かっています。 公園でもボールが使えないので、小学生の男の子が安全に遊べる場所は学童くらいしかないと思います。 ・サッカーをする場所が近隣には校庭以外になく、友達とサッカーができるのが楽しいから。 ・体を動かすことが好きなので校庭や体育館で活動できることはとても楽しいようです。 ■安心して過ごせる ・新ボップの先生方はお人柄も素晴らしく、学年の異なる児童とのトラブルの際も速やかに対応してくださいました。 安心して過ごせています。 ・本人がなかなかクラスの子と仲良くできないのですが、ボップだと先生もいて色々なお友達とも遊びを介して話せる機会があり、ありがたい ・先生方が見守るだけでなく、一緒に子供たちと遊んでくださるところ。 あたたかい雰囲気に包まれているところ。 ・勉強中心の学校から解放され、思いっきり楽しむ事だけに専念出来る環境に安心感を子供 が覚えるのがよく伝わってきます ・放課後居場所があって、友達も大人もいるので、子供が安心して過ごす事が出来ています。 ・先生方が優しいから ・利用する日に目当てのお友達がいなくても、先生が気遣ってくれて、何か制作をするなど、一人で取り組ませてくれて、満足して帰宅します。 先生がとても子どもたちのことをよく見 てくれていて、学級以上と感じることもあります。 身近な頼りになる大人という存在のようで、子どもにとって話しやすい大人、話を聞いてくれる人がいることがありがたいと思います。 放課後の時間は、学校でお友達とトラブルがあった時などにも、緊張を解いて、先生達やボップでのお友達に相談するなど解決に近づけるような場であれば素晴らしい。 何かあれば親と先生が連携を取れるのが良いと思いますし、子どもも身近な大人(自分のことをある程度わかってくれる)、親以外の大人と繋がりを持つのは良いことだと思います。 ■異学年交流ができる ・先生というより、少し歳上のお姉さんお兄さんという関係性が楽しいようです。 ・他学年のお友だちが出来、嬉しそうです。 ・普段の学校だとクラスのお友達と遊んでいるが、学童だとクラス以外や他学年のお友達とも遊べ、先生がいる安心感もあるので、楽しいようです。 ・他学年との交流もあり、楽しそうにしてます。 ・他の学年の友だちとかかわれるから。 ■色々な遊びができる、工作や昔遊びなどのイベントが楽しい ・授業でやることとはまた違った楽しさがあるようでした。 昔遊びなど ・メンコ大会を一楽しみにしています。 マフラーを編んだり、水鉄砲で遊んだり、映画を見たり鬼滅の刃の塗り絵をしたり色々とお話をしてくれます。 ・昔ながらの遊びを教えてくれる先生と遊ぶ仲間がいて、それを盛り上げるイベントも考えてくれており、とてもありがたい。 ・家庭ではできない遊び(ドッジボールやコマ、メンコなど)を経験でき、新しいことに興味をもつ事ができている。 ・工作やけん玉なども学べて楽しいようです ・メンコや駒回し、ボール遊び等、授業や家庭ではやらない遊びが出来るので、楽しい様です。 ・工作が楽しい、魅力的なおもちゃがある ・新しい遊びを知れる。 ■その他 ・先生以外の大人とも知り合ってやりとりできる ・マイペースに過ごすことを許されるから 3楽しめていない理由 (放課後等デイサービス利用者のうち「2.いいえ」と回答した件数はごく少数であるため、新ボップ学童クラブ登録者全体との比較はしていない) 9.その他(一部抜粋) ※10−3の選択肢に含まれる理由についても、さらに詳細な理由が読み取れるため再掲 ■上級生とのトラブルがある ・上級生がいじわるする。 おもちゃが壊れているため遊べない ・1年生のときに同学年や上級生から暴力行為を受けた。 職員の人数が限られるため、目が行き届かないので、安心して預けられない。 ・上の学年の子とのトラブルが多いから。 ・上級生に怒られたことがあり、少しトラウマになったようです。 ・年上の子供に慣れてなく、意地悪をよくされると言っている。 ■狭く、窮屈 ・自由が少ない、閉鎖的 ・人数が多く、あまり心地よくないとのこと。 1年生の時は楽しんで通っていたのですが。 ・物理的にスペースが狭く、窮屈だそうです。 ・様々な制限があり、こどもにとって窮屈に感じることもあったようです。 校庭遊びは楽しいと話していました。 ・大規模すぎて、落ち着かないのが一番の理由です。 ボップの子と合わせると非常に大人数になります。 当然先生の目も行き届かず、その事によるトラブルも何回かありました。 放課後に子どもが安心して落ち着いて過ごせる場所からは、ほど遠いです。 ・民間の放課後預りサービスと比べるとルールが厳しいと感じているようです ■飽きてしまう ・おもちゃの数にも限界があり、毎日通うとどうしても飽きてしまうようです。 ・遊びの種類や本が少ないと話しています。 ・3年生になると遊びたいおもちゃ類で遊び尽くして飽きてしまう。(お兄ちゃんがそうでした) ・飽きてしまった ■コロナのため ・コロナ禍のため、遊び方に規制が多すぎる。(クレームではなく、子供の素直な意見です。) ・コロナ感染予防で、遊べるオモチャが少ない。 感染予防の為、お友達との遊びに制限がある。(室内では、二人迄しか一緒に遊べない等) ・コロナ禍である程度活動に制約がでるのは仕方ないとは思うが、年間を通して同じ状況であり、他校の学童ではそうではないと聞くこともあるため、運営状況の質が職員のやる気に左右されているのではと感じる。 ・コロナの影響もあり、民間の学童クラブよりも友達との接触や飲食時のルールが厳しい。 感染対策に努力してくださっているので仕方ないと思う反面、やりすぎでは?と感じる部分もある。 ・コロナ禍で仕方ないとは思いますが、友達との遊びも制限されるのが嫌なようです。 ・コロナもあり、自由度が低い ■職員の対応がよくない ・最初に行ったとき、先生が怖くて次から行きたくなくなった。 ・苦手な職員がいるから ・先生の態度や言葉遣いが悪い ・一年生から登録していますが、以前から言葉遣いの悪い先生がいて、学童としての運用にが適切なのか疑問に思っていた。 とにかく言葉づかいと子供に接する態度が酷い。 前に一度面接でお話しさせてもらった際上の方から、1 人くらいは厳しい先生も必要だとかいって、何の解決にも至らなかった。 ・とにかく子供に接する態度ではない。ひどい。 ・先生が怖いと言っている時があります。 話を聞くと、(子供から見ると)事務的な対応をされたり、自立に向けての働きかけが少し強いのかもしれません ・職員の質が悪く、心配である。 子ども達のことを思った保育をお願いしたい。 ■仲良しの友達が通っていないため ・クラスで仲が良い子が学童に通っていないため ・親しいお友達がいない時は孤独のようで行きたがらないです ・学校の友達がいなくてつまらないと言っています 4過ごし方や様子が伝わっているか 5一番様子が伝わっている方法 7.その他(一部抜粋) ■電話、面談 ・帰宅時刻の変更等、電話連絡した際に、様子を伝えてくださることがある。 ・電話連絡の際に、様子を教えてくださることがありました。 きちんとこどものことを把握してくださっていると思いました。 ・電話 ・職員の方との電話・面談 ・スケジュールの確認電話をする際、先生から学童での様子を丁寧に教えて下さります。 ■その他 ・子供が毎回話してくれている為 ・保護者が迎えに行くことはあまりなく、年に一回の個人面談くらいでしか職員の方とお話する機会はありません。 連絡帳は事務連絡があるときしかやりとりがなく、学童だよりも全体的なことがフンワリ書いてあるだけなので、「様子を知ることができる」手段だとは思っていません。 新型コロナ後の学童しか知らないので行事などもなく、学童の中のことは子どもから聞けること以外はほぼ何もわからない状態です。 子どもの世話をしてくださっている職員の方の顔が見えない(どんな方なのかほとんどわからない)ので不安があります。 ・子供間のトラブル、問題行動などあったとき頻繁に電話を下さり大変ありがたく思っております。 ・職員とのやり取りだけでなく、もう少し連絡帳にも書いて欲しい。 ・気になること等は、連絡帳でお伝えすると、丁寧に対応してくださってる。 ・学童からのおたより等でも様子を知ることができます。 また、心配な事があれば気楽に相談ができ様子を知ることができます。 ・学童保育で父母会に自動加入させるのはやめてください。 その後、同意を得ずにメーリングリストを次年度父母会に引き継ぐこともやめてください。 6放課後における自立に向けての支援 回答者全体のうち、「1.より充実させてほしい」「2.今のままでよい」と回答した合計割合は89.0%、「3.取り組みを減らしてほしい」「4.必要ではない(どちらかというと必要ではない)」と回答した合計割合は1.3%、「5.どちらともいえない」と回答した割合は9.7%であった。 7その他、自立に向けての支援について、ご意見があればご記入ください。 ■その子の性格や成長にあわせた支援をしてほしい ・1 年生に自立を求めるのも酷だな、と思うことがあります。 自立のスピードにも個人差がかなりあると思うので、助けが必要な子供には、それぞれにあった対応ができればいいですね。 ・「自立」の取り組みはとても素晴らしいと思いますが、一年生の入学当初は、お友達も先生も初めてで環境に馴染むまでに時間がかかると思うので、初期の頃は自立よりも寄り添う方に意識して頂けるとありがたかった。 慣れてくると大丈夫だが、最初の頃は学童の先生が怖いから行きたくないとしぶる姿が見られた。 ・こどもそれぞれの性格や成長段階があるので、その子の成長に合わせた方法や見守りをお願いしたい。 ・一年生入学当初すぐに自立、自立と促されたことが理解できませんでした。 自立を促していく必要があるのは理解しているし、それを望んで実行していますが、一年生のうちは環境になれることを優先してもいいのではないかと思います。 ■今回初耳でした ・支援されたか不透明であるため、評価できない。 ・何をしてくれているのか伝わっていません。 ・いま現在の学童クラブで「自立に向けた支援」が行われていると感じられた機会はこれまでなかったです。 別紙2に書かれた内容も家庭向けに見えるので、学童クラブでどう取り組みがされるのかイメージがわかず、必要とも必要ないとも判断できないです。 ・実際にその働きかけや支援をしている場面を見ていないので、正直なところわかりません。 別紙2に記載の内容について、声かけをしてるのでしょうか? ・その支援については、今回初耳でした。 ルールの確認など、家庭だけではなかなか自覚を持てないので、サポートいただけるのはありがたいです。 ■感謝 ・放課後に居場所があることをとても感謝しています。 ありがたいです。 これからもよろしくお願いいたします。 ・いつも子どもたちのことを見守ってくださり感謝しています。 ・2年生も後半にはだいぶしっかりしてきて、最近は学童に行くか公園で友達と遊ぶか、自分で選ぶようになりました。 学童の皆様には温かく見守って頂き感謝しております。 ありがとうございました。 ・いつも大変お世話になりありがとうございます。 共働きのため、こうした場があり日々成り立っており感謝しています。 工夫されたイベントもとても楽しめていますし、広くて安全な校庭で友達と外遊びを思い切り楽しむことも、今のこどもにとっては貴重な場になっていると思います。 また、些細な心配事があった際、先生方がすぐに話を聞いてくださっただけでなく、先生方同士で状況を共有下さり、安心感をもつことができました。 引き続き宜しくお願い致します。 ・いつも子どもがお世話になり、感謝しています。 運用大変と思いますが、良い形で進化で きますように。 これからもよろしくお願い致します。 ・新ボップの先生方のご対応は大変すばらしく、感謝しております。 ■働きかけや声かけに気を配ってほしい ・自立に向けての支援で、子どもへの声掛けの言葉に気を配ってほしい。 以前、初めてチャレンジさせた事に対しての声がけがあったが、その言葉に納得いかず、スタッフに疑問を感じたことがあった。 ・『働きかけ』の方法が担当者によって異なるのではないか。 留守番をさせろ、新ボップは早くやめろ、との直接的な提言をされ、不快に感じるばかりである。 ・自立に向けて…という考え方はよいですが、〇〇歳までにこれはできる「べき」「させてください」「ご家庭で指導ください」等、一方的な姿勢が多いように感じます。 子供達は学校でも頑張っているのに、学童でも頑張らせるのは少しかわいそうだと感じます。 学童は学校とは違うリラックスできる場所であることが1 番大切ではないでしょうか。 3歳上の兄絵が通っていた時は、もう少しボップが子供がリラックスでき、親は相談もできるような雰囲気があったと思います。 その子に合った色々な遊びを提供してくれていた様に感じます。 世田谷区は3年生までと短く6年まで居られないかと入学時は思いましたが、コロナの影響もありほぼ2年生で卒業、自立出来たかと思います。 ありがとうございました。 ■自立に向けての支援は必要ないのでは ・将来的に自立が大切なことは分かるが、一方で以前世田谷区から配布された資料などに1人での留守番の危険性や、子供を1 人にすることのリスクが書かれていて、矛盾を感じます。 また不審な人にあうリスクの方が何かあった時、取り返しがつかないので、早期から焦って自立を促す必要がないと感じています。 ・自立に向けての支援は宿題をする時間さえ守れていたら、他は特に学童クラブで何かしらする必要はない。 月5000 円で少なくとも私自身はそこまで望まない。 ・学校生活でも自立に繋がるだろうし、疲れているので、放課後は学童に居てもゆったりリラックスして過ごしてほしい。 ・学童は自宅のリビングのように、各人がのんびり好きなことをして過ごせる場所であるのが理想です。 自立支援を強調することで、スタッフの先生方と子どもが「指導する者」と「指導される者」の関係になってしまい、子どもにとって学童がリラックスして過ごせる場でなくなってしまうのは困ります。 したがって、不要と考えます。 ・犯罪も多様化し、子供だけで留守番をさせる事自体不安がある。 また、区の運営であるはずなのに強制加入の父母会の存在があり、仕事をする保護者のための施設であるはずなのに、仕事を増やされるのは理解し難い。 ・ひとりで物事の判断や対応ができる年齢は13歳からだと聞きます。 そのため海外では家でも外でも子どもをひとりにさせない、むしろひとりにする事は犯罪となります。 子どもが巻き込まれる犯罪が後を絶ちません。 また過去誰にも言えなかった被害を抱えている大人も相当数いるのではと最近の新聞報道で実感します。 これは女の子だけでなく男の子も当てはまります。 日本が安全だと言うのは大人による子どもを見守る姿勢の欠如だと思います。 自立を教えるには小学1年生では早過ぎます。 子どもをひとりにしないという確固たる施策を望みます。 今世田谷区が抱えている3つの課題からは逸れますが、いずれにしても放課後の過ごし方が少しでも子どものためになるものであればよいと思います。 ・低学年のうちは、誰もいない家に一人で帰宅させたくないので、子供に自立を求めるのではなく、大人たちが見守り安心して過ごせる場所を作ることの方が重要だと思います。 ・学童の負担ではなく、学校内での指導と思います。 全児童に必要だと思いますので。 ■改善案など ・とてもよい内容と思いました。 別紙は初めて見ましたが、これは通常はいつ、どこで配布されていますか。 ・三年生が児童館に行く練習がありましたが、1、2年生にもあるといいなと思いました。 ・環境を整えることも大事だが、家庭内でできる工夫もある。 こうしたらできるようになるのでは?と家庭向けに促すことも大切だと思う。 子どもと一緒に練習しよう!の用紙はもっとアピールすべき。 ・別紙2のような資料配布が、就学半年前ぐらいからほしい。 ・「働きかけや見守り」が、具体的に何を指すのかよくわかりません(例えば資料には「歩いてみよう!」「留守番の練習をしよう!」とありますが、それについて子どもにどのような働きかけをしてくださっているのか、など)。 なんともこちらで評価のしようがないように思います(どちらかというと資料は親に向けての教育内容と感じます)。 なお、先生方には本当に感謝しており、日々忙殺されておられることと思われます。 働きかけのフィードバック資料などを作っていただきたいわけではないことはご理解いただければと思います。 「子どもと一緒に練習しよう!」の資料の各項目(何々してみよう!)に、それぞれひとことずつでも「ボップではこんなふうに声がけしてます」と追記いただけるだけで、こちらとしてはかなりイメージしやすくなりますので、ご検討いただけますと幸いです。 ・別紙2の先輩からのワンポイントアドバイス、ルール作りの具体例をもう少し知りたかったです。 我が家のルールを作る上で、いろんな方法を参考にして決めたいなと思いました。 ・留守番で具体的に何をするのか、何をしてはいけないのかまで伝えないと本人は分からない。 それを各家庭に任せるより支援の中で伝えた方が良いのではないか。 また親だけでなく困った時に話ができる支援の電話があればいいと思う(結局親は仕事なので預けている訳だから、留守番出来るようになれば放課後支援は終わり、というのは違うと思う) ・4年生以降も放課後に安全な場所で過ごせるよう、放課後の居場所についての情報や保護者の皆さんが実際行っている工夫などの情報が知りたいです。 ・〇〇の学童職員の方は子供と遊ぶ意識は高いと思いますが、何か教育的な事をするのは学童の役割ではないと考えている節があるので、児童館全体から教育的な発信をしても、各学校の学童職員の意識を統一化しないと絵に描いた餅で終わるかと思います。 ■自立と防犯や災害対策を混同しないでほしい ・防犯や災害対策と、自立を混同してもらいたくありません。 小学校3年生にもなれば子供は自立していますが、防犯・災害対策のために、留守番させずに済む学童を必要としています。 不審者情報や子供への犯罪は、日常茶飯事です。娘を留守番させたり独りで帰宅させたりするのを避けるのは、娘が自立できていないからではなく、単純に防犯のためです。 ・自立が、子どもが放課後ひとりで過ごすことができる、というのを指すのであれば、あまり自立支援はしてほしくないのが正直なところです。 理由としては4 年生になり、卒所しても、ひとりで過ごすことが物理的にできることと、なんのトラブルも心配もなく過ごせることは、別のことだと思っているからです。 小学生はまだまだ自立と支援のどちらも必要な段階だと思います。 放課後、子どもたちが安心して過ごせる場所の提供を心から願っています。 また、土曜日日曜日が仕事で養育が難しい家庭の子どもの居場所の確保も、検討していただきたいと思います。 ・ひとりでお留守番できることが自立とは思っていません。 安全上の問題でひとりにさせることを防げるシステムを地域でもう少し考える場を設けてほしいです。 スペースがないからなるべく登園を遠慮してほしいという依頼より、どうしたら学校内でスペース確保できるのかを保護者を含め学校側に検討依頼してほしい。 ■4年生以降もゆるく見守ってほしい、4年生以降も預かってほしい ・四年生以降も何かあれば相談できる窓口になってもらえたら嬉しい。 信頼関係があるので何かの時に相談しやすいように思います。 とはいえ常に忙しそうですし、無理して欲しくはないので、職員を増やすなど、働く方々が安心して快適に働いてもらえる環境にしてあげてください。 ・小4 からいきなり新ボップにいけなくなるのが不安。 何か段階を踏む方法はないのでしょうか。 ・4年生になると学童に入れなくて困る。 せめて、夏休みなど長期休みの期間だけでも、預かって欲しい。 やはり、一人で朝から夜までお留守番は親としても心配です。 ・母子家庭なので、学童が3年生までしか無いことが、とても不安です。 できれば高学年まで過ごせるように対応を希望します。 ・4年生の長期休みも学童利用が出来るように対応して欲しい。 1人で家にいるしか方法がなく、とても危険。 ・自立イコール1人留守番できるようになって学童は卒業という流れに疑問があります。 最近は校庭以外に安全な遊び場も少ないので、結局学童の代わりに習い事ばかりする子供が増えているように思います。 高学年になっても緩く学童が見守ってくれるようなシステムがあるとよいなと思います。 ■子供も親も安心して過ごせる居場所が少しでも増えることを期待 ・学校と家以外の第3の居場所を求めています。 自由に工作活動ができるなど、子どものありのままを受け止めてくれる場所が家庭以外にも必要です。 ・公園や校庭に寄せられる一部の地域の方の子供に対するクレームを聞くと、子供をひとりで地域に出す事に不安があります。 私自身、地域の方々との交流が少ないのも不安の一因だと思います。 子供も親も安心して過ごせる居場所が少しでも増えることを期待しています。 ・学校、PTA、学童、地域の資源が豊かにつながって放課後の安心な居場所が増えるといいなと思っています。 ■その他 ・支援学級の子どもたちは自分たちで約束して自由に過ごすことが難しい子どもたちが大半です。 そういった子どもたちも通常級の子供たちと同じように放課後を自由に安心して、干渉されすぎず過ごせる場所が増えるとよいと、支援級の親たちは常に思っています。 ・コロナの影響もあるのでしょうが、ルールが増えてのびのび過ごしているようには感じられないときがあります。 学校にも色々なルールがあり、特に一年生で緊張と不安があるなかでは、楽しみな場ではなかったようです。 もう少し学校とは別の雰囲気かと思っていたのですが、学校の出先機関という印象。 ・備品が古かったり手作りだったり、予算が足りてないのが伝わってきて、区立の保育園とか福祉施設もそうですが、昭和の雰囲気というか、その辺りが変わらないなぁと思いました。 学童に限ったことではありませんが、子どもにとって最低限の必要な一人当たりのスペースや天井の高さなどの基準が良い意味でもっと厳しくなって、快適な場になるといいなと思っています ・子どもが自ら道を切り拓いていけるようになるにはざっくりと荒削りな感じの関わりも必要で、むしろ最近ではそのような関わりが少ないのが心配。 ・二年生、三年生になるにつれて人数が減って行ってしまうのが寂しく、それにつれて子供も行きたがらなくなります。 一年生ばかりに気を取られたりせず上の子にも目を向けてあげてもらえたら幸いです。 2.児童アンケート(新ボップ学童クラブ登録者) ・調査対象 新ボップ学童クラブにてアンケート用紙に回答 ・回収状況 配布数 7,444人、有効回答数 約3,394人、回収率 45.6% (1)回答者の属性 1学年 回答者全体のうち、1年生が50.3%、2年生が34.6%、3年生が14.7%、4年生が0.2%、5年生が0.1%、6年生が0.1%であった。 (2)新ボップ学童クラブが楽しいか 【大規模校との比較】 大規模校とそれ以外の新ボップについて、新ボップ学童クラブを楽しめているかに差はみられなかった。 (3)新ボップ学童クラブのおやつは楽しみか 【新ボップ学童クラブの満足度別】 新ボップ学童クラブが楽しいと回答した児童のうち75.5%が、おやつは楽しみと回答してい る。 一方、新ボップ学童クラブが楽しくないと回答した児童のうち33.1%が、おやつは楽しみではないと回答している。 それは、なぜですか?(自由記述) 「1楽しみ」と回答した児童 ・いつもどんなおやつがでてくるかたのしみだから ・いろんなメニューがあるから ・おいしいから 「2楽しみではない」「3どちらでもない」と回答 ・家でも食べれるから ・おいしくないから ・宿題をしたり、遊んだりできない (4)新ボップ学童クラブでたくさん遊べるか 【新ボップ学童クラブの満足度別】 新ボップ学童クラブが楽しいと回答した児童のうち83.8%が、新ボップ学童クラブではたくさん遊べると回答している。 一方、新ボップ学童クラブが楽しくないと回答した児童のうち、たくさん遊べると回答した割合は48.4%、たくさん遊べないと回答した割合は19.7% であった。 (5)新BOP学童クラブでやりたいことができるか 【新ボップ学童クラブの満足度別】 新ボップ学童クラブが楽しいと回答した児童のうち73.9%が、やりたいことができていると回答している。 一方、新ボップ学童クラブが楽しくないと回答した児童のうち38.9%が、やりたいことができていないと回答している。 (6)新ボップ学童クラブに仲良しの大人がいるか 【新ボップ学童クラブの満足度別】 新ボップ学童クラブが楽しいと回答した児童のうち67.6%が、新ボップ学童クラブに仲良しの大人がいると回答している。 一方、新ボップ学童クラブが楽しくないと回答した児童のうち、仲良しの大人がいると回答した割合は52.5%、いないと回答した割合は24.8%であった。 (7)新ボップ学童クラブの大規模化、狭隘化についてどう感じているか 【新ボップ学童クラブの満足度別】 新ボップ学童クラブが楽しいと回答している児童に比べて、楽しくないと回答している児童の方が、新ボップ学童クラブはせまくて遊びにくいと感じている傾向がある。 (8)新ボップ学童クラブは「約束」や「きまり」が多いか 【新ボップ学童クラブの満足度別】 新ボップ学童クラブが楽しいと回答している児童に比べて、楽しくないと回答している児童の方が、新ボップ学童クラブには「約束」や「きまり」が多いと感じている傾向がある。 (9)何時まで新ボップ学童クラブにいたいか それは、なぜですか?(一部抜粋) 「1おやつを食べた後(午後4時くらい)」と回答した児童 ・おやつを食べて帰れるから ・習い事があるから ・早く家に帰りたいから 「2帰りの会が終わったあと(午後5時くらい)」と回答した児童 ・5時くらいがちょうどいい時間だから ・いっぱい遊べるから ・早く帰りたいから 「3学童クラブが終わるころ(午後6時くらい)」と回答した児童 ・学童クラブが楽しいから ・たくさん遊びたいから 「4おうちの人が家に帰ってくるまで学童クラブにいたい」と回答した児童 ・学童クラブが楽しいから ・たくさん遊びたいから 「5わからない」と回答した児童 ・その日によるから 3.児童アンケート(新ボップ学童クラブ未登録者) ・調査対象 ボップ利用児童(1〜6年生) プレーパーク利用児童(1〜6年生) 児童館利用児童(1〜6年生) 青少年交流センター(アップス)利用児童(1〜6年生) ・回答状況 有効回答数 1,007 人 (1)回答者の属性 回答者全体のうち、1年生が20.4%、2年生が15.2%、3年生が12.9%、4年生が12.5%、5年生が24.7%、6年生が14.1%であった。 (2)放課後の過ごし方 1過ごす場所 12そのほか(一部抜粋) ・公園 ・社宅 2過ごすと楽しい場所 12そのほか(一部抜粋) ・公園 ・ホットスクール (3)相談できる大人がいるか 12そのほか(一部抜粋) ・親 ・いない (4)かけこみ場所 12そのほか(一部抜粋) ・待ってる(家にいる) ・公園 ・保育園、幼稚園 ・図書館 (5)新ボップ学童クラブについて 1登録有無 2楽しかったか それは、なぜですか?(一部抜粋) 「1楽しかった」と回答した児童 ■いろんな遊びがある ・様々な遊び道具があったから ・サッカーが楽しい ・ドッジボールが楽しい ・いろいろなおもちゃなどがあったから(マンガ・ピアノ・ウノなど) ・本がたくさんあるから ■友達がいる ・友達がたくさんいたから ・友達とより仲良くなれたから ・色々な人と遊べたから。(友達の友達と仲良くなったり) ■異学年がいる ・異学年とも交流しやすかったから ■行事が豊富 ・いろいろな行事があったから 「2つまらなかった」「3どちらでもない」と回答した児童 ・高学年がこわかった ・おこられたから ・遊ぶものが少ない。小説マンガをあまりおいてない ・友達がいない ・早く帰りたいときがあったから ・ゲーム機がないから ・先生がうるさいから ・おこられたから ・マンガがおいてあったり、ゲームがあったりたのしかったけど、学童の子がおやつを食べている時間にゲーム、マンガがよめなかったから 3退会理由 7そのほか(一部抜粋) ・コロナウイルスが流行ったから ・弟、妹が生まれたから ・児童館に行くようになったから 【参考】資料編 1.保護者アンケート (1)放課後の過ごし方(複数回答可) 【新ボップ学童クラブの満足度別】 新ボップ学童クラブで楽しく過ごしていると回答している子どもは、そのほかの子どもより新ボップ学童クラブで過ごしている傾向が強い。 新ボップ学童クラブが楽しくないと回答している児童は、自宅や公園で過ごしている割合が高い。 【自立の取り組みへの回答別】 自立に向けての支援について、「1.より充実させてほしい」「2.今のままでよい」と回答している家庭において、新ボップ学童クラブを利用している割合が高い。 「3.取り組みを減らしてほしい」「4.必要ではない(どちらかというと必要ではない)」と回答している家庭においては、公園や放課後の預かりサービスを利用している割合が高い。 (2)大規模校との比較(一部抜粋) 大規模校とそれ以外の新ボップについて、新ボップ学童クラブを楽しめているかに差はみられなかった。 (3)【学年別】保護者が新ボップ学童クラブの運営時間(午後6時15分まで)に困った際の対応方法 2.児童アンケート(新ボップ学童クラブ未登録者) 1学年ごとの傾向 【過ごすことが一番多い放課後の居場所】 どの学年も「1おうち」が一番高い割合となっている。 1年生と6年生の「1おうち」で過ごす割合が比較的高い。 「9近所の知り合いの家」「10子ども食堂」の回答はなかった。 【過ごすことが楽しい放課後の居場所】 「1おうち」で過ごすと回答する割合は、高学年ほど高い傾向。 【かけこみ場所】 「1学校」「3ボップ」「5児童館」の回答割合は高学年ほど低い傾向。対して、「8お友達の家」「9近所の知り合いの家」、「11おじいちゃんやおばあちゃんの家」の回答割合は高学年ほど高い傾向。 2022年(令和4年)4月 世田谷区 子どもの放課後をより豊かにするための 保護者アンケート 世田谷区では、大規模化している新ボップ学童クラブの今後のあり方などについて検討するため、保護者の皆様にアンケートを実施することといたしました。 アンケートの結果は、お子さまの放課後をより良くするために使用いたします。 ぜひ、お子さまの放課後の過ごし方をお教えいただくとともに、ご意見をお聞かせください。 1.お子さまは何年生ですか?あてはまる番号1つに〇をしてください。 小学生のお子さまが2人以上いらっしゃる場合は、学年が低いお子さまについてご回答ください。 2.お子さまが通学されている小学校はどちらですか?カッコ内に学校名をご記入ください。 3−1.現在、新ボップ学童クラブ※に登録していますか? あてはまる番号1つ に〇をしてください。 ※区役所が学校内で実施している放課後児童健全育成事業です。 3−2.「1.はい」と回答された方にお尋ねします。 お子さまは、この1年間(令和3年4月以降)で、新ボップ学童クラブを週に平均何回利用していますか? あてはまる番号1つに〇をしてください。 4−1.現在、放課後の預かりサービス※を利用していますか? あてはまる番号1つに〇をしてください。 ※民間事業者が、学校外で独自に運営する放課後の預かりサービスです。 4−2.「1.現在利用している」「2.以前利用したことがある」と回答された方にお尋ねします。 放課後の預かりサービスを選ばれた理由はなんですか? あてはまる番号すべてに〇をしてください。 5−1.現在、放課後等デイサービス※を利用していますか? あてはまる番号1 つに〇をしてください。 ※発達に特別な配慮や課題のあるお子さんや、障害のあるお子さんが、社会生活や生活のためのスキル等を学ぶための通所事業所です。 5−2.「1.現在利用している」「2.以前利用したことがある」と回答された方にお尋ねします。 放課後等デイサービスを選ばれた理由はなんですか? あてはまる番号すべてに〇をしてください。 6.お子さまについて、放課後は主にどこで過ごしていますか? あてはまる番号すべてに〇をしてください。 7.お子さまのことで困ったことがあったとき、以下にあげる人に相談しますか? あてはまる番号すべてに〇をしてください。 ここからは、お子さまが新ボップ学童クラブに登録されている方のみご回答をお願いします。 それ以外の方はここで終わりです。 お忙しいなかご回答いただき、ありがとうございました。 8−1.現在の新ボップ学童クラブの運営時間は午後6時15分までです。 この1年間(令和3年4月以降)で、新ボップ学童クラブの運営時間で困ったときがありましたか。 あてはまる番号1つに〇をしてください。 8−2.「1.ほぼ毎日」「2.週に数日程度」「3.月に数日程度」という方にお尋ねします。 それは、どんなときですか。 一番多くあてはまる番号1つに〇をしてください。 その時はどのように対応されましたか? 一番多くあてはまる番号1つに〇をしてください。 そのようなとき、何時まで運営時間があればよかったと思いますか。 あてはまる番号1つに〇をしてください。 9−1.新ボップ学童クラブの代わりに、民間事業者が学校外で運営する放課後児童健全育成事業所(学童クラブ)を利用したいですか。 (ボップは併用できます。)あてはまる番号1つに〇をしてください。 現在、新ボップ学童クラブには、『緊急かつ重要な課題が3つ』あります。 その課題の解決に向けて、民間事業者が学校外で運営する放課後児童健全育成事業所(現在2か所)を今後増やしていき、子どもの放課後の居場所として活用することを検討しています。 詳しい内容は、配布しました通知の別紙1をご覧ください。 ※放課後児童健全育成事業所とは、放課後の預かりサービスとは異なり、児童福祉法に基づき運営している学童クラブ(新ボップ学童クラブも該当)です。 9−2.「1.利用したい(すでに利用している人も含む)」「3.わからない」と回答された方にお尋ねします。 民間事業者を選択する際に、求めるものはなんですか? あてはまる番号すべてに〇をしてください。 9−3.「2.利用したくない」と回答された方にお尋ねします。 利用したくない理由は何ですか?あてはまる番号すべてに〇をしてください。 お忙しいなか、ここまでご回答いただき、ありがとうございます。 あと5問程度です。 10−1.お子さまは、新ボップ学童クラブで楽しく過ごしていると感じますか? あてはまる番号1つに〇をしてください。 10−2.「1.はい」と回答された方にお尋ねします。 それはなぜですか?あてはまる番号すべてに〇をしてください。 10−3.「2.いいえ」と回答された方にお尋ねします。 それはなぜですか?あてはまる番号すべてに〇をしてください。 11−1.新ボップ学童クラブでの過ごし方や様子は伝わっていますか? あてはまる番号1つに〇をしてください。 11−2.「1.伝わっている」と回答された方にお尋ねします。 一番様子が伝わっている方法はどれですか?あてはまる番号1つに〇をしてください。 12.最終問です。 新ボップ学童クラブでは、放課後における自立に向けての支援について、子どもが主体的に行動できるような働きかけや見守りをしています。 その取り組みについて、どのように思いますか?あてはまる番号1つに〇をしてください。 取り組みの手法は配布いたしました通知の別紙2をご覧ください。 その他、自立に向けての支援について、ご意見があればご記入ください。 本アンケートは、これで終わりです。 お忙しいなかご協力いただき、誠にありがとうございました。 資料4 別紙1 現在、新ボップ学童クラブに緊急かつ重要な課題が3つあります。 1狭隘化 小学校のクラス数が増加し、新ボップで利用できる児童一人あたりの活動スペースが減少しています。 児童の活動や遊びの機会確保が課題です。 2大規模化 児童登録数が120以上の大規模200人規模の超大規模の学童クラブが複数あります。 支援の質の確保が課題です。 3ニーズの多様化 働き方の変化に伴い、学童クラブにもとめられているニーズも多様化しています。 様々なニーズに応えていくことが課題です。 新ボップ学童クラブとは、世田谷区が区立小学校内で実施している放課後児童健全育成事業です。 放課後児童健全育成事業とは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学生に対し、放課後等に小学校の空き教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を提供し、児童の健全な育成を図る学童クラブ事業です。 児童福祉法に基づき運営しています。 世田谷区の条例では、一支援単位の利用者数(1つの集団としてまとまりをもって共に生活したり、職員が個々の児童と信頼関係を築いたりできる単位の人数)は、おおむね40人以下としています。 そのため、新ボップ学童クラブを適正に運営できる規模は、原則として2支援単位(利用者がおおむね80人以下、利用率から換算し登録者数は120人以下)までと考えています。 世田谷区では3つの課題の解決に向けて 1活動スペースを確保するため、さらに学校内で活用できる教室等がないか検討しています。 2大規模化を軽減するため、「学校外に民間事業者が運営する放課後児童健全育成事業所を増やすことを検討しています。 3新ボップ学童クラブや「民間事業者が運営する放課後児童健全育成事業所」で、多様化するニーズへの対応を検討しています。 民間事業者が区立小学校外で実施している放課後児童健全育成事業です。 現在、区内には2か所あります。 参考 この2か所とは別に、放課後の預かりサービスがあります。 民間事業者が区立小学校外で独自に運営するサービスです。 新ボップのパンフレット