資料2 令和4年5月26日 保育部 保育課 保育認定・調整課 保育運営・整備支援課 令和4年度保育待機児童等の状況について 資料2−1 保育待機児童等の状況について 1 保育待機児童の状況(令和4年4月1日現在)の表 2 保育所等利用待機児童算出の内訳の表 保育待機児童等の状況について(令和4年4月1日現在) 資料2−2 保育施設整備の進捗状況について 保育施設整備の進捗状況について、次のとおり報告する。 1 令和3年度の整備実績についての表 2 令和5年4月までに開設予定の整備(令和4年度整備) 3 令和5年5月以降に開設予定の整備(令和5年度整備) 資料2−3 保育を取り巻く現状の分析と今後の取り組みについて 1 保育を取り巻く現状について (1)就学前人口の推移 令和4年4月時点で、0歳児は、平成27年以来、8年ぶりに人口増(117名増)に転じたが、1,2歳児の人口減少が著しく、全体でみると、約1650人の減少となっている。 将来人口推計補正値においても当面の間、就学前人口の減少が続くと推計している。 (2)入園申し込み者数の推移 令和3年度4月に向けた一時選考の申込者数は、6015人だったが、令和4年4月に向けた申込者数は、前年を102人上回る6,117人となった。 ただし、今回から開始した出生前受付分132人を除くと、5985人となり、横ばいである。 (3)入園できていない申込者の状況 (自宅から半径2キロメートル以内の保育施設に空きがありながら入園できていない方) 1 令和4年4月選考の状況 令和4年4月は245人であり、前年の295人から50人減少している。 2 令和3年4月選考の対象者(295人)についての分析結果 4月時点で入園できていなかった申込者の10月時点状況において、引き続き選考継続の申込者が62人いる一方、233人(全体の約79パーセント:令和2年は全体の約55パーセント)がそのあとの入園申し込みを行っていない。 このことからも保育を継続的に必要とする方の入園が一層進んでいると考えられる。 (4) 区立保育園の保育定員の適正化の取り組みについて 昨年度、区立保育園の定員調整および定員の弾力化解除の取り組みを行った。 当初は合計90人程度の減を予定していたが、令和4年に向けた入園申し込みの中で、3歳児の申込者数が大きく増加したため(前年比111人増)、保育待機児童対策として、区立保育園の弾力化解除を一部取りやめ、約20人を新たに入園枠として開放したことから、最終的に70人程度の減となった。 (5) 私立認可保育園等の空き状況について 0歳児の空き数は、新規開設等により33人の定員増にもかかわらず、昨年225人から192人となり、また、3歳児の空き数も昨年136人から115人となり、改善している。 これについては、昨年度行った保育定員の適正化の取り組みの一定の効果が表れたと考えられる。 一方で、1,2歳児の空き数が若干増えている。 これについては、就学前人口の減少に伴う入園申込者数減少の影響を受けたと推測される。 なお、昨年度における4月時点の0歳児欠員数は、その後、年度途中入園が進んだことから、9月にはほぼ解消されている。 認可及び認可外保育施設の欠員状況(0〜3歳児)の表 2 今後の取り組みについて 上記の分析内容を踏まえながら、今年度予定されている「子ども・子育て支援事業計画(調整計画)」の見直しの中で、令和5、6年度における保育需要量の見込みと保育総定員数の見直しを図るとともに、引き続き保育定員の適正化の取り組み及び多様な保育ニーズへの対応を進めていく。 2−4 令和4年6月1日 保育部 私立認可保育施設の空き状況改善に向けた管外入園申し込み(転入予定者不空)の希望園の制限について 1 主旨 区は、これまで待機児童解消に向けて認可保育施設整備に取り組み、令和2年4月に待機児童が0人となり、本年まで3年連続で継続することができている。 その一方で、年度当初の私立認可保育施設等の空きが増加するなど、法人の施設運営への影響といった新たな課題が生じてきている。 そうした中、本年2月の福祉保健常任委員会において、「保育施策の取り組み状況について」の中で、入園選考制度も含めた私立認可保育施設の運営支援の考え方を報告したところである。 そこで、これまでの区民最優先の考え方を大前提としたうえで、私立認可保育施設等の運営支援の方策として、区外在住者の入園申し込みについて、下記のとおり、希望園を私立認可保育施設に限定した変更を行うこととする。 2 区外在住者の申込制限の現状と主な変更内容 (1)現状 施設種別については特に制限をかけておらず、区立、私立等どちらについても選択可能。 (2)変更後 時期にかかわらず、選択できる施設種別を私立保育園等(私立保育園、私立認定こども園、地域型保育偉業)に限定する。 なお、区内転入予定者が区民となった後の申込は区立も希望することができる。 3 変更月 令和4年10月入園選考から今年度版の「保育のごあんない」の発行に合わせて 4 周知方法 今年度の「保育のごあんない」に掲載するとともに、近隣自治体に「保育のごあんない」を送付する際の通知文に変更内容を記載し、周知する。