令和4年度 ティーンエイジ会議 実施報告書 令和4年10月23日(日曜日) 実施主体 NPO 法人せたがや子育てネット 1 ティーンエイジ会議の概要 (1)実施概要 子どもの権利について考えるティーンエイジ会議 みんなの声で世田谷を変えよう!〜子どもの権利についても考えます〜 日時 2022年10月23日(日曜日)11時〜16時 参加費 無料 当日参加者 区内在住・在学の小4〜18才12人 申し込み27人(定員30人) 会場 池之上青少年交流センター(音楽室) (2)開催にあたって 世田谷区子ども条例の施行から20年目の節目を迎え、世田谷区子ども条例と子どもの権利について、子どもを対象に考える機会とし、子どもたちの生の声を聴くためにワークショップを開催した。 今回のワークショップでは、子どもたちからの生の声を集めて世田谷区に届けることを目的としタイトルは「みんなの声で世田谷を変えよう!〜子どもの権利について考えます〜」とした。 対象者を世田谷区在住在学在勤の小学校4年生〜18歳として参加を募集したところ、27人の申し込みがあり当日は12人の子ども・若者が参加した。 なお、今回のワークショップでは、NPO法人せたがや子育てネットの呼びかけに応じ、そと遊びプロジェクト・せたがや他、元・現プレーワーカーなど子どもの育ちに関わって一定の経験があり、平成30年度に行った前回のティーンエイジ会議にも関わった人達も入り、会議のあり方から進行について手法、心構え、留意点などを意識してともに検討を行った。 (3)世田谷区子ども条例について 国の「子どもの権利条約」の批准・発行を背景とし、平成10年の区長の附属機関である世田谷区地域保健福祉審議会の答申に基づき、平成12年に「子どもを取り巻く環境整備プラン」を策定した。 その中の重点取り組みとして、子どもの問題に対する区民の関心を高め、「子育ち・子育てを地域社会全体で支える」との社会的合意を形づくる具体化の仕組みをあげ、条例策定に向け、区議会をはじめ子どもを含む区民等より広く意見を求めながら具体的な検討を進めた。 子どもが育つことに喜びを感じることができる社会を実現するため、すべての世田谷区民が力を合わせ、子どもが健やかに育つことができるまちをつくることを掲げ、平成13年12月に23区で初めて子ども条例を制定、平成14年4月に施行した。 また、子どもの人権の尊重と確保の取組みを一層推進するため、平成24年12月に子ども条例を改正し、子どもに寄り添い、子どもの立場に立った問題の解決を目指し、公正・中立で独立性と専門性のある第三者からなる子どもの人権擁護機関「せたがやホッと子どもサポート」(略称「せたホッと」)を、平成25年4月に設置し、同年7月から業務を行っている。 2 ティーンエイジ会議当日について (1)開催スケジュール 11:00〜 1 アイスブレイク 11:20〜 2 子どもの権利の話 11:30〜 3 「子どものけんりなんでやねん!すごろく」をやってみよう 12:15〜 ランチ 13:00〜 4 「なんでやねん!カード」をつくってみよう 13:45〜 5 みんなの「なんでやねん!カード」をのぞいてみよう 14:00〜 6 グループで「なんでやねん!」と「こうなったらいいな」を考えてみよう 15:00〜 7 グループ発表 15:45〜 8 区長からのコメント (2)安心して話せる場所づくりの工夫 参加者が安心して自由に意見を発することができるようにするため下記のとおり工夫して場所づくりを行った。 ●当日の流れがわかるように当日の進行内容をあらかじめホワイトボードに書き出した。 ●当日の参加者は小4〜18歳までと多世代であったため、話しやすいように近い年齢で3つのグループに分けた。 ●参加した子ども・若者が安心して自分たちの意見をだせるように、名札は「呼ばれたい名前」とし、グループごとのテーブルには手書きの「お約束」(※)と、コロナ感染対策やリラックスして意見を出しやすくするための備品を用意した。 また、話しやすい場とするために、大人の参加は基本的にファシリテーターのみとし、見学する大人の入室は発表時間からとした。 また発表時間の見学者も名札は役職ではなく、「呼ばれたい名前」とした。 ※「お約束」 (1)なんでも自由に話してOKでも言いたくないことは、言わなくていいよ! (2)どんな意見も大切に。否定はしないよ。 (3)誰がなにをはなしたかは、外の人には言わないよ。 ●1日開催であったため、昼食としてお弁当とお茶を提供し、コロナ感染予防に留意して、黙食とした。 また、後半の発表前の緊張をやわらげるため、ジュースとお菓子セットを各自に配布した。 (3)開 催 内 容 1 アイスブレイク 【仲間探しゲーム】を全体で実施し、グループに関係なく参加者同士を知るきっかけとした。 2 子どもの権利の話 小児科医、児童精神科医のやまぐちありさ氏より、子どもの権利についてわかりやすく説明してもらった。 3 【子どものけんり なんでやねん!すごろく*】をやってみよう 子どもの権利条約関西ネットワーク作成 カードを引いて書いてある内容に「なんでやねん!」と思ったら「なんでやねん!」と突っ込むすごろくを使って、参加者自身の声を引き出すための準備時間とした。 4 「なんでやねん!カード」をつくってみよう 参加者自身が「なんでやねん!」と思っている内容を書きだし、それぞれのカードを作るワークを実施した。 5 みんなの「なんでやねん!カード」をのぞいてみよう 他のグループでつくった「なんでやねん!カード」を見ることで、自分たちのグループでの「なんでやねん!」の見直し、気づきを見つける時間を設けた。 6 グループで「なんでやねん!」と「こうなったらいいな」を考えてみよう 発表に向けて、自分たちの意見をまとめた。 休憩を兼ねて飲み物とおやつを提供した。 7 グループ発表 グループ1 ・大人は子どものことを棚に上げて言ってくる ・子どもは自信を失って傷ついている ・男の子のほうが女の子よりひどく怒られる(性別に格差) ・エアドロップで写真を共有している ・いじめを報告しても先生が動いてくれない  小さなことでも対応してほしい ・理科の授業で虫のいやな子も触りなさいと言われる(授業で強制される) ・結果だけ見て怒る ・コロナ禍で共働き一人でいる時間が長かった ・「バカだから」と言われる ・「〇〇ちゃんがうちの子だったら良かった」と言われる ・(女子だけど)「男子っぽい」と言われる ・冬なのに、体育の時なんで半袖、半ズボンなの? グループ2 ・自分の意見を伝える場がない ・校則・規則の理由がわからない ・アイパッドで校則の理由を見られるといい ・大人と子供の格差がある ・「学生らしい髪型」とか先生の主観で決めないで! ・自分たちの意見を伝えられるといい ・区に意見を出した後どうなっているのかわからない ・成績に関係するかもしれないから先生には直接言えない グループ3 ・夏休みは休むためにある!宿題があると休めない ・勉強する人は宿題の有無は関係ない ・本当に意味のある宿題なの? ・道徳に答えがあるのはなんで? ・子どもは何でメイクしちゃダメなの? ・服装の校則や制服の意味についてみんなで考えたい ・身体のサイズに合わない服を買う ・社会人になって自分で服を選べなくなるのでは? 保坂区長 子どもの声を、きちんと聞くことができるような仕組みを、 これからも考えていくよ! 3 ファシリテーターの振り返り ●参加者のみんながあげている内容は聞いていて大丈夫だろうかと思うくらいヘビーなものが多かった。 親との関係性や家庭での大変さ。 次から次へととまることなく溢れ出してきていた。 そのやりとり自体は他の家庭でも見られることがあるかもしれないことでも、その子にとっては本当に重大なことだったのだなと感じる話がたくさんでてきた。 毎日の積み重ねがあるからこそ、大きな衝撃につながるのだと感じた。 話のひとつひとつに対して、あえて本人に「これはどこの権利に当てはまると思う?」と尋ねていくと、そのほとんどは「…生きる権利かな」と。 第三者が文字として書かれたものだけを読んで当てはまる権利を選ぶと違う権利に当てはまるかもしれないものでも、本人が選ぶものは「生きる権利」だった。 日々の家庭での関係性の積み重ね、「当たり前」がそれなのかと、こころが抉られる思いだった。 ●周りの参加者の傷つきをすごく真剣に受け止めてくれて、「周りに伝えてほしい」、「PTA に伝えてほしい」、と話していた。 本当にそうだし、届いてほしいと思った。 ●家庭の中でのルールのことなどが話の中心になっていた。 ●将来の進路や受験に向けて習い事や塾が忙しすぎて辛いと話す子どももいたりした。 ワークショップには「習い事や勉強よりかは楽だろうから休みにきた」等と日々の疲れからの解放を願うような言葉が目立った。 そういった意味でアイスブレイクもワークの立て付けもとても良かったと思う。 そんな子どもたちが出してくれた「なんでやねん」の数はとても多く、その意見を大人(ファシリテーター)がちゃんと聞いてくれることに対して「楽しい」といった声を聞けたのは良かった。 ●前回(平成30年度)のティーンエイジ会議でも、「学校」を中心とした話題が多くでていた。 その中でも前回は友人関係の話、いじめや嫌がらせに関する話が中心だったと記憶しているが、今回は、先生との関係性や規則、生徒に対する教育的束縛から来る不満やストレスに関する話が中心だった。 そのどれもが、「先生は生徒と対等に話してくれない」「頭ごなしに価値観を決めつけ/押しつけられ、その根拠や理由を教えてくれない」といった点が発端となっているように感じた。 子どもにとって、両親や学校の先生は身近な大人であり、心の拠り所としている子も多いと思うので、先生自身が生徒を「単なる子ども」という視点ではなく、1 人の人間として向き合って話し、関われるようになることが改善の一歩かと考える。 ●ジェンダーや服装・髪型などファッションの多様性に関する意見も多かった。 トランスジェンダー問題なども社会背景にあるように、「男子だから」「女子だから」という固定的な価値観は、現代の子ども・若者は敏感に反応することなのだと感じた。 こうした家庭・学校内外での不満や懸念、改善すべき課題を切り口に、まちや社会を変えていく活動をしていくための拠点としての「居場所」をつくることも、地域でできる子ども・若者支援の一つではないかと思う。 今回の会議を単発で終わらせることなく、日常に落とし込みながら活動を継続し、社会を変えるチャレンジをしていくことで、彼ら彼女らの自己肯定感を高めていくことにつながれれば、と思った。 ●ある参加者は、日常でおきる「なんでやねん」に対して直接大人に訴えていると話しており聞いていてすごいと感じたが、どの大人もまともに取り合っていないように聞こえた。 校則について先生に質問しても整合性がない答えを返されていたり、怒られた時に「自分はやっていない」と伝えたにも関わらず信じてもらえなかったりと不当に子ども扱いされていたり、理不尽な処遇を受けているように感じられた。 ●他の班の「なんでやねん」を見て、書き足した子がいた。 「親に、他の子と自分を比べないでほしい」というもの。 人前で比べて自分を卑下されてしまうことに傷ついていると話してくれた。 他の班で出ていた意見を見て、「それも言っていいんだ」「権利を主張してもいいんだ」と思ったのかもしれない。本人にといってはそう認識できたことが第一歩になったのではと思う反面、謙遜という名の我が子の卑下が当たり前のように存在することは、問題として真剣に受け止めなければならないと思った。 ●導入で子どもの権利条約について説明したり、グランドルールを設けたことで、包み隠さず意見を出してくれていたが、きっといつも身の回りにいる大人には言えていないのだろうなと感じた。 ここで発言してくれた内容を受け止めて何らかのアクションを返さないと、訴えを受け流した他の大人と同じになってしまう。 会議は終わったが、今後の大人の姿勢が問われていると感じている。 何らかの形で、関わり続けていけたらと思う。 ●あるグループでは、日々感じている「なんでやねん」がなかなか出てこなかったことが印象的だった。 ファシリテーターが「例えばこんなことはない?」と聞いていく中で少しずつ意見が出てきたが、その際に「しょうがないことだから」「仕方ないと思ってしまう」というつぶやきが何度もあった。 まさにこれまでの経験から「仕方ない」と思い込まされてきてしまったからなのではないかと思った。 それは、話し合いを進めていく中で表れた「言っても意味がない」「言ったら否定される」「言ったことで自分の評価がマイナスに影響する」ということに表現されていた。 これまで、自分の意見を言ってもわかってもらえずに傷ついたり、言ったことで自分の立場が悪くなったりということを経験してきたことで、「なんでやねん」を感じないように生きていく術を身に着けてしまったのではないかと感じた。 ●身近な大人に話を聞いてもらえなかった、もしくは否定されてきたことで、今回話したような子どもの意見を「身近な大人には話せない」「今回は知らない大人だから話せる」といった発言もあった。 自分の権利を守り、生活を変えるためには身近にいる大人にこそ自分の考えていること、意見を知ってもらう必要があると思うが、大人に意見を言うことは子どもにマイナスな影響を及ぼすと思っている子が多いことが、今の大人と子どもの関係性における現実なんだと感じた。 まずは「知らない」大人が子どもの声をきちんと聴き、一緒に行動していくことが、子どもたちにとっての「大人」の存在を変える一歩になると思う。 また、それを継続していくことで、子どもたち自身の力が回復し、身近な大人にも伝えていける力をもつことにつながるのではないだろうか。 今回、ティーンエイジ会議にかかわった大人のこれからの動きが試されていると強く感じた。 ●家庭、学校生活でのなんでやねんは初めは意見がまちまちにしかでてこなかった。 ただ、休憩中に話したことや自分が学生の時に思っていたことを話して意見を引き出していくと、徐々に意見が出始め、どんどん出てくるようになった。 このような意見を言える場が普段ないのかなと感じた。 また、意見を言うことを諦めているんだなと感じた子もいた。 今回のことが何かしらの形にならないとまた「言っても変わらない」と諦めてしまうのではないかと感じた。 発表時にはみんなとても緊張していたので、やはり日頃から人前で自分の意見を伝えられるような機会が多くあるといいと思った。 4 参加者からの主な意見一覧 家庭生活でのなんでやねん 自分で決めたい! ・自分の自由な時間くらい自分で決めさせてほしい。 ・自分の考えを子どもに押しつけてくる ・自分のやっていることを否定してほしくない ・勉強しろ!とか「〜しろ」とかが多い!お前のめしつかいか ・相談とかもせずに決める ・無理なことを克服させようとする ・親が自分が受験に失敗したからそれを押し付けてくる ・将来の夢を勝手に決められる 意見を聞いて! ・塾で勉強や質問しておそくなったのに怒られる ・足とかケガしてもわかってくれない ・怒られて悲しいから泣いているのに「何で泣くのか泣く理由がわからない!」と言われる ・自分の部屋に一時的に置いているものについて「片付けろ」「部屋が汚い」などと言われる。  後でやるつもりなのに 自由にさせて! ・やりたいことをやらせてくれない ・自分の好きなことをバカにする ・推しの悪口を言ってくる ・自分の趣味の否定 ・わたしが本よんでいるとき「いいかげんにしなさい本の虫」ととりあげられる ・自分の楽しみをうばうな ・ゆっくりしたりごろごろしていると「何してるの」と怒られる ・ゲームを買ってといって、みんなもってるからというと「うちはうち、よそはよそ」と言われるのに「よそのうちはきれいだから」と言っていろいろ捨てる ・「テスト前だから」とファイヤースティックをとられた。  別に娯楽をとられたからって勉強するわけではない。娯楽があったほうが勉強もやる気になるのに親はわかってない。 ・なぜ取るのか、いつまで取るのか、どうなったら返してくれるのか、せめて条件を述べてからにしてほしい。  黙って取るのはなしでしょう バカにしないで! ・全然笑いごとではないのに笑う ・もう期待してないって言われる ・人が一生懸命やっているのに「本当努力してないわ」と言われる ・「周りにバカがバレる」から変のこと言わないでと言われる ・お前はバカだからと言われる ・どうなるか知らんくせに「お前にはできない」ときめつけないでほしい! ・進路の紙にふざけて「ホグワーツ魔法学校」と書かれた ・いつも自分からやっているお手伝いをその日にやらないと「何にもしてないくせに私は全部やっている」とアピールしてくる 比べないで! ・「自分の子が○○ちゃんだったら良かったのに」と言われる ・自分の前で、他の子を褒めないでほしい ・他の子と比べられる ・他人と比べてバカにされる ・まわりの人とくらべられる ・勉強をしないと兄妹と比べられたり、それでもいう事を聞かないと最悪外にしめ出される ・親が自分の要望は聞かないけど、友達の要望は聞く 秘密を守って! ・ひみつを他の人に言って「なんで言ったの」というと「家族なんだから」と話をそらされる ・他の人や親にはずかしいことをいいふらされる ・他の親に自分の娘のバカさを周りの人達に行ってあわれんでもらう ・他の親に学校バラされる いやなことをしないで! ・自分がいやなことを私にやってくる ・いやなことがあるとあたってくる ・私がキレたらおこられる ・あんまり泣くと「泣いてる時間があるなら勉強しろ」と言われる ・「子どもがいなければよかったのに」と言われる ・道のど真ん中で、娘に説教始める ・目の前でグチを言われる ・声が大きい!うるさい ・口が悪い ・親の口が悪いからそれが身についてしまう。それを学校でやると先生に怒られて親に報告される。それで親が「口が悪い!」と怒る 親だって… ・親はできないくせに「ぜんぜんできてない!」とか言ってほしくない ・自分のことを棚にあげて話す ・タバコのポイ捨てをしてはいけないのに、大人は「大丈夫でしょと」言ってポイ捨てする ・謝っても許されないときがあるのに、許せないときに「謝ったでしょ、いい加減許しなさい」と逆切れされる ・人に迷惑かけるなと言ってくるが親が一番迷惑 ・人が勉強している横でねていたり、テレビ見ている ・ゲームすな! 部屋に勝手に入らないで! ・いない間に、勝手に部屋に入って物を捨てるな!! ・ぐちゃっとしているように見えるものの中に大切なものがあったのに、勝手に片付けられて捨てられた ・親は隠れて部屋に入っているつもりだと思うけど、バレてるから。 習い事について ・今までやった習い事で、自分でやりたいと言って始めたものは1つもない。正直辞めたいけど言いにくい。 ・習い事をすでに飽きてていてやりたくないのに、辞められなかったのはつらかった。 ・習い事はやりたくなくてもやらせるくせに、趣味に対しては「そんなものにお金を使うのもったいないから」と否定される。 ・勝手に押しつけられてやっているのにできないと「全然努力してないから、金の無駄だ」と言われる その他 ・結婚した理由をきいたら「なんとなく」 ・怒るときに窓があいていると、人が変わったように声が小さくなる 学校生活でのなんでやねん! 自分で決めたい! ・オンライン授業にしたいのに親の許可がいる ・クラスのルールくらいは自分で決めたい!! ・行事での選択肢、少なすぎ。自分たちで決めたい 意見を聞いて! ・本気で相談に乗ってくれるのは相談室の先生で、その先生が担任の先生に言っても意味がない ・部活で先輩や先生しか新企画を提案できない ・疑ってきたからキレて、疑ってきたやつに、違うことを説明してから謝れと言ったら、無視して帰ってくやつが多い ・虫がきらいな子も、理科でさわったり見たりしなさいと言われる ・教育教育とか言ってる割には、子どもに都合よくってよりかは、国に都合よく教育してる人が多いと思う 校則なんで? ・校則の内容それぞれに禁止する理由を述べて欲しい ・校則で禁止されていることについて、なぜダメなのか?の理由がわからない ・納得できる理由を説明してほしい ・校則で明確に決まっていないことがそれぞれの教師のさじ加減で禁止されていることもある ・なんで休み時間に音楽聞いちゃいけないの?授業中に聞くわけないから別によくない? ・学校出た後なのにスマホ禁止なのなんでやねん すきな髪形にしたい! ・好きな髪型にできないのなんでやねん ・ツーブロック禁止という校則がある。理由を教師に聞くと、「(ツーブロックにすると)不良にかかわっちゃうから」だと言う。髪型だけでそんなふうになるはずがない ・ツーブロックはダメで坊主がOKなのはなぜ?ツーブロックって半分坊主みたいなものじゃない? ・「野球部は坊主」という学校がいまだにある すきな服を着たい! ・男子は髪を襟についたら切らないといけない校則がある ・制服のある意味を聞いたとき、毎回、ちゃんとした答えがない ・自分(教師)はジャージのファスナーを開けて着ているのに、ブレザーのボタンを閉めろと生徒には言うのなんでやねん ・始業式中は、ブレザー着るとか、服の本来の意味を忘れてる ・教師は冬に厚着しているのに生徒は着込んではいけない。 ・冬の体育、先生は防寒してるのに、生徒は薄いジャージしか着れない。  校則も、服装も、宿題も自分で決める<vロセスがあれば良いと思う ・先生は体育のとき長袖長ズボンで、わたしたちは半袖半ズボンでさむい!! ・生徒が制服と決められているなら教師も制服にすればよくない? ・女子は、ズボンもスカートも選べるようになったけど、男子はズボンだけなのはどうかと思う ・女子はスカートOKなのに、男子はズボンだけしかダメ ・女子の制服で、ズボン選べるようになったけど、女子と男子でズボンの柄が違うのはやめてほしい ・学校にドレスやふだんぎを着てこないとおこられる ・そもそも制服いらん 差別しないで! ・勉強できる子しかちやほやされない ・気に入った女子生徒だけを「〇〇ちゃん」と呼ぶおじさん先生がいる。言われた本人は気持ち悪がっている。 ・同じことをしても、なぜか男子だけ怒られる ・先生がかわいい女子だけひいき ・1人の女子生徒に「今まで会った子どもで1番かわいい」と大勢の生徒の前で言った教師がいる。 ・男の子がタブレットで授業中ユーチューブを見ているのに(注意せず)、他の子に注意する 先生はいいの? ・学校で口が悪いと怒られるのに先生は口が悪くても怒られない ・先生が「は?」とか「お前」とか「うるせぇ」など・・と口が悪い!! ・先生がキレて児童をどつきとばしてきた ・先生は授業に遅れても何も言わないのに、生徒が遅れると怒られるし遅刻扱いになる いじめについて ・先生がいじめに気付かない ・先生にいじめを報告したのに結局放置されてしてしまっていた。  学校の先生が信頼できない ・先生がいじめを軽く考えている ・いじめられている人を「全力で守る」とか言ってるけれど、めっちゃ手抜き コロナのせい! ・(コロナになってから)文化祭に一般客が呼べない ・コロナ禍で中学や高校の文化祭や学校見学がなくなり、学校の雰囲気がわからないため、見学に行けないところは進路の選択肢に入れられず、選択肢が少なくなった ・黙食でも楽しむ工夫があってほしい その他 ・昔はタブレットなかったのにタブレットがくばられると毎日充電してもってこいといわれる ・学校のみんなにアイパッド配られたけど、何かを検索すると、すぎ制限かけられてしまう ・アイパッドにすべての教科書入れてほしい ・教科書が重たすぎる。  なぜ全ての教科書・道具を持ち帰らなければならないのか理由を教えてほしい ・土曜日の授業いる? ・夏休み宿題多い ・算数の授業おもんなすぎ!! 学校生活のこうなったらいいな! 提案します! 意見を聞いてもらうために… ・生徒会で規則を決めている。  意見を言える場がある。 (ツイッターのマシュマロのような、匿名性があって意見を言うとそれに返事が来る。  意見によっては規則が変わる仕組みがある。) ・自分の意見に対して反応がきたら相手が聞いている感じがする。 (「検討中です」ではなく、「今こうしています。どうですか?」と状況を共有してくれるのがいい。)意見を言った後に一度返答をもらうだけではなく、そこにさらに意見を言って、他の人も意見を言えて、、、と言うやりとりができることが大切。  ネットにいる全員が書き込めると誹謗中傷など治安が悪くなりそうなので、学校で配布される端末でのみ書き込みができる。  おとなや外部は参考になるかもしれないので閲覧のみできる。 ・意見を言った後に呼び出されるのが怖くて言えない。  学年ごとに話し合い、代表が集まって先輩や先生に意見を伝える仕組みがある。  代表として伝えることで“自分の意見”ではないので言いやすい。  仲介してくれるところがあるといい。  でも生徒会に伝えても「先生に確認します」で止まってしまうことがある。  仲介する人が生徒だと結局先生にいいにくいから。  生徒と先生が学校ではない場や今日のような第三者がいる場で話すといいのでは?  第三者がいても自分の学校の先生がいると否定されたり、評価に響きそうで言えない。  他校の先生なら言えるので、2校合同とかで実施して生徒と先生入れ替えて話し合いをし、後で先生同士で共有してもらうのがいいのでは? ・仲介してくれる人がいるといい。匿名性があれば意見を言いやすい。 友達関係のなんでやねん! 言いたいことを言えない… ・親は空気をよまなくていいよと言うのに、友だちがいるとき空気をよんでしまう ・自分はすごいと思っているのに友だちには自分はバカだと言ってしまう 差別しないで! ・友達に時々男子っぽいと言われる。  男女関係ないだろ! ・男の子が髪長いと「女!」って言うのなんで ・なんで女の子は男の前ではかわいくふるまって、女の子しかいないときはいばったり怒ったりするの ・眼鏡かけていて暗いと陰キャと思われる ・友だちがいなくてとても暗いと陰キャ認定される いやなことをしないで! ・友達に自慢をするといやがられる。  でも友達は自慢してくる ・自分より年下の子が背が大きいとちびと言われる ・怒られたことを友達に話すとあまりやりたくないことを提案してくる 世田谷区に対してのなんでやねん! なんでやねん! ・渋谷区ではプラスチックのリサイクルをはじめたのに世田谷区はリサイクルをはじめないの? ・前に「区長への意見」と言って、授業でゴミに関しての意見を出したけどその後どうなっているのかわからない。  区長に届いているのかもわからず、教師に聞いても「わからない」と言われた。 社会、大人全般のなんでやねん! 意見を聞いて! ・学校にも親にも社会のことにも自分たちの意見が伝えられない。 ・わかった気になってわかった感だしてくる ・「なんのために聞いたの?」って思う。 ・年上の方が偉いみたいな態度をとられる ・言っても意味がない、言っても変わらないのではないか、と思う。 ・大人は大きい声を出して怒ればいいと思わないでほしい 子ども扱いしないで! ・たまに言ってることが違くて、話が破綻している ・店によって「子ども」「大人」の扱いが違う ・全部親の許可がいる。子どもがいる意味がない コロナのせい? ・コロナが関係していないようなことも「コロナだから」ということを理由にして禁止や制限をされているように感じる。 その他 ・遊ぶ公園が少ない ・塾のリュックが重い ・塾でテストを強制的に受けさせられる ・昼はおもしろいチャンネルがないのに夜や夜中は面白いチャンネルいっぱい ・「中学生から大人」「高校生から大人」と扱いが違ってわかりづらい。料金や利用時間、利用条件など。 ・世田谷区は中学生まで医療費が無料だけど、他に引っ越したらその制度がなくなった。 ・17歳まで未成年なのに、医療費は中学生までしか無料じゃないのなぜ?