これは、世田谷の子どもの権利をまもる・せたがやホッと子どもサポート広報紙せたホッと レター第14号です。 1ページ目 あそんでる?こまってる?大丈夫? 小学生のみなさんへ 子どもに は遊ぶ権利があるし、あそびから発見できる ことは たくさんあるんだよね。3ページ目の子 どもサポート委員からのメッセージにもいろいろ 書いてあるから、 よ んでね 。 中高生の皆 さんへ 部活や勉強やそれ以外のことが忙しくて 、遊ぶことが少なくなっていく年代です が、遊びは大切な子どもの 権利 です。3ページ目の子どもサポート委員からのメッセージも ぜひ読んでみてくださいね。 小学生の みなさんへ オンライン(インターネット)で知ら ないだれかと出会って、どんなになかよくなってもひとりで会いに行かないでね。 中高生 の 皆さんへ エスエヌエス などで知らない相手 なら 何を言ってもいいというわけではない ですよね。そして、中高生の皆さんも知らない相手に一人で会いに行かないでくださいね。 2ページ目 小学生の みなさんへ どんな遊びもルールがあるね。ルール をまもれない と楽しくなくなっちゃうね。 友だちやおうちのひととのルールは まも ろうね。 中高生の 皆 さんへ ルールを 守ることは自分を守ること。そして、 相手を守ることにつながります 。 ル ールを 破られて困ったり、嫌だなと思ったら一人で抱え込まずに、 せたホッと に 相談し てください。 ゲームやテレビ、動画サイトとかって楽しくてなかなかやめられないよね!ま だ遊びたい!どうしよう〜。次のどれが一番いいかな。選んでやりたいことをやってみてね。 ほかの終われる遊びをする おうちの手伝いをする おいしいものを食べる 外に 出て散歩する お風呂に入る 寝る 昼寝する 本を読む スポーツをする 誰か(せたホッと)と話す 小学生の みなさんへ やめられないってこまるときもあるよね。 そういうとき、ひとりでがんばらなくていいんだよ。 せたホッと にお話、きかせてね。 いっしょに考えるからね。 中高生の 皆さんへ やめたいのに やめられない、やらなくては ならないことができなくなって困っているとかありませんか。 相手が いることだとなおさ らですよね。 どう 伝えて 終 えたら いいの か、終わり方が わからない など、 何でも せたホッ と に 相談して ください。 3ページ目 子どもサポート委員からのメッセージ 平尾委員より 小学生のころ、 近所のあきちで、秘密基地 をつくりました。そこであり得ないことを想像したりするのが 好きでした。一番よくした空想は、ひゅひゅっと口笛を吹くと、おもちゃの車が大きくなっ て、僕を好きなところに運んでくれる、というものでした。空想の中ではどこにでも行けま した。 そのうち、仲良しの友だちができて、秘密基地ごっこは、ふたりで遊ぶ時間になり ました。いつ 悪の組織 が攻撃してきてもいいように、割りばしと輪ゴムで武器を作り、 二人だけにしかわからない合言葉を決めました。やがて、好きな女の子ができて、いつのま にか秘密基地には行かなくなりました。大人になってから覗いてみたら、ごみ置き場になっ ていましたが、あの頃のことははっきり覚えています。 月田委員より 新型コロナウイ ルスの影響で、握手を避けるなど制約があっても、遊びや休息は、どのような形でもできま すね。遊びは、おもしろい、やってみたいという気持ちから始まります。子どもだけの秘密 や空想の世界をもつのもよいでしょう。ところで、過去だけでなく今も経済が貧しい国では、 子どもたちは、遊びや勉強ではなく、長時間、おとなの仕事を手伝わされています。でも、 子ども時代には、遊びがとても重要です。そこで、1989年に国連は、子どもの権利条約 第 31条 で、子どもが休息し、余暇を持つ権利、その年齢にふさわしい遊びとレクリエーシ ョンの活動を行う権利、文化的生活や芸術に自由に参加する権利を持つと宣言し、加盟する ほとんどの国が、この条約を大切にしています。 半田委員より コロナ禍で久しぶりに 家族と過ごす時間が増え、うれしい一方、子どもがゲームやス マホに夢中になっていたり、 勉強に取り組んでいない様子をまのあたりにしたりすると、だんだんイライラして物申し たくなってしまいますよね。本当はにこやかに子どもと語り、いっしょに何かをしようとし ているはずなのに、まぎゃくの行動をしてしまっている自分がいませんか?かつて自分が 親にしてほしかったことを思い出して、子どもと一緒に遊んでみてください。きっと、自分 の求めている理想の結果が戻ってくるに違いありません。子どもも親とそうした時間を過 ごしたいと思っているのではないでしょうか。 4ページ目 子どもには守られる権利、大切にされる権利があります。おとなでも子ども でも、この権利を侵害してはいけません。これまで相談してうまくいかなかったことも、 せたホッと に話してみませんか。 自分のことでなくても大丈夫です。 秘密は必ず守り ます。 相談にお金は、かかりません。相談を受けてからの流れ 学校での仲間はずれや、 いじめ、先生のことや友だちのこと。家でのつらいこと、いやなこと、家族に話せないこと。 バイト先での先輩や上司のことなどで、つらい、悲しい気持ちになったら、せたホッとに相 談しましょう。電話、メール、手紙 、 FAX 、会って、相談できます。子どもの権利侵害につ いておとなも相談できます。あなたの気持ちや意見をじっくり聴いて一番よい方法を一緒 に考えます。解決に向けて関係する人や機関に話を聞いたり、協力をお願いできます。あな たの考えや気持ちを代わりに伝えることもできます。関係する機関などに改善要請や意見 表明をすることもできます。解決したあとも困ったことが出てきたら、また相談してくださ い。相談が終わっても、必要があれば、見守り支援をします。相談電話はフリーダイヤル 0120 - 810 - 293 FAX は 03 - 3439 - 67 77 平日は午後 1 時から午後 8 時まで。土曜日は午前 10 時から午後 6 時まで。日曜、祝休日、年末年始はおやすみです。せたホッとの住所は〒 156 - 0051 世田谷区宮坂 3 の 15 の 15 世田谷区立子ども子育て総合センター 3 階です。