おおきくなあれ夏号 令和5年7月 世田谷区こども若者部保育課 編集 看護師業務連絡会 上手な水分補給と見直しで熱中症を予防しよう! 温度、湿度が高くなってくると熱中症の心配があります。 普段どれくらい水分をとっているか一度振り返ってみましょう 喉が渇いてから飲むのでは遅いよ 乳幼児の体重の65〜70%は水分です 乳児の1日に必要とする水分量は1sあたり100〜150mlです 幼児の1日に必要とする水分量は1sあたり90〜100mlです (例)体重  9s×150ml(乳児)=1350ml(食事量も含みます) 11s×100ml(幼児)=1100ml 3食しっかり食べることで1日に必要な水分量の50%近くは取れるので暑くてもしっかりご飯を食べましょう 幼児の日常の水分摂取はお水か麦茶などで十分です! 大人のスポーツドリンク 糖分、塩分が多い。浸透圧が高すぎるので小さい子には不向き。 乳幼児用のイオン飲料 糖分が多い。意外と飲みすぎてむし歯になる子が多い 乳幼児用の経口補水液 嘔吐、下痢のひどい時に与える。 元気な時はひどく汗をかいた時に少し飲ませるだけ。飲ませ過ぎは体に悪い(ビタミンB欠乏症) ウーロン茶、煎茶  カフェインが含まれているものが多い。 ジュース  糖分が多い。浸透圧が高く、乳児が飲むと下痢をしやすい。(500mlあたり砂糖30から50g) 炭酸 乳酸飲料 糖分が多い。たくさん飲むと食事に影響する。 牛乳  栄養豊富だが、飲みすぎると食事に影響する。 暑い日、脱水症状を起こしている時などは、経口補水液が有効です。 経口補水液は市販もされていますが、災害時にも活用できる簡単な経口補水液の作り方を 紹介します。 水500ml  +  砂糖20g + 塩1.5g + レモン適量(市販のレモン汁でも可) = 経口補水液                          プライベートゾーン プールや汗をかいてお着替えする機会が増えました。 親子でご一緒にプライベートゾーンについて考えてみましょう。 プライベートゾーンの絵本の紹介 1、いいタッチわるいタッチ(だいじょうぶの絵本) 安東由紀 2、だいじだいじどーこだ 遠見才希子 3、ぼく(わたし)のはなし 山本直英・和歌山静子 「自分のからだは自分だけのもの」 水着でかくれるところは自分だけの大事なところだからだよ 「自分のからだも他の人のからだも大切」 自分だけの大事なところをさわられて嫌な気持ちになったら、「いやだ」と言おう。にげよう。安心できる大人にお話しよう。 お子さんと一緒にぜひご覧ください 生命(いのち)の安全教育動画教材 文部科学省のホームページ 「じぶんのからだ」「じぶんだけのだいじなところ」 リンク先URL https://www.mext.go.jp/a_menu/danjo/anzen/index2.html