子どもの安全を支える世田谷の力 初めてのいってきます。応援ブック 子どもの危険回避プログラム 世田谷区作成 子どもが健やかに育つために いや、とはっきり言えるかどうかが、子どもが自分で自分を守るための大切なポイントだと思います。 小学校に入ると、子どもは一人で行動する機会が増えます。 子どもは、多くの人と出会い、様々な経験をして成長していきます。 一方で、子どもを狙った犯罪は、あとを絶ちません。 私たちは、行動範囲の広がっていく子どもたちの周りにどのような危険があるのかを学び、危険にあわない環境を作ることが必要です。 また、子ども自身も、いつあうかわからない危険に対応できる能力を身につけ、自分を守るすべを知ることが大切です。 この応援ブックを通じて、大人と子どもが一緒に学び、考える機会としていただきたいと考えています。 世田谷の子どもたちの健やかな育ちを支援するためにも、地域全体で安全安心を考えていきましょう。 世田谷クチョウ 保坂のぶと もくじ みんなの力 みんなで守ろう世田谷の子ども 4ページ みんなの力 こんな場所 こんなシーンに気をつけよう 5ページ えんの力 安全・安心な、えん生活を送ろう 6ページ 地域の力 子どもを狙う犯罪を地域で防ごう 8ページ 家庭の力 安全な生活空間を家族で築こう 10ページ 子どもの力 自分の安全は自分で守ろう 12ページ 親子で測る 安全基礎体力チェックリスト、 SNSとうを使った犯罪から子どもを守るために 14ページ 世田谷 子どもの安全確保アクションプラン 15ページ 子どものための安全安心相談窓口 16ページ 子どもを危険から守るために 初めてのいってきます、を応援しましょう 小学生になったら、子どもだけの登下校が始まります。 いってきます、いってらっしゃい、ただいま、おかえり 毎日笑顔でこんなやりとりが交わせるように、このガイドブックは作成されました。 子どもを取り巻く環境には危険がいっぱい。 また、小学校などへの入学をきっかけに一人で行動する機会が多くなります。 就学前のこの時期に、子ども自身が自分で自分の身を守る方法をしっかり身につけることがとても大切です。 この冊子は、子どもが安心して小学生になるための応援ブックです。 とうガイドブックには、世田谷区の幼稚園じ、保育園じ、幼児のいる家庭の皆さん、そして保育者をはじめ世田谷区民全体が、心がけておかなければならないこと、注意すべきポイントを示しました。 みんなの力 みんなで守ろう、世田谷の子ども 世田谷区の未就学じ人口、人口密度、0〜5歳 令和5年4月1日現在 世田谷区全体46,212人 世田谷地域12,478人、1キロへいほうメートルあたり1,012人 北沢地域6,635人、1キロへいほうメートルあたり767人 玉川地域11,912人、1キロへいほうメートルあたり753人 きぬた地域9,294人、1キロへいほうメートルあたり686人 烏山地域5,893人、1キロへいほうメートルあたり764人 未就学じが被害者となる諸問題 全国 警察庁統計 少年が主たる被害者となる刑法犯認知総件数 2017年 116,563件  2018年 102,524件  2019年 93,795件 2020年 64,679件  2021年 60,103件 2022年 72,907件  未就学じを被害者とする刑法犯認知件数 2017年 620件 2018年 643件 2019年 762件 2020年 839件 2021年 728件 2022年 768件  児童ポルノ禁止法違反の6歳未満被害じすう 2017年 36人 2018年 39人 2019年 51人 2020年 27人 2021年 36人 2022年 39人  2020年までの3年間に通園時等、えん外で子どもが犯罪被害に遭う・遭いそうになったドキッ、ハッ、ヒヤッ体験園の発生割合  世田谷区調査2020年 幼稚園 7.0% 43園のうち3えん  保育園 6.3% 142園のうち9えん 2020年までの3年間にえんの活動中に犯罪被害に遭う・遭いそうになったドキッ、ハッ、ヒヤッ体験園の発生割合  世田谷区調査2020年 幼稚園 20.9% 43園のうち9えん  保育園 28.2% 142園のうち40えん 主な体験内容 複数回答、 えん周辺や園内の写真を撮ろうとしていた、撮られた 20園 不審者がえんの周囲を徘徊していた 18園 不審者が園内、建物内に入ってこようとした、入ってきた 10園 散歩中にハッとすることがあった 8園 園庭やエン周辺で卑猥な行動をした 2園 こんな場所、こんなシーンに気をつけよう 建物 エレベーターに知らない人と乗り合わせた えん 降園時に保護者が気づかないうちに門を出た 公園 一人きりで公園で遊んでいる 通り 細くて暗いけど近道だから選んだ 駐車場 知らない人に車に乗らないかと誘われた 繁華街 繁華街を一人で歩いている こんなとき何がいけないのか、どうすべきか子どもと話し合ってみましょう。 アドバイスは次ページ以降にあります。 防犯ブザーを持ち歩こう 世田谷区では子どもたちを不審者などから守るために、区内在住の小学生に防犯ブザーを支給しています。 お知らせ 小学1年生になった児童に支給のご案内をします。 支給場所 区立の小学校の児童、各学校 私立・国立小学校等の児童 学務課、各くみん窓口・出張じょ・まちづくりセンター 支給手順 区立小学校 4月に、学校を通じて支給します。 私立・国立小学校等 4月に保護者あてに申請書を郵送します。 学務課、各くみん窓口・出張じょ・まちづくリセンターで申請書と引き換えに支給します。 区外から転入した場合 学務課、各くみん窓口・出張じょ・まちづくリセンターで支給します。 (出張じょなどで転入手続きを行う際にご案内します) (区立小学校へ通学するかたは転校後に学校を通じて支給します) 故障した場合 支給を受けてから3年以内の故障は、交換することができます。 (故意または過失による故障は除く) 防犯ブザーを学務課、各くみん窓口・出張じょ・まちづくリセンターにお持ちください。 新しいものと交換します。 (区立小学校の児童は学校にお持ちください) 防犯ブザーに関する問い合わせ 世田谷区教育委員会事務局学務課学事係 電話03−5432−2686 えんの力 安全・安心な、えん生活を送ろう 日常の心がけ 保護者は  1 子どもの周りの、オヤっ?と思うことに敏感になりましょう。 気になることは子どもの安全・安心にかかわるとても大切な情報です。 2 ふだんから、こんなときはこうするという約束ごとを子どもとしっかり決めておきましょう。 3 保護者同士、ふだんから安全情報を交換し合っておきましょう。 4 名札など子どもが特定できるものは、必要なとき以外は外しましょう。 絵本バッグ、体操ぎ袋などは名前が書いてある面を内側にして持たせましょう。 5 えんの行き帰り、雑踏などでは必ず子どもと手をつなぐ習慣をつけておきましょう。 6 地域の住民として、先生の話をよく聞いて、えんの外で近隣の迷惑になる行為をしないように心がけましょう。 先生は 1 園児とこんなときはこうするという約束をしておきましょう。 2 園児や保護者の会話や態度に注意し、ふだんからえん内外に不審な出来事が起きていないか気に留め、保護者へ情報提供を怠らないようにしましょう。 3 えんの周囲にも注意を払い、近所の人や通りすがりの人にもあいさつをしましょう。 4 何かあったときはためらわずに区の担当部署や教育委員会、警察などの専門家と連絡をとりましょう。 5 たえんとの安全情報の交換も大切です。 6 保護者への園児の引き渡しは、どんなときでも、保護者としっかりお話しして行いましょう。 7 不特定な業者の出入りは時間を決めて行いましょう。 特別の場合を除き、園児のいない早朝あるいは午後の一定時間にしましょう。 8 子どもの安全にかかわる安全担当を決めておき、その人を中心に全員で取り組みましょう。 9 何かあったときには、すぐに応援に駆けつけてくれるよう近所のかたにお願いしておきましょう。 地域の人は 1 地域のみんなでえんを見守る気持ちをもちましょう。 見守り合いは、非常に大切な見守り愛です。 2 えんの外でのささいな不審事が非常に重要なサインになることがあります。 サインは見逃さず、積極的にえんに知らせましょう。 3 子どもは地域で育つものです。 ときには、地域の一人ひとりが子どもに声をかける勇気をもちましょう。 建物・敷地の防犯仕様 1 えんの周囲の塀の外側には、手がかり足がかりになるゴミ箱のような物は置かないようにしましょう。 2 横手や裏手の扉にはしっかり鍵を掛けましょう。 3 建物内だけでなく、園庭などでも警報ベルや防犯ブザーなどを鳴らせるようにして、音は近隣にも聞こえるようにしましょう。 4 しょくさいは見通しが悪くならないように、ふだんからこまめに手入れをしましょう。 5 外部から人が入ってくる通り道は、しっかりと決めておきましょう。 6 ここはえんの施設です。 地域の皆さんも見守っていますという表示を、正面だけでなく横手や裏手にも掲げておきましょう。 地域の力 子どもを狙う犯罪を地域で防ごう 日常の心がけ 公園では 子どもは 1 一人で夕方まで遊ばないようにしましょう。 2 ふだんから防犯ブザーを持ちましょう。 電池が切れていないか、鳴らせる位置についているか時々チェックしましょう。 3 知らない人が、一緒に行こう、とどこかに連れていくようなことを言ってきても、いやだ、とはっきり言いましょう。 4 公園のトイレに一人では行かないようにしましょう。 大人は 5 公園に知らない人がいたら子どもから目を離さないようにしましょう。 6 大型遊具の陰など、死角になる場所に注意を払いましょう。 7 知らない人が徘徊していたなどの情報を交換し合いましょう。 8 樹木の枝が伸びて見通しが悪くなっていたら区の担当部署に連絡しましょう。 9 入口付近に掃除用具入れなどの建物が配置されていて、内部が見えにくくなっていたら、区の担当部署に相談しましょう。 10 公園のそばに停まっている車や、車の中からじっと園内を見ている場合、注意しましょう。 駐車場では 子どもは 1 くるまの近くで遊ばないようにしましょう。 2 知らない人に車に乗ろうと誘われてもついていってはいけません。 大人は 3 管理する人は、駐車場とその他の場所の間に塀などで境をつくっておきましょう。 4 管理する人は、夜間の灯りを整備しましょう。 5 灯りがあっても人の潜みやすい暗闇が意外に多いことを知っておきましょう。 通りでは 子どもは 1 前後に注意してしっかり歩きましょう。 2 白線の内側を歩きましょう。 3 夕方や夜には、暗く細い道を避け、遠回りでも道路幅が広い街灯のある道を通りましょう。 4 近所の人と出会ったら挨拶をする習慣をつけておきましょう。 大人は 5 街灯が切れていたり、汚れて暗くなっていたら、管理者や区の担当部署に連絡しましょう。 6 ひとが隠れるほど伸びた道路脇のしょくさいを目にしたら区の担当部署に連絡しましょう。 繁華街では 子どもは 1 繁華街には一人でいってはいけません。 2 知らない人に話しかけられたら、必ず保護者に言いましょう。 大人は 3 買い物などに行くときは、子どもと必ず手をつないで歩きましょう。 4 手をつなげないときも、保護者から離れないことを強く注意しておきましょう。 5 家族で繁華街に行くときなど、だれとだれが手をつなぐかを決めておきましょう。 6 管理者のいないプレイコーナーなどに子どもを一人でおかないようにしましょう。 7 保護者は、お店のトイレなどに子どもを一人で行かせないようにしましょう。 8 大型店内で万が一迷子になったときはどうするか、決めておきましょう。 家庭の力 安全な生活空間を家族で築こう 日常の心がけ 集合住宅 エレベーターでは 1 子どもは、知らない人と二人きりでは乗らないようにしましょう。 2 知らない人と一緒に乗ってしまったら、いつでも停止ボタンを押せるよう、ボタンに手を掛けやすい位置に立ちましょう。 3エレベーター内で危険を感じたら、手のひらを開きパーの形にして押せるだけのボタンを押し、エレベーターが止まったらすぐに降りて、大声を出しておとなに知らせましょう。 4 子どもは、エレベーターホールでは遊ばないようにしましょう。 5 子どもやおとなは、エレベーターホールで見知らぬ人を見かけたら、必ずあいさつをするようにしましょう。 非常階段では 1 子どもは、非常階段を使わないようにしましょう。 2 子どもやおとなは、見知らぬ人が非常階段を利用したり、付近を徘徊していたら、必ず、保護者や管理人に知らせましょう。 3 階段で不審な人が近寄ってきたら、大声をあげながら階段を上らず下に逃げましょう。 駐輪場では 1 子どもやおとなは、見知らぬ人が駐りん場を利用したり、付近を徘徊していたら、必ず、保護者や管理人に知らせましょう。 日常の心がけ 一戸建て 1 子どもは、ドアの鍵を開けるときは周囲にひとかげがないことを確認しましょう。 2 ドア・窓・勝手口の施錠を忘れないようにしましょう。 3 子どもは、道路と接している車庫で一人遊びをしてはいけません。 日常の心がけ 集合住宅・一戸建て共通 1 子どもだけの留守番は避けましょう。 2 万一、家に子どもだけしかいないときは、インターホンに出ないように約束しましょう。 3 ふだんからご近所づきあいを欠かさないようにしましょう。 子どもの顔や名前を覚えてもらうためにも大切なことです。 4 ゴミ出しなど少しの時間でも、ドアは必ず施錠しましょう。 5 大人は、子どもが昼寝をしているときなど、黙って出かけないようにしましょう。 子どもの力 自分の安全は自分で守ろう 自分を守るために身につけなければいけない3つの力 普段からこの力(安全基礎体力)をつけることがとても大切です。 1 危険な場所を見分ける力 危ない場所ってどんなところ。 2 危険な人を見分ける力 危ない人ってどんな人。 3 自分を危険から守る力 危ない人が目の前に!その時どうする。 危ない場所を見分ける力、ひまわり、の決まり 危ない場所はたくさんあるけど、こうした場所に、ウンと注意! 合言葉は、ひまわり。ひまわりさんが危ない場所を教えてくれる! ひ。ひとりきりになるところ。 ま。まわりからみえない、みえにくいところ。 わ。分かれ道、わき道や裏道の多いところ。 り。利用されていない家や空き地、公園、駐車場など誰もいないところ。 このひまわりの中でも、一番危ないのが、ひ、のひとりになる場所です。 危ないことは一人の時に、あるいは誘われ、声をかけられて、一人にされて、人目につかない場所で起こっています。 でもね、一人になるところはこんなにある!こんな場所にも気をつけようね! 公園や駅、ショッピングモールなどのお手洗い。 公園やおうちの周りの道路などのちょっとの間のひとり遊び。 おうちの人やお友達と一緒のお買い物やお出かけなどでのフラフラ一人あるき。 えんや学校などの帰りでお友達と別れておうちにたどり着くまでの道。 塾や習い事、サッカークラブなどへの行き帰り。 危ない人を見分ける力、蜂蜜じまん、の決まり 危ない人を見つけるのは本当に難しい。だけどこうした人にはウン、と注意! 合言葉は、蜂蜜じまん。蜂はこわいぞ〜! は。しつこくなにかとはなしかける人。 ち。ぐんぐん近づいてくる人。 み。じっと見つめてくる人。 つ。いつまでもどこまでもついてくる人。 じ、ま。じっと待っている人。 ん。そういう人には、ん?と注意。 自分を危険から守る力、イカのおすし、の決まり。 どんなに用心しても危ない人が目の前に。その時どうする。 合言葉は、イカのおすしだ〜!おすしを食べて怪しい人に負けないぞ! い、か。ついていかない。 の。車に乗らない。 お。大声を出す。 す。すぐ逃げる。 し。知らせる。 でもね、普段からこんなことも大切なんだ。 歩くときには、普段からきちんと前を向いてさっさと歩こう。 変な人に誘われたら、はっきり、1いやです、2だめです、3いきません、と伝えよう。 ご近所の人とは、普段から、きちんとご挨拶しよう。 それでは、どのくらい安全な力があるか測ってみよう 親子で測る安全基礎体力チェックリスト お子さんと話し合ってチェックしてみましょう 危ない場所、安全な場所を見分ける力 1 おうちから小学校まで家の人と歩いたことがある。 2 まちのどこで変な人や危ない人が出たということをおうちで話し合ったことがある。 3 警視庁が決めている110番の家は何のためのおうちか知っている。 危ない人を見分ける力 4 誰にでも、いやなことはいや、ときっぱり、はっきり言える。 5 家族以外に、楽しいことがあるから行こう、と言われてもついて行かない。 自分を守る力 6 普段からご近所のかたへのご挨拶、きちんとしている。 7 まちにおうちの人と買い物に出かけた時、自分の欲しいものを探し、うちの人から離れ、お店の中を自由に歩き回ったりしていない。 8 普段でも前を見てさっさと歩くほうだと思う。 9 鬼ごっこをよくしている。 10 今まで力いっぱい大声を出したことがある。 いくつチェックできたかな? 8〜10個。安全です。元気に行ってらっしゃい。 4〜7個。大丈夫、でも、しっかり前を見て歩くんだよ。 0〜3個。気を付けて歩こうね。 SNSとうを使った犯罪から子どもを守るために 幼児の画像の売買、自画どり問題、出会い系サイトやSNSを通じての誘い出し、誘拐、そしてネットいじめなどインターネットによる子どもの犯罪被害が増えています。 幼児のうちから安全な使い方を、親子で学びましょう。 鉄則1、個人情報は載せない。幼児でも生年月日、性別、名前、住所、顔や姿の写真など、子どもや家族の個人情報はインターネットに載せない。 一度出した情報は消すことはできず、悪用される危険があります。 自分の子どもだけでなく、ほかの家庭の子どもの写真や情報なども許可なく出すのはやめましょう。 鉄則2、スマホ、タブレットには、かならずフィルタリングをかける。 フィルタリングやペアレンタルコントロール機能を使って管理しましょう。 でも絶対これで守れるわけではありません。 時々機能をチェックしましょう。 鉄則3、SNSで知り合った人から誘われても会わない。 ゲーム、チャットなどを介して知らない人とも簡単につながってしまいます。 家族以外の人にはついていかないということを徹底しておきましょう。 世田谷、子どもの安全確保アクションプラン 子どもの危機、そのときの3つの原則 「スピード」 そこまでしなくてもなどとちゅうちょしない。 問題解決の基本は、まず速さです。 「みんなで」 大げさすぎると考えない。 一人ではなく二人以上の人とスクラムを組む。 普段からスクラムを組める人を大切にしておきましょう。 「専門家に連絡」 自分たちだけで解決しようと考えない。 ためらわずに専門家と連絡を取りましょう。 子どもが約束の時間を過ぎても帰ってこないとき すぐに 親しい友だちの家に電話して様子を聞こう。行きそうな所にいってみよう つぎに 頼りになる人に電話などで連絡し、相談や応援を求めよう。ご近所の親しい人に見なかったかを聞こう。えんの先生にその日の様子を聞こう その後 みんなで探そう。110番通報しよう 買い物などにいって子どもがいるはずの場所からいなくなったとき すぐに 全力で探そう(全力が大切。そこまでに来た道を早くもう一度たどる)店員や周囲の人に聞こう 次に 家に電話してだれか応援してくれる人を求めよう。110番通報しよう 続いて みんなで捜そう 変な人に追いかけられた(変な人を見た)と子どもが言ったとき すぐに 子どもにもう大丈夫、心配ないことをしっかり伝えよう。そのときの様子を丁寧に聞こう。すぐ110番通報しよう。同じ年齢の子どもをもつご近所の人や同じえんの保護者に伝えよう その後 どこでどうだったか、えんの先生やお巡りさん、ご近所の人に詳しく様子を伝えよう 翌日 えんの先生にどんなことが起こったかを詳しく保護者に伝えてもらおう お友達がいなくなったと、その家から連絡があったとき すぐに 自分の子どもに最後に別れたのはいつか、そのとき、その子どもはどうだったか。だれかと一緒だったか、周りにだれかがいたかなどを聞こう 次に 自分の子どもから聞いた最後に別れたときにいた子ども、仲良しの子、その子のことをよく知っている子などの家に連絡し、その子のことを聞こう、 その後 心配している保護者に連絡し、これまでに知った情報を提供しよう お友達が知らない人に連れて行かれたとき すぐに 自分の子どもから状況を詳しく聞こう。連れて行かれた友達の家族に連絡をとろう。その家族が承知していないときには110番通報しよう 次に 自分の子どもから聞いた最後に一緒にいた子、仲良しの子などの家に連絡し、新しい情報があったら、保護者と警察に伝えよう その後 連れて行かれた子どもの保護者は家で待機し、その他の保護者や地域の人全員で子どもを捜そう。警察の指示があればそれに従って行動しよう 子どものための安全安心相談窓口 不審な人物を見かけたり、万が一の時などに、安心して相談できる窓口があります。ためらわず連絡してください。 警察に相談ゴトがある場合 警視庁総合相談センター、シャープきゅういちいちぜろ、または03-3501-0110 世田谷少年センター、03−3419−0019 月曜から金曜 8時30分〜17時15分 世田谷警察署、03−3418−0110 北沢警察署、03−3324−0110 成城警察署、03−3482−0110 玉川警察署、03−3705−0110 犯罪被害にあわれたかたの相談 警視庁 犯罪被害者ホットライン、03−3597−7830  月曜から金曜 8時30分〜17時15分 公益社団法人 被害者支援都民センター、03−5287−3336 月曜、木曜、金曜 9時30分〜17時30分、火曜、水曜 9時30分〜19時 祝日、年末年始除く  世田谷区犯罪被害者等相談窓口、電話:03−6304−3766、 ファックス:03−6304−3710 月曜から金曜 8時30分〜17時 祝日、年末年始除く 子どもが自分で相談したいとき せたがやホッとこどもサポート(せたホッと)電話:0120−810−293、 ファックス:03−3439−6777 月曜から金曜 13時〜20時 土曜 10時〜18時 祝日、年末年始除く せたがやチャイルドライン、03−3412−4747 水曜、土曜 16時〜21時 年末年始除く チャイルドライン、全国共通フリーダイヤル、0120−99−7777 毎日 16時〜21時 年末年始除く 東京子供ネット、0120−874−374 月曜から金曜 9時〜21時、土日祝日 9時〜17時 年末年始除く ヤングテレホンコーナー(警視庁少年相談係)03−3580−4970、24時間受付、大人による子どものそうだんもかのう こたエール こどものねっト、すまほノトラブル相談  電話 0120−1−78302 月曜から土曜 15時〜21時、祝日除く メール 24時間受付、らいん 月曜〜土曜 15時〜21時 祝日除く 子どもの虐たいについて相談したいとき 自分の子ども、よその子どもの場合 世田谷区、児童相談じょ 0120−52−8343(子にやさしさ)、365日、24時間受付 児童相談じょ、全国共通ダイヤル(虐待緊急相談)、 3けた番号 いちはちきゅう(いちはやく)、 24時間受付(お近くの児童相談じょにつながります) 自分の子どもの場合 社会福祉法人、子どものぎゃくたい防止センター、03−6909−0999 月曜から金曜 10時〜17時、土曜 10時〜15時、にち・祭日除く。 よいこに電話相談、03−3366−4152 月曜から金曜 9時〜21時、土日祝日 9時〜17時、年末年始除く メール警視庁のご案内 各地域で発生した犯罪発生情報や 犯罪を防ぐために必要な防犯情報などを警視庁がメールでおしらせします。 配信される内容 犯罪発生情報(強盗・ひったくり・子どもに対する犯罪・多発している事件など)検挙情報、防犯情報、各種お知らせ。 メール警視庁の特徴 事件などの情報をタイムリーに提供します。事件などの発生場所付近を地図情報でも配信します。個人の携帯電話やパソコンから 簡単に登録手続きが可能です。登録者は、配信情報を自由に選択できます。 利用者登録・更新・退会手続き メール警視庁への登録・更新・退会は、次のメールアドレスに、カラメールを送信してください。操作案内メールが自動返信されます。 メールアドレス、loginアットマークmail.keishicho.metro.tokyo.jp 初めてのいってきます 応援ブック。 令和5年11月印刷  発行 世田谷区  編集 子ども・若者部、子ども・若者支援課  〒154−8504 世田谷区世田谷4丁目21番27号 電話 03−5432−2253、FAX 03−5432−3016 監修、株式会社、ステップ総合研究じょ、所長、きよながなほ このガイドブックの記載内容はすべて無断転載を禁じます。