「いいにおい」で、具合が悪くなる?  最近、「いいにおい」の商品が多く売られています。そのなかでも、洗濯で使用する柔軟仕上げ剤のにおいが原因で、体調が悪くなることがあります。そのほかにも、ラベンダーなどの香り成分が、ぜんそく発作のきっかけになることもあります。  香りのある商品は、洗濯洗剤、柔軟剤、消臭剤、芳香剤、アロマオイル、殺虫剤などがあります。 においは空気中にただよう化学物質のつぶ  私たちは化学物質のつぶを鼻から吸い込むとにおいと感じます。においの強い商品ほど、多くの化学物質のつぶが、空気中にふわふわとただよっていきます。いいにおいと感じる人もいれば、体質により具合が悪くなる人もいます。また、室内の空気中に化学物質のつぶがたくさんあると、シックハウス症候群の原因となることもあります。 せたがや動画 いいかおりで困っている人がいるかも?配信中。 https://youtu.be/CIhjOmYI7CE シックハウス症候群ってなあに?  家の中の空気にただよう化学物質のつぶを吸い込んだことが原因で、目やのどの痛み、頭痛や体のだるさなどの症状が現れることがあります。これをシックハウス症候群とよびます。家から離れると症状がなくなることが特徴です。  シックハウス症候群の原因となる化学物質の発生源には、接着剤やとりょうが使われている壁や壁紙、床、家具など、また、防虫剤、殺虫剤、芳香剤などがあります。    お問い合わせ先 世田谷保健所生活保健課生活環境衛生   TEL 03-5432-2903 FAX 03-5432-3054