世田谷区民の皆さんへ 区長からのメッセージ(11月20日)

最終更新日 令和2年11月27日

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区民の皆さんへ

区長メッセージ動画をYoutubeにアップしました。(令和2年11月19日撮影)

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(補足)

動画で使用したフリップは、PDFファイルを開きますこちらからご覧になれます

「こころの健康相談」について詳しくは、こちらのページをご覧ください

発言内容の文字起こしは以下をご覧ください

世田谷区民の皆さん、区長の保坂展人です。今日は、大変増加をしてきた新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、緊急にお話をさせていただきたいと思います。

国内では10月29日に新型コロナウイルス感染症の累計感染者数が10万人の大台を超えました。また、これを収録している今日ですが、11月19日、国内の新型コロナウイルスの感染者数は都内で534人と、過去最多を更新しています。東京のほか、神奈川、埼玉、長野、静岡の計1都4県で最多を更新し、大阪や北海道でも過去最多に迫る感染が確認されるなど、急速な感染拡大が全国で続いています。

さて、世田谷区内の感染状況です。11月18日には一日で過去3番目の57人もの感染者が発生しており、11月以降、累計で400人を超える感染者が発生しています。また、11月以降で90代の方お二人、70代の方お一人が亡くなられています。心よりご冥福をお祈りいたします。

現在、陽性者数も春から数えて3,000人を超えました。3,087人。入院されている方が103人、ホテルなどで療養されている方が78人、自宅で療養されている方が103人と大変多くなっています。11月以降に感染が拡大している新型コロナウイルス感染症の特徴として、家庭内感染や会食、またホームパーティーなど親しい方からも感染が広がっていることが注目されます。第2波の時には若者が中心でしたが、今回は全世代に跨っています。そして感染しても無症状である方が大変多くいらっしゃるという特徴がございます。年代別に見てみると、20代が36%、30代が23%と、やはりそれでも若い世代が高い割合になっており、特に会食や部活動等を通した感染の拡大に注意が必要な状況です。

一方、区内の社会福祉施設等での感染の発生状況をみると、主に高齢者サービスにおける感染の発生事例が全90件中、55件と大変高い割合になっております。亡くなった方の状況もやはり高齢の90代の方が最多となっていることから、高齢者ほど重症化のリスクが高く、より感染を防ぐ対策が必要です。

このような状況の中、感染拡大防止には、一人ひとりが他人に感染させない、そして、自ら感染しない行動を実践することが、今一番重要なことであります。他人にうつさない、もらわない行動、家にウイルスを持ち込まない、会食の時にも人数は少人数とし距離をとる、食事は各自で取り分ける、回し飲みやグラスの共有はしない、定期的な換気をする、イベントの際も隣との距離を空けるなど1人ひとりが気を付けられる行動は多くあります。

こちら、ボードにも書きました。もう一度言います。5人以上の飲食は大声になり飛沫が飛びやすくなるため、なるべく人数を絞りましょう。可能な限り正面を避けて互い違い空間を空けて座りましょう。グラスの回し飲み、箸などの共有は避けましょう。食事以外、会話が主になった時にはマスクを着けましょう。寒くても換気を心がけていきましょう。長期間にわたり、こうして新型コロナウイルスとの闘いが続いています。区民の皆さまに気を付けていただくお願いをしてきましたが、今がそれを実行する一番大切な時期に来ています。今一度、三密を避け、そしてこれまでの生活習慣を変えて、他人に感染させない、そしてご自分も感染しないようにしていきましょう。

この間、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、学校の休校や在宅勤務、お仕事の先行きが見えなくなる、失職、大切な方との別れ、親子やお孫さんと会えないなど、日常生活の変化が大変厳しいものとなり、こころとからだに様々なストレスを受けている方が、大勢いらっしゃいます。体の健康とともにこころの健康を維持することも大切です。ご自身でできることもありますが、日常生活の変化によるストレスが大変増加している今、ひとりで悩みを抱えずに、ぜひ相談窓口もご利用ください。詳しくは区のホームページでお調べいただきたいのですが、区では、不安や心配があり、気分が落ち込んだ状態が続く、よく眠れないなど、「こころの健康」についてお悩みをお持ちの方や、そのご家族の方を対象とした「こころの健康相談」を、各総合支所保健福祉センターの健康づくり課で行っています。心あたりがある方、相談をしてみようかなと思われた方は、相談していただきたいと思います。

さてここで、世田谷区で10月から開始をいたしました社会的検査についても一言触れたいと思います。こちらフリップの皆さんから見て右側に定期検査とあります。AからB、BからC、C からD と順繰りに介護施設等を回っていくこの定期検査を10月から始めています。そしてもう一つ左側をご覧いただくと、随時検査とあります。こちらは介護施設等で陽性者がお一人いらっしゃった、PCR検査で分かったという時に保健所が入ってこの方の濃厚接触者、かなり接触があったなと思われる方について検査をいたします。しかしながら、例えば職員が50人いた場合で、この介護施設の中で濃厚接触者が10人という場合、残る40人の方もやはり心配です。そして入居されている方も大丈夫だろうかと。ここのところを随時検査という形でカバーして調べています。10月1日からの検査総数は1,200件を超え、そして陽性になった方は今まで19件、この定期検査でも随時検査でも発見されています。この社会的検査は、特に重症化リスクの高い高齢者の方、そして一旦発生するとクラスター、大勢の方が感染するリスクが高い介護施設を中心に感染を広げない、なるべく早い段階で抑える、抑えた上で施設そのものを継続して運営できるよう区として支援してまいります。

これから本格的に寒さがやってきます。インフルエンザとの同時流行も心配されます。この社会的検査を拡大してこれから展開していくとともに、少し熱がある、もしかしたら罹患したのではないかと思われた方は、ぜひ、かかりつけ医のクリニックや保健所のほうに相談いただきたいと思います。こちらの感染疑いのある方のPCR 検査体制も大きく拡充しています。

さて、新型コロナウイルス感染症は誰も経験したことのないものであるからこそ、大変人々の不安を大きくさせ、差別や不当ないじめなど、残念ながら人の心までを傷つける大きな問題を生み出しています。感染症に対する正しい知識を持ち、人が人を排除するようなことが起こらないよう、お互い日々心掛けていくことが求められます。世田谷区みんなで心をつなぎ力を合わせて、長期にわたっておりますが、この困難を乗り越えていきましょう。区民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年11月19日

世田谷区長 保坂展人

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