砧健康づくりウォーキングマップ2 成城地区版。みどりの住宅街と国分寺がい線をあるきぬた。このマップは区民が中心になり企画、作成しました。あるきぬたとは、砧地域健康づくり行動計画の重点プロジェクトです。車より、歩いてみよう、わが砧を合言葉に、自分のペースで歩いてみましょう。  お問い合わせは、世田谷区 砧総合支所 健康づくり課、電話0、3、3、4、8、3、3、1、6、1までお願いします。  こちらの面には、歩くことの効果、活動量を増やすヒント、ウォーキングをするときの注意や消費エネルギーの量などを掲載しています。歩くことで期待できる効果には、筋力アップ、高血圧、肥満や動脈硬化の予防、ストレス解消などがあり、生活習慣病予防に役立ちます。活動量を増やすには、愛犬との散歩やエレベーターよりも階段を使うなど、いつもの生活にプラス1000歩を目標にしましょう。長続きのコツは、無理せず気楽に少しずつ、たのしくです。  歩く際には、動きやすい服装、帽子、飲み物を忘れずに、靴はスニーカーやウォーキングシューズがおすすめです。  歩くことによる消費エネルギーを計算してみましょう。あなたの体重かける3かける歩いた時間かける1.05で求めることができます。単位はキロカロリーです。ちなみに、うら面の仙川と桜コースを体重50キログラムの人が35分で歩いた場合、消費カロリーは約90キロカロリーです。これはバナナ1.2本分に相当します。  成城地区は坂道が多いです。坂道の歩き方のポイントは、歩幅を狭くして、歩数を増やすように歩きましょう。腕をしっかり振ることで体が軽く感じられます。下り坂では膝を大きめに曲げて、重心を低く保つようにしましょう。  中面には成城地区の健康づくりウォーキングマップとして、みどりの住宅街と国分寺がいせんを歩く成城の4つのウォーキングコースとともに地域のみどころや花の名所、国分寺がいせんやだれでも使えるトイレなどを紹介しています。  国分寺がいせんとは、多摩川が10万年以上かけて武蔵野台地を削りとってできたもので、樹林や湧水などの豊かな自然環境が残り、世田谷のみどりの生命線とも言われています。  1つ目のコースは、閑静な住宅街とみつ池コースです。このコースは全長約3.2キロメートル、成城の閑静な住宅街をぬけ、神明の森みつ池特別保護区、喜多見不動堂、なかんだの坂、不動橋を通るコースです。国分寺がいせんを通るため、坂道が比較的多いコースです。また、点在する市民緑地は緑豊かで、富士山を望めるポイントも沢山あります。市民緑地は、はいれる時間に制限があります。  2つ目は、国分寺がいせん緑と坂のコースです。全長約2.3キロメートル、成城学園前駅から野川に向かい、国分寺がいせんの坂と雑木林の多い地区で、新緑から紅葉まで四季を通して楽しむことができます。  3つ目は仙がわと桜コースです。小田急線沿いの仙がわ、から南下し、桜並木を通る全長約2.3キロメートルのコースです。特に東宝スタジオ付近の桜は見事で、開花に合わせ夜桜ライトアップも行っています。  4つ目は、古きよき成城を歩くコースです。小田急線の仙がわ、沿いを北上し、祖師谷観音堂を経由して、世田谷百景の成城の桜並木を通って、成城学園前駅にいたる全長約2.6キロメートルです。素敵な洋館や立派な庭園を持つ和風建築、道路のすみ切りなど古き良き成城の住宅街をしのぶことができます。