五節句のひとつ、3月3日、じょうしの節句の食育情報です。 旧暦ではひなまつりのこの時期に咲き、邪気を払うとされた桃の花や人形を飾るほか、ごちそうを用意し、女の子の成長と幸せを願います。 ひなまつりの食べものには、はまぐりのうしお汁、ひし餅、しろざけ、ひなあられ、ちらし寿司があります。 はまぐりのうしお汁について。 この時期にとれるハマグリは、ツイになっている貝がら同士でしか形がぴったりと合わないことから、女の子が将来いい相手と出会えますようにという願いを込めて食べられます。 ひしもちについて。 緑の餅は、厄を払うヨモギ入り。赤い餅は桃の花を表します。昔は白い餅に子孫繁栄の意味を持つヒシの実が使われました。 地域のより、色や形状に様々なバリエーションがみられます。 季節の食事をかこみながら、日本の四季を味わい、日本の行事食を楽しみましょう。 この情報は農林水産省ウェブサイトの和食文化の保護、継承に向けた事業の紹介を参考にしました。 この食育情報は世田谷区食育推進会議地域の食環境づくり推進部会で作成しました。 問い合わせ先は世田谷保健所健康推進課 電話番号は03−5432−2440