梅ヶ丘病院跡地利用基本構想・調整プラン(素案)への意見

最終更新日 平成30年2月5日

ページ番号 40815

梅ヶ丘病院跡地利用基本構想・調整プラン(素案)について実施した区民意見募集の結果をお知らせします

世田谷区では、都立梅ヶ丘病院跡地を取得し、身近な地域のサービスをバックアップ・補完する、保健医療福祉サービスの全区的な拠点を中心に整備・展開する考え方のもとで検討を進めています。
このたび、調整プラン(素案)へのご意見に対する区の考え方をまとめましたのでお知らせします。

意見提出期間

平成24年5月15日から平成24年6月14日まで

意見の提出件数及び受付方法

ご意見をいただいた人数 25人 件数 49件

(内訳 はがき・封書 4人、ファクシミリ5人、持参 10人、ホームページより 6人)

区民意見と区の考え方

いただきましたご意見と区の考え方は、以下のとおりです。

(補足)下欄の添付ファイルではPDFファイル版がご覧いただけます。

梅ヶ丘病院跡地利用基本構想・調整プラン(素案)への区民意見と区の考え方
番号 意見の概要 区の考え方
テーマ1 全区的な保健医療福祉の拠点づくり (テーマ1への意見件数 21件)
1 うつや孤独な若者から高齢者に至るまで、こころの健康に関する相談を気軽にできる相談所の設置を要望する。 こころの相談については重要課題と認識しております。現在、総合支所健康づくり課でこころの健康相談を実施しておりますが、新たな保健センターとの連携を含め、こころの健康づくりへの支援の充実を進めてまいります。
2 介護予防のために、運動ができ、機器を備えた、指導付の施設を要望する。 総合支所健康づくり課の健康づくり事業や介護予防事業などを通じ、高齢者の健康づくり支援に努めております。また、平成25年度には、池尻地区に新たに「健康増進・交流施設」の設置を予定しております。現在取り組んでおります「健康せたがやプラン(第二次)」では、高齢者の健康づくりを重要なテーマと位置づけておりますので、拠点でも、区民の健康づくりを推進する事業や、通所リハビリテーションの事業について検討を進めていきます。
3 健康を守り、創造する機能として、高齢者用の「室内でゆっくり歩くスペース」を作ってほしい。冬場に外で散歩できない時、高齢者の介護予防や健康維持に役立つ。運動をするためのスペースとは区別されているが、その視界に入るように設計するなどの工夫も必要である。 (前の回答と同様)
4 区民が安心して健やかに出産や子育てができ、障害のある人もない人も共に健康に生きるためのこころと体の医療機関が必要である。精神疾患初期やその前段階で、こころのケアができる初期治療専門機関や、障害者、精神疾患者、発達障害者などのための医療から社会復帰までのケアセンター等も大切である。 小児精神医療等専門性の高い医療は東京都の役割であり、区では保健・福祉の事業として、総合支所の健康づくり課や保健所で、子どもや思春期、成人、ご家族の相談や、精神障害者の生活指導等を行っています。区の保健福祉事業と、医療機関との連携は欠かせないものであり、拠点整備においても連携は重要なポイントであると考えています。拠点ではこころの健康づくり機能について、医療機関との連携の方策を含め、十分に検討していきます。
5 小児・児童精神医療を実施すること。障害のある子を育てる親のために、小児・児童精神医療施設が身近に必要である。 (前の回答と同様)
6 精神疾患への対応は重要な課題である。小児精神医療について、小児夜間救急と合わせ、医師会とも連携して外来だけでも開設してほしい。 (前の回答と同様)
7 障害児を家族に持っており、将来を見通した治療の方針などを相談できるホームドクター的な医療機関がほしい。本人が中年になり、保護者がいなくなっても1人で通え、定期的に治療を受けたり、相談できる施設がほしい。 (前の回答と同様)
8 精神疾患のある子どもがいる。夜間や休日に急変した場合、駆け込める病院がないことに絶えず不安を感じている。梅ヶ丘病院を中心にして、梅丘のまちが、治療、社会復帰への様々な機能を担ってくれていたと思っている。病院の再開を望むが、せめて、精神救急外来を設置していただきたいと望んでいる。 (前の回答と同様)
9 梅ヶ丘病院の跡地に、児童から青年期にかけての精神疾患の治療のために通院や入院ができるような、外来・リハビリ・男女それぞれの入院施設を再開してほしい。 (前の回答と同様)
10 精神障害者への対応として、国の方針は入院治療から、精神科医、看護師、作業療法士などでアウトリーチチームを作る訪問治療に変わろうとしている。跡地にアウトリーチの拠点を作ってほしい。 精神障害者への支援は、区としても重要な課題です。アウトリーチ事業は、国が都道府県単位にモデル事業を行い、都は独自に実施しています。今後、区は国等の動向を注視しつつ、アウトリーチの手法を用いた支援を区でどのように取り入れるか、拠点ではどのような機能を担うことが望ましいのか等について、検討を進めていきます。
11 高齢者福祉施設に、医療依存度の高い方や看取り介護を希望される高齢者のショートステイがあるとよい。それには、24時間体制で医療が行える、いわゆる福祉型ホスピスが必要である。また、緊急でショートを利用したくても、空いていない現状があるため、行動・心理症状が重い方や虐待への対応など、緊急ショート受け入れベッドがあればいいと思う。 区は、高齢者が必要に応じて介護サービスを利用しながら、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、世田谷型の地域包括ケアの実現を目指しています。そのため、跡地では医療的なケアが必要な高齢者も利用できる介護老人保健施設を中心に、短期入所療養介護、通所リハビリテーション、訪問看護ステーション、療養通所介護を組み合わせて整備することを考えています。
12 入所待機者が多いという現実から、ある程度の規模の特別養護老人ホームの建設を望む。 跡地では、保健医療福祉サービスの全区的な拠点として、地域のサービスのバックアップや先駆的機能を整備することとしています。特別養護老人ホーム等の例示については、素案では民間事業者の発案で、拠点と連携する地域の保健福祉の基盤施設として併設する可能性について記述いたしました。
13 介護と医療共に相談できる、専門医が常駐する相談所の整備を要望する。 跡地では、区民の在宅医療のニーズ等を踏まえ、医療相談や在宅療養相談について検討しています。
14 区内には、肢体不自由児が多く暮らしているが、リハビリ施設がなく、他区施設に通うように言われたそうである。このような状況を解消するため、跡地の活用をしてほしい。 障害者支援拠点の機能として、障害のある子どもの療育事業である児童発達支援事業及び放課後等デイサービスの実施を想定しています。
15 調整プランについて、とても良い内容だと思う。小学生や中学生や高校生でも利用が出来る療育施設も取り入れてほしい。特に、運動面で問題のある子どもが多いので、体力づくりに、軽度の発達障害者も利用できる、スポーツジムみたいな施設の整備を願っている。 跡地では、障害者向けの健康づくりプログラム等について検討しています。
16 高校に入ったくらいの障害者(児)が安心して通えるセンター的なものがほしい。例えば、料理や裁縫、絵画、楽器を鳴らすなど、余暇を楽しむための習い事や、友人とおしゃべりができるような場所。 障害者支援拠点の機能として、障害のある子どもの療育事業である児童発達支援事業及び放課後等デイサービスの実施を想定しています。地域のさまざまな社会資源やサービスに加え、放課後等の活動拠点としての役割を担うと考えています。
17 発達障害者の支援には、個々の特質に合わせたSST(ソーシャルスキル・トレーニング)が必要である。個々にSSTを受けられる場所がほとんどなく、家族への負担がたいへん大きくなってしまう。予約なしで訪れても、専門知識のある人が話を聞いてくれる場所が必要である。 世田谷区発達障害相談・療育センター「げんき」において、発達障害に関するあらゆる相談をお受けしております。相談は、まず電話でお受けし、必要があればセンターで面接相談を行います。お気軽にご相談ください。なお、成人期の発達障害者の支援につきましては、本年度後半より試行事業を実施し、支援のあり方等を検討するなど本格実施に向け取り組んでいきます。
18 精神障害者のオープンスペース(いつでも使える憩いの場)を作ってほしい。夕食付のナイトケアを行ってほしい。 オープンスペースについてのご意見は、多様な交流の創造機能の検討の参考とさせていただきます。精神障害者の夕方の居場所として、現在、区内2か所にナイトケア事業があります。今後については実績やニーズ等を踏まえ検討してまいります。
19 近くに総合病院がなく、特に急患の時が不安である。近接する羽根木公園を含めた「緑園複合施設」ができないか。介護保険施設、保育園、児童公園、総合病院など。若い人も高齢者も安心して利用できる場を作ってほしい。 病院の設置については、東京都が保健医療計画に基づき認可を行っています。跡地には、保健医療福祉の全区的な拠点を整備することとしておりますので、医療との連携は拠点の重要な機能ですが、病院を誘致することは考えておりません。
20 安心してかかれる信頼の置ける基幹型病院を誘致できないのか。総合病院と複合福祉施設を合わせ持った施設の整備を要望したい。病院に介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、研修施設を併設すればよい。既存の病院に土地を提供し、運営を依頼してはどうか。 (前の回答と同様)
21 東京における社会福祉施設の建て替えの困難性の実態から、建て替えに必要な施策案を提案する。特別養護老人ホーム等の建て替え期間中の移転先として、「建て替え時仮移転用共同利用施設」を梅ヶ丘病院跡地に建設することを提案する。 跡地では、保健医療福祉サービスの全区的な拠点として、地域のサービスのバックアップや先駆的機能を整備することとしています。跡地を東京都から取得して、区が東京全体の社会福祉施設の建て替えのために利用することは想定しておりません。
テーマ2 地域環境との共生 (テーマ2への意見件数 11件)
22 既存のみどりの保全に関しては、抜本的に既存の大木の配置を見直し、周辺住民に迷惑のかからないガーデニングデザインを長期的視点に立って検討してもらいたい。 既存のみどりの保全だけではなく、周辺への配慮を含め、計画的なみどりの配置や管理を考えていきます。
23 「世田谷みどり33」の達成の目的のために有効に利用することは重要。施設と動植物が一体として、里の景観を取り戻すような、自然との調和を図る計画を望む。 羽根木公園や北沢川緑道を含む当該地一帯は、みどりの拠点となるエリアとして位置づけられています。跡地内にある既存のみどりを適切に保存するとともに、オープンスペース等にみどりの創出を図りながら、羽根木公園や北沢川緑道等の周辺地域とのみどりの連続性を、できる限り確保したいと考えています。
24 敷地内の建築物は分散させ、高さは低く抑えるなど、空間のゆとりや景観に配慮してほしい。 今後の整備にあたっては周辺環境との調和が重要と考えており、特に西側、北側の部分は「低中層ゾーン」として高さを押さえ、地域の住環境に配慮した、街全体と調和する施設の整備を目指しています。
25 ヒートアイランド現象の緩和に役立つよう、木造を利用した建築を期待する。 事業化が決まった後、建物の設計を進める際の参考意見とさせていただきます。
26 高齢者の移動面の支援について
歩行が困難な高齢者の移動のための必要手段であるタクシーについて、跡地の設計において、適当な場所にタクシー乗り場を整備してほしい。また、梅ヶ丘駅にもタクシー乗り場が整備されると一層利便性が向上する。
利用者となる高齢者や障害者のアクセス性の向上は重要な課題です。誰もが使いやすい施設の整備を目指します。
27 敷地北西部分の崖の崩壊等の災害に対して未然の安全確保を要望する。 擁壁(ようへき)の整備等、十分な安全対策を行います。
28 交通事故・犯罪発生の防止に配慮した配置を希望する。 安全な交通導線を確保する、死角となる場所をできる限りつくらないなど、安全に十分配慮した施設整備を行います。
29 埋蔵物調査を十分に行うことが、地域文化財保全のために必要である。 跡地は埋蔵文化財包蔵地にはなっておりませんが、教育委員会の指示を仰ぎながら、文化財保護法等に基づき適切に対応してまいります。
30 震災時に一定期間生活できる、飲料水や食糧を備蓄する施設の確保をお願いしたい。 災害発生時の食糧は地域の防災倉庫に備蓄、飲料水は区内の給水拠点で応急給水が実施されることとなっています。跡地では、救護所のバックアップ等、保健医療福祉の拠点にふさわしい災害対策機能を検討していきます。
31 羽根木公園や北沢川緑道との連続性の確保。できれば小田急地下化跡地利用と羽根木公園/北沢川緑道を介して連続性を持たせてほしい。
小田急地下化跡地⇔小田急高架部の上部に歩道⇔羽根木公園の標高を利用して接続。羽根木公園と梅ヶ丘病院跡地は警察署、松原住宅、光明特別支援学校、既存道路、梅丘中学校等の敷地を一部利用して接続。下北沢⇔梅ヶ丘跡地が結ばれれば、若年層から高齢層まで広く連続性のある年齢層の交流が図れる。跡地に保育園を設置し、下北沢と梅ヶ丘病院跡地の間に連続性のある歩道が整備されれば、幅広い年齢層の交流が図れ、介護依存度軽減にもつながると思う。
跡地周辺の街づくりとの調和は重要なポイントです。調整プラン(素案)では、防災、緑、ユニバーサルデザイン、景観形成等、様々な視点から街づくりの課題を整理してきました。跡地では、幅広い年齢層の交流にもつながるような整備を目指し、検討を進めてまいります。
32 施設へのアクセスについてどう考えているのか。全区的な福祉拠点を考えているなら、南北方向の交通軸を確保するため、LRT路線を整備すべきだと思う。 拠点への交通アクセスは重要なポイントと考えています。赤堤通りと交差する、区を南北に貫く補助154号線など、跡地は公共交通機関を使った交通アクセスがしやすくなる可能性を持った場所です。交通アクセスの改善については十分に検討を進めていくべき課題と認識しています。
テーマ3 多様な交流の創造 (テーマ3への意見件数 14件)
33 幅広い年代の人が安心して集え、日常的に活動できる施設があると良い。
例:高齢者デイケア施設と保育園の併設。伝統生活技術を伝える民家園のような施設。
高齢者、障害者、子ども・子育て世代への支援等の機能などの相乗効果や多様な交流が生まれる拠点施設を目指しています。
34 高齢者による児童の見守りや、リハビリ患者や障害者などと接する関係性を構築し、世代を超えた交流の場を形成してほしい。 (前の回答と同様)
35 子育て支援について
必要に応じて民間事業者の力も借り、不足している保育園や子育てステーションの量的な面での充実が望まれる。
子育て支援が区の重点課題との認識のもと、保育機能をはじめ病児・病後児保育など多様な子ども・子育て支援機能を整備することを検討しています。
36 障害児の身体的・精神的成長や変化に正しく対応していくために、医師や教職員、保護者が連携して学び合い、交流できる場所を作ってほしい。その場所に図書室や資料室を併設してほしい。 ご提案の多様な交流の創造等については、全区的な保健医療福祉の拠点施設が果たすべき機能の一環として実現することを基本としますが、貴重なご意見として受け止め、今後の検討に役立てていきたいと考えています。
37 生涯学習センターの設立を提案する。生まれてから死ぬまでに必要とされるすべての学習、健康の維持とケア、こころの健康とケアを含めた総合的学習施設とスポーツ施設、図書館などの生涯学習施設、様々な支援を統括して、区民にどんな支援が必要か考え、フォローも含めた支援を実施する。心身の支援、経済的支援、労力的支援、すべての支援が一目瞭然で、かつそれに対する相談機能、就職まで確実に結びつけるための企業と連携した訓練施設(生涯学習センターに併設可)の整備も必要である。 (前の回答と同様)
38 図書館等の文化的要素のある施設を整備してほしい。 (前の回答と同様)
39 知と文化を育む情報拠点として、図書館の建設を希望。文化施設であるとともに、区民が考え学び活動する生涯学習支援施設となることを望む。 (前の回答と同様)
40 ワーキングプアの問題解決のためにも、世田谷区の新しい産業開発と雇用(大学、農家との連携)を提案する。
  • 区内大学等と連携したバイオ研究所の設置、研究職員の雇用。
  • 区内の農家と協力したファームレストラン、ファームミュージアム(様々なイベントの開催)の整備。
(前の回答と同様)
41 高齢者がゆったり過ごせる空間(日帰り入浴や温水プール付)や、幼児や動物と共に楽しめる空間の設置を要望する。 (前の回答と同様)
42 ニートの若者などがグループで授産できる施設の設置を要望する。 (前の回答と同様)
43 児童館の整備。地下に体育館があれば避難所にもなる。雨天時に子どもたちが安全に遊べる施設がないので。 (前の回答と同様)
44 保育施設を新設し、児童福祉の改善を図ってほしい。老朽化の著しい梅丘図書館を移設し、周辺住民へのサービス向上に努めてほしい。梅丘図書館の跡地は、児童館や保育施設等を整備してほしい。 (前の回答と同様)
45 シルバーや難病疾患のある方などが、楽しく生きがいを持ちつつ働ける場所(電話相談係等)の設置を要望する。 高齢者や障害者等の雇用の場の創出については重要な課題ですので、貴重なご意見として受け止め、今後の検討に役立てていきたいと考えています。
46 バイク等で若者がたむろするような(特に夜間)ことのないスペースにしてほしい。 24時間の入所施設を整備予定であることからも、安全の確保が絶対条件となりますので、設計においても配慮してまいります。
テーマ4 事業の枠組み等 (テーマ4への意見件数 2件)
47 跡地利用にあたり、区が公民連携を重視していることから、事業に参画できる部分があれば、前向きに検討する用意がある。 民間事業者の活力を最大限生かす枠組みを目指し、検討を進めていきます。
48 利益が目的の事業者(例えば株式会社)は運営には参加させないでほしい。株式会社のように利益を得ることが目的の事業者が運営に参加することは、素案でも認めているリスクが更に大きくなると思う。 高齢者・障害者支援の機能は、社会福祉事業であることから、社会福祉法人等が中心となって担っていただくことを想定しています。
テーマ5 財政見通しとの整合 (テーマ5への意見件数 1件)
49 区予算面で、税金負担はどうなるのか。 本施設の整備のために、新たな税負担をお願いするようなことは想定しておりません。土地の取得等の経費については、起債等の活用により平準化を図るなど、区財政に悪影響を及ぼさない方策を検討しています。

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