【昼間講座:社会コース】(2021年度世田谷市民大学)

最終更新日 令和3年7月16日

ページ番号 130783

後期(全12回)※録画配信・対面ともに追加募集中

日程

9月6日~12月6日(毎週月曜日 9月20日・10月11日は休み)

内容

社会3時限 米・英近隣組織事情と日本 ※録画配信あり

講師 大内 田鶴子(江戸川大学名誉教授)
 午後1時10分~午後2時30分

トックビルは『アメリカのデモクラシー』松本訳、上巻第一部第5章で、「自治とは地域共同体の自由であり、地域共同体の自由を守るには、国の制度が国民の思想や慣習と一体化していなければならず、習俗に根付かなければ簡単に破壊される」という趣旨の意見を述べている。本講座ではこの言葉を指針にして、米英の近隣組織事情について時事評論風に講義する。どうやって、どの程度自治が可能になるのか、住民自治の視野から現代政治について皆さんとともに考えたい。

アメリカは今や注目の舞台である。住民参加も選挙も私たちの模範となる国として学んできたが、近年調査した先進都市、ポートランド、シアトル、ミネアポリスのいずれも左翼破壊主義に見舞われ、警察官の暴走が報道される逆モデル都市になってしまった。なぜそのようになってしまったのか、イギリスの事例も思い出しながら考えてみたい。講義内容のあらましは以下のとおりである。

コミュニティと近隣組織についての定義・概説

大政治と小政治の関係:トックビルの意見  

2020年のアメリカ大統領選挙・コロナ騒ぎと近隣組織

ポートランド市とシアトル市 近隣参加を廃止してしまったのはなぜ?

グローバリゼーションの破壊力

戦前日本の町内会の名誉回復

イギリスパリッシュ100年史を読む

  【参考文献】

 大内 田鶴子『コミュニティ・ガバナンス』

 大内 田鶴子『都市近隣組織の発展過程』

社会4時限 映画女優たちの戦前/戦後 ※録画配信あり

講師 北村 匡平(東京工業大学准教授)
 午後2時50分~午後4時10分 

戦争の世紀と呼ばれる20世紀は、大衆娯楽としての映画が絶大な影響力をもった時代でした。20世紀初頭にスクリーンに登場した「映画スター」は戦中や占領期、国民を主体的に軍国主義/戦後民主主義に組み込むための文化装置として利用され、人びとの振る舞いや思考を規定する役割を担うことになります。とりわけこのようなイデオロギー装置として利用されたのがスター女優でした。本講義では、映画が隆盛していた戦前・戦後のスター女優に焦点化し、そのイメージの歴史を概観していきます。スター女優がメディアを媒介にしてどのように構築・受容されたのか、各時代の理想的な女性を体現するスターイメージと言説の分析から、ジェンダー/セクシュアリティ規範についての理解を深めることが本講義の大きな狙いとなります。

第1回 初期映画とスター女優

第2回 入江たか子:モダニズムとスター女優

第3回 山田五十鈴:モダンガールと軍国化

第4回 田中絹代:軍国の女/母

第5回 李香蘭:戦中期における満映スター

第6回 原節子(1):軍国主義の女神

第7回 原節子(2):戦後民主主義の女神

第8回 京マチ子(1):占領期における肉体派女優

第9回 京マチ子(2):ポスト占領期の国際派女優

第10回  高峰秀子:戦後日本の女/母

第11回  美空ひばり:大衆娯楽の女王

第12回  若尾文子:映画の黄金期におけるスター女優

 
(注意)
講義日は、都合により変更になる場合があります。
講師の肩書きは、2021年4月1日現在のものです。
各講座の概要は、担当講師の執筆によるものです。
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