【昼間講座:政治コース】(2021年度世田谷市民大学)

最終更新日 令和3年7月16日

ページ番号 130775

後期(全12回) ※録画配信のみ追加募集中【対面授業の募集は終了しました】

日程

9月6日~12月6日 (毎週月曜日 9月20日・10月11日は除く)

内容

政治1時限 市民の意識・行動からみる日本政治 ※録画配信あり

講師 境家 史郎(東京大学教授)
 午前9時20分~午前10時40分

本講座では、一般市民の意識や行動という視点から、日本政治を理解することを目的とする。本講座は大きく3部に分かれ、各部について4回ずつ程度の講義を行う。

第1部では「イデオロギー」(保守的/革新的、左翼/右翼といった、基本的な政治志向)について議論する。有権者の間でイデオロギーがどう分布しているのか、またイデオロギーと政治行動(例えば投票行動)の関係などについて、データを示しながら説明する。また、具体的な争点として、日本国憲法に対する有権者の意識について詳しく議論する。

第2部は「政治参加」をテーマとする。現代日本において、誰が、なぜ、どのように政治に参加しているのか。また、戦後日本の経済発展と政治参加の関係について、理論的に、また実証的に議論する。

 第3部は「投票行動」を扱う。ここでは、55年体制期における有権者の投票行動にどのような特徴があったのか、また1990年代に行われた政治改革(選挙制度改革など)が日本の選挙をいかに変えたのか、といった点が焦点である。

なお、有権者の政治意識や行動を分析するには通常、大量のデータを統計的に処理し、解釈する技能が必要になるが、本講座の受講に際してそうした事前知識はまったく必要ない

政治2時限 香港から中国・アジア・世界を見る ※録画配信あり

講師 倉田 徹(立教大学教授)

午前11時~午後0時20分

香港は小さな土地ですが、国際政治の焦点になっています。2014年、香港中心街の路上を占拠した民主化要求デモ「雨傘運動」は、世界の注目を大いに集めました。また、2019年6月以降の「逃亡犯条例」改正反対デモは、さらに大規模かつ長期化した政治運動と危機を呼びました。しかし2020年に中国が「香港国家安全維持法」を制定したことを受け、香港は米中対立の焦点になっています。

国際政治は米・中・露などの大国の動向を中心に語られがちですが、小さな国や地域に注目することで見えることも少なくありません。本講義では、地域研究の知識や国際関係論の理論を動員して、香港から中国・アジア・世界を見ることを試みます。

まず、香港についての基礎的な知識を講義します。歴史や国際政治の角度から、小さな香港に、なぜ大きな政治運動の力が蓄えられていったのか、その背景を理解することを目指します。

続いて、香港と国際政治の関係について考えます。特に冷戦が香港にもたらした影響を考えるとともに、世界の街頭デモの理論ややり方が香港に何をもたらしたのか、香港が世界にどういう影響を及ぼしたのかを考えます。

さらに、香港の事例から、中国政治のあり方を考えます。特に中国のナショナリズムが、香港とどのように違うのか。また、香港が主張する民主・自由などの価値観を、中国がどうとらえているのかを考えます。

これらを通じて、中国やアジアの未来を考えます。


(注意)
講義日は、都合により変更になる場合があります。
講師の肩書きは、2021年4月1日現在のものです。
各講座の概要は、担当講師の執筆によるものです。
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