【昼間講座:人間コース】(2021年度世田谷市民大学)

最終更新日 令和3年7月16日

ページ番号 130773

後期(全12回) ※追加募集中。下記「内容」を                                      ご覧ください。

日程

9月10日~11月26日(毎週金曜日)

内容

人間3時限 わざ言語とは何か―わざの伝承をめぐって       ※追加募集中

講師 生田 久美子(田園調布学園大学学長・東北大学名誉教授)

午後1時10分~午後2時30分

本講の目的は、「わざ」の伝承活動において目指されている「学び」がいかなるものかを、そこで用いられている「わざ言語」に焦点を当てて考えることにあります。この試みは、「わざ」の伝承という狭い世界での「学び」の解明にとどまらず、教育を論ずる際に問題となる「学び」のあり様に対して、もう一つの「学び」の可能性を提起することにもなります。

日本語で「わざ」は、「技」、「業」、「伎」、「ワザ」などのさまざまな表記をされたり、あるいはしばしば「技術」や「技能」という概念に置き換えられたりして多様な語り方をされてきました。それは、とりわけ日本の伝統芸能やスポーツ、職人の世界での鍵概念として議論されてきたと言えます。例えば、人は歌舞伎のある舞台を見て「○○代○○の『わざ』はさすがだ」とか、スポーツのある試合を観戦して「○○の『わざ』は」大したもんだ」などという感想を言うことがあります。それは何を意味しているのでしょうか。「技術」の卓越性への称賛なのでしょうか、それとも別の何かへの称賛なのでしょうか。

本講では、様々な領域における「わざ」の伝承活動の中で用いられている特殊な言語に注目して、当該の世界で伝承しようとしている「わざ」が一体何かを一緒に考えていきます。

ここで取り上げる「わざ」の領域は、1・歌舞伎、2・創作和太鼓、3・スポーツ(陸上競技)、4・スポーツ(スピードスケート)、5・助産学、6・音楽の6領域です。

人間4時限 チベット 歴史と文化、そして現代          ※録画配信のみ追加募集中【対面授業の募集は終了しました】

講師 平野 聡(東京大学教授)

午後2時50分~午後4時10分

世界の屋根と呼ばれる厳しくも美しい高原に、約600万人が暮らすチベットの地は、古来インド文明と中国文明に挟まれながら、大乗仏教であるチベット仏教を発達させ、その輝きはチベットのみならずモンゴルや中国に及び、今日では欧米や日本・台湾でも知られるようになりました。

しかし20世紀以後今日まで、チベットは中国のナショナリズムの影響を受け続け、仏教文化はときに破壊され、ときに混迷し、人々の苦しみが続きながら、複雑な近代化の過程を歩み続けています。この講義では、チベットが置かれた困難な状況を歴史的視点から明らかにしつつ、それにもかかわらず文化が薫る魅力的な地であることを、数度に及ぶ現地訪問経験を交えつつお伝えし、文化的な多様性の大切さをめぐる皆さんの認識に資することを目指します。

【内容】(大まかな予定です)

第1回 チベットの風土と生活 ウツァン・アムド・カム三大地域

第2回 チベット仏教の成立と発展 活仏とは何か

第3回 チベット仏教の拡大と、モンゴル・満洲・チベットの関係

第4回 清とチベット 「文殊菩薩大皇帝」の保護と活仏

第5回 チベット内外の緊張 ヒマラヤ問題を中心に

第6回 中国ナショナリズムの出現とチベットの危うい自立

第7回 チベットを訪れた日本人 河口慧海と西川一三を中心に

第8回 毛沢東時代のチベット 1957〜1959年の動乱と文革

第9回 改革・開放時代のチベット文化の復興と新たな緊張

第10回  パンチェン・ラマ転世問題と「愛国主義」の現実

第11回  2000年代チベット仏教・観光ブームと2008年の独立運動

第12回  習近平時代のチベットと今後 ダライ・ラマ転世問題など

(注意)
講義日は、都合により変更になる場合があります。
講師の肩書きは、2021年4月1日現在のものです。
各講座の概要は、担当講師の執筆によるものです。 
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