世田谷区スポーツ推進計画概要版 生涯スポーツ社会の実現を目指し、平成26年度からの10年間の世田谷区のスポーツを推進していくための新たな指針として、世田谷区スポーツ推進計画を策定します。 スポーツを取り巻く現状 スポーツを取り巻く環境の変化 超高齢社会や子どもの体力低下、健康志向の高まりなどから、スポーツニーズが変化・多様化する中、「スポーツ基本法」の制定や、2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定など、スポーツを取り巻く環境は大きく変化しています。 世田谷のスポーツの現状 世田谷区では、成人の週1回以上のスポーツ実施率が49 .7%まで上昇してきましたが、一方では、年に1回もスポーツをしなかった人が15 .7%もおり、また子どもの体力についても、全国平均と同様に低い状況にあります。 今後に向けた課題 様々なスポーツニーズへの対応 様々なスポーツニーズに対応し、いつでも、だれでも、スポーツに参加ができるよう、世田谷区の特性を活かしたスポーツ施策の展開、スポーツ環境の提供が求められています。 スポーツに求められる新たな役割への対応 これからのスポーツは、競技スポーツや健康の保持・増進など、これまでの役割のほか、地域の課題を解消するような、新たな役割や新たな価値の創造が求められています。 スポーツをする場の確保 世田谷区のスポーツをより推進していくためには、88万人の区民スポーツを支えていく施設が必要です。このため、新たな場の検討や既存施設の整備などを図っていく必要があります。 現状と課題をふまえた、今後10年間の世田谷のスポーツ推進の基本理念 区民が生涯を通じ身近な地域でいつでも  どこでも  だれでも  いつまでも  気軽にスポーツ・レクリエーションに親しみ、楽しむことのできる生涯スポーツ社会の実現 生涯スポーツ社会を実現するために10年後に達成しているべき目標 成人の週1回以上のスポーツ実施率65%以上 ※世田谷区民意識調査2013の結果では、49 .7% 目標を実現するための重点的な取り組み 10年後の目標を達成するために、以下の3つを重点的な取り組みとして、スポーツ施策を推進していきます。 1生涯スポーツの振興 いつでも、だれでもスポーツに親しみ、いつまでも健康に過ごしていける社会をつくるため、それぞれの年代や生活環境などに応じたスポーツ施策を展開していきます。 2地域スポーツの振興 総合型地域スポーツクラブへの支援などにより、身近な場所でいつでもスポーツができる環境をつくるとともに、スポーツによる地域の活性化を行っていきます。 3場の整備 競技スポーツから健康づくりのための運動まで、多様化しているスポーツニーズに対応するため、スポーツをする場の整備や確保を行っていきます。 世田谷区スポーツ推進計画年次計画 を策定し、重点的な取り組みを具体化して、事業を推進していきます。 計画の推進体制 計画を推進していくための、区  公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団  スポーツ推進委員の役割を示しています。