第3回世田谷区第4期文化・芸術振興計画検討委員会 議事要旨 日時:令和5年6月28日(水)16時02分~17時56分 開催方法:オンライン 出席者: 垣内委員長、川崎副委員長、大塚委員、小貫委員、志賀委員、高木委員、建部委員、米屋委員、渡邉委員(以上9名) 事務局 会議次第 1 開会 2 議題 (1) 世田谷区第4期文化・芸術振興計画(素案)について 3 その他 4 閉会 意見等 コロナ禍により文化・芸術分野で関係者が深刻な影響を受けたことや、社会全体に生じた負の影響を明確に記載すべき。 民間の劇場やライブハウスなど、区立施設以外に様々な民間文化施設が多く立地することも区の特色であり、そのことを地域の特色として記載してほしい。 現行計画を含めたこれまでの計画の検証を進め、次期計画に向けた課題に繋がるような記載とすべき。 美術館や文学館等の区立文化施設の維持・更新や文化財の保護など、行政でしかできないことを計画に位置づけるべき。 文化活動の活動率をどのように高め、区としてどこを目標に設定するかという問題は重要であり、丁寧に検討する必要がある。 区内の様々な民間文化施設との連携により、鑑賞の機会の充実や、文化・芸術活動の機会や場を充実に取り組むという視点が重要である。 区が、区民や団体による文化・芸術活動を支援するという視点を明確にすべき。 「文化」の包含する範囲が拡大していることを踏まえた計画としてほしい。 コロナ禍でデジタル媒体を活用した情報発信が急速に進んだが、今後は紙媒体とデジタル媒体を効果的に組み合わせさらなる発信に取り組むべき。 地域のお祭り等に外国人の方が参加することで文化交流が進むことを計画に位置づけ、取り組んでいくべき。 コロナ禍でオンラインが普及し時間や場所を選ばずに文化・芸術を楽しめるようになったが、実際に美術館等で作品を鑑賞したり、会場で公演やライブを楽しむことの価値が再認識されるとよい。 区の情報発信のあり方について、関係する情報が表示されるなど、利用者の目線に立って検討してほしい。 発信する場や機会の少ない文化・芸術分野についても、芸能・文化の保存という観点で広報について検討する必要がある。 お祭り等により地域活性化を図るにはマンパワーが必要であり、活動団体によっては参加者や後継者不足の課題があるため、そのような団体への何らかの手立てがあるとよい。 アーティストや鑑賞者への支援だけでなく、両者の間に立ってマネジメントする人への配慮の視点も重要である。