令和3年第4回区議会定例会 一般質問

最終更新日 令和4年1月1日

ページ番号 194931

11月30日及び12月1日の本会議では、31名の議員が区政をめぐる諸課題について質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

質問者一覧

質問者一覧
自由民主党世田谷区議団 阿久津皇議員加藤たいき議員河野俊弘議員宍戸三郎議員菅沼つとむ議員和田ひでとし議員
公明党世田谷区議団 佐藤ひろと議員福田たえ美議員
世田谷立憲民主党区議団 いそだ久美子議員中塚さちよ議員中村公太朗議員中山みずほ議員羽田圭二議員
無所属・世田谷行革110番・維新 ひえしま進議員桃野芳文議員
日本共産党世田谷区議団 江口じゅん子議員たかじょう訓子議員中里光夫議員
生活者ネットワーク世田谷区議団 金井えり子議員高岡じゅん子議員田中みち子議員
新風・せたがやの風 小泉たま子議員つるみけんご議員
減税せたがや あべ力也議員
レインボー世田谷 上川あや議員
世田谷無所属 ひうち優子議員
Setagayaあらた 佐藤美樹議員
都民ファーストの会 そのべせいや議員
国際都市せたがや 神尾りさ議員
区民を守る会 くりはら博之議員
無所属 青空こうじ議員

中山 みずほ議員(立憲)

  • 新庁舎におけるZEB(ゼブ)化の推進
    質問 新庁舎は環境負荷の少ない持続可能な建物とすべきだ。創エネ手法などを積極的に導入し建物の年間エネルギー消費量収支ゼロを目指すZEB(ゼブ)化を着実に進めよ。
    答弁 地球温暖化対策や脱炭素につながる取組を積極的に進める。
  • DVを受ける女性への支援強化
    質問 DVを受けながらも経済的な理由で別居や離婚に踏み切れない女性が加害者から離れて暮らせるよう支援が必要だ。生活支援策や居住支援策の強化を検討せよ。
    答弁 母子生活支援施設の機能を強化し、生活支援などを充実する。
  • 境界領域知能の子どもへの支援
    質問 知能指数が正常域と障害の境にある境界領域知能の子どもは健常児との見分けがつきづらく支援が行き届かない。早期発見と理解促進に向け支援体制を構築せよ。
    答弁 教員の理解促進や指導力向上、専門チームの支援充実を図る。

金井 えり子議員(生ネ)

  • 区施設での統一的な環境対策
    質問 人体と環境に優しい石けんや除草剤を区施設で使うよう区に求めたが、積極的な対応が見られない。区は施設管理委託の仕様書などに統一的な対策を明記せよ。
    答弁 事業者の協力につなげるため明記することは有効だと考える。
  • 学校給食での食品の安全性確保
    質問 
    遺伝子操作によるゲノム編集食品が流通しているが人体への影響は不透明だ。区は子どもの健康を守るため安全性が不確かな当該食品の学校給食での使用を防げ。
    答弁 ゲノム編集食品であることが判明できる場合は使用を控える。
  • 避難所における障害者支援
    質問 国分寺市では障害特性や必要な支援を記したバンダナを障害者に配布し災害時に支援を得やすい環境を整えている。区も障害当事者と共に支援グッズを作製せよ。
    答弁 他自治体の取組や当事者の意見を参考に調査研究を進める。

佐藤 ひろと議員(公明)

  • プラスチックのリユース化の徹底
    質問 
    循環型社会の実現に向け区施設でのプラスチックの再利用を徹底すべきだ。区は事業者に施設運営を委託する際の仕様書に、再利用を義務づける内容を明記せよ。
    答弁 運営事業者に理解や協力を求める形で仕様書への明記を図る。
  • 長期継続契約の活用
    質問 
    コロナ禍で様々な公共物の維持管理を担う事業者が経営難にある。今後契約の際は、事業者の経営安定をはじめ区の経費抑制にも資する長期継続契約を採用せよ。
    答弁 安全や作業の質確保に向け、業務に適した契約方式を検討する。
  • 小水力発電導入実現に向けた方策
    質問 
    小水力発電導入に係る国の補助制度創設を機に、全国で導入事例が増えている。電力の地産地消の推進に向け、区内での実現可能性を探るための調査を実施せよ。
    答弁
    民間事業者への調査依頼を含め地産地消の可能性を探る。

ひえしま 進議員(F行革)

  • 災害対策の機能強化に向けた対応
    質問 
    災害ボランティアを受け付けるボランティアマッチングセンターが十分機能するためには、災害を具体に想定した訓練などが不可欠だ。実施に向けた計画を示せ。
    答弁 
    ボランティア協会などと調整し4年度早期に訓練を実施する。
  • 募金活動を担う町会自治会の負担
    質問 
    加入者減や高齢化が進む町会自治会にとって、赤い羽根募金などの募金集めを区から担わされることが重荷になっている。区はこの現状をどう認識しているのか。
    答弁
    地域の方からは募金活動への疑問の声があると聞いている。
  • 離婚家庭親子の面会交流支援
    質問 
    離婚家庭では親権を失った親と子どもの交流機会が減ることで、子どもの成長に支障を来すおそれがある。面会交流支援を行う他自治体に倣い区でも実施せよ。
    答弁
    法改正の動きを注視し、区の役割を見極め必要な支援を行う。

田中 みち子議員(生ネ)

  • 児童相談所への第三者評価の導入
    質問 
    区の児童虐待に係る相談件数は年々増加している。児童相談所業務の質の向上を図るため、業務の客観的評価ができ国も推進する第三者評価を早急に導入せよ。
    答弁
    他自治体の取組なども注視し、実施に向けた検討を進める。
  • 不登校の子どもへの進路支援強化
    質問 
    不登校の子どもと保護者は進路選択に大きな不安を抱えている。3年度から実施し好評だった進路説明会の開催数を増やすなど、進路情報の提供機会を拡充せよ。
    答弁
    3年度の実施状況を踏まえ、情報提供の内容や機会を拡充する。
  • 重たすぎるランドセルの改善
    質問 
    ランドセルの重量化はタブレット端末の導入で一層加速した。登校が憂鬱な児童もいる現状を踏まえ、学校に持ち帰る教科書の統一的な対応を促すなど改善を図れ。
    答弁
    児童の身体に合った通学かばんの使用などを学校に周知する。

そのべ せいや議員(都ファ)

  • 保育園での昼寝の強制見直しを
    質問 
    3~5歳に本来不要な昼寝が強制されると柔軟な保育園や幼稚園と3年で1500時間の経験差が生じる。個々人のリズムや成長の観点から区として午睡方針を見直せ。
    答弁
    乳幼児期の教育・保育実践コンパスを活用した取組を進める。
  • 学校に「起立・気を付け」必要?
    質問 
    世界中で軍隊・警察消防程度しか使わない「気をつけ・前ならえ」といった教練を何故未だ区立校で標準に使うのか。創造性を競う時代に同質化の訓練は害悪だ。
    答弁 ルールやマナーを守る場面で活用することは大切だと考える。
  • 本気で個性を尊重する気はあるか
    質問 
    多用する号令は国の方針でもなくビジネスマナーとも矛盾し、礼儀にもならない。軍隊・工業時代の歯車を作る手法を信奉し、どう個性の時代の人材を育成するか。
    答弁
    急速な社会変化などを踏まえ多様な学び方の手法を検討する。

和田 ひでとし議員(自民)

  • 首都直下地震に備えた避難所強化
    質問 
    首都直下地震発生時は区内でも多数の避難者が出ることは明らかだ。避難所運営の体制強化に向け町会との連携強化など可能なことから確実かつ迅速に進めよ。
    答弁 避難所運営委員会と良好な関係を築き体制を強化していく。
  • 清掃工場の災害対策機能の強化
    質問 
    世田谷清掃工場の建て替えに合わせ災害対策機能の強化を図るべきだ。帰宅困難者受入れへの対応や充電設備の導入などに取り組むよう清掃一組に働きかけよ。
    答弁
    清掃一組との協議の場を通して可能な範囲で協力を求める。
  • 奥沢地区における風景づくり
    質問 
    区は奥沢地区の特徴を生かした風景づくりに向け、町並みの保全に係る基準を設ける界わい形成地区制度を4年度に導入予定だ。区が目指すまちの将来像を示せ。
    答弁 地域から愛される風景として将来へつながるよう取り組む。

たかじょう 訓子議員(共産)

  • 生活保護制度の分かりやすい啓発
    質問 
    区民が生活保護の相談をためらわず安心してできるよう正しい理解の啓発が必要だ。札幌市に倣い扶養照会が義務でないこともポスターに記し区施設で掲示せよ。
    答弁
    ポスターによる手法も参考に更なる周知方法を検討している。
  • 子どもの医療費無償化の対象拡大
    質問 
    子どもの健やかな育ちの保障と高校進学に伴う家計への負担軽減のために、既に多くの自治体で医療費無償化の対象を18歳まで拡大している。区でも検討せよ。
    答弁
    他自治体の例を研究し、健やかな育ちの保障に向け取り組む。
  • 岩崎学生寮周辺樹林地の保全
    質問 
    区は緑地公園として岩崎学生寮周辺敷地の取得を目指す中、民間活用での整備も検討中だ。利益追求により樹林地を損なわぬよう整備手法も住民を交え検討せよ。
    答弁
    地域住民の声を十分に聞き、地域特性や課題などを踏まえ行う。

高岡 じゅん子議員(生ネ)

  • 若者の主体的な政治参加の促進
    質問 
    若者も関心が高い環境問題をテーマに政治参加を促すべきだ。自身の行動で社会を動かす実感を得られるよう、若者環境フォーラムでの提案を区の政策に反映せよ。
    答弁
    地球温暖化対策地域推進計画の見直しに若者の意見を生かす。
  • みどりと水を守る取組の推進強化
    質問 
    みどりと水の保全を事業者に求める環境配慮制度を推進すべきだ。環境保全への取組の評価項目に水循環の保全などの視点を加え環境負荷に配慮した行動を促せ。
    答弁
    地球温暖化対策計画との整合を図りながら検討を進める。
  • せたがやそだちの魅力向上
    質問 
    農地保全に向け区内産農産物「せたがやそだち」の消費を促す取組が必要だ。農薬を控えた農法や障害者施設での加工品販売などを広報しブランド力を高めよ。
    答弁
    せたがやそだちの価値を向上させる新たな取組を検討する。

河野 俊弘議員(自民)

  • 三軒茶屋駅周辺のまちづくり推進
    質問
    区は9月に三軒茶屋駅周辺のまちづくり基本計画素案を示すとともに区民とのオンライン意見交換会などを行い機運醸成に努めてきた。その後の取組状況を示せ。
    答弁 
    歩行者の滞留空間として道路の一角を活用する実験を行った。
  • eスポーツを活用した施策の推進
    質問 
    ゲームの対戦競技であるeスポーツが大会開催での経済効果や介護予防につながると注目されている。区は運動と組み合わせるなど工夫を凝らした施策を進めよ。
    答弁
    パラスポーツなどと組み合わせた事業展開について検討する。
  • 喫煙所設置に係る補助の見直し
    質問 
    喫煙者も非喫煙者も心地よい環境実現に向け喫煙所整備を行う企業を後押しすべきだ。喫煙所清掃という雇用創出も視野に設置経費に加え維持管理費も補助せよ。
    答弁
    雇用創出の観点も含め、維持管理経費の支援を検討する。

阿久津 皇議員(自民)

  • 福祉的視点での交通不便地域対策
    質問 
    区は交通不便地域対策として砧地区でのコミュニティバス運行を検討中だ。高齢者の地域参加促進、障害者や子育て支援にもつながるため福祉所管も関与せよ。
    答弁
    都市整備領域と密に情報交換するなど積極的に関与していく。
  • せたがやペイの普及促進策
    質問 
    せたがやペイは行政と連動できる点を強みに普及を図るべきだ。地域活動参加によるポイント付与など政策経営部が旗振り役となり、全庁的に活用策を検討せよ。
    答弁 様々な施策に取り入れるよう全庁横断的な取組を働きかける。
  • 犯罪抑止の観点での防犯対策強化
    質問 
    区内で発生した鉄道での刺傷事件を受け、国は防犯カメラ画像の解析による不審者検知機能の高度化を図る方針だ。犯罪抑止効果が高まるよう区でも取り入れよ。
    答弁 最新の技術や知見も踏まえ効果的な防犯カメラ活用に努める。

中里 光夫議員(共産)

  • 参加と協働に対する区長の認識
    質問 
    参加と協働は道半ばだ。今後「参加と協働を深化させる」とした区長の姿勢は重要だ。これまでの参加と協働の取り組みについて、区長はどう認識しているのか。
    答弁
    参加と協働の取組は着実に根づきつつあるが課題も多くある。
  • 個人情報保護法改正に伴う対応
    質問 
    今般の個人情報保護法改正は国の基準を地方に強制するもので地方分権に逆行する。区の保護水準の低下を招きかねない。地方の独自規定の保障を国に求めよ。
    答弁
    課題などが明らかになった場合は積極的に国へ改善を求める。
  • 民間学童誘致の再検討
    質問 
    区は新BOP(ボップ)学童クラブの大規模化解消などを目的に民間学童を誘致する方針を示したが、保育の質や区の責務などの検討が不十分だ。区民を交え再検討せよ。
    答弁 保護者などの意見を伺うとともに議会にも報告し進めていく。

江口 じゅん子議員(共産)

  • 酸素ステーションでの医療強化を
    質問
    第6波に備え、病床拡充、医療が受けられる酸素ステーション、往診・訪問看護の体制強化が必要だ。酸素ステーションでの抗体カクテル療法を求める。
    答弁 カクテル療法を含めステーションで行うべき処置を検討する。
  • 松沢病院の独立行政法人化中止を
    質問 
    独法化・公社化した病院では医師不足や大量退職が起き、地域医療の後退につながっている事例がある。独法化の影響は大きく、区長は都に独法化中止を求めよ。
    答弁 引き続き従来の役割を果たすよう都に今後も求めていく。
  • 不登校の当事者の実態把握を
    質問 
    不登校対策の支援計画には、子どもに寄り添い、多様性や個性を認め、保護者も包含する視点が必要だ。しかし実態把握は不十分であり、教育長の見解を示せ。
    答弁 アンケートの活用など当事者の声を把握し支援策に反映する。

菅沼 つとむ議員(自民)

  • 私立幼稚園の保育料補助の増額
    質問 
    区内私立幼稚園の保護者はコロナ禍で収入が減り幼稚園への支払いの負担感が増したが、区の保育料補助は目黒区の10分の1で極端に少ない。直ちに増額せよ。
    答弁 保護者負担軽減や幼稚園運営安定化のため前向きに検討する。
  • グラウンドの夜間利用の拡大
    質問 
    世田谷公園グラウンドは夜間利用できる区内でも貴重な施設だが、冬季は午後5時までしか使えない。施設の有効利用の観点から、通年で午後9時まで開放せよ。
    答弁
    近隣住民への配慮を前提に夜間延長の可能性を検討する。
  • 上用賀1丁目の国衛研跡地の活用
    質問 
    上用賀1丁目の国立医薬品食品衛生研究所の解体工事が2022年9月に終了予定だ。跡地は地元まちづくり協議会と策定した地区計画に沿い災害時の避難場所とせよ。
    答弁
    土地利用の転換後も広域避難場所としての機能維持を図る。

羽田 圭二議員(立憲)

  • 社会全体を包摂する仕組みの構築
    質問 
    区政運営に参加と協働が一層求められる中、今後は社会全体を包摂する制度づくりに当事者を含めた多様な意見を集約していくことが必要だ。区の見解を示せ。
    答弁 時間や労力を惜しまず包摂的な社会を実現すべきだと考える。
  • 学年を越えた学び合いの推進
    質問 
    中里小では異学年で学級編成するイエナプランを参考に総合学習や短時間学習を行い児童の学び合いや教員間の協力につながっている。今後の教育政策に生かせ。
    答弁
    この間の成果などのデータを集積し教育施策の立案に生かす。
  • 街路整備事業での住民参加の徹底
    質問 
    街路整備事業は、まちを分断するなど周辺住民に大きな影響を及ぼすことが多い。歩道整備や町並み形成などのまちづくりを進める際は住民参加を徹底せよ。
    答弁 魅力あるまちづくりを目指し参加と協働で街路整備を進める。

ひうち 優子議員(世田谷)

  • ワクチン3回目接種の体制整備
    質問 
    コロナワクチン接種は職域接種や診療所での接種、余剰ワクチン接種など工夫を凝らし拡充してきた。この間の経験を生かしより万全な体制で3回目接種に臨め。
    答弁 接種実績を踏まえた体制を整え、円滑な予約と接種に努める。
  • 幼児期からの交通安全教育の推進
    質問 
    自転車などの交通ルールは幼児期から継続して学ぶことが大切だ。子どもの発達段階に合わせた内容の安全教室を開催するなど、交通安全教育を一層拡充せよ。
    答弁
    地域イベントなどを活用し、幼児向け交通安全教室に取り組む。
  • 下北沢への図書館カウンター拡充
    質問 
    私が再三求めてきた下北沢への図書館カウンターの整備がようやく始まり、駅の近くで本を借りられるなど区民の利便性向上が期待される。整備の進捗を示せ。
    答弁 2022年3月下旬の開設に向け、運営事業者の選定を進めている。

中村 公太朗議員(立憲)

  • 入札制度改革による透明性の確保
    質問 
    区が示した新たな総合評価方式入札では採点に係る工事成績評定が優良工事上位10件しか公表されていない。恣意的な点数操作が疑われないよう完全に公開せよ。
    答弁 評価対象の項目や工事の全ての評価公表に向け準備を進める。
  • 国際交流を中止した学年への対応
    質問 
    子どもにとって国際交流は多文化理解につながる貴重な経験だ。コロナ禍で小中学生の海外派遣が中止となり行けなかった学年にも、交流の機会を再度提供せよ。
    答弁 機会を逃した子どもを次年度の派遣対象とするなど検討する。
  • 多角的視点での災害備蓄の見直し
    質問 
    近年流通している非常食は、技術革新により数十年間の長期保存が可能だ。区は災害用備蓄品の選定を費用対効果や定期入替えの手間など多角的な視点から見直せ。
    答弁
    見直しに向け避難所運営や女性目線も踏まえて検討している。

小泉 たま子議員(新風)

  • 全庁でのワンストップ窓口実現
    質問 
    区長の言う「区民に時間を返す改革」の柱であるワンストップサービスの提供は全事業で実現すべきだ。改革の名に恥じぬよう全庁的な連携体制で推進せよ。
    答弁 両副区長の下、全庁体制で行政サービス改革の検討を進める。
  • 全庁一丸での地域行政改革の推進
    質問 
    地域行政改革で地区に縦割り行政を持ち込んではならない。地域行政推進計画の策定に当たっては実現への道筋を描いた上で責任者を定め、全庁一丸で臨め。
    答弁
    望まれる姿を構想し副区長トップの庁内体制で検討していく。
  • 都市整備に係る予算の安定確保
    質問 
    区の都市整備関連予算は年によって大きく減少しており、区民の生命と財産を守る上で問題だ。区の将来を見据え着実に整備が進むよう、予算の安定確保に努めよ。
    答弁 都市基盤整備のスピードを緩めないよう予算を確保する。

あべ 力也議員(減税)

  • 世田谷が地価下落ワースト独占!?
    質問 
    都内の地価下落率ワースト10は岡本3丁目など区内の基準地が独占した。区長は世田谷の相対的魅力と価値の低下をしっかり自覚し、どのように再生を図るのか。
    答弁 良好な住環境や先駆的な取組などを区の魅力として発信する。
  • 都の軽自動車税増税提言に反対!
    質問 
    地方自治法により課税権が区にあるにもかかわらず、都税制調査会は一方的に軽自動車税の増税の提言をしており、反対だ。区も看過せずに立場を明確に示せ。
    答弁
    都が措置を講じる際は課税権を有する区の考えを明確に示す。
  • 鉄道での無差別凶悪事件再発防止
    質問 
    区内を通る鉄道での無差別凶悪事件を受け、区民を守る安全対策に加え、社会からの拒絶感など犯人の精神面からの対策も講じる必要がある。区長の見解を示せ。
    答弁 孤立しても再び社会に戻れる仕組みが地域に必要である。

いそだ 久美子議員(立憲)

  • 自宅療養者の安否確認体制の強化
    質問 
    新型コロナ第5波の際、保健所で安否確認の訪問ができなかった罹患者が自宅で死亡した。あんすこや民生委員と連携し人手を増やすことで訪問体制を強化せよ。
    答弁 庁内外を問わず協力を求めており確実な訪問体制を構築する。
  • ものづくり学校の退去者への対応
    質問 
    ものづくり学校との賃貸借契約終了に伴い、施設の入居事業者は退去が必要だ。引き続き区内で事業を続けられるよう産業振興公社が移転先などの相談に応じよ。
    答弁 ものづくり学校に加え産業振興公社でも相談に対応していく。
  • ビジネスプランコンテストの改善
    質問 
    せたがやそだち加工品ビジネスプランコンテストへの参加は企画から製造計画までが必要でハードルが高い。企画だけ募集し優秀作のみ商品化に移すなど見直せ。
    答弁 アイデアが多く出されるようコンテストの在り方を検討する。

神尾 りさ議員(国際)

  • 里親が安心して生活できる取組
    質問 
    里親による家庭養育の推進に向け具体的な取組が必要だ。里親になってもこれまでの生活が続けられるよう、保育入園時の配慮や相談体制の強化などに取り組め。
    答弁
    相談支援体制の強化も含め、家庭養育の場の充実に取り組む。
  • 教育総合センターでの教員育成
    質問 
    教育での複雑な課題の解決には地域の力も必要だ。教育総合センターが担う教員育成は、地域での子どもの育成も視野に教員が地域と関係を深める視点で進めよ。
    答弁 地域との連携の重要性や地域理解を深める内容の研修を行う。
  • 都から区への教育人事権の移管
    質問 
    都から児童相談所移管を実現した区として今後は世田谷らしい特色ある教育の展開に向けて、教育人事権の移管も目指すべきだ。区長は他区と連携し議論を進めよ。
    答弁 区長会での議論を重ね論陣を張り都と交渉し成果を上げたい。

加藤 たいき議員(自民)

  • 高齢化社会の支援の在り方
    質問 
    少子高齢化の進展により現役世代の負担が増すばかりか、出生数減少の加速化も懸念される。子育て支援を充実するなど現役世代向けの施策を一層強化せよ。
    答弁 高齢者や現役世代のバランスを意識して基本計画を考える。
  • コロナワクチンの情報発信の充実
    質問 
    ワクチンの3回目接種は供給量の関係から希望の種類を打てない場合が想定される。区民が不安を抱かぬよう特性の違いや交互接種の効果について十分周知せよ。
    答弁 区のおしらせなど様々な媒体を活用し必要な情報を周知する。
  • 野鳥への給餌(きゅうじ)行為の厳罰化
    質問 
    条例で野鳥に給餌(きゅうじ)しないことを区民の努力義務として定めているが抑止力がなく地域での被害は減っていない。条例の厳罰化や忌避剤(きひざい)の配布など対策を強化せよ。
    答弁
    パトロールの強化や被害地域への忌避剤(きひざい)の配布など検討する。

青空 こうじ議員(無所属)

  • 川場村との交流の更なる発展
    質問 
    多くの区民に親しまれている川場村との縁組協定が40周年を迎えた。コロナ禍で交流機会が減ったが100年先も交流を深めていけるよう川場村との(きずな)を一層強めよ。
    答弁 次世代につながるよう川場村との(きずな)を更に力強く発展させる。
  • 川場村と連携した環境対策の推進
    質問 
    大人には子どもたちに豊かな環境を守りつなぐ責任がある。川場村の木質バイオマス発電によるエネルギーの区民利用推進など、村と連携した環境保全策を進めよ。
    答弁 環境問題への関心が高まるよう、今後も着実に取組を進める。
  • 児童生徒の不登校や自殺の予防策
    質問 
    コロナ禍での家族関係の悪化や学校活動の制限などにより児童生徒の不登校や自殺が増加した。不安を抱える子どもを救うために、区立校ではどう対策しているのか。
    答弁 児童生徒へのアンケート実施や相談機能の充実を図っている。 

福田 たえ美議員(公明)

  • 気候変動を踏まえた豪雨対策強化
    質問 
    野川流域の豪雨対策は喫緊の課題だ。整備予定の外環道東名JCTかジャンクションら野川への急激な雨水流出を抑制するため、大規模調節池の整備などでき得る対策を講じよ。
    答弁 外環道整備事業者と共に流出抑制施設の設置を調整する。
  • 地域に合った交通不便地域対策
    質問 
    宇奈根喜多見地区のバス路線の運行形態を日中からオンデマンド型に変更予定だ。区は事業者と連携し地域に即した運行方法で交通不便地域の解消に取り組め。
    答弁
    民間と連携した様々な手法で安全で継続した運行に取り組む。
  • 障害児の移動支援事業の運用改善
    質問 
    区外に通学する障害児は、移動支援事業1か月の通学利用上限23時間を優に超えてしまうため、経済的負担が大きい。総支給40時間の中で柔軟に使えるよう改めよ。
    答弁
    対象者の把握や財源確保などの課題整理に努め検討していく。 

宍戸 三郎議員(自民)

  • 区の特殊詐欺防止対策の現状
    質問 
    世田谷は23区内で10年連続して特殊詐欺被害が最多で、2021年は件数、金額ともに急増しており、被害を防ぐ特殊詐欺撲滅対策が急務だ。区の現状とその対策を示せ。
    答弁 高齢者を対象として自動通話録音機を無償貸与している。
  • 詐欺被害防止への民生委員の協力
    質問 
    特殊詐欺対策として非常に有効な自動通話録音機の貸出し数が低調だ。普及に向けては民生委員による高齢者への啓発が効果的だと考えるが、区の認識を示せ。
    答弁 民生委員のふれあい訪問実施後は貸出し数が伸びている。
  • 民生委員の担い手確保への方策
    質問 
    民生委員は地域の相談役として安全安心な暮らしを支える重要な存在だが、担い手不足が深刻な状況だ。区は民生委員の視点に立って実効性ある確保策を講じよ。
    答弁
    民生委員の意見を聞き担い手確保の効果的な手法を検討する。

桃野 芳文議員(F行革)

  • 検査キットの区の不適切な活用
    質問 
    抗原検査簡易キットは有症状者に有用であり無症状者の感染確認用ではないと国や医師が示した。区は何を根拠に無症状の児童生徒をキットで検査しているのか。
    答弁
    区の報告書からは無症状者にも一定の有効性があると考える。
  • 児童養護施設退所者支援の方向性
    質問 
    児童養護施設退所者への奨学金の原資である寄附金が1億8000万円に上る中、区が活用したのは5年で僅か1500万円、受給者は年10名未満だ。今後の活用方針を示せ。
    答弁 対象者や対象経費などの拡充に向けて更なる見直しを行う。
  • 保育園入園選考の調整基準の是正
    質問 
    保育園の入園選考において、入園中の2歳児が3歳児で新たな認可園を希望する際、在籍園が認可か認可外かで指数に14点もの差がつく現状は不公平だ。改めよ。
    答弁 公平性の確保に加え様々な方の理解を得られるよう検討する。

上川 あや議員(虹)

  • 図書館障害者サービス案内の改善
    質問 
    同サービスの(しおり)は墨字版。音声版、点字版はなく、音声コードはあるが、それを知らせる切り欠き加工もなく不鮮明で使えない。視覚障害者に伝わる広報に改めよ。
    答弁
    音声コードだけでなく、音声版や点字版の作成にも取り組む。
  • コロナ禍で1年半休止の対面朗読
    質問 
    対面朗読を止めたままの区は23区中、当区を含め5区だけだ。8区はマイクとスピーカーで別室を準備するなど工夫している。当区も持参資料を対象に加え再開を。
    答弁 様々な手法を活用し、条件の整った図書館から順次再開する。
  • 電子図書館「サピエ」の個人開放
    質問 
    自宅に居ながらにして豊富な音声図書等に親しめるサピエだが区立図書館はその登録館になりながらも個人会員を受け付けぬ姿勢のままだ。その不親切を改めよ。
    答弁 指摘を受け、サピエの個人会員登録の受入れを可能にした。

くりはら 博之議員(区守会)

  • NHK放送受信料免除の周知徹底
    質問 
    NHK放送に係る強引な契約や取立てから生活保護受給者を守るため、生活保護のしおりを活用して免除制度の周知を図ることが有効だ。区での周知状況を示せ。
    答弁 保健福祉センターでの配布やホームページでも周知している。
  • 子どもの自殺を未然に防ぐ対策
    質問 
    2年度の児童生徒自殺者数は過去最多の415名であった。コロナ禍における家庭環境の急変や将来への不安、孤独など自殺の背景にある問題への対策を強化せよ。
    答弁 細やかな対応に向け教育総合センターの相談体制を強化する。
  • 世田谷一家殺人事件解決への取組
    質問 
    21年前に発生した世田谷一家4人強盗殺人事件は未解決のままだ。広島県の事件が20年越しに解決したことに鑑み、区も事件を風化させず解決に向け尽力せよ。
    答弁 警察と連携を図り事件解決に向けた支援を積極的に実施する。

つるみ けんご議員(新風)

  • ワクチン接種の円滑な予約受付
    質問 
    区は前回のコロナワクチンの予約受付で電話がつながらないなどの事態を招き、多くの区民を長時間待たせた。次の3回目接種こそは待たせない体制を構築せよ。
    答弁
    様々な対策を組み合わせ、区民を待たせない体制を整える。
  • 行政のたらい回しゼロ実現を
    質問 
    区長が招集挨拶で述べた区民に時間を返す改革には、ワンストップサービス導入による行政のたらい回しゼロ実現を期待する。この改革の具体的な方向性を示せ。
    答弁 たらい回しとならないことを含め区民視点での変革を目指す。
  • 防災無線を用いた行方不明者対策
    質問 
    他自治体では行方不明者の捜索時に防災無線で呼びかけを行い早期発見につなげている。区民の命を守る最終的なセーフティネットとして防災無線を活用せよ。
    答弁
    他自治体の運用状況を参考に適切で効果的な運用に取り組む。

中塚 さちよ議員(立憲)

  • 若者と連携した投票率向上の取組
    質問 
    他自治体では政治や選挙の意識啓発活動を行う若者団体などと連携し投票率向上を図る例がある。区も学生の活動団体などと共に若年層への投票支援を実施せよ。
    答弁 団体の詳細な活動内容などを確認し連携の可能性を検討する。
  • 介護事業所の助成申請への支援
    質問 
    小規模介護事業所では人手不足から助成金の情報収集や手続が煩雑で実入りの少ない加算申請を諦めがちだ。ホームページも活用し情報提供と申請の支援を図れ。
    答弁
    申請書類の見直しや情報発信により、助成事業の利用を促す。
  • 感染再拡大に備えた保健所の強化
    質問
    新型コロナ第6波に備え、自宅療養者支援に係る保健所体制の強化が必要だ。第5波での自宅療養者の声を十分受け止め、保健所との連絡手法などを改善せよ。
    答弁
    区民の意見を十分に分析し適切な療養支援の実施に備える。 

佐藤 美樹議員(あらた)

  • 放課後事業における地域の重要性
    質問 
    区は民間事業者による学校外での学童クラブ事業案を示した。拙速に事業化せず区が築いてきた地域と共に子どもを育む取組や意義を失わない制度設計をせよ。
    答弁
    子どもを支える地域の場や人との関係が保てるよう取り組む。
  • 旧池尻中跡地活用の効果的な検討
    質問 
    旧池尻中跡地活用の再検討では学校跡地という特性も十分考慮すべきだ。産業拠点はもとより、DXなどに取り組む事業者の学びと学び直しの拠点にも軸足を置け。
    答弁 今後も新たな産業・学びの拠点としての活用を検討していく。
  • 第6波に備えた自宅療養者対策
    質問 
    区は感染再拡大時の自宅療養者対策として医療機関と保健所のどちらが往診するかといった調整機能を導入する。医学的知見の担保や調整情報の一元化は万全か。
    答弁 医師会と連携を図るとともに国のシステムで情報管理を行う。 

(補足)代表質問や一般質問では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • 清掃一組=東京二十三区清掃一部事務組合
  • あんすこ=あんしんすこやかセンター

会派名等

  • 自民=自由民主党世田谷区議団
  • 公明=公明党世田谷区議団
  • 立憲=世田谷立憲民主党区議団
  • F行革=無所属・世田谷行革110番・維新
  • 共産=日本共産党世田谷区議団
  • 生ネ=生活者ネットワーク世田谷区議団
  • 新風=新風・せたがやの風
  • 減税=減税せたがや
  • 虹=レインボー世田谷
  • 世田谷=世田谷無所属
  • あらた=Setagayaあらた
  • 都ファ=都民ファーストの会
  • 国際=国際都市せたがや
  • 区守会=区民を守る会
  • 無所属=無所属

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電話番号 03-5432-2779

ファクシミリ 03-5432-3030