令和2年第1回区議会定例会 一般質問

最終更新日 令和2年4月25日

ページ番号 185573

2月20日及び21日の本会議では、31名の議員が区政をめぐる諸課題について質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

質問者一覧

質問者一覧
自由民主党世田谷区議団 石川ナオミ議員河野俊弘議員宍戸三郎議員菅沼つとむ議員畠山晋一議員真鍋よしゆき議員
公明党世田谷区議団 岡本のぶ子議員河村みどり議員平塚敬二議員
世田谷立憲民主党社民党 いそだ久美子議員桜井純子議員中塚さちよ議員中山みずほ議員羽田圭二議員藤井まな議員
無所属・世田谷行革110番・維新 ひえしま進議員桃野芳文議員
Setagayaあらた 神尾りさ議員小泉たま子議員
日本共産党世田谷区議団 江口じゅん子議員たかじょう訓子議員中里光夫議員
生活者ネットワーク世田谷区議団 金井えり子議員高岡じゅん子議員田中みち子議員
減税せたがや あべ力也議員
レインボー世田谷 上川あや議員
世田谷無所属 ひうち優子議員
都民ファーストの会 そのべせいや議員
区民を守る会 くりはら博之議員
無所属 青空こうじ議員

桃野 芳文議員(F行革)

  • ホームページへの拙速な校則公開
    質問
    ホームページでの区立中の校則公開に際し、各学校の意向を無視し教育委員会が一方的に変更した校則を公開させたため、学校も保護者も混乱した。猛省せよ。
    答弁 説明が不十分で誤解による混乱を生じたことを反省している。
  • 教員の行き過ぎた生活指導
    質問 髪を染めた生徒は教室に入れないという生活指導が行われている区立中があるが、このような指導は学校教育法に反しており許されない。生徒に適切に対応せよ。
    答弁 二度とないよう学校を厳しく指導し、生徒に謝罪も行った。
  • 給食用牛乳パック移行に伴う対応
    質問 区は給食用牛乳を紙パックに変更し、リサイクルを進める予定だ。アレルギーで触れない子どももいる中、パックを洗う作業などで安全性を確保できるのか。
    答弁 アレルギーのある子どもの人権と安全を優先し十分配慮する。

菅沼 つとむ議員(自民)

  • 瀬田小改築での教育環境の充実
    質問 区は瀬田小の改築に向けた検討を進めている。改築に当たり、校庭の広さを十分確保することはもとより、将来的な児童数増加に対応できるよう教室数を拡大せよ。
    答弁 普通教室を2つ増やしワークスペースとして5教室確保する。
  • ふじみ荘廃止を決断した理由
    質問
    区内の高齢者人口が増え続ける中、ふじみ荘は高齢者の生きがいづくりや孤立防止に寄与しており、絶対に廃止すべきではない。区長はなぜ廃止を決断したのか。
    答弁 民間活力での整備を検討したが、条件面で折り合わなかった。
  • 校庭の人工芝化のモデル実施校
    質問 人工芝の校庭は雨天後もすぐに利用でき、砂ぼこりも立たないため環境面で優れている。区が示した人工芝による校庭整備のモデル実施は小学校が対象なのか。
    答弁 実施校はゴムチップ舗装の校庭がある小学校を予定している。

田中 みち子議員(生ネ)()

  • 虐待を受けた子どもの愛着形成
    質問 虐待を受けた子どもは愛着障害を抱えやすく、自分の意見を言うのが困難だ。4月に開設する児童相談所では、愛着形成のための心理療法プログラムを導入せよ。
    答弁 児童相談所の相談援助活動の中で積極的に活用していきたい。
  • エネルギーの地産地消の推進
    質問
    区は太陽光発電の余剰電力を高値で売れる期間を終えた卒FIT(フィット)電力の区施設への活用を図る方針だ。エネルギーの地産地消に向け区民に調達への協力を求めよ。
    答弁 余剰電力を区施設で消費することへの理解を区民に求める。
  • ハラスメントゼロへの区長の覚悟
    質問
    区職員のハラスメント相談件数は約50件で推移しているが、セクハラは性暴力の一つで重大な人権侵害だ。区長は強い覚悟でハラスメントゼロの実現に取り組め。
    答弁 ハラスメントは絶対に起こさないという覚悟で注意喚起する。

平塚 敬二議員(公明)

  • 太陽光発電設備の設置助成の実現
    質問
    地産地消型再生可能エネルギーの利用拡大と地域防災力の向上に向け、太陽光発電の普及を促進すべきだ。蓄電池に加え、太陽光発電設備の設置にも助成せよ。
    答弁 太陽光発電の導入を含めたエネルギーの利用拡大に努める。
  • 学校でのリサイクルの見える化
    質問 区の給食用牛乳の紙パックへの変更は環境教育を進める絶好の機会だ。紙パックをトイレットペーパーに再生して学校に返すなど、リサイクルの見える化を図れ。
    答弁 リサイクルの仕組みなど分かりやすく伝える工夫を検討する。
  • 行政課題解決につなぐ空き家活用
    質問 区内で不足が深刻な保育園や高齢者施設などの整備に空き家を一層活用すべきだ。所有者などに対して活用につながる事業を直接案内し、協力を働きかけよ。
    答弁 所有者などへ積極的に働きかけ、空き家対策を推進していく。

石川 ナオミ議員(自民)

  • 千歳烏山駅周辺まちづくりの推進
    質問
    京王連立事業が進む中、千歳烏山駅周辺では商店街連合会が発足しまちづくりの機運が高まっている。地域や事業者と密に連携し、まちづくりを積極的に進めよ。
    答弁 商店街連合会などと十分連携しまちづくりを積極的に進める。
  • 文化芸術分野での民間活用の推進
    質問 大宅壮一(おおやそういち)文庫は明治時代以降の雑誌を約80万冊所蔵した国内唯一の雑誌専門図書館である。これを貴重な文化資源として、区の文化芸術施策の推進に生かせ。
    答弁 文庫側からの申出もあり、今後連携協力について検討する。
  • 地籍調査の着実な推進
    質問
    土地の境界を明確にする地籍調査の推進は災害復旧の面からも喫緊の課題だが、区の進捗率は僅か約3%だ。具体的な数値目標を明確に定め、迅速に進めよ。
    答弁 9年までに調査面積300㏊、進捗率5%を目標に着実に進める。

ひうち 優子議員(世田谷)

  • 自転車マナーの啓発に向けた工夫
    質問
    自転車マナーを一層啓発すべきだ。世田谷246ハーフマラソンの際に公園内のコースで専門家による正しい乗り方のデモンストレーションを行うなど、工夫せよ。
    答弁 自転車マナーの普及啓発を行うブースの設置は可能と考える。
  • 公園内へのスポーツ練習場の設置
    質問 公園内に全面が網で覆われたボックス型のスポーツ練習場があれば気兼ねなく野球やサッカーの練習が可能。上用賀公園拡張用地や他の公園への設置を検討せよ。
    答弁 今後の施設整備や更新の際に様々な課題を踏まえ検討する。
  • エンディングノートの普及啓発
    質問
    終末期に備え自分の意思を残すエンディングノートは相続人の意思を相続に反映する際の補足資料にもなる。普及に向けホームページでダウンロード可能にせよ。
    答弁 ホームページ掲載など普及に向け社会福祉協議会と協議する。

河村 みどり議員(公明)

  • 全庁でのエシカル消費の推進
    質問
    持続可能な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」の実現には、人や社会、地球環境、地域に配慮して消費を行うエシカル消費の普及が重要だ。全庁で進める体制を構築せよ。
    答弁 庁内報などで職員にエシカル消費の理解を促し周知啓発する。
  • 認知症者の新たな支援体制の構築
    質問
    国は認知症サポーターが認知症本人や家族のニーズに応じきめ細かな支援を行う「チームオレンジ」の構築を推進している。区も早急に仕組みづくりに着手せよ。
    答弁 認知症サポーターの活動を支援し、仕組みづくりに取り組む。
  • 地域デイサービスの拡充
    質問
    住民主体の地域デイサービスでの会食機会は要介護手前の状態「フレイル」予防に有効だ。担い手と活動場所の確保にあらゆる手を尽くし、サービスを拡充せよ。
    答弁 区民の主体的な参画を広く呼び掛け活動場所確保にも努める。

中里 光夫議員(共産)

  • 北沢地域の保育待機児解消
    質問
    区は3年4月の待機児解消に向け1082人分の定員増を計画したが、待機児が顕著な北沢地域での解消なくして実現不可能だ。北沢地域での整備状況と見込みを示せ。
    答弁 475人の定員拡大が目標だが、現在の見込みは3か所で122人分だ。
  • 上用賀公園のPFI検討について
    質問 区は上用賀公園整備に際し、民間ノウハウを活用するPFIを導入予定だ。福岡市では事業者が経営破綻し事業中断した例もある。リスクを分析し慎重に検討せよ。
    答弁 メリットやリスクを明らかにし、適切な事業手法を判断する。
  • 旧守山小後施設へのエアコン設置
    質問
    区は災害時の避難所となる全学校体育館にエアコンの設置を進めている。旧守山小後施設のまもりやまテラスの体育館も避難所となるため、エアコンを設置せよ。
    答弁 現状を確認しながら、機種や導入の手法などを検討していく。

中山 みずほ議員(立民社)

  • 好事例を生かした不登校対策
    質問
    校則全廃などにより生徒に合わせた教育で注目される桜丘中は元年度に入学した生徒の約4割が指定校変更で通い、また、不登校の子どもが通うほっとスクールでは尾山台や城山と比べ希望丘が人気だ。不登校対策に資する両施設が選ばれる理由をどう考えるか。
    答弁 桜丘中は子どもの自主性を尊重し運営されており、ほっとスクールにも共通点があると考える。
  • BOP(ボップ)の根本的な見直し
    質問
    BOP(ボップ)設立当初の学童クラブへの申込者数は約1900人であったが、2年度は約7000人に達するとされ、設計時に想定していた子どもの昼寝や活動のスペースを十分確保するのは困難な状況だ。利用者増による過密状態の解消に向け、新BOP(ボップ)の根本的な見直しを図れ。
    答弁 来年度には運営場所や形態、方法などについて、中長期的な抜本的な在り方の検討に着手する。

青空 こうじ議員(無所属)

  • 子どもへの児童相談所開設の周知
    質問
    子どもの命と尊厳を守るには、困ったとき相談すれば助けてくれる身近な存在として児童相談所が認識される点が重要だ。開設を子どもに分かりやすく周知せよ。
    答弁 子どもにも分かりやすい言葉での周知に工夫して取り組む。
  • 子ども家庭支援センターの役割
    質問 子ども家庭支援センターは、これまでも地域の子育て支援の中核を担い児童虐待の防止に寄与してきた。児童相談所が開設されることで役割がどう変化するのか。
    答弁 両機関のはざまで状況を見逃さないよう密に連携し支援する。
  • 児童相談所設置への部長の決意
    質問
    児童相談所設置に伴い、区は子どもの命を守る大きな権限を持つことになる。全ての子どもが健やかに幸せに暮らせる世田谷の実現に向け担当部長の決意を示せ。
    答弁 子どもの最善の利益が守られた児童相談行政に全力を尽くす。

ひえしま 進議員(F行革)

  • 台風19号住民説明会での区の失態
    質問
    台風19号の住民説明会で区が交通規制で等々力排水樋門(ひもん)を閉鎖できなかったとした点に警察から強い抗議があり謝罪したと聞く。猛省し、警察との関係修復を図れ。
    答弁 これまで以上に警察と連携し円滑な水防活動の遂行に努める。
  • 認可園でのエピペン対応の徹底
    質問
    食物アレルギーがあり治療剤のエピペンを常備している子どもの受入れを拒否する認可園が区内にあったことは大問題だ。エピペン対応に係る指導を徹底せよ。
    答弁 エピペンの受け取り拒否はあってはならず、周知を徹底する。
  • LINE(ライン)を活用した災害情報発信
    質問
    緊急時における情報発信体制を強化すべきだ。不特定多数の区民に情報を迅速に届けられ、時系列の整理もしやすいLINE(ライン)を活用した住民周知に取り組め。
    答弁 情報発信におけるLINE(ライン)活用の有益性を引き続き研究する。

宍戸 三郎議員(自民)

  • 「うめとぴあ」の区民周知
    質問
    4月の保健医療福祉総合プラザの開設により、梅ヶ丘に保健医療福祉の全区的な拠点「うめとぴあ」が完成する。多くの区民に利用してもらえるよう周知せよ。
    答弁 ホームページでの周知や施設内でのイベントなどを実施する。
  • 認知症者支援の推進
    質問
    団塊世代が後期高齢者となる2025年に向けて認知症施策の充実を求めてきた。うめとぴあの認知症在宅サポートセンターの運営費8872万円で行う事業を具体的に示せ。
    答弁 物忘れ専門相談や認知症サポーター養成講座などを行う。
  • 高齢者の社会参加促進策
    質問
    高齢者の社会参加は健康増進に有効であり、区は参加促進に向け有償ボランティア活動に係る交通費などを助成する事業を行う。どのような活動が対象となるのか。
    答弁 地域貢献や高齢者相互の助け合いを行う活動などが対象だ。

あべ 力也議員(減税)

  • ベビーシッターの利用促進を!
    質問
    区が約束した今年4月の保育待機児解消が不可能なことは問題だ。待機児の親に利用料を助成する都のベビーシッター利用支援事業を他区に倣い区も活用せよ。
    答弁 保育の質の確認が不可能などを理由に活用に至っていない。
  • パラ(・・)ハーフマラソンを共催せよ!
    質問
    世田谷246ハーフマラソンには障害者の参加実績が1件もない。共生社会の前進に資するユニバーサルな大会となるよう世田谷246パラ(・・)ハーフマラソンを同時開催せよ。
    答弁 車椅子マラソンなどに取り組めないか検討をしていきたい。
  • 民法改正の主旨に沿う成人式を!
    質問
    4年に成人年齢が18歳に引き下げられるため、成人式の実施年齢も18歳で実施すべきだが、受験時期と重なるなどの課題がある。区民意見をどう集約し決めるのか。
    答弁 アンケートなどで意見を聞き2年度中に開催方針をまとめる。

たかじょう 訓子議員(共産)

  • ふじみ荘の存続の可能性
    質問
    区が突然廃止案を示したふじみ荘は、現行の公共施設等管理計画では存続方針となっている。これは、ふじみ荘の存続の必要性を認めたからではないのか。
    答弁 有効性を踏まえ施設存続を検討したが採算性に問題があった。
  • 新たな貧困を生まないための対策
    質問
    区の子どもの生活実態調査の詳細分析では、新たな貧困を生まないための対策として、教育支援の重要性を述べている。この結果を教育現場としっかり共有せよ。
    答弁 調査結果概要などをリーフレットにして小中学校に配付する。 
  • 子どもの生活実態調査結果の共有
    質問
    さきの質問に対し、教育委員会は、子どもの生活実態調査の結果を教員研修の場で共有すると答弁した。結果内容は各校に配付されるため学校内での共有も促せ。
    答弁 各学校において活用されるよう働きかけていく。

桜井 純子議員(立民社)

  • セルフプランに対する区の認識
    質問
    障害者自らが支援計画を作成できるセルフプランは選択の権利を保障する上で重要だが、区が事業者の作成のプランを勧奨する例がある。権利軽視ではないのか。
    答弁 セルフプランは本人の力を引き出す点で大切だと考えている。
  • インクルーシブ教育の推進
    質問
    障害者差別の解消には、子どもの時期から障害者と過ごすインクルーシブ教育が不可欠だ。子ども計画第2期後期計画の策定に際しては、この視点を盛り込め。
    答弁 教育委員会と調整し、より具体的に記述していく。
  • DV被害者への支援強化
    質問
    国はDV被害者を守る民間シェルターに係る補助事業を実施予定だ。これを活用し、自立支援や母子一体での受入れなど、シェルターでの機能の充実を支援せよ。
    答弁 児童相談所設置も踏まえ被害者支援の点から活用を検討する。

畠山 晋一議員(自民)

  • 商店街の街路灯維持への支援
    質問
    商店街の解散に伴う街路灯撤去により、北沢地域では標識を見逃した車両が通りを逆走するなどの危険が生じている。安全確保のため街路灯維持への支援を行え。
    答弁 まちになくてはならない商店街の維持発展などを検討する。
  • 本庁舎整備のドローンによる空撮
    質問 本庁舎整備への区民の関心は高く、整備の様子を動画として区政記録に残すべきだ。撮影に際しては工事で立入り困難な場所も空撮できるドローンを活用せよ。
    答弁 ドローン撮影も参考に後世へ有益な資料となるよう工夫する。
  • 二子玉川緑地運動場の早期復旧
    質問
    台風19号で甚大な被害を受けた二子玉川緑地運動場は区民の健康増進に寄与しており、迅速で確実な復旧を強く望む声が多い。早期の完全復旧に全力を挙げよ。
    答弁 可能な限り早期に利用を再開できるよう全力で取り組む。

河野 俊弘議員(自民)

  • 三軒茶屋のまちづくりの機運醸成
    質問
    三軒茶屋のまちづくりへの機運を一層醸成するには、まちの変化に気付いてもらうための工夫が重要だ。道路のカラー化などまち全体を目に見える形で刷新せよ。
    答弁 指摘のような道路や歩道のカラー化も手法の一つと考える。
  • ほっとスクールの運営手法の改善
    質問
    公設民営の手法を用いたほっとスクール希望丘はニーズが想定を上回り、定員を増やす予定だ。定員を下回っているほかの2施設にもこの手法を導入し改善を図れ。
    答弁 三者間の会議で希望丘の利点を職員が学ぶ機会を設けている。
  • 喫煙場所設置の補助の在り方
    質問
    区内の喫煙場所の民間による整備実績が1か所しかない原因は、助成の対象が設置経費のみだからだ。民間整備の促進に向け、維持管理経費も補助対象とせよ。
    答弁 整備状況やニーズを勘案し整備促進策を検討する。

中塚 さちよ議員(立民社)

  • 新型肺炎の蔓延(まんえん)防止対策の強化
    質問
    新型肺炎が世界的な流行を示すパンデミックとなることが懸念される。手洗いの励行や満員電車を避ける時差出勤の推奨など区内における蔓延(まんえん)防止対策を講じよ。
    答弁 区として流行の段階に応じた感染症対応や蔓延(まんえん)防止に努める。
  • ショートステイの利用要件の周知
    質問
    子ども虐待を防ぐためには虐待に至る前に地域で親子を支える場所が必要だ。子どもショートステイを育児疲れや育児不安で利用できることを明確に周知せよ。
    答弁 育児不安の際安心して利用できるよう分かりやすく周知する。
  • 国保の一部負担金減免制度の普及
    質問
    がん治療に伴う離職で収入が激減し高額治療費の支払に苦しむ例は多い。数か月間医療費減免が受けられる国保の一部負担金減免制度を患者等に広く周知せよ。
    答弁 がん患者や家族に必要な情報が届くよう制度普及に努める。

いそだ 久美子議員(立民社)

  • 世田谷美術館の集客策の工夫
    質問
    世田谷美術館の来館者は5年間で約18万人も減っている。館内撮影の原則禁止を改め、著名人を招き作品をSNSで拡散してもらうなど来館者増に向け工夫せよ。
    答弁 SNS活用に向けた館内の撮影場所拡充を美術館と協議する。
  • 保健センターの健診環境の改善
    質問
    保健センターの健診環境は、更衣室に鍵つき個室はあるものの男女共用で受診時間帯も男女同じであり女性への配慮に欠く。梅ヶ丘拠点への移転に合わせ改善せよ。
    答弁 指摘の改善点を踏まえ、より快適に利用できるよう取り組む。
  • 障害者のがん検診の受診促進
    質問
    知的障害者の子宮がん検診受診率は低く、がん発見の遅れが懸念される。障害者施設入所者向けに医療機関の婦人科を貸し切って受診を促すなど、対策を講じよ。
    答弁 障害者が受けやすいがん検診の在り方などについて検討する。

神尾 りさ議員(あらた)

  • 三軒茶屋と下北沢の魅力向上
    質問
    区の基本計画では三軒茶屋から下北沢を文化創造の軸と位置づけている。文化発信地であるそれぞれのまちづくりの特徴を()かしつつ、一体的に魅力向上を図れ。
    答弁 両拠点間の回遊性を高め、互いの魅力向上に向けて取り組む。
  • 認可外保育施設利用者の補助拡充
    質問
    認可外保育施設の利用料負担を軽減できれば、預け先の選択肢が増え、待機児童の減少につながる。利用料補助拡充の3年度からの実現に向け、早急に検討せよ。
    答弁 3年4月の入園申込みに合わせ早急に検討し、準備を進める。
  • 「おたがいさまbank(バンク)」の改善
    質問
    区は「おたがいさまbank(バンク)」に登録したボランティア人材を十分に活用できていない。課題を明確にし、制度がしっかりと機能するよう仕組みの改善を図れ。
    答弁 使いやすい仕組みへと改善を図り活動機会の充実につなげる。

くりはら 博之議員(区守会)

  • NHKによる住民票の無断取得
    質問
    NHKが音信不通を理由に契約者の住民票を無断で取得し、受信機設置の確認もせずに登録情報を変更する行為が横行している。住民基本台帳法では、自己の権利行使のために住所確認の必要がある場合は取得できるとしているが、NHKの行為はこれに当たるのか。
    答弁 契約者と連絡が取れないなど、債権保全のために確認の必要がある場合には取得が可能となる。
  • NHKの新たな受信料発生の懸念
    質問
    NHKはインターネット常時同時配信の実施を予定しており、今後はテレビを持たなくてもパソコンやスマートフォンを持っていれば、受信契約を迫られる懸念がある。NHKが新たに受信料を徴収する方針を示した場合、区はどのように対応するつもりなのか。
    答弁 新サービスにおいて追加負担などが示された場合には、内容を確認の上、適切に対応していく。

真鍋 よしゆき議員(自民)

  • 千歳烏山駅周辺整備における課題
    質問
    千歳烏山駅前広場の整備に当たり、移転を強いられる地権者の代替地確保は大きな課題だ。過去に区がまちづくり事業のために取得した土地を代替地に活用せよ。
    答弁 既存区有地の活用も含め様々な可能性について検討を進める。
  • 京王線沿線の更地の有効活用
    質問
    京王線沿線では連立事業による用地買収に伴い更地化が進んでいる。事業着手までの間、休憩所や喫煙所を設置するなど区民の利用につながるよう有効活用せよ。
    答弁 指摘の点も含め、周辺まちづくりの課題解決に取り組む。
  • 生産緑地に係る都の支援の活用
    質問
    都は2022年の生産緑地の指定解除を見据え、自治体による生産緑地の買取りと活用を後押しする財政支援制度を創設すると聞く。情報収集に努め、制度を活用せよ。
    答弁 今後も情報収集に努め、有効に活用すべく検討していく。

そのべ せいや議員(都ファ)

  • 保育待機児の預け先確保への支援
    質問 4月の待機児解消の未達成を重く受け止め、待機児の預け先確保に注力すべきだ。認可外保育施設の無償化対象施設や空き状況を能動的に対象者へ案内せよ。
    答弁 保護者が必要な情報を容易に入手できるように改善を図る。
  • 1歳入園可能な保育待機児対策へ
    質問
    1歳児入園が難しい状況が続くと、入園しやすいゼロ歳児入園を選ばざるを得ず、それが本来不要な需要を生んでしまう。1歳待機児解消へ1歳定員を増強せよ。
    答弁 ゼロ歳から2歳児の定員の在り方について、検討していく。
  • 成人年齢引下げに伴う懸念払拭
    質問
    2022年4月の成人年齢引下げに伴い、18歳から成人として自由に契約などができるため、消費者被害に遭うことが危惧される。被害防止に向け若者に注意喚起せよ。
    答弁 SNSなど若者に届きやすい媒体を活用して広報していく。

上川 あや議員(虹)

  • 浸水想定区域に仮庁舎を置く危険
    質問
    本庁舎整備に伴い区は水防を担う都市整備部門を多摩川の浸水想定区域に移す計画だが、浸水時の人員・物品の避難計画も業務継続計画も未策定。どうするのか。
    答弁 都市整備領域の移転までに避難計画を含めた対応を整理する。
  • 法規定の施設名称を隠すとは何事
    質問
    区がDV被害者救済に向け整備した法に規定のある配偶者暴力相談支援センターだが、同名称では国に届け出ず区民にも同名称は非公表。一連の不案内を改めよ。
    答弁 相談が必要な方を区の支援につなぐため早急に検討改善する。
  • 支援窓口を広報せぬ姿勢を改めよ
    質問
    被害者支援の窓口を区民に知らせぬ悪癖を再三指摘したが、DV被害者救済で重要な配偶者暴力相談支援センター設置でも繰り返した。猛省し全庁で点検せよ。
    答弁 他事業も案内が行われているか点検するよう庁内に指示する。

羽田 圭二議員(立民社)

  • 多子世帯の国保料の負担軽減策
    質問
    国保料の均等割は子どもが多い世帯ほど負担増につながる仕組みだ。国へ制度の抜本的な見直しを求めるとともに、多子世帯への区独自の負担軽減策も講じよ。
    答弁 国が見直すまで子育て支援として区ができることを検討する。
  • 住民自治の更なる拡充
    質問
    児童相談所開設に伴う都から区への事務移管を機に、財政自主権に加えて住民自治の拡充にも取り組むべきだ。区民の意思を政策に反映できる仕組みを構築せよ。
    答弁 区民の政策形成過程の関与の在り方を今後議論していきたい。
  • 教員の長時間労働の改善
    質問
    教員の長時間労働の要因は人員不足であり、区が行う教員の労働時間管理の徹底では改善につながるのか疑問だ。長時間労働の実態を的確に把握し対策を講じよ。
    答弁 教員の活動を支援する人員を配置するなどの対応を進める。

小泉 たま子議員(あらた)

  • 転入手続の在り方の抜本的見直し
    質問
    目黒区と野田市の児童虐待死事件の真因は転入時に家族を受け止められずに孤立を招いたことにある。虐待ゼロ実現に向け、転入手続の在り方を抜本的に見直せ。
    答弁 地域行政の検討で転入手続など窓口業務の在り方も検討する。
  • 予防型の新たな虐待対策の実施
    質問
    区の虐待対応はセーフティーネットが中心であり対症療法に過ぎない。セーフティーネットの枠組みを超えた新たな予防型の対策を打ち出し、虐待ゼロを目指せ。
    答弁 児童館を地区の情報や見守りの中核として位置づけ支援する。
  • 地域行政検討委員会での検討素材
    質問
    地域行政検討委員会で地区の行政の在り方が検討された。出張所とまちづくりセンターだけでなく児童館、区民センターなどの区民活動拠点も検討素材に加えよ。
    答弁 区民センターや児童館などについて今後検討を深める予定だ。

江口 じゅん子議員(共産)

  • 区長の財政運営の基本について
    質問
    区はふじみ荘廃止方針等を提案した。区長は区民サービスカットではない財政改善等の行革を進めてきた。しかし、この提案は区長の基本姿勢と外れていないか。
    答弁 区民生活を支えるため今後も区民の視点に立った改革を行う。
  • 全ての保育施設での質の担保を
    質問
    区内でも企業主導型保育所の突然の廃園等が相次いだ。区は新年度から、保育総定員に企業主導型を加える予定だ。全ての保育所の保育の質をどう担保するのか。
    答弁 巡回指導や意見交換会など、事業者と密に連携し質向上を図る。
  • BOP(ボップ)学童の過密化等改善を
    質問
    学童の登録数が95人超の大規模校は3分の2を占める。過密化の一方指導員は欠員状態。この状況をどう捉え、当面200名超の大規模新BOP(ボップ)にどう対応するのか。
    答弁 過密化対応が急務であり2年度普通教室の試行的活用を図る。

高岡 じゅん子議員(生ネ)

  • 学校給食を通じたSDGs(エスディージーズ)の実践
    質問
    学校給食の中で、持続可能な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」を実践すべきだ。子どもの未来と健康づくりも視野に、地産地消や有機農法による食材を一層活用せよ。
    答弁 区内農産物の使用を進め今後も安心安全の給食提供に努める。
  • SDGs(エスディージーズ)教育への教育長の見解
    質問
    SDGs(エスディージーズ)教育に係る議会質問に対し、区はキャリア教育と関連付けて地域資源を活用した教育を行うと答弁した。キャリア教育に精通する教育長の見解を示せ。
    答弁 生活や学習にSDGs(エスディージーズ)の考えを取り入れ教育の基盤にしたい。
  • 障害特性に応じた就労支援
    質問 障害者の民間就労が進む中、より就労困難な障害者への支援に力を注ぐべきだ。区役所で就労訓練するチャレンジ雇用では、障害特性に応じてきめ細かく対応せよ。
    答弁 より短い勤務条件の職を複数設け特性に応じて対応していく。

岡本 のぶ子議員(公明)

  • 多胎児家庭への支援事業の創設
    質問
    多胎児の保護者は授乳や夜泣きなどで十分睡眠が取れず、外出も困難なため孤立しやすい。国や都の補助制度を積極的に活用し、多胎児家庭の支援事業を創設せよ。
    答弁 補助制度の効果などを検証し、新たな支援策を含め検討する。
  • 避難行動要支援者の支援の再構築
    質問
    避難行動要支援者の個別支援計画作成が遅々として進まない。大規模災害時に円滑に避難できるよう計画作成を福祉専門職等に委託するなど、支援を再構築せよ。
    答弁 より実効性ある支援に向け、検討部会を開き改善策を検討する。
  • 災害時の在宅避難の啓発強化
    質問
    大規模災害時に避難所で全ての区民を受け入れることは不可能だ。自宅に倒壊などの懸念がない場合は在宅避難を選ぶ方が適切であることを区民全体に周知せよ。
    答弁 配布物やホームページなどで区民にわかりやすく啓発する。

金井 えり子議員(生ネ)

  • レジ袋削減の取組状況
    質問
    鎌倉市のイベント「鎌人(かまんど)いち場」では、家庭で使わない紙袋などをシェアする取組でレジ袋の大幅な削減を実現した。区はレジ袋削減にどう取り組んでいるのか。
    答弁 区民が持ち寄るエコバッグをシェアする取組を実施中である。
  • 水道直結型給水機の設置
    質問
    我が会派は区職員や区民のペットボトル削減に向け、持参したマイボトルに給水できる水道直結型給水機を庁舎に設置するよう議会で提案した。進捗状況を示せ。
    答弁 2年度に水道直結型給水機を本庁舎に1台設置予定である。
  • 区民の防災減災行動への啓発強化
    質問
    区民の防災減災行動を促すには分かりやすい啓発が重要だ。台風で被災した区民の意見や地域特性を踏まえた水害対策を地区防災計画に反映し、丁寧に周知せよ。 
    答弁 各地区の水害対策を地区防災計画に反映できるよう支援する。

藤井 まな議員(立民社)

  • 防災三者協定の締結
    質問 災害対策を一層強化すべきだ。マンションの共有部を準避難所として住民に開放し、区が物資を提供できるよう、防災三者協定を町会、マンションと締結せよ。
    答弁 関係所管で連携し、大規模災害時の共助の取組を目指す。
  • 看護師バンクの設置
    質問
    医療的ケア児の保護者から、看護師探しに苦慮しているとの切実な声を聞く。保護者の負担軽減に向け、必要に応じて看護師を派遣する看護師バンクを構築せよ。
    答弁 医療的ケアの担い手を増やす策など支援充実に向け検討する。
  • 世田谷の更なる魅力発信
    質問
    区はナイトタイムエコノミー政策がなく、アニメ・ゲーム・ドラマの聖地というコンテンツも()かせていない。ブランドイメージが向上する観光戦略を再考せよ。
    答弁 観光ホームページに外国人向けのコンテンツを掲載予定だ。


(補足)代表質問や一般質問、会派意見では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • 保育部長=保育担当部長
  • 児童相談所開設部長=児童相談所開設準備担当部長
  • 庁舎整備部長=庁舎整備担当部長
  • 交流推進部長=交流推進担当部長
  • 保健所長=世田谷保健所長
  • 道路・交通部長=道路・交通政策部長
  • 東京2020大会=東京2020オリンピック・ パラリンピック競技大会

会派名等

  • 自民=自由民主党世田谷区議団
  • 公明=公明党世田谷区議団
  • 立民社=世田谷立憲民主党社民党
  • F行革=無所属・世田谷行革110番・維新
  • あらた=Setagayaあらた
  • 共産=日本共産党世田谷区議団
  • 生ネ=生活者ネットワーク世田谷区議団
  • 減税=減税せたがや
  • 虹=レインボー世田谷
  • 世田谷=世田谷無所属
  • 都ファ=都民ファーストの会
  • 区守会=区民を守る会
  • 無所属=無所属

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電話番号 03-5432-2779

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