令和元年第2回区議会定例会 代表質問

最終更新日 令和元年7月20日

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6月12日及び13日の本会議で、5名の議員がそれぞれの会派を代表して質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

自由民主党世田谷区議団 おぎの けんじ議員

  • 持続可能な区政運営への転換
    質問
    保坂区政過去8年の社会的弱者への安易な救済策は自立支援を伴っておらず、過度な行政需要を招いた。区民の自立意識醸成を念頭に持続可能な区政運営を行え。
    区長
    自助と共助、公助による総合的な政策展開を目指す。
  • 保坂区政今期4年間の優先的政策
    質問
    区長の招集挨拶と選挙公約からは今後の世田谷のあるべき姿が見えてこない。区民が未来に希望を持てる世田谷を築くために区長は今期何を優先政策とするのか。
    区長 自治権拡充や地域行政制度の発展などに取り組んでいく。
  • 攻めの行政経営改革の断行
    質問
    新公会計制度の導入により、30年度決算では多角的な行政評価が可能となる。この機会を逃すことなく、事業の廃止縮小も辞さない大胆な行政改革を断行せよ
    副区長
    新たな行政評価を通じ、全庁を挙げて改革を一層推進する。
  • 地域内分権の推進
    質問
    地域課題は本庁ではなく、総合支所、まちづくりセンターを中心に解決すべきだ。人材や予算の権限移譲を含め、地域の声が有機的に循環する仕組みを構築せよ。
    区長
    地域課題解決に向けた権限や体制のあり方の議論を進める。
  • 都と連携した豪雨対策の強化
    質問
    昨年8月の記録的豪雨で被害に遭われた区民は、今年の豪雨シーズンの到来に不安を抱いている。浸水被害が目立つ地域への対策強化を都と連携して早急に行え。
    豪雨対策参事
    都と連携し貯留施設の設置など被害軽減に取り組む。
  • 児童相談所開設に備えた体制構築
    質問
    児童相談所開設が来年4月に迫る中、近年の児童虐待死に係る課題を踏まえた万全の体制構築が求められる。都の実務的支援を得つつ、確実にケースを引き継げ。
    副区長
    開設後の継続的な支援も含め都と密に連携し万全を尽くす。
  • 保育待機児解消に向けた強化策
    質問
    保育施設整備を進める中で、待機児童の地域偏在が顕著となった。待機児童の増加が著しい北沢地域では、保育の質確保を条件に時限的に整備費助成を増額せよ。
    副区長
    優先度の高い地域への施設整備強化策を早急に検討する。
  • 認知症者の損害保険制度の創設
    質問
    認知症者の徘回(はいかい)時の事故増加を踏まえ、損害賠償を請求された際の救済制度を設けるべきだ。他自治体の損害保険制度の事例を参考に、区でも導入を検討せよ。
    副区長
    先行事例に加え当事者などの意見も参考に検討を進める。
  • 新教育長が目指す教育政策
    質問
    急速な社会変化の中、児童生徒が力強く生きていくには、自分で考え判断する力を育むことが肝要だ。キャリア教育にたける新教育長が目指す教育政策を示せ。
    教育長 子どもが将来への希望を持てるような教育を推進していく。
  • 米国選手との交流事業の実現
    質問
    東京2020大会が1年後に迫る中、大会の成功はもとより、大会後のレガシー創出にも万全を期すべきだ。米国選手との交流実現に向け着実に交渉を進展させよ。
    副区長
    毎年のイベントへの参加など継続的な交流を提案していく。
  • 三軒茶屋を拠点とした産業政策
    質問
    IT産業が集積する渋谷経済圏の恩恵を区にもたらすべきだ。三軒茶屋を産業政策上の要衝とし、起業支援を行うものづくり学校のあり方を含め戦略的に検討せよ。
    副区長
    産業の集積や活性化の地となるよう総力を挙げて取り組む。
  • 外環道の東名以南の整備計画
    質問
    以前区長は外環道の東名以南における整備計画の早期具体化に向け取り組むと述べたが、いまだ進展がない。地元首長として強い意志を持ち国や都に働きかけよ。
    区長
    みずからが国に要望するなど、機会を捉えて全力で取り組む。

自由民主党世田谷区議団・新風=小松 大祐議員 自由民主党世田谷区議団・新風=小松 大祐議員 自由民主党世田谷区議団・新風=小松 大祐議員 (

公明党世田谷区議団 佐藤 弘人議員

  • 教育費無償化への丁寧な対応
    質問
    元年10月に実現となる幼児教育無償化は国や都、区の施策が絡んだ制度だ。円滑な実施に向け、保護者や事業者への丁寧な周知を行うとともに専用窓口を設置せよ。
    保育部長
    わかりやすい案内や臨時のコールセンター設置を進める。
  • 学校給食費無償化の再周知
    質問
    学校給食費無償化の周知を学校が児童に配布する通知の一部に併記しただけでは、的確に伝わっているか疑問だ。無償化に特化した通知で保護者に再度周知せよ。
    教育次長
    保護者がわかりやすいように表現を工夫し再周知する。
  • BOP(ボップ)学童クラブの時間延長
    質問
    BOP(ボップ)学童クラブの実施時間延長モデル事業は3年生までの配慮を要する児童も利用できる。職員不足で延長利用が制限されないよう職員体制を早急に検討せよ。
    子ども・若者部長
    ニーズを把握し、職員配置などの検討を進める。
  • 認知症支援に係る条例の制定
    質問
    神戸市は4月から賠償責任保険などの事故救済制度を開始し、認知症の人に安心した地域生活を条例で保障している。これを参考に、区も早期に条例を制定せよ。
    副区長 安心して地域で暮らし続けられるよう、制定に取り組む。
  • 地域におけるフレイル予防の推進
    質問
    柏市では要介護手前の状態「フレイル」の予防として、養成したフレイルサポーターを中心に地域でチェックを行い、成果が出ている。区もこれを全区展開せよ。
    高齢福祉部長
    区民によるフレイルチェックや予防を拡大していく。
  • 新公会計制度での図書館運営分析
    質問
    新公会計制度の導入により、財政が可視化され多角的な事業評価が可能となった。フルコスト情報を用いて区立図書館の運営を分析し委託などとの比較検証を行え。
    生涯学習部長
    委託と直営の比較評価などを踏まえ効率化を目指す。
  • 就学前教育の充実
    質問
    堺市では幼児教育に係るカリキュラムを作成し、全ての幼児の円滑な進学を支援している。就学前教育が全家庭に行き渡るよう世田谷版カリキュラムを作成せよ。
    教育次長 世田谷版のカリキュラム作成に向け、検討を進めたい。
  • 食品ロス削減への取り組みの推進
    質問
    食品ロス削減の点から災害用備蓄食を有効活用すべきだ。社会福祉施設などへの提供や飼料での活用などの取り組みを進めよ。
    危機管理室長 新たな配分先を検討するなど、有効活用を一層図る。
  • 園外活動での安全確保策の強化
    質問
    散歩中の保育園児2人が死亡する交通死傷事故が大津市で起きた。園児の散歩コースの点検や警察との連携強化による対策など園外活動での安全確保に尽力せよ。
    副区長 園外保育の安全対策をさらに強化するよう努めていく。

世田谷立憲民主党社民党 風間 ゆたか議員

  • 区財政の健全性に関する懸念
    質問
    学校給食費の無償化や本庁舎整備を初め、今後巨額の財政需要が見込まれる。東京2020大会後の不況による税収減が懸念される中、区は健全財政を維持できるのか。
    副区長
    基金や起債を計画的に活用し財政の持続性の維持に努める。
  • 区内における安全対策の強化
    質問
    マナーの悪い自転車利用者や歩きたばこが散見され、刃物を持った不審者情報も連日区に寄せられている。区民の安全を守るため警備員配置などの対策を講じよ。
    危機管理室長
    警察などと連携しながら安全対策に取り組んでいく。
  • サイレントダイバーシティの推進
    質問
    中高年のひきこもり、不妊、がんなどで声を上げられずに悩む人は多い。これらの人に各部署が寄り添い支援を行うサイレントダイバーシティ推進自治体を目指せ。
    区長 サイレントダイバーシティの視点から区政運営を検証したい。
    不登校対策での保護者支援の拡充
    質問
    不登校対策は喫緊の課題だ。学校に居心地の悪さを感じている隠れ不登校の子どもや欠席が多い子どもの保護者まで支援を広げよ。
    教育政策部長
    隠れ不登校の保護者も含め不登校の理解促進を図る。
  • 区の認可園入園選考の改善
    質問
    認可園入園選考を改善すべきだ。育休延長希望者と育休制度のない自営業者の選考方法、5歳児クラス後も短時間勤務を希望すると退園につながる制度を見直せ。
    副区長
    退園制度と育休延長希望者の選考方法の見直しを検討する。
  • 学校での子どもの人権侵害根絶
    質問
    区立校の校長や教員が子どもの人権侵害に当たる不適切な指導を行う事態が散見される。新教育長は根絶に全力で取り組め。
    教育長
    教員研修の充実など根絶に向けた取り組みを強化している。

無所属・世田谷行革110番・維新 田中 優子議員

  • 学校給食費無償化のあり方
    質問
    区は学校給食費の無償化について所得制限を設けておきながら無償化とうたっているが、実際に全ての児童生徒を対象とした場合の予算額はいくらになるのか。
    教育次長
    申請なしで全児童生徒を無償化した際は約25億円となる。
  • 新教育長の就学援助に対する見解
    質問
    教育長は就任挨拶で一人の子どもも置き去りにしないと述べた。就学援助の支援が十分行き届いていない現状をどう考えるのか。
    教育長 今後、給食費についてもその視点で考えていきたい。
    莫大(ばくだい)な財政支出を見据えた対応
    質問
    想定していなかった学校耐震問題など、今後区には莫大(ばくだい)な財政支出が控えている。公共施設等総合管理計画の早急な見直しや財源確保の目途は立っているのか。
    副区長
    整備手法の改革などを進め、将来経費の見通しを示す。
  • 特区制度の活用
    質問
    地域行政制度の充実には政令指定都市への移行が有効だが、都区財調制度が障壁となる。財調制度の縛りを受けない特区申請により行政サービスの向上を図れ。
    副区長
    十分に検討し、自治法改正などにつなげるべきと考える。
  • 首都直下地震に備えた対策の強化
    質問
    首都直下地震の発生が危惧される中、建物の老朽化や住宅相続による権利の複雑化などの課題は山積している。住宅復興計画の策定などに着実に取り組め。
    都市整備政策部長 住宅復興委員会の助言のもと計画を策定していく。
  • 地下空間の一層の活用
    質問
    地下開発の進展は時代の流れだ。区長は、地下掘削による外環道工事には消極的だが、電線地中化などの整備は積極的に進めよ。
    副区長
    地下空間を活用した活力のある都市整備政策に取り組む。

Setagayaあらた 佐藤 美樹議員

  • 池之上小改築に伴う区の対応
    質問
    池之上小改築に伴う仮校舎を旧北沢小にすると距離が遠くなり指定校を変更せざるを得ない児童が出てくる。区が目指す地域に根差した学校運営と矛盾しないか。
    教育次長 全児童が安全に地域の核である学校に通えるよう努める。
  • 学校耐震問題での場当たり的対応
    質問
    池之上小の改築を初め、学校耐震問題への区の場当たり的な対応は地域や保護者の不信感を招いた。今後は優先順位をしっかりと見きわめて丁寧に対応せよ。
    教育長
    保護者や地域へ丁寧に説明し教育委員会が一丸で取り組む。
  • 送迎保育の拡充
    質問
    4月時点の待機児が470人いる中、駅から遠い認可園には定員の空きが多く見られる。待機児解消に向け、送迎保育を拡充せよ。
    保育部長 送迎保育も含め、即効性のある緊急的な対策を検討する。
  • 新たな行政評価手法の改善
    質問
    区が示した新たな行政評価手法は事務事業と施策、政策ごとに扱う評価項目に一貫性がない。区民がわかりやすいよう改善せよ。
    政策経営部長
    端的でわかりやすい評価結果となるよう工夫する。
  • 適切な人員配置
    質問
    4月の幹部職員の人事異動では、在職年数1年での異動が約23%もおり、引き継ぎ期間を考えると実力を発揮できているか疑問だ。適切な人員配置に努めよ。
    副区長
    人材育成に努めながら即戦力の点も含め適切な配置を行う。
  • 東京2020大会を見据えた施策の展開
    質問
    東京2020大会の開催は商店街の活性化や観光の振興につなげる絶好の機会だ。経済産業部はあらゆる機関との連携を強化し、まちの資源を生かした施策を進めよ。
    経済産業部長 関係団体などと緊密に連携し多様な事業を展開する。


代表質問や一般質問、会派意見では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • 豪雨対策参事=豪雨対策推進担当参事
  • 保育部長=保育担当部長
  • 東京2020大会=東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 財調制度=財政調整制度 

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