2024年(令和6年)3月25日発行第168号 変わりゆく街、そして道路 下北沢駅と、淡島通りからの道路(補助26号線)について 令和6年1月30日(火曜日)に北沢総合支所の街づくり課、拠点整備担当課を訪れ、下北沢駅前工事の進捗状況をうかがいました。また、代沢地区にある道路、補助26号線のこれからについてもお聞きしました。なぜ道路整備工事をするのかについても知ることができ、有意義な時間でした。 下北沢駅前のいま、これから バスロータリーへ 下北沢駅前は、将来「バスロータリー」になるための整備工事が続いています。ここは駅前広場と呼びます。令和5年度には、北側の歩道が造られ、名前入りのブロックもはめ込まれています。街路樹や、高さ10メートルの街路灯も設置されました。 令和6年度には、南側の歩道舗装やロータリー内の交通島の舗装などの整備が予定されており、広場の周りをぐるりと歩くことができるようになります。電線の地中化切り替えは引き続き行われ、電柱が抜かれます。これらは令和7年度末に完成予定です。 三軒茶屋行きのバスが茶沢通りから入る道路の整備は、まだまだかかる見通しです。 下北沢駅東口に交番 現在、あずま通りと茶沢通りの角にある下北沢交番が、下北沢駅東口に移転します。令和8年度以降の予定です。早く完成して、混雑する駅前を見守って欲しいものです。 詳しい情報は 今後の変わりゆく下北沢駅前から目が離せません。詳しくは、世田谷区北沢総合支所街づくり課発行の「北沢デザイン通信」や、世田谷区のホームページから「下北沢駅前広場」で検索してください。 補助26号線についてご存知ですか 三宿二丁目〜池尻四丁目区間が開通して約1年5か月、とても便利になり、買い物などの生活道路として活用されている人も多いのではないでしょうか。 今回は、代沢一丁目〜目黒区駒場四丁目(三角橋交差点)区間で、沿道の「地区計画・地区街づくり計画」が決定されたということで取材しました。 補助26号線の道路事業は東京都が進めており、事業期間は令和元年7月から13年3月までとされています。 沿道の将来像として 地区計画等では、計11回開催された「補助26号線沿道地区街づくり懇談会」の中で、地域の方と検討した「沿道の将来像」の実現に向けて、街づくりのルールを定めています。 沿道の将来像 @子どもから高齢者まで誰もが便利で暮らしやすい、静かで良好な住環境が形成されている。 A建物の不燃化、耐震化が進み、災害に強いまち並みが形成されている。 B環境に優しい、うるおいのあるまち並みが形成されている。 C誰もが移動しやすい、安全性と快適性に配慮した道路が整備されている。 街づくり懇談会の中でも懸念されていた点のひとつに、道路によって分断された地域の生活の変化があります。具体的な設計や工事はまだ先のようですが、住民の移動の導線や災害時の避難経路など、横断の課題が一番のようです。 また今回の計画決定により、生活に身近な500u以下の店舗が建てられるようになったので、将来的には沿道にコンビニやミニスーパー、カフェなどが出店するかもしれません。 なぜ、道路整備工事が必要とされているのか 大きい幹線道路ができると、それまで狭い住宅地の道路を抜け道のように使っていた車の進入頻度が減ります。住宅地と道路との住み分けができることで、交通事故の減少などにも繋がります。 周辺の地域では、一般車や緊急車両の通行に加え、介護サービスの送迎車なども増えてきている現状があります。安全性向上のためにも、補助26号線は大きな役割を果たしてくれることを期待し、見守っていきたいと思います。 事業の詳細は左記の2次元コードからご覧ください。 環境学習会「区のごみの現状、ごみ削減の取り組みについて」 ごみ減量 リサイクル推進委員会 2月7日(水曜日)13時30分より、代沢まちづくりセンターにて環境学習会が開催され熱心な29名が参加しました。  世田谷区清掃・リサイクル部事業課普及啓発担当係長の天野さんと世田谷清掃事務所技能長の石山さんに、世田谷区のごみの削減の取り組みを説明していただきました。 @食品ロスについて 今や世界的な課題ですが、食べられる食品を捨てることは、食品を作るために使われたエネルギーが無駄になり、地球温暖化にもつながってしまいます。世田谷区では、ばら売りや量り売り、小盛メニューの提供などに取り組むお店を「せたがやエコフレンドリーショップ」として登録し、区民に利用を呼び掛けています。 また、フードドライブ(家庭で余っている食品を福祉施設などに提供する活動)は北沢総合支所などで受けつけていますが、家庭内で食べきる、使いきることを今一度考えて欲しいものです。 Aリサイクルについて 古紙、びん、缶、ペットボトルは資源として回収しています。 古紙として出せない シュレッダーにかけた紙、油のついた箱、インクジェット用紙、アルミパック、金銀箔圧着紙、写真 ガラスびんとして出せない コップ、板ガラス、油が付着したもの、劇薬が入っていたもの(飲み薬びんはリサイクルへ) 缶として出せない カセットボンベ(使い切って袋に明記して不燃ごみへ。使い切れない場合は、中身入りと袋に明記して不燃ごみへ。危険ですので、穴はあけずに出してください) そのほかに、粗大ごみは、03-5715-1133へお申し込みください。 健康づくりには笑いが一番 くらしと健康づくり部会 2月9日(金曜日)10時より、代沢まちづくりセンターで開催されました。まず、東京農業大学の落語研究会から、女子学生3人が古典落語や新作を華やかに披露しました。 はれるやじぇいく「酒の粕」、おかげやしゅうか「元犬」、きらくやだんばる「真田小僧」 農大の落研には17名が在籍(半数は裏方)しており、年1回の全国大会を目指して努力しているそうです。 次に、東京都消費生活総合センターの出前寄席ボランティア2人が、くらしに関わるテーマを演目に、賑やかに演じました。 かいろていしんげき「エスディージーズ・エシカル消費って何」あさかぜていようたん「詐欺の電話にゃもう出んわ」 大声の笑いは、血管を広げて血流を良くし、ストレスを発散するため、大きく胸を開いて笑いましょう。21名の参加者には、楽しいひと時でした。 感謝状の贈呈 代沢中町会の清松せつ子さんに、青少年育成協力者として東京都知事から感謝状が贈呈されました。 青少年代沢地区委員とし平成7年から現在まで、長年にわたり、野外子ども会や文化・スポーツ交流会、地域の小学生との交流事業など、多方面で活躍され、青少年の健全育成に尽力されました。令和5年11月21日、都庁にて授与されました。 シモキタ園藝部「第43回緑の都市賞」内閣総理大臣賞を受賞 一般社団法人シモキタ園藝部は、小田急線線路跡地「下北線路街」(全長1.7km)を中心に、植物と人とまちの新しい関係づくりをコンセプトにしたコミュニティ活動をしています。緑地の活用・育成・管理のほか、イベント運営や園藝学校開催など、植物とまちを結ぶ多彩な事業を展開しています。 出資・経営・運営で、各人の得意を活かすワーカーズコープ(労働者協同組合)をモデルに、社会改善事業の新たな取り組みを実践している点が高く評価されました。 この賞は1981年に創設。緑豊かな都市づくりの推進を目的に、意欲的に取り組み、成果を挙げている団体や企業などを表彰しています。 代沢芸術祭2024 14時開演・入場無料 4月28日(日曜日)オペラ カルメン(ハイライト) 丸の内交響楽団ほか(代沢小学校体育館) 4月29日(月曜日 祝日)能楽へのいざない  佐久間二郎ほか(北澤八幡神社) 5月3日(金曜日 祝日)ヴァイオリンコンサート  植村理葉(東京聖三一教会) 5月5日(日曜日 祝日)デキシーランドジャズ  ニューオーリンズ キャットフィッシュ(北澤八幡神社) 5月6日(月曜日 振替休日)ピアノコンサート  中島由紀(東京聖三一教会) 秋の古着回収報告 11月26日(日曜日)実施 回収量は     代沢小学校   3,440kg 代沢せせらぎ公園 1,800kg 下代田児童遊園  1,400kg 合計6,640kg 収益金66,400円(1kgあたり10円)ご協力ありがとうございました。 4月から6月の行事予定 歩こう会(身近なまちづくり推進協議会) 自然や文化を観賞しながら散策します。 5月予定 対象は一般区民 4月中旬申込み開始 場所は代々木公園 明治神宮 ほか 問い合わせ先 代沢まちづくりセンター 03−3413−0513 古着回収(ごみ減量・リサイクル推進委員会) 不要になった衣類を回収し、リサイクルします。 5月予定 対象は一般区民 会場は代沢小学校(正門)代沢せせらぎ公園 下代田児童遊園 問い合わせ先 代沢まちづくりセンター 03−3413−0513 おでかけひろば・ぽっぽひろば 日によって様々な活動を行います。楽しく親子で交流しましょう。詳しくは児童館のおしらせ又はホームページで確認してください。 火曜日 10時30分から11時30分 対象は、1歳から2歳と保護者 会場は代田南児童館 問い合わせ先 代田南児童館 03−3419−7192 おでかけひろば・ひよこひろば 日によって様々な活動を行います。楽しく親子で交流しましょう。詳しくは児童館のおしらせ又はホームページで確認してください。 水曜日 10時30分から11時30分 対象は、0歳から1歳と保護者 会場は代田南児童館 問い合わせ先 代田南児童館 03−3419−7192 おでかけひろば・おひさまタイム 自由遊びです。普段乳幼児室に置いていないおもちゃであそびます。 金曜日 10時30分から11時30分 対象は、乳幼児と保護者 会場は代田南児童館 問い合わせ先 代田南児童館 03−3419−7192 いけせいワゴン(売店) 就労支援プログラム「ピーワーク」に参加している若者が、駄菓子などのお菓子を販売する売店です。どなたでもお越しください。 毎水曜日 金曜日 土曜日 日曜日 16時から19時 多目的スペース 対象は一般区民 会場は池之上青少年交流センター 問い合わせ先 池之上青少年交流センター 03−3413−9504 いけせい菜園部 花壇を整備し、野菜や花を育てます。使わない種や苗を譲ってください。 随時 対象は一般区民 会場は池之上青少年交流センター 問い合わせ先 池之上青少年交流センター 03−3413−9504 若者が活動するためのアイテムを募集 茶道用茶碗、アナログゲーム(ボードやカードゲーム)などを譲ってください。 随時 対象は一般区民 会場は池之上青少年交流センター 問い合わせ先 池之上青少年交流センター 03−3413−9504 みにこみ7編集委員 山脇浩子、渡邉真弓、中條郁代、日吉美代子、渡邉靖夫、熊谷和子、横田知子 事務局 代沢まちづくりセンター 03-3413-0513