2019年(令和元年)12月25日発行第152号 代沢小学校おめでとう! 創立140周年を祝い、今年9月に新校舎落成を迎えた代沢小学校の溝口校長先生にごあいさつをいただきました。 代沢小学校校長 溝口 純 元号が平成から令和に代わった今年、代沢小学校は二学期から新校舎での生活が始まると同時に、創立百四十周年を迎えました。十二月七日には記念式典・祝賀会が開催され、多くのご来賓が参列されました。改めて御礼申し上げます。 さて、この校舎落成・創立百四十周年に際し、いくつか記憶にとどめておきたいことがあります。その一つは、お隣の花見堂小学校の閉校です。代沢小学校の改築と時を同じくして閉校したその花見堂小学校の校舎を、改築中の仮校舎として使用させていただき、同時に、花見堂小学校児童百二十名を、代沢小学校に迎え入れました。花見堂の子どもたちからすれば、通う学校は同じ場所なのに、名前が変わり代沢になったという極めて特殊な状況になりました。少しでもスムーズに融合できるように二年間かけて、学年交流をするなど前準備を重ねてきました。その結果大きな混乱もなく、二つの学校が融合できたと思っています。今の代沢小の三年生までは、その花見堂校舎で入学式を迎えていて、まさにそこがスタートの地になっています。実はこの度、そこで生活していたことを忘れないため、校庭裏にあったもみじの木を安吾の門の横に移植してあります。もう一つ。この落成・周年にあたって児童にキャラクターを募集しました。たくさんの応募作品の中から選ばれたのが、「だいざわんこ」です。この図案をよく見ると、首のところに代沢小学校の校章があります。さらに、しっぽには花見堂小学校の校章だった桜があしらわれています。子どもたちの中にも代沢と花見堂が一つになったという思いがあるのです。ちなみに、耳は柏の葉で代沢小学校の校章からきています。代沢小学校の百四十年という長い歴史の中で、この新校舎落成ということは、また新たな歴史の始まりであったことを改めて感じています。今後も、地域、保護者の皆さまとしっかりと支え合いながら進んでいきたいと思っています。 創立百四十周年を迎えて 代沢小学校百四十周年実行委員長 矢島 嗣久 代沢小学校が百四十周年を迎えたこと、心からお祝い申し上げます。江戸時代の寺子屋「代沢塾」の代沢の名称を引き継ぎ伝統ある学校に私をはじめ娘、二人の孫と三代にわたり、お世話になったことを深く感謝しております。四つの大戦(日清・日露・第一次並びに第二次世界大戦)の戦火にあわなかったのに、終戦の翌年、漏電による火災で校舎の半分が焼失し、二部授業で高学年の生徒は、午後に登校しました。私が入学した年から、卒業するまで、国民学校という名称だったので、小学生と呼ばれたことはなく、少国民と言われていました。当時は一クラス五十名で、八クラスあったので、一年生だけで四百名おり、何十年ぶりに校庭に並んでいる生徒をみて、全校生徒が四百六十名と聞き、少子化もここまできたかとの思いを強くしたのでした。これからは、代沢まちづくりセンター・代沢あんしんすこやかセンター・社会福祉協議会代沢地区事務局が、小学校の建物の地下に入り、三者連携の上活動することで、住んで楽しく、暮らしやすいまちづくりを目指し、防災・防犯に更に強い街となればいいなと思っております。 新校舎落成と140周年を祝って バルーンリリース 令和元年10月9日水曜日に代沢小学校PTA主催のバルーンリリースの会がありました。新校舎が完成したことと、創立140周年を記念し、校庭から風船を飛ばすセレモニーです。地域の方、校長先生の挨拶に続いて、子どもたちからは新しい校舎の感想が寄せられ「お気に入りは、みんなでおしゃべりできる空色階段」「6年生だけど半年いられて嬉しい」「一生の思い出」などと語られました。今がんばっていることや将来の夢を、子どもたちと職員全員がメッセージカードに書き風船のヒモにつけました。代沢小と地域の 素晴らしい繋がりを願ってこのメッセージが誰かに届くというワクワクする企画です。「10月の風船」という歌を歌ったあと、カウントダウンをし、快晴の空へ色とりどりの風船が、あっという間に消えていきました。さっそく、千葉方面から学校に連絡が入ったようです。 さようなら 花見堂小学校校舎 令和元年9月15日日曜日に花見堂小学校の校舎とのお別れ会がありました。PTAや卒業生が模擬店を出したり、子どもたちのダンスがあったり、最後に花火を打ち上げて終わりました。花見堂小は、平成29年の3月25日の閉校式をもって57年間の幕を閉じましたが、同年4月から代沢小改築時の仮校舎として使用されました。多くの卒業生と、心に残る思い出の数々がたくさん詰まった花見堂小の校舎にとうとう「さようなら」を言う日がやってきたのです。校舎の外側は大きなリボンでラッピングされ、校舎内には溢れんばかりのお花の飾り。「ありがとう」の熱い気持ちのメッセージが校舎内のいたる所へ書き込まれていました。花見堂小跡地は、地域の方々とのミーティングを重ね、新しい複合施設として令和3年度中にオープンの予定です。「花見堂」という美しい名前をどこかに残そうという案も出ているようです。新たな地域コニュニティの核となりますようにみんなで願っています。 台風に備えよ!ハザードマップ&土のうステーション情報 各地で記録的豪雨をもたらした台風19号は、区内でも玉川地域に大きな被害をもたらしました。代沢地区の被害は大きくはありませんでしたが、台風による被害は今後も心配されます。世田谷区では、水害に事前に備えられるように、浸水の予想される区域や浸水の程度などの情報(総雨量約590oという記録的な大雨が降った場合)を記載した世田谷区洪水ハザードマップを作成しています。自然災害に対しては、日頃の備えが重要です。総合支所やまちづくりセンターで配布していますので、今後の風水害に備え、ぜひお手元に準備してください。また、水害への備えとして、区では土のうをいつでも持ち出せる「土のうステーション」(土のう置き場)を区内54か所(北沢地域は6か所)に設置しています。土のうステーションは施錠していませんので、24時間誰でも持ち出せます。土のうは5sと10sの2種類あり、必要な分だけ各自でお持ちいただけます。出入口1mあたりに必要な土のうの数は、土のうの積み方、大きさによりますが1段積み(高さ10p程度)であれば、5sで5〜6袋、10sでは3〜4袋が必要です。台風19号の際は、多くの方が代沢まちづくりセンターに持ち出しに来られたため一時的に在庫が無くなりました。今後も同様の事態が考えられるため、必要な方は、台風の直前ではなく、平常時に余裕をもって持ち出しされることをお勧めいたします。(詳細は、区のホームページをご覧ください。) 11月23日土曜日実施 秋の古着回収についての報告 回収量 代沢小学校2,150s 代沢せせらぎ公園1,610s 下代田児童遊園843s 合計4,603sを回収することができました。収益金は46,030円となりました(1sあたり10円)。ご協力いただきありがとうございました。 お正月遊びウィーク お正月ならではの遊びをたのしもう!1月8日水曜日の午後はコマ遊び、1月9日の午後は書初め、1月10〜11日の午後は羽子板づくりをします。 対象は小学生から中高世代 会場は代田南児童館 問い合わせ先 代田南児童館 0334197192 さぎ草栽培講習会 さぎ草の球根の植え方や育て方を学ぼう! 2月5日水曜日10時から11時30分 参加費500円 対象は一般区民 会場は代沢まちづくりセンター活動フロアー 1月6日月曜日から申込み開始 問い合わせ先 代沢まちづくりセンター 0334130513 くらしと健康に関する講演会 2月7日金曜日10時から13時30分 会場は代沢まちづくりセンター活動フロアー 対象は一般区民 1月27日月曜日から申込み開始 問い合わせ先 代沢まちづくりセンター 0334130513 みにこみ7編集委員 山脇浩子、渡邉真弓、赤川博敏、羽禎雄、中條郁代、土屋光男、萩原一俊、日吉美代子、渡邉靖夫 事務局 代沢まちづくりセンター 0334130513