喜多見地区ミニコミ紙「のがわ」 発行号、第99号 発行日、2021年7月発行 発行者、のがわ編集委員会 事務局、喜多見まちづくりセンター、03-3417-3401 管内データー 2021年6月1日現在 人口32903人、前号比22人増 男16281人、女16622人 世帯数15663世帯、前号比60世帯増 ご協力ありがとうございました。 古着古布リサイクル5月16日実施、回収量は16990sでした。 次回は11月の予定です。 本紙は、世田谷区のホ−ムペ−ジに掲載されています。 「ミニコミ紙のがわ」で検索。カラー版をぜひご覧ください。 1面 町会自治会って何してるの 喜多見地区では9つの町会自治会が活動しています。 知っているようでよくわからない、そんな町会自治会の活動を簡単にご紹介します。 他地区から転入してくる方、地域の情報を知りたい方、リタイア後に地元とのつながりを持ちたい方など、さまざまな活動に参加してみませんか。 何のために町会自治会に加入するの それは、自分の住んでいるまちを、より住みやすくしていくためです。 キーワードは3つのあい 3つのあい 区内の町会自治会は、知り合い、ふれあい、支えあいの3つのあいをキーワ−ドに、自分たちのまちは自分たちで守ろうと、お互いが助け合い、親睦を図りながら、安全で安心なまちづくりに取り組んでいます。 世田谷区町会総連合会HPより抜粋。 町会自治会の役割は、地域の安全と人々のつながりをつくることなんですね。 はい。そのために様々な行事や取り組みがあります。 今年もコロナ禍で開催できない行事が多くありますが、知り合い、ふれあい、支えあいの一部をご紹介しましょう。 楽しいお祭り地域を盛り上げるために 毎年のお祭りでは顔見知りも増え、皆さんと協力しひとつの行事を乗り越えると共に、信頼関係も生まれ人々の繋がりができていきます。 一日も早く平常な日が戻ってきますように。 喜多見地区区民まつり たくさんの出店で来場者も多く、踊りや太鼓などパフォーマンスもあり、子どもも大人も大盛り上がり。 神社祭礼 お神輿巡行 神酒所設営や、太鼓曳きの子どもたちにお菓子の配布 どんど焼き(鎌田南睦会) 今年はコロナ禍で、縮小しながらも開催。 地域の皆様に喜ばれました。 都内でもどんど焼きは数か所のみとか。 各町会自治会の夏祭り、子ども会 カレー、焼きそば、西瓜割り。 暑い夏に大汗かいて準備。 子どもの楽しそうな笑顔につい頑張っちゃう。 2面 いっしょに住み良い地域をつくりませんか 遠くの親戚より、近くの町会自治会。災害時などの共助やまちの安全、防災のために 各所避難所運営の中心的役割、近年災害多発の中、町会自治会は共助の大きな力となっています。 防災教室やD型ポンプ消火隊設置、初期消火や地震対策など防火防災の意識作りに取り組んでいます。 交通安全の啓発、歳末警戒 公園や地域の美化、近隣の歴史、自然を守り健康増進のために 区と業務提携し公園の清掃や維持管理、草刈りや花壇の整備 地域一斉清掃活動 身近なまちづくり推進協議会の緑化活動や、健康講座、歩行会など 地域の情報発信のために(回覧板) 子どもたちにも大人にも興味深く役に立つイベント情報がいっぱい 世田谷区、まちづくりセンター、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)、社会福祉協議会、消費生活センター、消防署、警察、児童館、学校だよりなど 近隣の学校や施設との協力のために 実行委員会で、また参加者として支援 鎌田区民センターまつり(改装中のため3月末迄休館) 博水の郷のだんだんまつり 児童館まつり 小中学校とコラボ(砧っ子夏祭り、砧中I組緑化活動、など) 各種募金活動で広く助け合いのために 社会福祉協議会会費募集 高齢者懇親会や子ども食堂支援など、地域福祉活動に活用されています。 赤十字活動資金募集 赤い羽根共同募金 喜多見地区区民まつりに助成を受けています。 歳末たすけあい募金 その他 敬老の日のお祝い、会員への弔意、災害お見舞い これらの活動は会員の会費を元に、会員さんや役員さんのボランティアにより実施されています。 まちの声 東日本大震災があってから町会に入りました。 ご近所さんにうちの存在を知ってもらっているという安心感があります。 理事を2年間やって、こんなに楽しいとは思わなかった。 災害など非常時のことを考えると、ご近所との繋がりはありがたいです。 3面 滝下橋緑道がリニューアルしました 喜多見7丁目にある世田谷区立滝下橋緑道が、令和元年9月から令和2年3月の第1期改修工事、令和2年8月から令和3年3月の第2期改修工事を経て、この春完成しました。 全長約321mの緑道は段差が解消され、野川の遊歩道へとつながる道は、車椅子やベビーカーも通りやすくなりました。 緑道横の階段は安全面に配慮され、小さなお子さんや高齢者でも上り下りしやすいように低めに設計されています。 階段下にはベンチも設置されました。 また木々で覆われ、うっそうとしていた西側の緑道は、全体が見渡せる低木が植えられて明るくなり、砂場に代わって置かれた新しい遊具では、早くも子どもたちの笑い声が聞こえています。 地域の人々の憩いの場になるとともに、さまざまなイベントがこの場所で開催される日が待ち遠しいですね。 町会自治会リレー 喜多見中部町会早川みつる会長 中部町会は、会員約920世帯で加入率は60%ほどです。 住宅が増え加入もありますが退会もあり、毎年この数字にほとんど変化はありません。 町会員の中から理事を決めて、それぞれの部門で活動をしていますが、任期が2年のため作業も人間関係も慣れたところで辞めることになってしまいます。 「いい経験をした。楽しかった。」と大多数の方は言ってくださいますが、交代の時期には毎回悲しい気持ちになります。 しかし、より多くの方に理事を経験していただく事こそが、町会への認識と理解が生まれ、協力体制もより一層深まると信じています。 「町会活動はやりたい人が好きなだけやっている」と思っている方がおられる事も知りました。 そんな誤解を払拭するためにも、少しでも多くの方が些細でも良いので町会活動に興味を持っていただきたいのです。 自分が住んでいる街を、「更に住み易くいつも綺麗みんな仲良し」を目指して、特別に誇れるような活動はしていない中部町会ですが、コミュニティの拡充に力を注いでいきたいと考えております。 東京外環道、調布での陥没事故について地域説明会開かれる 昨年10月、調布市の東京外郭環状道路のトンネル工事現場の真上の住宅地において、道路や宅地の大規模な陥没事故が発生しました。 これに対して、工事主体者であるネクスコ東日本が調査を行い、シールドマシンによる掘削工事において、土砂の取り込み過ぎにより陥没が起こったことを認めました。 調布のみでなく東名側からの全工事区間において説明会が行われ、4月3日砧小学校でも地域説明会が開催されました。 そこに提出された書類の表題には「東京外かく環状道路工事現場付近での地表面陥没事象について」と記載されており、「責任はどこにあるのか、あいまいで軽く見える言葉だ」との会場発言がありました。 説明会は「陥没・空洞事象の経緯」「再発防止対策」「補償等」などが話され、質疑では「ボーリング調査が不十分だったのでは」 「今住んでいるところは大丈夫か。今後資産価値が下がった場合補償してくれるのか。」「大深度法は安全と説明されてきたが」「17 基の殿山横穴墓群をわずかな調査で破壊してしまった。経済優先でなく進めて欲しい。」など住民からは厳しい発言が続きました。 外環道は2000 年制定の「大深度法」に基づいてすすめられています。 「地下40mより深いところは地上に住む地権者等の了解を得なくとも、公共のために使用してよい」とする法ですが、リニア中央新幹線も同法の基とのこと、問題が広がることも考えられます。 今回の陥没を契機に、住民の安全を最優先に、貴重な歴史遺産などにも充分考慮してすすめてほしいと思えた説明会でした。 4面 地域包括ケア喜多見地区事務局主催 フードドライブ(未使用食品等の回収)を実施します フードドライブとは 家庭で余っている食品を持ち寄り、地域の福祉団体等に提供するボランティア活動のことです。 集められた食品等は世田谷区社会福祉協議会を通じて食品等を必要としている方々に寄付されます。 下記条件を全て満たすものが対象となります。 未開封であること (包装や外装が破損していない) 賞味期限 (要明記。塩や砂糖は除く)まで2か月以上 冷凍・冷蔵でないこと 受付期間は令和3年6月1日から令和4年3月31日まで 受付場所は喜多見まちづくりセンターで、月曜日から金曜日の9時から17時まで。祝日を除きます。 例えば、こんな食品です お米、玄米。小麦粉、インスタント食品、レトルト食品、パスタやそうめん、うどんなどの乾麺、海苔など乾物類、 味噌、醤油、食用油、砂糖、塩など調味料、缶詰(肉、魚、野菜、果物など)、嗜好品(お菓子類、インスタントコーヒー、紅茶、お茶など)、飲料(お酒は除く)、ベビー食品などです。 夏の主な行事、問い合せ先は、喜多見まちづくりセンターで、電話は3417-3401 喜多見北部町会主催、喜多見盆踊り大会は中止、おうちでラジオ体操は8月20日金曜日から8月31日火曜日 喜多見西部町会主催、夏まつりは中止 喜多見中部町会主催、夏休み子ども会は中止 喜多見東部町会主催、夏休み子ども大会は中止 喜多見上部自治会主催、砧っ子夏祭りは学校行事として開催、夏休みしめくくり子ども会は中止 喜多見団地自治会主催、団地まつり(実行委員会)は中止 宇奈根町会主催、盆踊り大会は中止 鎌田協和会主催、鎌田納涼盆踊りは中止 鎌田南睦会主催、自転車乗り方教室は中止、納涼盆おどりは中止、夜間パトロールは8月10日火曜日、20日水曜日午後7時30分から 世田谷区たまがわ花火大会実行委員会の主催は、世田谷区たまがわ花火大会は中止 喜多見地区区民まつり実行委員会主催、喜多見地区区民まつりは中止 新型コロナウイルス感染症の予防のため、内容が変更になる場合あります。 まちづくりセンター職員の人事異動 所長の芳賀茂は退職、宮戸達彦が成城まちづくりセンターから転入 職員の高平涼太は財務部納税課へ転出、會田楽空が新規採用で転入 編集後記 ここ二、三年、五月の連休明けに、次のお花の準備のため、パンジーと涙のお別れをしている喜多見駅前周辺花壇です。 このパンジーは、砧中I組(特別支援学級)の皆さんが前年夏に種から育て、十二月に植えにきてくださったものです。 美しい花を咲かせてくれました。 花壇の前で、写真を撮る方、癒されるとお話しされる方、子どもたちと楽しむ方、皆笑顔になっていかれます。 今年の五月は、北部町会が植え替え前の花壇のパンジーを持って帰っていただこうと、計画されました。 砧中から地域へ、地域から皆さんへ。 お花は、みんなを柔らかな優しい心にしてくれます。 そして、この砧中I組の地域とつながる活動が、世田谷区青少年表彰の対象となり、十一月に表彰されることになりました。 特別支援学級として、地域活動で表彰されることは初のことだそうです。 とても嬉しい受賞です。 あたたかい気持ち、優しい気持ちが、ますますリレーでつながっていきますように。 今なら喜多見駅前で、ペチュニアとひまわりの癒しを受けられますよ。 癒されてください。 奥田 編集委員会 編集長、荒川真佐子 副編集長、鈴木好子、森谷みどり 編集委員、奥田多佳子、田村弘美、石倉靖久、石井ゆか、佐藤壽夫、尾川史子、階有香、安澤秀f