みどりの風成城96号 あいさつで親しみ広がるまちづくり 発行日は令和元年10月1日 発行は成城地区身近なまちづくり推進協議会 ミニコミ紙編集部会 事務局は成城まちづくりセンター 電話番号は03-3482-1348 1面 おせち 暑かった夏も終わると涼しい秋。そしてすぐに年の瀬が。ちょっと早いですが、おせちについて調べてみました。 三つ肴は祝い肴といって、おめでたくおせちには欠かせません。 黒豆は健康でマメに働けるようにという意。数の子は子孫繁栄の願いを込めて。関東では濃口醤と砂糖、関西では薄口醤油とだしで味付け。田作り(ごまめ)は五万米の字をあて、豊作祈願。由来は鰯を田んぼに撒いたら豊作となったため。 三つ肴の他にお正月ならではのおめでたい料理が。 きんとんは黄金色の塊で商売繁盛。れんこんは将来の見通しが良くなりますように。昆布巻きは昆布を喜ぶにかけた語呂合わせ。養老昆布で長寿の意味も。叩きごぼうは土地に根付いて安泰に暮らす。家内安全の願い。叩いて開くことから開運も。 関東の三つ肴は黒豆、数の子、ごまめ。関西ではごまめの代わりに叩きごぼうだとか。 重箱は三段が一般的!?一の重は三つ肴(黒豆、数の子、ごまめ)、かまぼこ、伊達巻など。二の重はぶりの照り焼き、鯛、海老、なます、きんとんなど。三の重は煮しめ。 おせちは年神様に供え、新年を祝います。1月1日にご馳走を食べますが、お年取りや年取り膳といって12月31日にごちそうのところもあるようです。その土地ならではのハレの産物で新年を迎えます。皆さんの家ではどんなおせちでしょうか? 令和2年、子年を迎えます。令和になって初めてのお正月。良い年を迎えられますように。 2面 秋ですねぇ。秋といえばこんなこと、集めてみました。 お月見 秋は空が澄み渡り、月の高さも程よい季節。平安時代、宮中では盃に月を映し、宴が行われていたそうです。 月夜の呼び方は2つあります。一つは十五夜。旧暦の8月15日は中秋の名月と呼ばれ、月に収穫の感謝を捧げました。もう一つは十三夜。十五夜の一月後、後の名月。十五夜だけのお月見は片見月と呼ばれ、必ず二夜共お月見する習慣でした。 お供えはススキ(魔よけ)、里芋・栗・枝豆(旬のもの)、団子(関東は丸、関西は先が尖った里芋形。15個をピラミッドに積み上げる) 成城の今年の満月は10月14日17時41分から5時42分。11月12日16時43分から5時29分。12月12日16時37分から6時19分。 お月見泥棒。十五夜だけ子どもはお供えやお団子を盗ってもよいとされていました。月の美しさに免じて、ということでしょうか。 世田谷文学館(南烏山1丁目10番10号) 京王線芦花公園駅から徒歩5分。木立の中のお屋敷の門の奥に文学館があります。大きなガラス越しに日本庭園が広がり、悠々と泳ぐ鯉や、四季折々の花々が眺められます。 1階常設展では世田谷ゆかりの作家たちの手紙などを展示。2階企画展では今年10月12日から12月22日まで小松左京展を開催。絵本室も充実しています。 本数は少なめですが、成城学園前駅からバスも出ています。ウテナ前下車。 祭 ご近所の神社では秋の実りを祝うこんなお祭が。 三峯神社(砧4丁目6番1号)10月6日日曜日開催。大祭。露店数点。宮みこし、子供みこし、山車、太鼓車。 祖師谷神明社(祖師谷5丁目1番7号)10月12日土曜日と10月13日日曜日開催。大祭。露店20店以上。宮みこし、子供みこし、山車、太鼓車。 氷川神社(喜多見4丁目26番1号)10月20日日曜日開催。大祭。露店20店以上。みこし、里神楽。 紅葉狩り、果物狩りなどのレジャーや温泉など、秋は行楽地へのお出かけシーズン。でも、遠出しなくても楽しめる秋のあれこれが見つかりました。身近にある秋のお楽しみ、ちょっと探してみませんか? みぢまち活動報告 7月3日水曜日、第4回健康講座暑さに負けない体作りを開催した。 みぢまち活動予定 10月30日水曜日、放置自転車クリーンキャンペーン開催予定。 11月21日木曜日、歩行会砧の知られざる道を歩く開催予定。ルートは座頭ころがし坂、静嘉堂文庫、玉川大師。 実りの秋、素敵な日々をお過ごし下さい。