みどりの風 成城 93号 あいさつで親しみ広がるまちづくり 発行日 平成31年1月1日 発行は成城地区身近なまちづくり推進協議会 ミニコミ紙編集部会 事務局は成城まちづくりセンター 電話番号は03-3482-1348 1面 特集 1月の星空 あけましておめでとうございます。寒い時期ではありますが、晴天に恵まれ、日が沈んだ空にピカリと輝く星を見つけることができます。せたがやプラネタリウムで成城の星空を見せていただき、解説員の方にお話をうかがいました。 星を見つけるコツ 5分から10分、明るい星を探しながら暗闇に目を慣らしましょう。暗いところで見ましょう。電灯を手で隠すなど、光を遮る工夫をしてみましょう。日の出前のほうが街の明かりが消えていて見つけやすいです。 見つけにくい日 満月など月が明るい日、水蒸気が多い日、風が強い日。 世田谷でも意外に星は見えています。 1月31日 朝5時30分ごろ 南の方を向くと、左手に細い月が見えます。その左下に木星、さらに左下に金星があり、右側には赤く輝く蠍座の星アンタレスが見えます。 惑星は、太陽の光を反射して光っています。瞬かず、じいっと光るように見えます。太陽の通り道を動いています。どこかで耳にしていませんか。水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星 太陽系の惑星は8つです。 恒星は、太陽と同じように自分で光っています。ピカピカと瞬いて見えます。 星の色 星は、基本的に色がついています。明るい星は色が分かりますが、暗い星は、私たちの目では、白っぽくしか見えません。オペラグラスを使うと、色が分かるかもしれませんよ。 1月31日 夜8時ごろ 南の方を向くと、正面にオリオン座が見えます。明るい星が多く、分かりやすい星の並びです。オリオン座の三ッ星を結び、左下のほうに視線を下ろしていくと、ひときわ輝く青白い星、シリウスが見つかります。オリオン座の左上の星、ベテルギウスからまっすぐ左にたどっていくと、明るい星プロキオンが見つかります。その3つの星を結んだ大きな正三角形、これが冬の大三角です。 いろいろなお話をうかがって、全てご紹介できなくて残念です。最後にぐーっと暗くしていただくと、満天の星空。冬の大三角の中を天の川が流れていたことを知りました。冬の夜空が楽しみになりました。 世田谷区立教育センタープラネタリウム 所在地は世田谷区弦巻3の16の8 電話番号は03-3429-0780 パンフレットは砧総合支所3階エレベーター前に置いてあります。 2面 特集 春の七草 セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。1月7日に七草がゆを食べる風習がありますね。これは中国で1月7日に七つの野菜を混ぜた汁物を食べたことと、日本のお正月に若菜を摘んで食べる若菜摘みという風習が結びついてできたもののようです。春の七草について調べてみました。 セリ 競り合うように生えていることからついた名前。ナズナ ぺんぺん草とも言う。花の下についている実の形が三味線のばちに似ていることから。ゴギョウ ハハコグサのこと。御形とは仏体を表す縁起物。明治までは草餅の材料でした。ハコベラ 繁栄がはびこるという縁起物。ホトケノザ ホトケノザはコオニタビラコというキク科の植物で黄色い花が咲きます。道端でよく見かけるピンクの花のホトケノザは別のもので、食べられません。スズナ カブのこと。アブラナ科。スズシロ 大根のこと。汚れのない純白さを表しています。 特集 台風被害 10月1日に、台風24号の影響で成城のまちにもこれまでにないような被害がありました。屋根瓦が飛んだ。物置が倒れ、引き戸が外れて中身が散乱した。室外機が倒れた。大木が倒れて道路をふさいでいた。街路樹のハナミズキが折れた。塩害と思われる影響か、木々の片側の葉だけが茶色くなっていたなど。成城でもこれからは、特別な注意が必要ですね。 みぢまち活動報告 10月22日 月曜日 放置自転車クリーンキャンペーン 11月20日 火曜日 歩行会 紅葉の蘆花恒春園を歩く 36名参加 9時に砧総合支所前を出発し、祖師谷観世音堂、つりがね池公園を経て、10時過ぎに到着した恒春園では、ちょうど紅葉が見頃で落ち葉の絨毯が。徳富蘆花の旧宅などを見学、少し足を伸ばして世田谷文学館で解散。好天に恵まれ、会話も弾んだ2時間半の歩行会でした。 みぢまち活動予定 3月下旬 春の歩行会 野川の春を歩く 深大寺方面 インフルエンザの流行る季節です。しっかりと対策をして寒さを乗り切りましょう。