みどりの風成城104号 あいさつで親しみ広がるまちづくり 発行日は令和4年4月1日 発行は成城地区身近なまちづくり推進協議会ミニコミし編集部会 事務局は成城まちづくりセンター 電話番号は03−3482−1348 1面 特集 成城の春 花、鳥、動物 成城の春といえばサクラが思い浮かびますが、ほかにも日常の暮らしの中でさまざまな生きものの観察ができる環境だそうです。 今回は、世田谷トラストまちづくりの方に教えていただいた、春から初夏にかけての生きものについてご紹介します。 1.サクラの蜜を吸いにくる鳥たち スズメ、ワカケホンセイインコ、ヒヨドリは、花をブチっとむしります。一方で、メジロは花にくちばしを入れて上手に吸います。 ある年の春、サクラが花ごとポトポト落ちてきて、見上げたらワカケホンセイインコが3羽いました。花ごとムシャムシャ食べるそうです。 2.スズメ 田んぼや原っぱが減り、機密性の高い住宅が増えたため減少しました。昔は瓦のすき間に巣を作っていたそう。住宅街でもちょっとしたすき間に巣があるかもしれません。 3.ウグイス やぶの中にいることが多く、開けた場所に姿を現すことはほとんどなく、姿を見かけることは難しい。 4.シジュウカラ 樹木の穴(うろ)に巣をつくり、産卵と子育てをします。うろのある樹木が減り、使えそうな空間を使うこともあります。 5.カワセミ 土手に穴を掘って巣を作りますが、コンクリート護岸の水抜き穴に作ることもあります。オスはメスにエサをあげて求婚します。川の小魚やザリガニも食べます。 6.ツグミ ダルマさんが転んだ、のリズムで移動します。冬鳥なので、3月から4月頃に去ります。 7.ジョウビタキ 人に対する警戒心は薄いものの、越冬中はオス、メスとともに縄張りをつくり、侵入を排除する習性があります。車のサイドミラーに映る自分の姿を警戒することもあります。それは自分ですよ! 8.カルガモ 野川、仙川でよく見られます。上流の野川公園付近では、毎年子育てしているようです。 9.タヌキ 5月頃に出産し、子どもは夏の終わりに独り立ちします。雑食で何でも食べます。視力が弱く、臭いでエサを探します。プラスチックやキラキラしたものが気になるようで、噛み跡がついたものを見かけることがあります。 10.アライグマ 繁殖力が強く増えています。可愛い外見に似合わず気性は荒く、花壇の花やザリガニなども食べます。庭の金魚被害はアライグマかもしれません。 タヌキとアライグマの両者は、住み分けていると思われますが、時には縄張り争いをしているかもしれません。 11.みつ池のゲンジボタル 5月下旬から6月下旬頃、湿気のある夜に出てきますが、崖線よりしたの道路から見えることは稀です。今年は見えるといいですね。 12.ナガミヒナゲシ 道端でよく見かけるオレンジ色の花。素手で触れるとかぶれることもあるので気をつけましょう。 13.世田谷トラストまちづくりビジターセンター近くの春(成城4-29-1) 野川近くには、サクラ、ナノハナ、ユキヤナギ、ナガミヒナゲシなど色とりどりの花が咲きます。 このように生きものたちは、私たちの生活環境の変化にも工夫しながら生きているのですね。 今の状態を保ち、次の世代へ大切に繋げていければ良いですね。 みつ池体験教室のご案内です。 4月23日土曜日午前10時から12時まで。場所は成城みつ池緑地。募集人数は抽選で30名。対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)。応募締め切りは4月4日月曜日。 普段は非公開です。詳しくは世田谷トラストまちづくりへ。電話番号は03−6379-1624 2面 特集 成城 まちで見かけたあんなこと、こんなこと ミニコミし編集委員の皆さんがまちで見かけたことについてご紹介します。 今年の冬寒かったですね。明正小の池に厚い氷が張っていました。Oさんより 久々に足にシモヤケができました。Sさんより 庭の梅の花、いつもは年末に咲くのですが、今年は2週間ほど遅れて1月半ばにやっと開花したんです。Iさんより 1.タヌキ 1月6日の大雪の翌日、タヌキ2匹を見たのですが1匹が白くてビックリ。保健所に聞いてみたら、「それは毛の抜ける、かいせんしょうという皮膚病で、感染するので近づかずに、遠くからそっと見守って下さい」と言われました。Dさんより 3月頃、お尻のほうに毛が生えてきていた、という目撃談がありました。 2.初桜 2月2日、1丁目の東京都市大付属小前のバス停そばの河津桜が一輪咲いていました。今年見た最初の桜の花でした。Iさんより この桜は、2月末には満開になっていました。 3.フキノトウ 近くの友人が「いよいよ春ですね。フキノトウが芽を出したのを見かけました」と写メールを送ってくれました。Oさんより 4.工事 成城は建築工事ラッシュ。電柱の地中化工事も進んでいます。まちの景色が変わっていきますね。Iさんより おいしい健康講座 レシピ編6 カツオの竜田焼き揚げ(2人分) 1.カツオのサク100グラムの水気をふき、食べやすい大きさに切って全体に塩をふる。 2.おろしニンニク小さじ1、おろししょうが小さじ1、しょうゆ小さじ1、みりん小さじ1を合わせたものを、カツオにもみこんで10分寝かせる。 3.10分経ったら、カツオをとき卵にくぐらせ、片栗粉をまぶす。 4.フライパンを熱し、ゴマ油でカツオの両面を焼く。仕上げに青ネギの小口切りを散らして完成。 マスクでの生活が長くなり、大きな声で笑ったり、話したり、歌ったりすることが少ない毎日です。顔やのどの筋肉も立派な筋肉。工夫して鍛えることも大切ですね。お風呂で、散歩で、手足の筋肉と同じに忘れたくないものです。 自転車マナー ヒヤッとしたことありませんか まちでこんな光景を見かけました 1.砧支所前の歩車分離式交差点 歩行者用の信号が青になった途端、自転車が横断歩道を渡って行った。 基本、自転車は車の信号に従います。違反した場合は、3か月以下の懲役か5万円以下の罰金が科せられます。 2.駅南口のスクランブル交差点 自転車用信号は赤なのに、歩行者用の横断歩道を自転車が斜めに渡って行った。 交差点で見上げると、信号機の横に「歩車分離式」「スクランブル交差点」など信号の種類が書かれていました。自転車は軽車両のため、車用の信号に従います。歩行者への思いやりを忘れず、ルールを守って自転車に乗りたいですね。 みぢまち活動報告 コロナ禍ですが、がんばっています。 さぎそう講習会 2月10日の会は大雪のため、2月14日材料配布のみとなりました。当日は20名がキットを受け取り、自宅で植えました。「7月に花が咲くのが楽しみです」とおっしゃった方もいました。 歩行会 3月15日喜多見方面へ。春の動植物に目を向け、立ち止まることもしばしば。 良き出会いと気づきの場、食べて歩いて、高齢者もどんぐり坂を軽々と。Rさんより 今後の活動予定 健康講座 楽しく筋肉と付き合おう 6月15日、23日、30日の全3回で開催。 コロナ なかなか夜明けが見えませんね。ウィズコロナの時代でしょうか。 マスクと手洗い、消毒、三密を避ける、ワクチン、思いやり かかった人への偏見、差別などはやめましょう。正しい知識を知り、皆で乗り越えたいですね。