青少年成城地区委員会子どもたちを見守る広報紙 平成30年春第18号成城の風 発行者は青少年成城地区委員会会長辻紀子 事務局成城まちづくりセンター 電話番号3482−1348 子どもたちとともに地域に生きる 約40名の大人たちが集まって、子どもたちが地域で健やかに成長できるように様々な事業を行っているのが私たちの委員会です。 赤いエプロンは私たちの目印。子どもたちの笑顔や明るい挨拶が私たちの活動の原動力です。 成城レッツ 私たちの委員会には、地域の団体や住民、学校PTA等の大人たちが中高生の皆さんと、地域のイベントやボランティア活動に参加したり、自分たちの楽しめそうなことややってみたいことを考えていく成城レッツというサークルがあります。 平成29年度は、このような活動をしました。 レッツ会 活動内容は、ホットケーキ作りを行ったみんなでクッキング、カードゲームや百人一首を行ったゲーム大会、避難所カフェ看板作りです。 小学生対象のイベントのすまっぷ隊、野外活動、千歳っ子まつり手作りコーナーでお手伝いをしました。 地域のボランティア活動として、8月28日に成城地区の子育て中のお母さんと保育体験をしました。 10月7日に成城1、2丁目防災ふれあいデイで避難所カフェに参加しました。 1月27日に千歳小防災デイで避難所カフェに参加しました。 今年度初企画の避難所カフェ。砧中学校と千歳小学校の避難所訓練の参加は大好評でした。 成城レッツの活動は、部活や習い事の無い時だけの参加でも大丈夫です。 次年度の募集は2018年5月です。4月以降の活動については随時お知らせします。 問い合わせ先は青少年成城地区委員会 事務局は成城まちづくりセンターで、電話番号は3482-1348です。 メールアドレスは、SEA01051@mb.city.setagaya.tokyo.jp わからないこと、聞きたいことがあったらお気軽にお問い合わせください。この原稿は平成30年3月1日に作成しています。 すまっぷ隊、子どもたちのセンスオブワンダーに驚く 2017年度のすまっぷ隊のテーマは、みんなでさがそう成城の珍しさ。さあ、何があるかな。 みんな眼を皿にして街を歩いてみました。ある、ある、珍しいものいろいろ。 商店街にはすいすい飛んでるツバメの巣、角の銀行には上がっても壁しかない謎の階段。 駅から続く野菜畑にはぶどうやカボチャ、ザクロも見つけた。美味しそう。 不動坂を下るとニワトリ小屋発見。 見上げるとバナナの木に房が。 黄色いレモンを横に見て、どんぐりがころころしている山道を上がると、今度は、くるみの木に大きな実が。 すぐ横の、土の道の入り口の古い桜には、まさに座れるような大きなサルノコシカケ。小学校の裏まで歩いていくと、な、なんと、こんどは鉄のフェンスを食べてる桜の木、いたずらなお化けみたい。 みんな、たくさん見つけました。支所に帰って白地図に描き、みんなが眼を丸くして発表会をしました。 環境で有名なレイチェルカーソンは、子どもには生まれながらに、驚き、感じる能力のセンスオブワンダーが豊かに備わっているといいますが、まさにその通りの珍しいもの探しでした。石神 野外活動、自然探検隊、今年は木の実にこだわる 今年の集まれ自然探検隊は木の実にこだわってみました。 まず、祖師谷公園の中の実のなる木を探してみました。真夏の7月22日とあって実際に実がなっている木を見つけるのは難しかったですが、ヤマボウシやヒメリンゴには実のなる気配がありましたよ。 栗や椎は秋には絶対実がなっています。忘れずに確かめに行ってね。 後半は、木の実のパチンコ、ぶんぶんコマ作り、俳句、竹遊びのコーナーにプラスくだもののタネを植えて家で育ててみようと小さな植木鉢に持ち寄ったレモン、グレープフルーツ、ドラゴンフルーツ、サクランボなどのタネを植えました。 夏休み中にちゃんとお水をあげて愛情を注ぐと芽がでるはず。 本当に芽がでるかなあと子どもたちはワクワクドキドキした様子で持ち帰りました。 さて、秋に芽が出たよとの報告、ちゃんとありました。ホッ。徳岡 せいじょう地域文化祭 もぎ店 毎年恒例地域の一大イベント、せいじょう地域文化祭。 お客様が最初に目にするのは会場の前庭に出店しているもぎ店です。 今年も地区委員をはじめとし、中学生スタッフ、PTAの皆さんが奮闘してくださって大成功に終わりました。 定番のフランクフルト、わたあめに加え、中学生企画メニューはチーズとソーセージ入りのたこ焼き風のチーソーまる、おしるこ、コーンクリームスープに決まりました。 初めての顔合わせでは緊張気味の中学生たちも、試食会をしたり、当日スケジュールを決めたり、前日準備をする中で段々と、自分たちがやるんだ、という意識が芽生え、当日は寒空のテントの中で一生懸命にもぎ店を盛り上げてくれました。 そしてなくてはならない存在のPTAの皆さんもお忙しい中、中学生たちの作業を見守り、サポートしていただきました。 中学生たちも心強かったと思います。 来場者の喜ぶ顔を多くの人との出会いが嬉しいお祭りがこのせいじょう地域文化祭なんだと改めて実感しました。井上 キッズコーナー 装飾のテーマは美女と野獣でした。キッズコーナーのある4階も廊下や各部屋を、会場係さんが用意してくれた装飾品で飾り付けをしました。 文化祭前に、主に砧中と千歳中から応募してくれた学生スタッフのみんなと、今年はどんなコーナーを作るかを話し合うのですが、そこで、テーマが美女と野獣なので、バラを作ってみたいと意見が出ました。 これなら小さなお子さんにも作れるだろうというものを調べてきてくれて、色画用紙でバラを作るコーナーができあがりました。 当日は、たくさんのお客さんが、出来上がったバラを持って、嬉しそうにされている様子が見られて、スタッフのみんなも嬉しそうでした。 他にも、ヒコーキを作って飛ばすコーナー、輪投げ、ビーズアクセサリー作りと、キッズコーナーは盛りだくさんの内容で、お客さんも大勢来てくださって大成功でした。 手伝ってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。林 ステージ みんなが輝くお手伝いを 予鈴のブザーが鳴り、会場に司会者の声が響きます。 まもなく、せいじょう地域文化祭、ステージ発表が始まります。 舞台裏手で、音響ブースで、照明機材の前で、それぞれが緊張とワクワクの入り混じった気持ちで本番を迎えます。 18名の中高生、普段とは違う特別な一日の始まりです。 今年で18回目を迎えるせいじょう地域文化祭の目玉イベントの一つ、ステージ発表。 その裏方は、地域に住む中高生たち。 地区委員の大人たちとともに、成城ホールの舞台を知り尽くしたプロの方の力を借りて、出演する18組のステージを共に作り上げています。 中高生スタッフは、出演者のステージにあわせ、舞台の設営、紹介コメントのアナウンス、音楽と照明のコントロールを行います。 今年も大勢の力を結集し、無事にステージ発表を終えることができました。 裏方としての仕事を務め上げた子供たちはとてもたくましく、その瞳には充実感が垣間見えました。 みんなが輝くために自分に何ができるか、真剣に考え、主体的に行動することができた一日でした。 みんなありがとう。辻(真) 会場 今年の会場装飾はいつもとは少し趣向を変えて美女と野獣をテーマに、野獣が苦悩しながらこもる少し怖いお城のイメージ。 黒や紺の薄布を使って雰囲気を盛り上げ、廊下の真ん中には赤いバラを配置しました。 そして、会場のいたるところに現れる、衣装、メイク共に完璧な?美女と野獣と執事に扮した各委員がさらに一層雰囲気を盛り上げます。 前日の装飾準備では、中学生スタッフのみなさんが、野獣が爪で引きちぎったような感じを出すために薄布に大胆にハサミを入れる姿が印象的でした。 簡単にイメージを伝えるだけで意向を汲んで行動できる柔軟な思考と発想には毎回驚かされます。 受動から能動へ。 スタッフの意欲が年々増していくのが感じられる文化祭でした。津浦 インターネットの安心安全な使い方 2000年代にインターネットへの接続サービスが普及し、2008年にはアイフォンが登場するなど、皆さんはまさにインターネット社会に生まれ育ちました。 スマホ、パソコン、ゲーム機と皆さんの周りにはインターネットがあふれています。 娯楽や学習、コミュニケーション手段として、今や日常生活でもインターネットなしの生活は考えられないほどではないでしょうか。 私たちはその恩恵に浴す一方、誤った使い方や不注意によって、小さなトラブルから恐ろしい事件まで、残念ながらたくさん起こっています。 インターネットの知識や利用に関しては、皆さんは私たち大人より進んでいると言えるでしょう。 けれど、インターネットはあくまで手段であり、道具です。 使い手である私たちの理性や判断力といったものが常に問われることなのです。 インターネットの圧倒的な利便性、速さ、広がりを考えると、その使い方や影響力に気をつけなければ、それらを逆手に取られるようなことも起きてしまうのです。 それはインターネットを利用するすべての人に言えることです。永田 平成29年度青少年成城地区委員会の活動内容一覧 5月10日総会、青少年成城地区委員会スタート 5月27日成城レッツの新規メンバー歓送迎会、ホットケーキでおもてなし 6月8日第一回委員研修、成城地区委員同士がお近づきになりましょう。アイスブレイクゲーム、三角で集まれ、第2回地区委員会 6月24日すまっぷ隊、子どもワークショップ、参加人数は子ども25人、内訳は明正小11名千歳小14名で付き添いが29名、スタッフは21名 7月11日第2回委員研修、地区委員会とは、青少年地区委員の手引きを使って、第3回地区委員会 7月22日野外活動、集まれ自然探検隊、参加人数は子ども43名、内訳は千歳小35名、明正小7名、塚戸小1名、スタッフが41名 7月26日成城レッツ、ゲーム大会 8月23日成城レッツ、カフェ看板作り 8月28日成城レッツ、保育体験 9月13日ミニ研修、こどもとまちについて、講師は成城自治会常任理事で環境部長の石神隆氏、第4回地区委員会 10月7日成城レッツ、成城1、2丁目防災ふれあいデイの避難所カフェ 10月12日第5回地区委員会 11月14日第6回地区委員会 12月3日せいじょう地域文化祭、来場者数3200名、大人スタッフ159名、学生スタッフ77名、ステージ発表、もぎ店、キッズコーナー他 1月17日第7回地区委員会 1月27日成城レッツ、千歳小防災デイの避難所カフェ 2月13日第3回委員研修、インターネットの安心安全な使い方、子供たちをネットの被害者にも加害者にもさせない 講師はイーネットキャラバンの中山健二氏、ソフトバンク株式会社 3月15日平成29年度を振り返って その他各部会ごとのミーティング、事前準備など 共催事業 7月9日さくら児童館ちいきこどもまつりでひもくじコーナー開設 9月30日千歳っ子まつりで割り場鉄砲、芳香剤作りお手伝い 10月21日明正小まつりで無料わかめスープコーナーを開設